2013年6月21日金曜日

Former Sox Prospect Review: Joe Gunkel, RHP

今回は、NCAA D-IIで大活躍した、Joe Gunkel。BAではTop 500圏外だったけど、PGでTop 250に入っていたようなので取り上げることにしました。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Joe Gunkel (ジョー・ガンケル)
Full Name: Joe Dillon Gunkel
Position: RHRP/RHSP
Born: December 30, 1991
Birthplace: Hershey, Pennsylvania
Height: 6-5
Weight: 225
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 18th round, 2013
How Acquired: Draft
Signing Bonus: Not Announced
College: West Chester
High School: Hershey HS (PA)
How Left: Traded to Baltimore for Alejandro De Aza (June 2015)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com
, Youtube

[Scouting Report]

長身で理想的な投手体型。長身ながら、それを生かして上から投げ込むのではなく、Justin Mastersonのような低めのスリークォーターで投げる。速球は89~92 mphがメインで最速は94 mph。利き手側に変化する。コマンドは良い。79~82 mphのスライダーはそのスロットもあり、水平方向に大きく変化する。ややスウィープするようなボールでタイトな変化には欠ける。80~84 mphのチェンジアップは平凡であまり投げない。低めのスロットとレパートリーから、右打者は抑えるが、左打者には弱い。練習への取り組み姿勢も非常に良い。


[Background]

北東部Pennsylvania州出身。12年はDivision IIで上位を争ったチームをリードし、D-IIのMost Outstanding Playerに選ばれた。ドラフト時のランキングはPG #248。


[Profile]

13' : GCLでプロデビューも1試合のみでSS-A Lowellへ昇格。チームのクローザーとして、20 IP/8 H/3 BB/32 Kという圧倒的な投球を見せた。上のクラスで見てみたい投手。

14' : 序盤Low-A Greenvilleでクローザーから少しずつイニングを増やしPiggy-Backを務め、圧倒な被打率と高い奪三振率を記録。しかし、スタッフよりもコマンドによる好成績だったのか、High-A Salemではドミナントな投球は見られず。

15' : High-AのPiggy-Backで開幕し、しっかり投げると、AA Portlandに昇格。初戦は打ち込まれ、被打率も高かったが、少しずつ落ち着いた。

15' Jun. : DFAされていたAlejandro De Azaの見返りでBALへトレード。

15' : BAL移籍後は同じAAで好投している。奪三振率は低めだが、制球と被打率が良い。

16' : BALのAAで4試合投げて、AAAへ昇格。支配力には欠けるが、先発としてしっかり投げている。

17' : LADを4試合で放り出され、MIAへ。ボチボチ投げているが平凡。

18' : MIA-AAAで投げているが、奪三振率が低く、平凡なスウィングマン。

19' : MIA-AAAで先発をメインに投げた。四球は少ないが、三振も少ない。

20'-22' : NPBの阪神タイガースで先発/リリーフとして活躍。

23' : 福岡ソフトバンクホークスへ移籍も不振で二軍生活が長く。

24' : NPBでキャリアを積み、久しぶりにUS復帰にチャレンジしたが、すぐにクビとなり、再度NPBへ。


[Comment]

最近はこういう後ろのラウンドのカレッジ投手がガンバってて、High-Aくらいまでは「おっ」と思わせる投球をするんだけど、やっぱりそれ以上ではなかなか通用しないことも多い。彼もカレッジ投手ながらGCLで投げるみたいだし、過度な期待はできないのかな。

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