2025年12月24日水曜日

26' Draft Watch - Draft Board 9 (Red Sox Linked Player)

今季のBOS関連の選手です。ニューイングランド出身者やニューイングランドのカレッジでプレーする選手。BOSの過去の指名選手、BOSでプレーした選手との血縁者のまとめ。Bryce HillはローカルボーイのHS右腕としてはTyler Beede以来の気になる選手。


[26' Draft Board (Red Sox Linked Player)]

Bryce Hill, RHP, Greenwich Country Day HS, CT (HS)

Photo from prepbaseballreport.com

B/T: R-R
Height: 6-5
Weight: 210
Commitment: Stanford
Ranking: MLB #82
Projection: 2nd round to 5th round
Connection: Connecticut Native

Comments: ニューイングランドConnecticut州出身。夏にはFenwayでのCape Cod Leagueのワークアウトで素晴らしい投球。優れた身体から最速95~96 mph。少し沈み、まだ伸びる可能性。ハードスライダーがセカンドピッチだが、最近はカーブも投げている。

26' Draft Watch - Draft Board 8 (OF)

OFです。Caden Sorrelはランキング的にも割と気になる選手ではある。


[26' Draft Board (OF)]

Drew Burress, OF, Georgia Tech (Jr.)

Photo from baseballprospectjournal.com

B/T: R-R
Height: 5-9
Weight: 180
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: MLB #5
Projection: Likely Top 10

Comments: かなり小柄な選手だが、カレッジ初年度の最初の8試合で9 HR。ここ2年で44 HRとプラスのパワーの可能性。コンパクトなスウィングは非常に速い。ただ木のバットでの実績があまりなく、プロでそのままHRを量産できるかはまだ何とも。スピードは平均的だが、CFに留まる可能性はある。24年に10捕殺など、肩も非常に強いので、RFでもプレー可能だろう。

2025年12月23日火曜日

25' Today's Topics - 12/22

[Today's Topics)]

さて、下記の通り少し早いクリスマスプレゼントでW. Conrerasを獲得。懸案のC-IFのパワーバットには一応の目途が付いて、あとは2Bか3Bでもう一名か。

Ketel Marteという話は聞こえるものの、ここまで蓄えた投手有望株をかなり削って来たことを考えるとむしろセーブした金銭でBo BichettかAlex Bregman、もしくはEugenio Suarez(岡本和真は1Bが埋まったのでないか?)を獲るべきかとは思うが、やはりオーナーグループは収益とのバランスを気にしつつということなのかなと。


[Recent Transactions]

〇 12/22
Acquired 1B Willson Contreras and cash from St. Louis for RHP Blake Aita, RHP Hunter Dobbins, and RHP Yhoiker Fajardo.

懸案のパワーバットの補強はトレードで、この前S. Grayを獲得したSTLと再度の交渉でW. Contrerasを獲得。見返りはHunter Dobbinsを中核に、若手のYhoiker Fajardo、Blake Aita。

Pete Alonso (BAL)などの選択肢が消えてきた中で、個人的にもContrerasを推してはいたものの、それは再建期に入るSTLのオーナー陣が有望株よりも多く金銭負担を求めているという話だったので、正直この見返りなら半額は持ってもらうべきだろうとは思うが。

ノートレード条項の破棄をする上で、契約内容を少し見直し、26年が$18M、27年が$17Mで、28年が$20Mオプションの$7.5Mバイアウト。STLの負担はたった$8Mで、CBT計算は$17.25Mが加算されるよう。

元々は打撃が売りの捕手だったが、CHCで減退のあと、STLに移って再起。ただ守備は如何ともしがたく、25年から1Bへ。1Bとしては1年の実績だが、守備では上位の数字を残している。

パワーバットではあるものの、捕手が長く、500 ABも行ったことが無いことも関係しているが、30 HRはこれでなし。FenwayではHRを量産というよりはコンスタントに長打を期待してということだろう。

Conterasを推す理由のもう一つは、今回の見直しもあってさらにだが、2年もしくは3年と比較的融通の利く契約で、その間に後継が出て来る可能性はそれなりにあると期待できる点。ただし、Casasも延長しない限りは28年までなので、復活したとしてもややブロックはされているが。

ただこれでCasasを出して吉田をDHというのもせっかくパワーに投資した割にはもう一歩感も。できれば少しCasasをマイナーで見て、吉田を放出の上でDH Casasにできると良いが。

出したものも、丸々6年雇えるDobbinsに、評価を高めている上限の高いFajardo、それにソリッドなAitaまで付けるという。Crawford + 若手二名、もしくはDobbins + Aitaで十分な気はする。この前のGrayのトレードの時にまとめて交渉しておけば少し浮いた気はする。


〇 12/22
Seattle signed OF Rob Refsnyder.

