7月です。Deversと波はありますが、Pivettaが目立つくらいで、あとは取り立てて攻守に飛び抜けたパフォーマンスの選手がいる訳でもないですが、Barnes、Ottavino、J. Taylor、Whitlockを中心にブルペンが強く、接戦を勝ちまくって現在勝率#1。いよいよ折り返しです。(前記事はこちら)。
[Transaction]
〇 7/1
Placed 2B/SS Christian Arroyo in AAA Worcester on a rehab assignment.
Arroyoがリハブ開始。
〇 7/2
Signed international free agents LHP Bryant Nunez and 3B Andy Lugo.
2人の海外FAと契約。
〇 7/4
Signed an international free agent RHP Eybersson Polanco.
海外FAの右腕と契約。
Released OF Moises Castellanos.
DSLのOFをリリース。開幕前のロスター整理かな?他にもリリースされた選手がいるかもですね。
〇 7/5
Optioned 1B/2B Michael Chavis to AAA Wprcester.
Activated 2B/SS Christian Arroyo from the IL.
Arroyoが復帰。Chavisはコンタクトもですが、ボールの見極めが酷い状態。せっかくのチャンスに結果を出せず、厳しい状況です。
Activated RHP Eduard Bazardo from the Worcester IL, recalled him, and placed him on the 60-day IL.
BazardoをMiLのILから一旦復帰させ、MLBの60日ILへ。サービスタイムとサラリーは消費するものの、40人枠を空けることができるので。
〇 7/6
Released LHP Bobby Poyner.
Bobby Poynerをリリース。今季はAAAでもダメだった。
〇 7/8
Optioned C/3B Connor Wong to AAA Worcester.
Plaweckiが復帰するようで、WongはAAAへ。AAAでもあまり打てていなかった割にはMLBデビューは攻守にまずまずの内容だったので、マイナーで調子を維持して欲しい。
〇 7/9
Placed UT Danny Santana on the 10-day IL.
Activated C Kevin Plawecki from the IL.
Recalled 1B/2B Michael Chavis from AAA Worcester.
Plaweckiが復帰。またこの前の試合でケガしていたD. SantanaがILへ入り。Chavisが数日で再度MLBへ。Santanaはもうカットでも良いと思うけど。
〇 7/10
Placed RHP Matt Andriese on the 10-day IL.
Selected RHP Austin Brice from AAA Worcester.
Andrieseがハムストリングを痛めてILへ。Briceを呼んでいます。Briceは今季DFAされていて、Bazardoの60日IL入りで空いたスポットを埋めることに。40人枠内のP. Valdezを呼んだ方が良かったような。
Released RHP Robinson Montero, RHP Beiker Pineda, RHP Irvin Villarroel, IF Wilker Vargas, and OF Jesus Marrero.
DSLから5人の選手をリリース。
Voided the contract of RHP Jesus Lopez.
一旦契約したJesus Lopezとの契約を破棄。
〇 7/11
Signed RHP Matt Barnes to a contract extension through 2023 with a team option for 2024.
シーズン中の延長交渉も可能と、MLB選手の中では割と珍しいスタンスだったBarnesですが、キャリアイヤー真っ最中で、オフにFAに出れば間違いなく好契約を手にできそうなタイミングで驚きの契約延長。
契約ボーナスが$1.75M、22年$7.25M、23年$7.5M、24年がオプションで$8M/$2.25Mバイアウト。今季のレベルが続くなら破格と言える契約です。
アマチュア時代はNYYファンと聞いていましたが、ニューイングランドConnecticut州出身のローカルボーイですし、BOSを気に入ってくれているのでしょうかね。24年まではしっかりクローザーを務めてくれるよう期待しています!
〇 7/15
Placed LHP Chris Sale in FCL on a rehab assignment.
C. Saleがリハブ開始。ブースターとなってくれると期待。
Signed a 2021 draft pick RHP Matt Litwicki.
ドラ10のLitwickiが先陣を切って正式サイン。$100Kほど浮いたよう。
Released OF Luke Bandy.
Luke Bandyをリリース。今季打てていなかった。
〇 7/16
Placed UT Marwin Gonzalez on the 10-day IL.
Selected CF/LF Jarren Duran from AAA Worcester.
M. GonzalezがIL入り。そしてオールスター明けの起爆剤として、DuranがとうとうMLBデビュー。待ってました!昨年からパワー面でも長足の進歩。Jacoby Ellsburyのようなスピードとパワーを備えた次代のリードオフとして暴れまわってください。
Recalled RHP Tanner Houck from AAA Worcester.
Designated RHP Austin Brice for assignment.
HouckもDuranと合わせて昇格。投打の傘下最高の有望株が揃って上がって来るのは嬉しいですね。先発ではなく、まずはロングリリーフを務めるよう。
Placed Danny Santana in AAA Worcester on a rehab assignment.
