2024年8月26日月曜日

Prospect Profile: Jhostynxon Garcia, OF

今回は、今季好調で一気に2クラス昇格し、AAでも良いデビューを飾った、Jhostynxon Garciaくん。一年前は優れたツールを生かせずマイナーで消えていくタイプかと思いましたが、今やMiguel Bleisをアウトパフォーマンスするくらいの成長ぶり。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Jhostynxon Garcia (ジョスティンソン・ガルシア)
Full Name: Jhostynxon Alirio Garcia
Position: CF/RF/LF
Born: December 11, 2002
Birthplace: San Fernando de Apure, Venezuela
Height: 6-0
Weight: 165
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (July 2019)
Signing Bonus: $350,000
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

アスレティックな身体。まだ成長する余地は大きい。まだ粗削り感はあるが、優れたバレリングで長打を放つ。アマチュア時代はスピードも評価されたが、プロ入り後はあまり積極的に走っていない。守備の動きは悪くないが、肩も平均的なのでLF向きか。


[Background]

アマチュア時代はSSだったが、プロ入りと同時に身体能力を生かしてCFへ転向。弟はBOS傘下でプレーするJohanfran Garcia。


[Profile]

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

21' : DSLでプロデビュー。CFのファーストチョイスに、コンタクト、パワーに四球も多く選んでおり、1年目としては満点のデビューと言って良いだろう。

22' : FCLでプレー。LFのレギュラーとして開幕を迎えたが、不調が後半戦はAllan Castroに出番を奪われた。当たれば長打は出ているが。

23' : シーズン途中からBleis離脱に合わせてLow-A Salemに合流し、当初はさっぱり打てなかったが、後半戦はまずまずの打撃。

24' : Low-Aでぐんぐん成績を伸ばし始めると昇格したHigh-A GreenvilleではMiguel Bleis、A. Castroと切磋琢磨の結果か大ブレイク。1年で2クラスとなるAA Portland昇格も勝ち取った。


[Comment]

FCLで少し躓き、COVID-19などもあって、やや昇格が遅れていたが、昨年のRoman Anthony同様、やや打撃不利のLow-Aを超えてからは順調に数字を伸ばしている。Rule 5ドラフトが気になるが楽しみな勢いのある選手。

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