[Today's Topics)]
野手補強がなかなか進まない中で、Luis Peralesを放出して、左腕のBennettを獲得。Breslowは目標値の差分基準で動くというより、とにかく積み上げ幅を考えている気がしますね。そこには恐らく決まったコストの中でのプラス幅というコスパ的なところも基準なのではないかと。
これだけ先発候補ばかりになって来たことを考えると、先発+OFで野手を獲りにいくことも考える気はしますが、チームはどうやらJ. Duranの価値を24年の成績を基準として考えているようですね。まぁ個人的にはOFは凄く余剰と思ってないし(吉田をシーズン中盤までにはどうにかできるなら)、安売りしない方針には賛成ですが。
[Recent Transactions]
〇 12/15
Acquired LHP Jake Bennett from Washington for RHP Luis Perales.
レアな投手有望株同士のトレードでLuis PeralesをWASへ放出し、左腕のBennettを獲得。まず有望株としての評価は少しPeralesが上だろう。全体Top 100にやや漏れる程度でBOSのTop 4~5。BennettはWAS傘下でMLB公式の#6だったが、Peralesは#5に入った。上限では100 mphを連発できるPeralesの方が圧倒的だが、フロアーはBennettだろう。
一方で、価値の差し引きという点では、BennettはRule 5の直前で40人枠に入った選手なので、マイナーオプションは3つ丸々残るのに対し、Peralesは来季が最後の1つの消化になるかも(4つ目の対象とも言われているが)。TJから復帰したてで、来季中盤以降にようやくMLBで見られるようになるくらいで、オプション切れのリスクは高い。
再建期のWASにとってはそれでも良いので上限をと言うことだろう。元BOSのPaul Toboniが編成トップに就任したのも恐らくは関係しているだろう。BennettはBreslowの好む長身でエクステンションに優れた投手。速球は最速95 mph程度と平凡で、これをEarlyやTolleのように2 mph程度は伸ばせるならチェンジアップと合わせて先発三番手の可能性。そうでなければ先発四~五番手。
トレード単体としては悪くないとは思うが、Peralesの上限や思い入れだけではなく、チーム事情的にも先発左腕としてはHarrison、Early、Tolle、Drohanと渋滞している中で、いくら先発の方が付加価値があると言っても、昨今リリーフ投手の獲得も相当の痛みを伴うことも多い中で、場合によっては来季にもハイエンドのリリーフになる可能性があったPeralesを出すのもちょっと疑問ではあるが。
☆ This Month's Transactions ~December~
今回のトレードに関してはなんとも言えないんですがどうせプスペクト同士のオレードするなら3Bの選手とトレードできないのかな?
返信削除BOSは現状3Bが1番薄いと思うし
今一度トレード仕掛けるんじゃないですか?これだけ先輩候補を抱えれば幾らでも強気で行けるかと😅
返信削除交渉が成功するかは別ですが…
ちなみに、Tolleあたりは今後もリリーフで使うつもりなんだろうと思ってます。