D. Santanaがリハブ開始。もう切ってしまって良いんだけど。
〇 7/17
Acquired RHP Victor Santos from Philadelphia as the PTBNL in the trade for C.J. Chatham and assigned him to AA Portland.
1月のC.J. ChathamのPHIへのトレードの見返りのPTBNLに右腕のV. Santosを獲得。21歳で既にAAで投げており、年齢の割に高いレベルで結果を残している選手。上背はさほどないが、体格も年齢にしては成熟している一方で、最速93 mph、常時90 mph前後とあまり球威のない選手なところがさほど評価が高くない部分か。使われ方もフルシーズンクラスではスウィングマンに近い。
一方で、制球、スプリットチェンジが非常に良い点が、結果を残している要因だろう。PHI傘下では#30~40くらいの選手で、ほぼ使われなかったChathamの見返りとしては悪くない。恐らくオフにRule 5ドラフト対象の点もあっての指名対象だったのだろうが、特にプロテクションしないといけないほどではないし、取っといて損はないと思う。D. Reyesと同等くらいの選手のイメージ。
Outrighted RHP Austin Brice to AAA Worcester.
Briceがウェーバーを通過してAAAへ。
〇 7/19
Placed IF Christian Arroyo on the 10-day IL.
Activated UT Danny Santana from the IL.
Duranのコールアップに合わせて、急遽昨日1Bで起用されたArroyoが即ケガでIL入り。事前の準備期間は十分だったんですかね?D. Santanaが穴埋めで復帰。
〇 7/22
Placed UT Danny Santana on the 10-day IL.
Recalled LF/1B Franchy Cordero from AAA Worcester.
D. SantanaがまたILへ。この選手のために他の選手を行ったり来たりさせる必要性を感じないのですが。F. Corderoが久しぶりに復帰。マイナーでは好調で、1Bも練習してきましたがどうか。
Signed 2021 draft picks 2B Tyler McDonough and SS Marcelo Mayer.
ドラ1のMayerが契約!今ドラフト最高の選手との評価をされている選手が正式に傘下入り。デビューが楽しみです。ドラフト3日目には合意を伝えられていたドラ3のMcDonoughも合わせて契約発表。
〇 7/23
Placed RHP Hirokazu Sawamura on the 10-day IL.
Recalled RHP Phillips Valdez from AAA Worcester.
D. SantanaがまたILへ。この選手のために他の選手を行ったり来たりさせる必要性を感じないのですが。F. Corderoが久しぶりに復帰。マイナーでは好調で、1Bも練習してきましたがどうか。
〇 7/24
Signed 2021 draft picks RHP Hunter Dobbins, RHP Wyatt Olds, RHP Elmer Rodriguez-Cruz, RHP Christopher Troye, RHP Tyler Uberstine, RHP Jacob Webb, 2B B.J. Vela, 3B Tyler Miller, OF Phillip Sikes, and UT Daniel McElveny and underafted free agents RHP Jhonny Felix and OF Kier Meredith.
ボーナス要求の強くない選手たちとはほぼ全員正式契約。
Signed an international free agent OF Ronny Ramirez.
17歳のOFと契約。
〇 7/25
Released OF Moises Barajas.
DSLの控えOFをリリース。
〇 7/26
Signed an international free agent RHP Yonfi Rodriguez.
n
ドミニカの右腕と契約。
〇 7/27
Placed RHP Hirokazu Sawamura in AAA Worcester on a rehab assignment.
沢村がリハブ開始も今日の試合は雨で順延。
〇 7/28
Appointed C/3B Connor Wong as the 27th man for doubleheader.
DHの27人目枠としてWongをコールアップ。
Signed an international free agent LHP Anddy Flores.
n
ドミニカの右腕と契約。
〇 7/29
Acquired OF Kyle Schwarber from Washington for RHP Aldo Ramirez.
Designated RHP Brandon Workman for assignment.