Rob Refsnyderは現役を続けることになりSEAへ。


This Month's Transactions ~December~

2025年12月21日日曜日

26' Draft Watch - Draft Board 7 (M-IF)

2B/SSです。現状MLB公式のTop 4は全員SSということで、豊作な年になりそう。ただドラ1後半の候補はやや薄いかも。Tyler BellはSSになれるなら興味はある。


[26' Draft Board (M-IF)]

Roch Cholowsky, SS, UCLA (Jr.)

Photo from dailybruin.com

B/T: R-R
Height: 6-2
Weight: 195
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: MLB #1
Projection: Consensus #1

Comments: Troy Tulowitski以来のSSの大物と言われ、現状ゆるぎない全体#1の候補。Tuloほど大柄ではないが、言うことのないコンタクトに加え、パワーも60以上の評価を受ける。スピードは飛び抜けていないが、残りの4つのツールは全て上位。どこのチームでも中心となれる才能。

2025年12月19日金曜日

26' Draft Watch - Draft Board 6 (C-IF)

1B/3Bです。好きなタイプではないし、ニーズでドラフトすべきではないかもだが、Ace Reese、Gavin Grahovacは即戦力のパワーと言うニーズには合っているかも。


[26' Draft Board (C-IF)]

Ace Reese, 3B, Mississippi State (Jr.)

Photo from montgomeryadvertiser.com

B/T: L-R
Height: 6-4
Weight: 220
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: MLB #18
Projection: Mid 1st round to Late 1st round

Comments: 初年度はHouston大でプレー。優れた体躯を持ち、30 HRを狙えるパワーヒッター。ややアグレッシブなヒッターだが、ボールの見極め自体は向上している。守備には難ありで、グラブ捌きも拙い。1BかLFに落ち着きそう。

26' Draft Watch - Draft Board 5 (C)

捕手編です。Kyle Teel (CWS)を放出した今年は、Connor Wongの低迷もあり、オフに入って他球団からトレード見返りとして積極的に捕手を獲得。その意味ではVahn Lackeyは気になる選手ではある。


[25' Draft Board (C)]

Vahn Lackey, C, Georgia Tech (Jr.)

Photo from alamy.com

B/T: R-R
Height: 6-2
Weight: 200
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: MLB #12
Projection: Mid 1st round

Comments: HS時代は無名だったが、ソフモアの25年に開花。Matt Wietersや、何と言ってもJason Varitekを輩出した捕手のパワーハウスGeorgia工科大の後輩になるだけに注目したい選手。打席ではやや落ち着きがないが、忍耐強い打者。パワーはあるが、現状ややフラットなスウィングで少し改良すれば20 HRの可能性。非常に運動能力が高く、捕手としては例外的なスピード。動きも良いし、肩も良いので、捕手に留まれる選手。

2025年12月18日木曜日

26' Draft Watch - Draft Board 4 (HS-LHP)

HSのLHPです。絶対数が少ないこともあってか、過去数年はこの時期に上位だった選手が徐々にランキングを下げた印象だが、今季はどうか。


[26' Draft Board (HS-LHP)]

Carson Bolemon, LHP, Southside Christian HS, SC (HS)

Photo from Youtube

B/T: R-L
Height: 6-4
Weight: 210
Commitment: Wake Forest
Ranking: MLB #7
Projection: Early 1st round

Comments: 昨年は40 IP強を投げて1点も取られないという記録。速球は最速96 mph。優れた体格からプレートの両側にきっちり投げ下ろす。二種類のブレイキングボールを投げるがダウナーカーブをスィーパーより好む。キックチェンジも悪くない。スムーズなデリバリーと筋肉の付く余地で上限もまだまだある。

26' Draft Watch - Draft Board 3 (College-LHP)

カレッジのLHPです。昨年はカレッジLHPが非常に強い年でしたが、今季は現状Top 30に誰もいないので一人だけ紹介。


[26' Draft Board (College-LHP)]

Hunter Dietz, LHP, Arkansas (Jr.)

