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[Player Data]
Name: Tim Federowicz (ティム・フェデロヴィッチ)
Full Name: Timothy Joseph Federowicz
Positions: C/1B
Born: August 5, 1987
Birthplace: Erie, Pennsylvania
Resides: Apex, North Carolina
Height: 5-10
Weight: 215
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 7th round, 2008
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $150,000
College: North Carolina
High School: Apex HS (NC)
MLB Debut: September 11, 2011 (Los Angeles Dodgers)
How Left: Traded to the Los Angeles Dodgers with Stephen Fife and Juan Rodriguez in a three-way deal in which Boston also sent Chih-Hsien Chiang to Seattle, Los Angeles sent Trayvon Robinson to Seattle, and Seattle sent Erik Bedard and Josh Fields to Boston (July 2011)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube
[Scouting Report]
打撃面に優れたLavarnwayと異なり、守備に優れた捕手。5'11"とやや小柄であることもあり、クイックネスが非常に高い。ブロッキングについてはリファインが必要とも言われるが、捕球スキルや特に肩への評価が高い。地肩の強さに加え、精度、リリースのスピードも素晴らしい。MLBレベルでも平均を上回る守備力を持つようになると言われる。リードへの評価も高く、また捕手としてはまずまず走力も高い。問題はオフェンスがどのレベルに達するかで、コンタクトはまずまずと評価をされるものの、High-A以上でやや苦しんでいる。パワー面は平凡で、多くHRを打つタイプではないが、ギャップに打つ程度のパワーはあるし、まずまずスピードもあるから2Bはそれなりに稼ぐ。ある程度選球眼にも優れたタイプと言われ、BBも少しずつ増やしている。
[Background]
SP.comではNorth Carloina州出身となっているけど、正式には北東部Pennsylvania州出身のよう。名門North Carolina大の正捕手としてプレー。06年にはBAからフレッシュマンのAll-Starに選ばれている。ドラフト前にFenway Parkにて行われたワークアウトにも参加しており、Jason Varitekの後釜に悩むBOSが興味を持っていると言われていました。ドラフト時のランキングはBA #169。Lavarnwayのすぐ後の7巡目で指名。
[Profile]
08' : SS-A Lowellでプロデビュー。 打撃面では平凡なものの10 SBには驚いた。
09' : Lavarnwayと同じくLow-A Greenvilleで開幕。C/DHをLavarnwayと分け合い、やや捕手での出場は多めだった。55 G/226 ABで.345/.393/.562/10 HRとやや早打ち気味なものの素晴らしい打撃成績を残し、All-Starに選出。一足先にHigh-A Salemに昇格。ここまではとても順調で、パワー面でも想像以上に打ったから、期待度を上げたんですが、High-Aでトーンダウン。
10' : STでMLBの捕手陣が驚くほど完成した守備を見せますが、High-A Salemで.253/.324/.371と平凡成績の1年を過ごし評価下落。43 BBと選球眼では少し成長を見せるものの、Lavarnwayに追い抜かれた形。
11' : AA PortlandでやはりLavarnwayとチームメイトに。Lavarnwayが先にAAAに昇格したが、こちらもAVG .277としっかり打っていた。
11' July : 捕手不足のLADは前から彼に目を付けていたそうで、評価の高かったTrayvon Robinsonを出す見返りのセンターピースとしてLADへ。
11' : LADの傘下AAAでPCLの環境もあり、良く打った。8月にMLBデビュー。
12' : A. J. Ellisのブレイクもあり、レギュラーの座を奪えず。
13' : 前半戦はベテランのRamon Hernandezが控えとして優先されたが、後半になりMLB定着。控えとしてはまずまず打てている。
14' : マイナーでは十分に打っているものの、MLBの控え捕手の座をDrew Buteraに奪われ、またもMLBではあまりチャンスをもらえず。オフにBOSがDFAしたLavarnwayをLADがクレームし、チームメイトとして再会できたが、直後に今度は自身がMatt Kemp、Yasmani GrandalのトレードのパッケージでSDへ。
15' : Derek Norrisの存在に加え、シーズン途中からTop ProspectのAustin Hedgesが昇格したことで昇格チャンス無し。AAAでも不振だった。
16' : 元BOS選手好きのTheo Epsteinさんの誘いでCHCへ。Kyle Schwarberのケガもあり、控え捕手としてプレーするも、昇格してきたWilson Contrerasに席を奪われてDFA。
17' : SF傘下のAAAで打撃好調。MLBでもプレーした。
18' : CINとHOU傘下でプレー。トータルでAVG .297と好調。スポットでMLBでもプレー。
19' : CLE-TEXとAAAでの成績はイマイチも、TEXのMLBで控えとして29試合にプレー。それなりのチャンスをもらったので、もう少しアピールしたかったが。
20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。
21' : KC傘下でプレーもMLBでのプレー機会は無し。
[Comment]
平均以上の守備力を持つし、レギュラーになれなくても、控えとして有用な選手にはなれるはず。打撃以外は問題がないので、パワー面はともかく、最低限しっかり当れるようになれば。打撃面のツール的には平凡な選手ですが、もう少し打てるだろうと思うし、来季の巻き返しに期待したいです。
(12年追記)Rule 5ドラフトの兼ね合いもあり、BOSはLavarnwayを残し、彼を出す決断に至った。チームは別れましたが、お互いにMLBでそろそろ本格的に起用が始まりそう。刺激し合って活躍してもらいたいですね。
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