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POが進む中、BOSは投手コーチのDave Bushを解雇するなど、一足先に来季に向けて準備を開始しています。
投手の強化が命題なのはそれとして、MLBTRを見ていて、TEXからオフにFA予定のMitch Garverが取り上げられていたので、ちょっと野手補強の妄想などを。
Garverはケガの多い選手で、今季はDHで多くプレーし、それでも87ゲームに留まっていますが、それなりに継続的に試合に出られている年は昨年を除き、率ベースでは良い打撃を見せている。
J. Turnerが恐らくFAになるとして、まずオフェンス面では穴埋めになり得る可能性がある。まぁ今季からは下振れする可能性があるし、これまでの最高でも400打席行ってないので、通年で活躍できない可能性も高いですが。
守備面で言うと、DHは勿論選択肢になるが、吉田がそれなりにDHでも出るとしても、Casasの控えの右打ち1Bでも起用可能だろう。
また契約年数次第では慎重にならざるを得ないが、本来のポジションである捕手としてもフィット感がある。McGuireの貢献度には懸念があるし、Wongに関しても完全に独り立ちしたと言い切れる段階でもない。
まぁケガが多くて計算しづらい面もあるので、あまり高く契約するような可能性はないだろうが、投手に資金を費やした上で、少し肉付けと思うなら考えてもよいのではないか。
もう一人、こちらは完全に仮定の話になるが、TORからFAになるMatt ChapmanをSSで契約するのはどうだろうか?わずかにSSを守った経験はあるとは言え、基本的には3Bの選手だが、3B守備は素晴らしい評価で、守備範囲はわからないが、肩は問題ないだろう。UriasをNon-tenderし、Storyは2Bへ。
なぜそれを思ったかと言うと、Garverを獲るというシナリオでは、3B控えが薄くなるなと思ったので。Deversを完全にDHにする選択肢は今後もあり得るだろうが、フレキシビリティーを考えると、3Bに置いておきたい部分もある。
一方でDeversが休みやDHになると、Turnerが抜けると大幅戦力ダウンなので、Champmanを獲れれば強化幅が大きい。試合終盤にDeversを下げて、守備型SS控えを投入し、Champmanを3Bへスライドして守備固めも可能。
左偏重気味のオフェンスへの上積みも大きいだろう。あまり30代のそこそこの額のレギュラーをあっちこっちに動かすのはどうかとも思うが、最近はフレキシブルなディフェンスアライメントが流行ってはいるし。
まぁ元々13年ドラフトでGarverは割とお気に入りだったので、ちょっとボヤっと妄想してました。
2023年10月10日火曜日
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16 件のコメント:
ララさんが書いてらっしゃるとおり、Garverは怪我離脱が多すぎっすよ(苦笑)。だからこそ安く済む可能性は高いですが。
また、長打力があって三塁手としての守備力が高く評価されてるChapmanがFAになるわけですから、バックホーム中継で外野方向に走ったり、併殺プレーでランナーと接触しかけたりするSSへのコンバート付きオファーを受けますかね....普通に三塁手としてオファーしてくる球団に行くと思いますよ。プライドが許さないかと。
Storyだって、BOS加入後は毎年、2B転向→SS戻り→2B転向なんて案はさすがに....しかも再々コンバートの理由が、Chapmanの(やったことない)SSへのコンバートってわけですよね(苦笑)。数字はどうあれ、2Bの動きはぎこちなかったですしね。
①TB、TOR、BALが1勝も出来ないまま敗退し、ア・リーグ東地区は7戦全敗。
②アリーグは、HOU以外の地区優勝チームが全て姿を消した。
③ナリーグは、地区優勝したLADが16ゲームも差を付けた同地区相手に3連敗で終了、同じく地区優勝したATLも14ゲームも差を付けた同地区相手に崖っぷちに追い込まれた。
数年前までワイルドカードチームがリーグ制覇することも多く、今回はより顕著に出ましたね。
162試合を戦って地区優勝を勝ち取ったチームが不利に働く現在のプレーオフの仕組みには、明らかに問題があると思います。少なくとも不公平に作用している。
しかし、アリーグ東地区のチームって、いざとなると勝負弱い(苦笑)。厳しい地区を勝ち抜いた達成感で燃え尽きたのか?とさえ感じます。
MIN以外の全球団が負け越した中地区のこともあるし、地区の球団入替もセットで議論すべきかと。