Photo from wholehogsports.com

B/T: R-L
Height: 6-6
Weight: 235
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: MLB #38
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: Florida大のLiam Peterson (Jr.-RHP)とはHSの同級生。肘の骨折で最初の2年ほとんど投げていないが、秋の練習では常時94~97 mph、最速99 mphとスタッフを見せて評価を上げている。スピンが多くカットに動く。プラスのカーブに80 mph後半のカッター。

2025年12月17日水曜日

25' Today's Topics - 12/16

[Today's Topics)]

25年が95%ラストシーズンと言っていたChris Martinがやはり26年も投げると言いだして少し注目してましたが、あっさりTEX行き。まぁ昨年もBOSのより良いオファーを蹴って家族と長く過ごせるTEXを選んだので、TEXが手を挙げないならと言う感じでしたが。

制球の良さは相変わらずで三振も取れる。一昨年もやや精神面のダウンでIL行きなったこともあって、昨年もハイレバレッジでは少し数字が悪かったようですが、Whitlock-Chapmanの8~9回が固まっている状態なら、25年が$5.5Mと安価だったMartinはSlatenあたりとミドル~7回候補として良いかなと思ってました。

ブルペンはここまでで、上記の3人とWeissertがミドル以降で確定。Hicksは契約もあるのでトレードできなければ使うしかないが、まずはモップアップかミドルの下位で考えるしかない。

あとはもう3枚の一枠はミドルで、この前Rule 5からトレードで得たWatsonとオプション持ちのZ. Kellyを争わせるようなイメージが一枠か。Watsonが酷くなければ取りあえずデプスを優先してKellyをマイナーに送るのではないかと。

Hicksがモップアップでないなら、Josh Winckowski、Cooper Crswellと出してしまったこともあり、ロングリリーフが欲しいところ。ただわざわざ獲らなくても、ややもったいないが、Oviedo、Sandoval、Crawfordで少なくとも一枚は余る計算なので、ちょっともったいないが誰かをブルペン待機もあるのか。

最後の一枠は確実に左腕が足りない。J. MoranはいずれはDFAだろう。Steven Matzが良かったがTBへ。FAになっているJustin Wilsonの連れ戻しも検討してはいるようだが。個人的にはSandovalをリリーフで使うのもコスト的にはやや無駄が多いが、現状優先して先発枠を割り当てるだけの実績でも状況でもないので残すなら良いのではないかと。

SP.comの予想ではHarrisonをリリーフで使う形になっているが、それも無しではないか。少なくともTolle、Earlyはリリーフで使うくらいならマイナーで先発させたい。

先発左腕が充実していることを考えると、より格の落ちるDrohanや獲ったばかりのBennettもいずれは可能性はあるが、MLBデビューしていないのでさすがに計算には入らないだろう。Samaniegoも40人枠を埋めた割にはすぐ使える計算が立たず、その辺りが最近の一連のトレードの微妙に満足感を落としている部分ではある。

2025年12月16日火曜日

25' Today's Topics - 12/15

[Today's Topics)]

野手補強がなかなか進まない中で、Luis Peralesを放出して、左腕のBennettを獲得。Breslowは目標値の差分基準で動くというより、とにかく積み上げ幅を考えている気がしますね。そこには恐らく決まったコストの中でのプラス幅というコスパ的なところも基準なのではないかと。

これだけ先発候補ばかりになって来たことを考えると、先発+OFで野手を獲りにいくことも考える気はしますが、チームはどうやらJ. Duranの価値を24年の成績を基準として考えているようですね。まぁ個人的にはOFは凄く余剰と思ってないし(吉田をシーズン中盤までにはどうにかできるなら)、安売りしない方針には賛成ですが。

2025年12月13日土曜日

25' Today's Topics - 12/12

[Today's Topics)]

Pete AlonsoはライバルBALへ。NYMは3年、BOSは3年$85M + $35Mオプションの提示という話もあり、3~4年が妥当という評価の中、5年に吊り上げられたら仕方ないですね。BALもRyan Moutcastle、Coby Mayo、Samuel Basalloがいる中でこの動きは思い切ったな、という感じで、26年はTOR、NYY、BALとかなりキツイ環境に。

さて、BOSはどうなるかですが、またこれも煮詰まった話ではないでしょうが、STLに再接触して、Willson Contrerasについて問い合わせているよう。元は打撃優先の捕手でしたが、守備難もあり、25年は1Bに移り、そこではそれなりの守備に、パワー面を含めて実績十分の打撃。

