2015年3月11日水曜日

15' Weekly Topics -3/9~3/15

[3/9]

☆ 強豪STLとの試合にも勝利。調子上がってきたかな?投手陣全体が良かったですが、何といってもBarnesが素晴らしい。今日も最速97 mphの速球と、「いつの間にスライダーを覚えたんだ?」と言われるほど鋭い変化を見せるブレイキングボールで2.0 IP/1 H/3 Kの完璧な内容。相手の力の落ちる終盤の登板ではありますが、それでも今すぐセットアップで投げれるという声も。

Farrell監督にしても、「このスタッフが魅力的でないはずはない」と言っており、また前回の登板の時にも「先発ではこれほどの速球のパワーは出せないだろう」と言っており、若干リリーフ起用に魅力を感じ始めているようにも見えますが。ただ「先発として起用する方針に変更は無い」とは言っているし、自分もリリーフ転向には断固反対。

そもそも昨年は前半戦故障もあって苦戦したとは言え、リリーフならこれくらい投げれるのは初めからわかっていた。Barnesは決して2ピッチ投手ではなく、チェンジアップも長足の進歩を遂げているし、何より速球で空振りを奪える先発というのが魅力的。優れた体格とルーズなメカニクスも先発になるに相応しい。ブレイキングボールに進化が見られるなら、No.1とまでは言わないにしろ、十分にNo.2スターターを狙える。

Allen Webster、Rubby De La Rosa、Anthony Ranaudoと複数の先発デプスを出したのもあるし、若手に賭けて失敗するのを恐れて、半分傷物ながら実績のあるBreslow、A. Ogando、R. Ross, Jr.というところをわざわざ獲って来たんだろうと。オフにはまたPorcello、MastersonといったところがFAになるし、絶対に先発で育成すべき。


[3/10]

☆ 予想外に調子良いですね。今日も勝って5連勝。いや額面上は強くて当たり前なんだけど、昨年の後なんでね。取り巻く環境は奇しくも2年前と同じなってきましたが、シーズン開幕後も乗っていけるでしょうか。またST開始時からローテの順番が少し変更になり、Buchholz、Porcello、Masterson、Miley、J. Kelly, Jr.という順になるようです。

今日はMastersonが3.0 IP/4 Kと文句無しの投球。昨年の故障の影響は無さそうです。生え抜きだし、できれば今季しっかりと投げてオフに契約延長してくれると嬉しいですね。打線では昨日スクラッチされたVictorinoがラインナップに戻っています。とは言えやっぱりケガの不安は消えませんね。昨日首脳陣がCraigを出す気は無いと語っていましたが、パフォーマンスはともかく開幕時に普通にOFの数が足りなくて残すしかない、って状況になることもありそう。

しかし他チームでは今季もTJが続々と出ていますね。ダルビッシュ有 (TEX)に続き、Cliff Lee (PHI)も手術を受けるかはわかりませんが靭帯損傷。さらに今季は飛躍の年になるかもとも言われていたTORのMarcus Stromanも今日TJになりそうとの報告が入ってきています。球界全体で投手の球速が上がっていますが、因果関係があるのかわからないけど、TJに相当するケガが増えているのは懸念されるところですね。


[3/11]

☆ 宿敵NYYとの今季初試合は10-6で快勝。まぁWorkmanがAlex Rodriguezに2013年以来となるHRを浴びたのがハイライトになってしまいましたが。前回全く球速が出ていなかったJ. Kelly, Jr.は今日は99 mphを計測したそうですが、本人は腕の状態はそこまでではなく、計測ミスじゃないかとも。

まぁ確かにスタッツ的には三振は奪ったものの3.0 IP/3 H/2 ER/1 BB/4 Kじゃ褒められたものではないですが。相変わらず被弾癖のWorkmanや最後2失点のS. Wrightなど戦力で期待している若手投手がもう一歩。ShawがNYYへ移った左腕のAndrew MillerからHRというのがかなり驚き。自信を深めてくれるといいですね。


[3/12]

☆ 今日も勝利。恐ろしいくらい好調ですね。例年STはあまり調子の上がらないPapiとSandovalにHRが出ています。投手もBuchholzがしっかり無失点。X. Bogaertsがちょっと落ちて来たのが気になるかな。

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