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[Player Data]
Name: Gabe Speier (ゲーブ・スパイアー)
Full Name: Gabriel James Speier
Position: LHRP/LHSP
Born: April 12, 1995
Birthplace: Santa Barbara, California
Height: 6-0
Weight: 175
Bats: Left
Throws: Left
Drafted: 19th round, 2013
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $200,000
High School: Dos Pueblos HS (CA)
MLB Debut: September 5, 2019 (Kansas City)
How Left: Traded to Detroit with Yoenis Cespedes and Alex Wilson for Rick Porcello (December 2014)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube
[Scouting Report]
最速93~94 mphの速球は、比較的小柄ながら、角度を付けることができている。4球種を操るが、中でもシャープなスライダーは平均以上になり得るボール。ハードカーブもとても良いそう。チェンジアップのフィーリングにも優れ、コマンドに優れ、高校生としては高い投球術を持つ。TJ後はやや球速が落ちており、また深いイニングまで球威を維持するスタミナにも現時点では欠けている。
[Background]
フットボールのスターだった祖父などが通ったUC Santa Barbara大にコミットを持つが、プロになるつもりはあるよう(そこそこ上位で指名されたらの話かもしれないが)。叔父はSFなどでプレーした元メジャーリーガーのChris Speierだそう。ということはJustin Speierの従兄弟?ドラフト時のランキングはBA #265。契約期限が終わってもBOSのオフィシャルがサインになってなかったり、GCLの登録がRHPになってたりと色々間違われていた。
[Profile]
13' : GCLでプロデビューしたが、たった3試合に投げたのみ。戦列離脱後、TJを受けた。
14' : TJから比較的早く戻って来て、GCLで試運転ながらインプレッシブな投球を見せた。シーズンでたった1 BBと、TJ明けにも関わらず制球は抜群。8月はイニングを上回る奪三振率を残した。
14' Dec. : Yoenis CespedesとRick PorcelloのトレードのパッケージでDETへ。
15' : TJ経験者だからか、あっさりリリーフに移されている。まずまず三振が取れているのと、ゴロ率が非常に良い。
16' : Rk~AAの4クラスでリリーフとして投げた。High-A以上では奪三振率が落ちているのが気になるが、ゴロ率が高く、そこそこ投げている。
17' : AAで成績悪化。K/BBが非常に悪く、被打率も高い。
18' : KCに移り、AAで投げるも奪三振率、被安打とイマイチ。
19' : AAで好投し、AAAではやや乱れたものの、嬉しいMLBデビュー。BOSの悪夢の13年組では、Kyle Martin、Carlos Asuaje、Mauricio Dubonに続く4人目。平均で95 mph近い速球は威力があり、三振も取れている。
20' : COVID-19によりマイナーシーズンはキャンセル。MLBでは打たれた。
21' : マイナーではほぼ完ぺきな内容。三振が獲れ、制球も悪くない。MLBでもそこそこ投げており、22年に一本立ちが期待できそう。
22' : MLBでは悪くないものの、マイナーで31試合も投げて14点近い防御率という謎のシーズンに。
23' : 長いマイナー生活を越えて、ようやくSEAでMLBに定着。制球も安定し、素晴らしいシーズンに。
24' : SEAで引き続き投げるも前年と打って変わって不振。
[Comment]
高校生左腕が傘下に増えてきているのはちょっと嬉しい。Owens、Ball、Kukukのような体格とスタッフはないけど、投球術やコマンドにも優れる洗練された選手ということで、彼らとは違ったタイプだし、上手く伸ばせると面白い。
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