皆さんの意見を踏まえて、24年オーダーの夢想を少し修正してみました(苦笑)。
でも「Verdugo、Duran、Mayerのパッケージ」と「SDのTatis.Jr」のトレード成立が前提です(笑)。
7 吉田
9 Tatis.Jr
DH Devers
5 Chapman
3 Casas
6 Story
8 Abreu
4 Rafaela、Valdez
2 Wong、McGuire
Refsnyder、Reyes
同じスペイン語圏のTatis.Jrが来れば、弟分が出来てDeversもテンションが上がり、ベンチで1人ボーっとしてる感じは減るかもしれません。それこそDH転向も飲むかなと(笑)。
もし、これが実現したら、キーになるのは3年目のStory、2年目の吉田の打撃ですね。二人とも年俸が高いので、来年も打てない(出塁できない)といずれ年俸を半分負担してでも出すかも....ファンもブーイング増えるだろうし、贅沢税の対策もあるので。
吉田は特に、本拠地Fenwayの形状に合わせて、広角に二塁打を量産する打撃を心掛けてほしい。
フェンウェイパークさん
WCチームは終盤の激しい枠争いを勝ち抜いて勢いがあるのか、それとも頭から突っ走るとやっぱり消耗するのかもですね。
Tatisを入れた打線はすごくよく見えますが、個人の好みからするとあまり好きな選手ではないし、SDともあまり取引したくないな~という点がネックです(苦笑)。
まぁMayerがSDでスーパースターになるのもちょっと受け入れがたいですし。SDはBogaertsをいつまでSSで使う予定なんでしょうかね?もちろん貴重なSSの有望株がいて困ることはないでしょうが、ちょっとブロック気味になるのでそれよりはAnthonyとかTeelを欲しがる気もしますが。
せっかく下位に沈みながら大切に育ててきたプロスペクトはポジ的に余ってしょうがないってならない限り出さないでほしいです
特にMayerはうちの愛猫の名前になってるし、RafaelaとTeelは次に猫飼う時の名前の候補なんで出さないで!!笑
ララさんは以前からSDのことはそう書いてますし、自分も基本的にあのGMには似たような思いがありますよ(苦笑)。
ソウシさんの愛猫の名前になってるなら、Mayerは出せないですね(笑)。
しかし、BOSは先発補強とブルペン再編、右打ちの主軸を打てる野手が必要な上に、守備力を向上させる努力が必要だし、「左打ちの野手で溢れている」のは間違いないので、そこは絶対に使わないといけません。もちろんTeelはProtectです。
そこで私の妄想を再度変更します。
Tatis.Jrとのトレードは「Verdugo、Duran、Anthony」の外野手パッケージで(笑)。なんならDalbecも付けて。
(BOSが狙うべき的な報道が出た)Sotoの方が凄いけど、左打ち外野手なんで問題外だし、SDも右打ち野手で溢れているので、そっちを使って再編したいのは間違いないですから。ま、吉田は期待外れという意味も含まれた報道なんでしょうが、自分は来年の彼の奮起に期待しています。適応してくると。
今オフにはNYYが山本とSnellあたりの獲得を狙ってくる可能性もあるので、右の強打者は絶対に2人必要です。暢気に若手成長を待ってるだけじゃ、今の東地区だと、24年も25年も26年も最下位になってしまいかねない。
連投、申し訳ない....
私が現行のプレーオフに問題ありというのは、ワイルドカードチームが勝ち抜いて勢いがつく云々の話では無くて、シーズン終了後、地区優勝チームがプレーオフの戦いが始まるまで随分待たされ、すっかり試合勘が鈍ってしまった状態で地区シリーズに挑む仕組みになっていることが問題と言っているのです。今年は、この問題がより顕著になっている。
16ゲーム差付けた相手に、プレーオフの戦い方を知り尽くしてるBettsが11-Oで終わるなんてありえない。
どう見ても今年最強のATLが、14ゲーム差を付けたはずのチームにこの段階で負けそうなんてありえない。しかも、ナルシズム野郎が主砲を務めてるDDのチームに(苦笑)。
ソウシさん
付けたい名前が多すぎて困るくらい有望株が出て来て欲しいですね(笑)。
SSはStoryがあとどのくらい対応できるか不明だし、Bonaciは素行トラブル。Romeroはケガなんで、やはりMayerは必須かと。
フェンウェイパークさん
少なくとも1人は中軸を打てる右は必要でしょうね。
ただ本質的には右投手が多いので、右に偏るよりは良いはずなんですが、球場が右打者有利なのもあるので難しいところです。
M-IFはそれでも左でも良いと思うんですよね。C-IFもDevers、Casasのバックアップが右ならある程度は足りるし。
