2025年1月17日金曜日

25' Today's Topics - 1/16

[Today's Topics]

海外FAが解禁に。BOSは予定通り事前合意選手とまとめてここの動きは終了になりそう。OFのH. Rivas以外の上位契約の野手は全員SS(D. Soto、E. Alfonzo、H. Ramos)。一昨年のCespedes、F. Ariasのように当たりになると良いですね。

一方で、Breslow体制に入ってから投手のリクルートが前政権よりもかなり重視に。23年クラス(はChaim Bloom時代ですが)のJ. Valeraに、昨年はD. Reyesがインパクト大で同じクラスにCWSからFajardoを獲得。

そして今季は全体でも名前の挙がるDelzineを$500K、更にC. Corderoという選手も$350Kのボーナスで、92 mphの速球と優れたカーブを持つとか。上背は無いがPeralesのように成長して欲しい。更に来年の26年クラスでは、ブラジルからClaudinho Pereiraという市場トップレベルの評価の右腕と契約予定だそうです。

MLBの方ではまた25年も今のところPO太鼓判、という状況ではありませんが、Top Prospect達との契約延長の噂や期待できそうな有望株の未来を想像すると楽しみは尽きないですね。


[Recent Transactions]

〇 1/15
Acquired C/OF Blake Sabol from San Francisco for international bonus pool space.
Designated RHP Chase Shugart for assignment.

SFをDFAされていたSabolを海外FAのプール$250Kを見返りに獲得。ShugartをDFA。23年にPITからRule 5で引き抜かれて1年控え捕手を務めたが、24年はイマイチ。

HS時代から名前の知れた選手だが、攻守にややパワー不足で流し打ち率の高い反面、あまり引っ張っての長打はない。肩自体は平凡だが、投げるモーションが長く、盗塁阻止もイマイチでブロックも平凡。

一方でフレーミングデータは良く、Kyle Teelの抜けた中で左打ちの捕手なのも合っている。チーム的に需要はないが、OFを務めるUT性も。控え捕手はNarvaezと競わせてという方針なのか?


Signed RHP Robert Stock to a minor league deal.

Stockと契約。以前に一度BOSにいたこともあり、ベテランだが、カレッジ時代は強肩捕手として鳴らした肩は、海外を転々としてきた現在も常時96~98 mphとハイレベル。ちょっとしたことで良いキャリアを送れていた素材だが、もう一花咲かせられるか?


Signed international free agents RHP Christopher Cordero, RHP Sadbiel Delzine, RHP Jesus Martinez, RHP Williams Montero, RHP Leosmar Perez, C Lester Suarez, SS Eliezer Alfonzo, SS Hector Ramos, SS Dorian Soto, IF Louis Andujar, IF Luis Aular, IF Jhorman Bravo, IF Miguel Welch, OF Gustavo Antunez, OF Stiven De La Cruz, OF Geomaikel Martinez, OF Jhonny Osta, OF Harold Rivas, OF Maikol Tovar, OF Krishan Ulacio, and OF Adrian Valdez.

合意が伝えられている25人の内、最大のD. Sotoを含めて21人と正式発表。


This Month's Transactions ~January~

24'-25' Offseason Boston Red Sox -Jan.-

1月です。ここまで野手に関してはほぼ補強ゼロ。若手に希望を託すのか、それとも公約通り財布の紐を緩めるのか(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 1/6
Signed RHP Austin Adams to a minor league contract.

昨年はOAKで投げたブルペンアームとデプス契約。

2025年1月11日土曜日

25' International FA - BOS Signing Information

BOSの海外FA契約情報です。佐々木朗希の動向も注目ではありますが、BOSは$6.2M程度の中位のプールですし、市場Top 10の評価のDorian Sotoを含め$700K以上の契約で4人と事前合意。ここ数年FA契約とCBTの関係から、1月はプールより$1M程度少ない額しか使わないので、実質$2M弱しか予算が無いため佐々木のBOS入りはまず無いでしょうね。太字は契約確定選手(斜字は確定前だが契約予定と見られている選手)。


[25' BOS International FA Signing]

Dorian Soto, SS/3B, Dominican Republic ($1.4M) : MLB #8。優れたメイクアップに加えて、両打席から滑らかなスウィングと既に比較的長身でパワー面でも上位になる可能性が高い。スピードと体格から将来的には3Bあたりへのコンバートが濃厚。(1/15)