あと2年+オプションが残っており、STL側はそれなりに支出を抑えられるなら見返りは下げて来るかとは思える。再度捕手に、というのはよっぽどの非常事態以外は無いでしょうが、年数的にもCasasの見極め等を考えても悪くない気はする。

年俸全負担の代わりに、吉田は難しいでしょうが、余剰気味のHicksかSandovalをそのまま引き受けてもらって、あとは少し有望株を付けて獲れると良いかも。

2025年12月10日水曜日

25' Today's Topics - 12/9

[Today's Topics)]

Winter Meeting真っ只中ですが、Kyle Schawaeber、Edwin DiazなどFAは動いたものの、ビッグトレードはまだあまりですね。BOSは噂ばかりは増えて行きますが。HRを計算できる候補の中では、Schwarberが消えて、Pete Alonsoか、あとはミーティングしたらしいEugenio Suarezなのか。

ただHR打者優先となると真のパワーヒッターとは言いづらい、Alex Bregmanと再契約はかなり微妙な気も。そうなるとそもそもBregmanの1シーズンの代償として、30 HRを計算できるRafael Deversを出すことになったのは失策のような気もして来ましたが。

26' Draft Watch - Draft Board 2 (HS-RHP)

HS-RHPです。現状Top 10候補はいない。Top 30の2人はかなり大柄でそれなりに早く戦力になりそうではある。


[26' Draft Board (HS-RHP)]

Coleman Borthwick, RHP/3B, South Walton HS, FL (HS)

Photo from wjhg.com

B/T: R-R
Height: 6-6
Weight: 255
Commitment: Auburn
Ranking: MLB #23
Projection: Late 1st round to 2nd round

Comments: パワーヒッティングのC-IFとしても有望だが、恐らく投手になるだろう。最速は97~98 mph。80 mph中盤のスライダーもスピンの感覚に優れ、アウトピッチになる。チェンジアップは感覚はありそうだが、あまり投げていない。やや体重が重すぎる気はするが、投手に集中すれば整うのかも。

2025年12月8日月曜日

26' Draft Watch - Draft Board 1 (College-RHP)

26年のドラフトランキングが出てきましたのでまずはTop 30をカレッジのRHPから紹介していきます。昨季は一番上で紹介したKyson Witherspoonを指名できましたが、26年もまた投手重視でしょうかね?


[26' Draft Board (College-RHP)]

Cameron Flukey, RHP, Coastal Carolina (Jr.)

Photo from D1baseball.com

B/T: R-R
Height: 6-6
Weight: 210
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: MLB #9
Projection: Early 1st round

Comments: 優れた体格で90 mph中盤の速球を深いイニングまで維持できる。最速は98 mphで利き手側に変化する。縦に大きく変化するカーブがアウトピッチ。スライダーも合わせてスピンへの感覚に優れる。チェンジアップはそれらには劣る。長身だがメカニクスは安定しており、まだ筋肉の強く余地がある。フロアーに加えて上限も魅力。

2025年12月5日金曜日

25' Today's Topics - 12/4

[Today's Topics)]

Oviedoの加入でローテは更に大混戦。Oviedo自体やや実績を欠き、100%ローテ確定とは思わないが、チーム的には先発の候補と考えているようなので、先発はCrochet、S. Gray、Belloが確定。Oviedoが四番手で有力で、その後ろにケガから復帰のCrawfordとSandovalがいる。

更にMLBでもそれなりに実績のあるDobbinsとHarrison、有望株のEarlyとTolle。さすがに贅沢過ぎる感もあるし、ここからトレードで懸案のバットマンを補強する可能性もありそう。

ただ個人的にはこうなるとSandovalはかなり蛇足気味に見える。トレードで出すのは失敗と見られて嫌なのであればそれこそ欠けている左腕リリーフに当てはめても良い気もするが。

吉田、Sandoval、Hicksの内の誰かを半額でも良いので受けてくれる相手がいるなら、FAでの野手補強も捗りそうではあるが。

25'-26' Offseason Boston Red Sox -Dec.-

12月です。先発はS. Gray、Oviedoと獲得してむしろ余剰気味なくらいですが、バットの補強はまだ先が見えないところ(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 12/1
Colorado signed RHP John Brebbia.

John BrebbiaがCOLへ。マイナーシーズン終了後に契約したけど、意味なかった。