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[Player Data]
Name: Anthony Rizzo (アンソニー・リゾー)
Full Name: Anthony Vincent Rizzo
Positions: 1B/(LHSP)
Born: August 8, 1989
Birthplace: Ft. Lauderdale, Florida
Height: 6-3
Weight: 220
Bats: Left
Throws: Left
Drafted: 6th round, 2007
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $325,000
High School: Stoneman Douglas HS (FL)
MLB Debut: June 9, 2011 (San Diego)
How Left: Traded to San Diego for Adrian Gonzalez (December 2010)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube
[Scouting Report]
高卒ながら、しっかりした体格の1B。その体格から平均以上のパワーポテンシャルを持ち、バットスピードに優れ、年齢の割に素晴らしい選球眼を持つ。肩は平均的だが、サイズに見合わない、両側への動きの素早さを誇り、マイナー全体でもトップクラスの守備力を持つ1Bとして知られている。MLBでもゴールドグラブを獲れる資質がある。年齢が若く、年齢より上のリーグでプレーしているのもあるが、素晴らしいブレイキングボールにはさすがに苦しむ傾向にあり、対左の成績は落ちる。また10年はパワー面で大きく向上したが、1Bというポジションもあり、パワー面がMLBのレギュラーとして文句がないレベルまで到達するかは疑問も持つ人も。
[Background]
高校時代は投手としても有名だった。07年は高校生を多く指名した年だったが、その中でもWill Middlebrooksの次くらいの評価を受けていた。
[Profile]
08' : Low-A Greenvilleスタートで、 やや長打が少ないものの、18歳で.373と驚異的な成績を残し、評価も急上昇中でしたが、5月にHodgkin'sリンパ病(ガンの一種)が発覚、闘病生活に入る。11月に、投薬治療が実りガンを克服し、フィールドへ復帰。
09' : まる1年のブランクにも関わらず、Low-Aで.298/.365/.494を残し、あっさりHigh-A Salemへ昇格。こちらでは長打力を落としたものの、.295/.371/.420としっかり打ち込み、改めて打撃力の高さを示した。また守備力に関しても、多くのスカウトから高い評価を受けるようになり、LarsがAAで不調だったことから、彼に並ぶ評価を受けるようになった。
10' : LarsがAAスタートとなったことから、High-Aでスタート。HRを意識したのか、三振が増え、AVGも.248とやや似つかわしくない成績でしたが、LarsのAAA昇格に合わせ、AA Portlandに昇格。こちらでもやはり、三振と対左面で難を残したが、AAで20 HR、シーズントータルで25 HRと傘下のHR王になり、傘下のOffensive Player of the Yearを受賞。シーズン後半に成績を上げていることもあり、Larsを評価で上回った。
10' Dec. : Casey Kellyらと共に、Adrian GonzalezのトレードでSDへ。
11' : PCLを支配し、MLBデビューを飾るものの、MLBでは打てず。オフにTheo Epstein-Jed Hoyerさんがトップに入ったCHCへ、Andrew Cashnerとの交換でトレード。HoyerさんにはRizzoを3度獲得したことになる。
12' : CHCでMLBに定着。順調に主砲へと成長しつつある。
13' : 出足好調だったが、徐々にAVGが下がった。パワー、選球眼では十分にMLB平均以上の1Bとなっているが、もう少しAVGは上げる必要あり。
14' : 30 HRを達成し、押しも押されぬCHCの主砲に成長。オールスターゲームに出場し、MVP投票でも10位。
15' : AVG/OBP/SLGの全てが前年とほぼ同じ。MLB屈指の安定した主砲に。チームも若手が台頭し、良いムードに。二年連続でオールスターゲームに出場。
16' : いよいよ若手が揃い、船出を切ったCHCで、チームの主砲として開幕から絶好調。 三年連続でオールスターに出場するなど、MLBを代表する強打者に成長している。WS制覇にも貢献。
17' : 序盤から不振のチームに歩調を合わせるように、ややアベレージが上がらなかったが、徐々に成績を戻し、結果的には前年とほぼ同様の好成績。
18' : 序盤の不振が祟り、久しぶりに30 HRを切り、長打率も少し落ちたが、全体的には主軸として十分な打撃。
19' : 飛ぶボールでHR数を伸ばす選手が多い中、27 HRと若干パワー面には物足りなさが残るものの、出塁率が初の4割超えなど、相変わらず安定した成績にまとめた。ゴールドグラブ受賞。
20' : 下り坂のチームに引きずられるように、打率が2割2分台に下降。3年連続でゴールドグラブ受賞。
21' : 以前と比べると物足りない成績も少し復調。夏のトレードでBOSも1Bのアップグレード候補として調査をしていたが、最終的にはそれを宿敵に阻止され、NYYへ。
22' : NYYと再契約し、低打率だが、32 HRに8割を超えるOPSと貢献。
23' : NYYと2年契約。まずまずの打撃もパワーが激減。更にケガで夏以降プレーできず。
24' : OPS 6割台と陰りが。
[Comment]
課題だったパワーが付き始め、あとは上のレベルにしっかりアジャストしていけば、攻守に隙のないレギュラーになると思います。守備もいいし、パワー・コンタクトがどこまで伸びるか。Petco Parkでプレーするのはかわいそうですが、彼ならAdrian Gonzalezクラスになっても不思議じゃないと思います。ガンバって欲しい。
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