2010年11月24日水曜日

MIL and TOR; Shaun Marcum Trade

TORが比較的豊富なスターター陣からエース格のShaun MarcumをMILに放出。見返りはAAのIF Brett Lawrie。Marcumは残り2年。MILはエクステンションを狙うみたい。双方とも目的はクリアで、TORは完全に再建モードではないにせよ、先発の数は比較的豊富だから、出して若手を集めている。MILは弱い先発の補強。Marcumはスタッフは比較的平凡だけど、制球を中心に安定した先発投手に育った。これくらいのポテンシャルの先発をうまく働かせるのはTORの得意とするところ。Roy Halladayが去った後はTORの投手陣のリーダー格だった。ポツポツとケガをしてるし、純粋なエースではないけど、残り2年比較的安めに雇えるという意味ではMILが少しWinだと思う。出したLawrieは完全にブロックされてるわけでもないけど、Rickey Weeksがいるし、消費可能ではある。

TORは過去の例から言うともう少し吹っかけられたんじゃないかと思うけど、Lawrieはカナ ディアンだから、地元の選手を獲得できるならと少し譲歩したんじゃないでしょうか。Lawrieは08年ドラフトの高校生で、20歳そこそこの2BとしてはAAで良く打ってると思うけど、守備面での疑問も大きい選手で、元々ドラフト時は3B/Cとしてドラフトされていた。ただ3BにはMatt Gamelがいて2Bに移ったんだと思う。MLBで2Bとしてはキツく、若いだけに仕方ないけどやや早打ちだから3Bとしてもどうか。両翼が適性とは良く聞いている。2BになれるならJeff Kentのような素晴らしい攻撃的2Bになれるとも言われてはいますが。

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