[Today's Topics]
Rule 5ドラフトでNYYからWhitlockをピック。19年にTJを受けた後、今季はマイナーシーズンが無かったこともあり、少し実績不足ということか、プロテクト漏れをしていたが、マイナー下層では先発として実績を残してきたし、18、19年とAAでもまずまず投げている有望株でRule 5ドラフト候補では名前の知れた選手だった。
Seaboldと同じくらいの有望株度、と見ている人もいたけど、大柄で、速球は飛び抜けてはいないものの、しっかりと投げ込める点ではSeaboldよりも少し上だと思うが、コマンドや制球はかなり遅れを取る。正直MLBでいきなり先発を任せるには苦しいレベルだと思うが、オープナー等でも起用することでそれなりに使えればスティールになる可能性もある。
ともかくこれで一応は先発が5枠埋まった形に。Eovaldi、E. Rodriguez、Pivetta、Houck、Whitlock。あとは5月以降に有望株のSeaboldやMataが上がってくるかもしれないのは別として、MazzaやWeberが一応マイナーに控え、夏ごろにはC. Saleが戻って来る。
とは言え、もう1枚は先発がいるでしょう。日本からポスティングの菅野智之やあとは、Jake Odrizziのような中堅どころにも興味という話も出ていますが。特にHouckは今季のイニング数を考えれば、一年間ローテで計算するのは難しいでしょう。Saleが戻ってきたら、一度リリーフに移すことも考えるかもしれない。先発であまりにも良かったら、それはそれで難しい判断になるけど。
とは言え、PivettaやEovaldiもリリーフで使える選手だし、場合によってはSale復帰後に、Eovaldiや新加入の投手をトレードで誰か出しても良い訳で、悩む理由もないと思いますがね。さっさと先発を決めて、Deversを筆頭とした契約延長やリリーフの整備を進めつつ、値崩れすれば、2BやOFの補強に動くのがよいかと。
あとちょっとまたフロント関係の話題ですが、BALからNYMにGMとして引き抜かれたJared Porterは、元々BOSのスカウトで、Daniel Navaとかを発掘した人だそうです。Theo Epsteinの弟子がまた一人ステップアップした形ですね。
更にDave DombrowskiがPHIの編成トップに就任。早速マイナーを根こそぎ出して補強に動くのでは?なんて話も出ています。PHIと言えば、今季ドラフトで目の前でBOSが狙っていたらしいHS-RHPのMick Abelを奪ったチーム。あんまりお互いのニーズがかみ合うと思えないけど、EovaldiやBenintendi、Chavisあたりを欲しがってくれれば夢を見れるのですが。
2020年12月13日日曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
4 件のコメント:
Hunter Renfroeと1年契約したようですね。これで取り敢えずは外野手は埋まった。
問題は先発とブルペン陣ですが.....
フェンウェイパークさん
レギュラー格として取ったのか、若干微妙なコメントに見えますが、控えにしてはコスト高な気もするし、値崩れした選手が出てこなければ、Benintendi、Verdugo、Renfroeという感じになりそうですね。
しかしDDは 2、3年でフィリーズを優勝させてまたナッシュビルに帰るつもりなのでしょうか?
僕自身はハーパーの契約が高すぎて足を引っ張るような気がするんですが?
フィリーズは どっちにしろ勝負に出ましたね。
bosoxさん
まぁDDを招聘するということは、チームとしてもその方向に進みたいと考えてのことだと思いますし、それ以外の道はないと思いますね。
ATLがちょっと経験値は低めですが、若手も多くて、本気モードなので、強いだろうし、NYMも手ごわいと思いますが、WASはちょっと全盛期を過ぎかけだし、MIAも基本底辺チームなので、勝負に出るタイミングではあるかと。
Harperもそのために獲った訳でしょうし。まぁチャンスはあると思います。
コメントを投稿