ミッドウィークの試合でWalker Buehler (Jr.-RHP)がようやく復帰。まずは無難な投球を見せました。層はあるとは言え彼がしっかり投げてくれるのとそうでないとではチームの安定感も段違い。ここから乗って行きたいですね。前週の結果はこちら。
[3/6 (@UCLA)] - Box
Dodgertown Classicという4つのチームでのミニトーナメント。悪天候の影響でLos Angelesへの移動が一日遅れるという悪コンディションではありましたが、現在全米#4とされる強豪UCLAに6-0の勝利。Carson Fulmer (Jr.-RHP)が6.1 IP/3 H/0 ER/5 BB/1 HBP/9 K (W)と序盤特に荒れ、スコアほどの完勝ではなかったものの、まずは強豪に勝ったのが大きい。昨年のカレッジワールドシリーズチャンピオンとは言え、ここで勝つことはチームに大きな自信を与えたでしょう。
Fulmerはランナーを残して降板しましたが、Philip Pfeifer (rJr.-LHP)が2.2 IP/2 Kでパーフェクトリリーフ。良い働きをしています。速球も92~93 mphまで出ていたそう。学年的にはジュニアーだけど、年齢的にはシニアーと同じだし、気が早いけどドラ4~6に残るならシニアーサインとして良いんじゃないかな。打線もFulmer同様、15年のドラ1候補のUCLAのエースJames Kaprielian (Jr.-RHP)に多く三振は奪われたものの、Rhett Wiseman (Jr.-RF)の第2号などで攻略。
Dansby Swanson (Jr.-SS)も2 Hに、守備でもスーパープレーがあったようで良い雰囲気です。Swansonは今季SSに戻ったばかりだけど、守備がSSとして十分ならTop 5指名も狙えるかも。他のラインナップでは、Jeren Kendall (Fr.-CF)がこのところ、Nolan Rogers (So.-OF/2B)にレギュラーを奪い返されている他、Tyler Campbell (Jr.-IF)がラインナップに復帰しています。
[3/7 (@Southern California)] - Box
現在カレッジのTop 25圏外ながら、昨日はTCUを破り、現在13勝1敗。来週のランキングではTop 25入りすると見られるUSCとの試合。何度も追いついたものの、最後はBen Bowden (So.-LHP)が被弾して敗戦。John Kilichowski (So.-LHP)、Kyle Wright (Fr.-RHP/IF)とそれなりに力のある選手を送り込んだんですが。
やっぱりシャットダウンクローザーがいないのが辛いですね。Hayden Stone (So.-RHP)には早く調子を戻してもらわないと。Zander Wiel (rJr.-1B)にも当たりが出てきており、打線は悪くない。明日はWalker Buehlerが投げるようですが、ピシャっとした投球に期待したいですね。
[3/8 (vs Texas Christian)] - Box
残念ながら今日も敗戦。昨日は仕方なかったにしろ、ここでの連敗は良くないですね。もちろんTCUも屈指の強豪ではあるのですが。Walker Buehlerが4.0 IP/3 H/1 ER/1 BB/5 K/7-1 GO/AOと復帰二戦目としては十分な投球。速球も96 mphまで出ていたそうで、あとは球数を増やしていくだけ。しかしPhilip Pfeiferが逆転を許した。ただ問題はPfeiferにあるのではなく、2日前にも2.2 IPを投げた彼を5 IPも引っ張らざるを得なかったリリーフ陣にある。Hayden Stoneは不振、Ben Bowdenも昨日はサヨナラ弾を浴びた。
Jordan Sheffield (rFr.-RHP)もここまでの僅差で投げさせるほどの信頼はないのでしょう。明らかにPfeiferに負担が掛かりすぎている。昨年は1年投げていない訳だし、これだけ序盤から酷使すると、疲労やケガという面で不安が大きすぎます。序盤は多少負けてでもStoneやTyler Ferguson (Jr.-RHP)を復調させるために起用したり、Sheffieldを僅差で送り出すことが必要ではないかと。トーナメントは結局1勝2敗。UCLAがまさかの三連敗の一方、USCが全米#1 (Vandy)、#4 (UCLA)、#6 (TCU)を破って三連勝。
[3/10 (vs Quinnipiac)] - Box
今週のカレッジTop 25では各誌でVandyは#1から陥落。今週は#5あたりにランクされています。勝率でいうとVandyよりも良いチームがあったけど、ここまでは一応しっかり勝っていたので#1を保っていましたが、先週は2敗を喫したことで順位が動いた。まぁWalker Buehlerも帰ってきたしここから再び上がっていけばいいでしょう。
今日はSheffieldがカレッジ初先発。TJ明けということもあり、ここまでリリーフでしたが、Tyler Fergusonの不振や、Kyle Wrightがこの前の先発で打たれたこともあり、ここまでブルペンでまずまず投げてきたSheffieldをミッドウィークの先発からまずは起用し始めたようです。結果は6.0 IP/3 H/0 ER/2 BB/3 Kと弱いチーム相手でしたが上々。しばらくはミッドウィークで先発で継続して投げそうです。
野手陣ではRhett Wisemanに第3号。引き続き好調。Minor League Ballで、ドラフト1日目に指名される候補だ、と書かれるなど、評価を上げています。CFでもちょっと機会をもらえると更に株を上げる可能性もあるんですけどね。ここまではRFに固定。何度も書いてますが、HRこそ少ないものの打線はかなり良い状態なんですよね。あとは投手...。
[3/11 (vs Quinnipiac)] - Box
Tyler Fergusonが間を置いて先発したものの、1.0 IP/0 H/0 ER/5 BB/1 K。無失点では終えたものの、四球を出しまくり、2回はアウトを取れずに降板。闇の出口は全く見えてきません。対照的に素晴らしかったのはRyan Johnson (rFr.-LHP)。5.0 IP/9 KパーフェクトでFergusonの尻拭い。Dansby Swansonが3 for 3/1 2B/1 HR (2)/1 BB/1 R/2 RBI/1 SB。今年も二塁打マシーンぶりを発揮しています。
2015年3月7日土曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