打線の補強でWASからSchwarberを獲得。見返りはLow-Aの右腕Aldo Ramirez。WorkmanをDFAして枠を空けました。WASがファイヤーセールに入っており、Schwarberもそのトレードチップになるのは確実だった。元々14年のCHCのドラ1。全体#4指名は少し驚きだったが、打力は同クラスでも最上位だった。
カレッジ時代はオフェンス型の捕手でプロでも15年のMLB初年度まではある程度捕手を守っていたが、元々そちらの評価は高くなく、その後は打力を生かすためにほぼLF専門となっている。カレッジ時代はアベレージ、選球眼、パワーの三拍子揃った中軸打者候補として鳴らしたし、今でも良い時はそれに近いが、アベレージ自体はプロで伸び悩んでおり、.250程度がせいぜい。
それもあって、調停でサラリーが高騰した昨オフにCHCがノンテンダー。1年$7M、来季$11.5Mの相互オプションという契約でWASへ。現在ILに入っており、復帰は8月初旬の見込みだが、それに入るまでに猛烈な勢いでHRを量産したため、評価は高止まり状態だった。
金銭授受がないようで、残り$3.5M ?のコストが贅沢税のリミットに引っかかるのかどうか、というのも一つは気になるところだが、右のDalbecの貢献度が高くない打線に左の今日打者を加えたことは戦力面では確実にプラスだろうし、見返りの大きさも含め、オーバーオールで言えば良い動きだとは思う。
22年のオプションがあるとは言え、相互オプションという形で、そもそも相互オプションという形自体、チーム側にはまずメリットが出ないし、今の感度であれば、Schwarber側はまず間違いなく、オフにFAで複数年契約を求めるだろう。今季残りのレンタル扱いになる可能性が高い。
さらに、Dalbecの補完で左打ちの1Bが欲しいところだったが、Schwarberは1B経験がほぼない。一応チームは1BでもSchwarberを使う構想のようだが、実績のないところだし、不自然さは残る。Schwarberも元捕手で体格や捕球は問題ないと思うし、1Bができないことはないとは思うが。
とは言え、1B専属で使う計算はできず、半分以上ナチュラルポジションであるLFで使うなら、Verdugoを負担の大きいCFに持って行く必要があり、DalbecよりもCFで被るVerdugo、Hernandez、Duranが割を食うだけのような気が。
見返りもオフにRule 5ドラフト対象者を大量に抱えている中で、その対象ではなかったA. Ramirezになってしまったのは残念。今後さらに評価を上げる可能性もある反面、今がSell Highになる可能性もなくはないので、妥当な見返りだとは思うが。例えばM. Wilson + Crawford + Feltmanあたりで何とか交渉できなかったものか、とは感じてしまう。
Optioned RHP Tanner Houck to AAA Worcester.
HouckがAAAへ。文句なしのパフォーマンスを見せているのですが、8/4にDHがあり、そこは27人目枠として彼をAAAから呼ぶ形で投げさせられるので、その次の登板をスキップするだけでケガ人等の代役でなくても再度MLBに戻せる形になるよう。フラッグディールで更に誰かを獲得した場合の枠作りとイニング調整等を兼ねての動きかと。
〇 7/30
Acquired RHP Hansel Robles and cash considerations from Minnesota for RHP Alex Scherff.
Designated OF Marcus Wilson for assignment.
MINからRoblesを獲得。見返りは今季リリーフ転向で大きく成長し、傘下のリリーフの有望株ではNo.1を争うくらいだったAlex Scherff。M. WilsonをDFAして枠を確保。Roblesは30歳の速球派。比較的好成績だった、19年はLAAでクローザーを務めたが、制球や安定感がなく、勝ちパターンで計算できる選手という感じではない。
序列的には、沢村とどっこい程度くらいかな。他チームが大がかりな補強に動く中、前半戦からフル回転のブルペンにデプスを加えたい、という意図はわからなくもない。ただC. Saleの復帰後余剰の出てくる先発を考えると、いずれ扱いに困る形になる気もしないではないが。
個人的にScherffはリリーフの中では期待している有望株だったので惜しい気はするが、投手はRule 5ドラフトでプロテクトしないと獲られがちだし、来年上で使える感度ではなく、オフにプロテクトできる位置に入っていないと感じているなら、タダで獲られるよりもトレードチップにするというのは悪くはないと思う。
Acquired LHP Austin Davis from Pittsburgh for 1B/2B Michael Chavis.
Michael ChavisをPITへ放出。見返りは左腕リリーフのA. Davis。AAAAレベルの選手という印象だが、マイナーオプションがあるようで、チームにやや薄い左ということで、デプスとしては悪くない。左腕としては球威があるが、制球等が足りていない。
Chavisは彼をBOSでドラフトした、Ben Cheringtonの下に。ちゃんと見ていないが、確かAdam Frazierをトレードで出して2Bが空いていると思うし、結果を残す必要のあるBOSよりも、残し半年弱、プレッシャー無くプレーできるPITへ移動して環境を変えた方がChavisにとっても良いと思うので、これは小幅ですが、お互いにチーム事情にマッチしたトレードだと思います。
Activated RHP Hirokazu Sawamura from AAA Worcester.
Recalled IF Jonathan Arauz from AAA Worcester.
沢村が復帰。1試合しかリハブしていないけど大丈夫かな?またArauzも数合わせでコールアップ。
Placed UT Marwin Gonzalez in AAA Worcester on a rehab assignment.
M. Gonzalezがリハブ開始。彼よりもAAAで好調のY. Munozを使って欲しいが。
〇 7/31
Placed LHP Darwinzon Hernandez on the 10-day IL.
Activated RHP Hansel Robles and LHP Austin Davis.
Optioned C/3B Connor Wong to AAA Worcester.
D. HernandezがオブリークのケガでIL入り。新加入のリリーフ2人がアクティブロスターに追加されています。WongがAAAへ。Davisの獲得はHernandezのケガをわかって動いたのかな?SchwarberはCOVID-19の感染拡大があったWASから来たので、出場できるのに少し時間が掛かっているのかも?
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