DH/OFで少しバランスを戻したい気がしますね。Verdugo、吉田、Duran、Abreuと4人左はちょっとバランス悪い。
日本ファンの感情逆なでを恐れずに書くと、TV放映等の付加価値の除いて純粋に戦力的に見ると、現時点では吉田が少し浮いているとは思いますが、まだ1年目で伸びしろもあるし、契約等を考えてもトレードバイトとしては、DuranかAbreuの方が価値があるでしょうから、これを上手く使って右打者の強化に当てるのは自然だとは思いますが、それぞれまだ伸びしろもあるので、結果失敗トレードになるとダメージが大きくなるし、新トップは思い切れるのかどうか。
NPBのクライマックスシリーズでもそれはよく言われてましたね。
MLB機構が金目当てでPOフォーマットを広げたのが諸悪の根源ですね。選手会も分け前をもらって認めたんでしたっけ?それならそれで自分の首を絞めたとも言える訳ですが、うろ覚えなので間違っているかも。
まぁでも究極のところ、商業だからお金を稼いでいるとも言える訳で、名誉か金かというところに行きつくのかもしれませんね。以前のAL、NL各4チームの戦いもしくはWCゲームは1試合のみの方がバランスは良かったかもですね。
すいません うちの猫事情考えてもらって・・ちなみにMayer君は白のベンガルで最近1歳の誕生日迎えました♪Rafaelaはベンガルのメラニスティックという珍しい毛色の子♂を迎えた時につける名前の予定なのでいつになるかは不明です
Teelはメインクーンの♂ホワイトの子で考えていてまだまだ先の話なんですが・・
FAで山本獲得出来ると仮定した場合もう1人SPと将来有望な投手をトレードで獲得出来ればとは思いますがAbreu、Duran、Anthonyだと やっぱりAnthonyが1番トレード価値高いんですか?Anthonyは自分はまだしっかり見たことないのでなんとも言えないんですが
BOSに関してはPO行ければもっとしっかり勝ち抜けると思うんですが次の監督次第ですかね
プレイオフのフォーマットですが、以前の1day POがあったものが一番面白かったです。
私の記憶が正しければ21年のヤンキースとの試合は今でも忘れられず、ビデオに残してあります。あれほど痛快なものはありませんでした。
正尚に気を使っていただきありがとうごさいます。私は諦めていませんが、来年成績を落とすようであれば金銭負担してトレードしてもいいと思います。
それほど甘いチームでないのは正尚自身も解っているでしょうから。
来シーズンはこんな感じかな
1Bカサス
2Bラフェラ
3Bデバース
SSストーリー
LF吉田
CFダラン
RFベルドゥーゴ
DH新戦力(補強)
マイヤーが使えそうになれば、
DH吉田
2Bストーリー
SSマイヤー
LFダラン
CFラフェラ
でもいいかな。
マイヤーをトレードしてタティスを取るなら、タティスをSSで使う事になるけど、今でも守れるのかな
ソウシさん
メラニスティックって初耳でしたけど、アルビノの黒版みたいなことなんですね。メラニンと同じ語源なんでしょうね。クロヒョウみたいでかっこいいですね!しなやかな黒人の若手有望株の名前を付けたくなるのはわかります。
Trade Valueで見るとAnthonyがダントツでAbreuが意外と低いですね。終盤の活躍でもう少し株は上がっていて、Duranと同じか上くらいと思いますが、それでも上限やスケール感でAnthonyが上でしょうね。オフにそれなりのトレードしようとすると真っ先に狙われると思います。
Bosoxおやじさん
終盤少し調子を落としましたが、決して悪い出来ではなかったと思います。単純にポジションを争う若手がちょうど重なってしまっただけで。
TORもAlejandro KirkとDanny Jansenがいたので、Gabriel Morenoを出してDaulton Varshoを獲りましたが、結果やや微妙。ただそれは結果論であって、トレード当時の状況からは判断自体はおかしくはなかったかと。
個人的には守備はイマイチだし、打撃の穴も一番大きく、リスクは高いですが、スケールの大きいDuranが一番残しておきたいとは思いますが、左打ちOFから誰かをトレードで出して他のポジションを強化するとなった場合、短期的な額面上戦力アップになると思えるなら、来年POを狙う上では正当化されると思います。
1試合のWCは面白かったし、形成不利のNYYを破ったのは楽しかったですね。勢いに乗って、ALCSまで進出してHOUを追い詰めたのですが。
1試合なら間隔もあかないし、WCチームはALDSの形勢を決める最初の2試合にエースを持って来づらくなるので、それなりのハンデがあるのでちょうどよかった気はしますね。
