2022年2月6日日曜日

Former Sox Prospect Review: Santiago Espinal, IF

今回は、Steve PearceのトレードでTORへ放出後、成長を見せて若手スター揃いのIFで控えとして貴重な駒となっている、Santiago Espinal。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Santiago Espinal (サンティアゴ・エスピナル)
Full Name: Santiago Roman Espinal
Position: 2B/SS/3B/CF/LF/RF
Born: November 13, 1994
Birthplace: Santiago, Dominican Republic
Height: 5-10
Weight: 175
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 10th round, 2016
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $50,000
College: Miami Dade CC South
High School: Lyman HS (FL)
MLB Debut: July 25, 2020 (Toronto)
How Left: Traded to Toronto for Steve Pearce (June 2018)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

ドミニカ出身の小柄な選手で、同国出身選手としては、身体能力は平凡だが、特にナチュラルな動きを見せる守備面で高い評価がある。パワー・スピードは平凡も、コンタクトのセンスは高い。


[Profile]

16' : DSLでプロデビュー。アンダースロットのドラ10指名で、さほど期待されている感じではなく、Stanley Espinalという海外FA出身の選手の方が評価が高かった。

17' : 同期のSSのC.J. Chathamがケガでほとんど出られなかったために、SS中心にLow-A Greenvilleでチーム最多の打席に立った。コンタクト、選球眼、盗塁と、まずまずガンバっている。

18' : High-A SalemでやはりSSで多く出場。65試合で7 HRなど打撃面でも意外な活躍。

18' Jun. : Pearceの見返りでTORへ。

18' : TOR傘下High-A/AAで引き続き好調。

19' : AA/AAAで安定した打撃を披露。パワー面はともかく、優れたコンタクト、出塁能力を見せている。

20' : 短縮シーズンだったが、7月途中にMLBデビューを飾り、IF控えとしてシーズンを戦った。

21' : Vladimir Guerrero, Jr.が1Bに移ったこともあり、Bo Bichette、Cavan Biggioらと合わせて2B/SS/3Bでプレーし、打率.311と好結果。

22' : 2Bで先発機会を大きく伸ばし、特に前半好調でオールスターにも出場。素晴らしい成長を見せている。

23' : レギュラー陣の復帰もあり、またIF控えの役割に戻り、少し数字も落ちたが、控えとしては申し分ないオフェンス。

24' : CINへ。まずまずのオフェンスと多少のOF対応もしながらIFの併用カードとしてプレー。


[Comment]

パワーは平凡ですが、常時出場でない中で、とにかくコンタクトが安定しているのが素晴らしい。IF控えとして理想的な人材ですし、結果論ですが、出したのはちょっともったいなかったですね。

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