2025年1月9日木曜日

25' Today's Topics - 1/8

[Today's Topics]

昨年のフルスロットル事件の再現がごとく、今年も意気揚々とCBTを超える覚悟で95勝チームと言っておきながら、ここまではトレードや単年でブリッジ的な補強に留まるBOS。

一方で未だに右打者補強の芽は捨てていないそうですが、このところ話題の中心になっているのが3BでNolan Arenadoをトレード獲得、もしくは当初の希望だったAlex Bregmanと契約し、玉突きでCasasを放出するかもという噂。

守備の向上と左右バランスの改善は見逃せないものがありますが、明らかに斜陽気味の選手を獲る代わりにCasasを出すとかナンセンス以外の何物でもないですが。。。

まだCrochetを獲る前でそれこそTeelとMontgomeryの代わりにCasasということだったらギリギリわからないではないですが、既に6人も先発抱えてる中でCasasを出してどこを補強するつもりなのか理解しがたい。

もちろん吉田を出してDeversをDHへというのもあるし、Deversの1B守備も未知数なので、話的にはわかるが、DFAしても変わらないような見返りだろうし、正直パッとしない。1B控え兼DHのプラトーン役で半レギュラー格を獲って、あとは有望株の成長に託すのがベストかと。

2025年1月1日水曜日

25' BOS My Top 50 Prospect Ranking

皆様明けましておめでとうございます。長い有望株ウォッチ人生でも最強のTop 5が完成した直後、Kyle Teel、Braden Montgomeryの放出がありましたが、残された3人には是非、25年のPO進出の原動力になって欲しいですね。本年もよろしくお願いいたします。

*26歳以下の選手が対象。( )内は昨季のランキング。NRは昨季のTop 50圏外だった選手、Newは今年度からの新加入選手。


[25' BOS My Top 50 Prospects]

1 (3). Roman Anthony, CF : Rank A。大ブレイクとなった昨年に続き、20歳にしてマイナー最上層までを圧倒的なクォリティーの打撃で駆け抜けた。コンタクト、パワー、選球眼に加え、スピード・守備も大きな穴がない。MLBデビュー前の長期契約と開幕からMLBも可能性はゼロではないだろう。

2024年12月30日月曜日

24' Today's Topics - 12/29

[Today's Topics]

このまま年越しを迎えそうですね。皆様、今年も一年、本ブログを盛り上げていただきましてありがとうございました。来年は95勝を目指してくれるらしいので期待しましょう。良いお年をお迎えください。

2024年12月24日火曜日

24' Today's Topics - 12/23

[Today's Topics]

今季のクリスマスプレゼントは心づけ程度になるのか、Buehler加入に向けた40人枠整理も兼ねてMickey Gasperを放出し、左腕のMoranを獲得。

下にも書いたが、先だって獲得したNarvaezはやはりMLB実績が少ないので、彼がAAAスタートの第三捕手になり、控え捕手なのかWongまで出して正捕手なのかはわからないが、ともかくこれから捕手は収支+1枚となるように動くのかと思う。

一方で先発は固まった(はず)で、ブルペンも左腕の顔ぶれは恐らくこれで確定。勝ちパターンのChapmanに、開幕時のセカンドLOOGYはJ. Wilson。マイナーにMoranとPenrodが控え、Murphyも戻って来る。これでBernardinoは次の40人枠からのカット有力。

右は現陣容に、これから正式発表になるはずのAustin AdamesやNRIのFulmer、W. Millsなどでミドルまでの面子は十分。あとは後ろだが、Tanner Scottは無いとして、Chris Martinの再契約か、David Robertson、Kirby Yatesなどのベテランを短期で抑えるか。心情的にはMartinだが、抑えキャラが薄めなのでRobertsonがベストかも。

そこまで行けば投手は完成。あとは右打者だが、中途半端に峠を越えかけた選手をオーバーペイで獲るなら、K. Campbellの台頭やGrissomの復調に期待して、投手力を表に出して戦うべきなのか?Breslowは右打者を獲るといっていたはずではあるが。

1BかC-OFが自然なものの、どこまで根拠のある話かは不明だが、ATLのSean Murphyをトレードで狙っているという話もあり、Wongを控え兼1Bで使えるので、動き方的に可能性は否定できないものの、ATLが出すメリットも無いし、BOSの出せそうなMLBの若手的にもあまりトレードのマッチはしていないようには思うが。