ぽこさん
TatisはRFでVerdugoに次いでMLBで2番目の守備指標だったみたいだし、獲るとしたら基本的にはOFとしてになると思います。
UriasはDFAの可能性がありますが、Rafaelaの2Bはちょっと守備面がもったいない気も。バックアップで使っている内なら2Bで出ることはあるでしょうが。
Rafaelaは個人的にはもう少しマイナーで学ぶことがあると思うけど、選球眼はそんなにすぐに成長しないだろうし、壁に当たるまでMLBでプラトーン気味に使うのもありかとも思いますが。
いつもララさんの深い分析力に裏打ちされた素晴らしい記事を、さらにはご常連方々のBOS愛溢れるコメントを楽しみに拝見しております。
久しぶりに投稿させて頂きます。
なんとなく関連性があるような気がして、各地区の優勝チームの、優勝決定日とその後の勝敗及びプレーオフでの結果を調べてみました。
2023年(10月1日全日程終了)
ブレーブス 地区優勝9月13日 → 優勝後8勝8敗(95得点106失点)→ 10月8~12日 DSで敗退(1-3)
・ドジャース 地区優勝9月16日 優勝後10勝5敗(73得点47失点)→ 10月8~11日 DSで敗退(0-3)
・ツインズ 地区優勝9月22日 → 優勝後5勝3敗(47得点28失点)→ 10月3、4日 WCSで勝利(2-0)
・ブルワーズ 地区優勝9月26日 → 優勝後4勝1敗(20得点15失点)→ 10月3、4日 WCSで敗退(0-2)
・オリオールズ 地区優勝9月28日 → 優勝後1勝2敗(6得点11失点)→ 10月7~10日 DSで敗退(0-3)
・アストロズ 地区優勝10月1日(RS最終戦)→ 10月7~11日 DSで勝利(3-1)
ともに100勝以上しているだけに、当たり前と言えばそうなりますが、ドジャースは優勝が決定してから3週間、ブレーブスに至ってはほぼひと月経ってから、ようやくプレーオフ初戦ですから、集中力を維持させることは如何にも困難であったことでしょう。
また、ブレーブスは優勝決定後の最終的な勝敗こそ五分でしたものの、優勝決定の翌日からいきなり箍が緩んだのか4連敗していましたね。しかも、この間の総失点が43です。
その後の戦績も一見持ち直したかのようですが、8勝のうちの半分はナショナルズが相手ですから少々割り引いて見ないとなりません。
同じように、ドジャースも戦績こそ良いものの、勝利の半分はジャイアンツからですし、ロッキーズ相手ですら2勝2敗という状態です。
どうもどちらとも最後までチームの盛り上がりを欠いたままで終わってしまったように見えてなりませんね。
◆
ちなみに2022年は全日程終了が10月5日で
・ドジャース 地区優勝9月13日 優勝後13勝8敗(79得点67失点)→ 10月11日~15日 DSで敗退(1-3)
・アストロズ 地区優勝9月19日 → 優勝後9勝5敗(61得点44失点)10月11~15日 DSで勝利(3-0)
・ガーディアンズ 地区優勝9月25日 優勝後6勝3敗(39得点33失点)→ 10月7、8日 WCSで勝利(2-0)
・ヤンキース 地区優勝9月27日 → 優勝後4勝4敗(30得点20失点)→ 10月11~18日 DSで勝利(3-2)
・カージナルス 地区優勝9月27日 → 優勝後3勝4敗(34得点31失点)→ 10月7、8日 WCSで敗退(0-2)
・ブレーブス 地区優勝10月4日 優勝後0勝1敗(9得点12失点)→ 10月11日~15日 DSで敗退(1-3)
といった状態でしたので、明確に、という程ではないにしろ、なんとなく、優勝決定の時期及びその後の戦いぶりが、プレーオフでの結果に影響しているような感じはあるのではないかと思います。
以上、駄文を長々と失礼致しました。
来年は山本由伸が投げてくれていると嬉しいです。
黒い猛牛さん
褒めていただくのはありがたいですが、そんなに深くも考えてないですが(汗)。
逆に私がいつも適当に書き流している中で、これだけデータを調べて書き込んでいただくのには頭が下がります!
確かに優勝が決まった後のやや気の抜けた状態と、最後の1ゲームまでもつれることもあるWC枠のチームという差もあるかもですね。そうなるとPOフォーマットだけではない部分も出てきますが。
そういやBOSもWS獲った年はうろ覚えですが、そんなに楽なシーズンでもなかった気もしますね。
Bloom唯一のPOとなった21年もWCからALCS進出、WSまであと一歩でしたもんね。
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