2015年6月20日土曜日

15' Vanderbilt Commodores Game Results -6/19~6/25-

カレッジワールドシリーズも大詰めです。シーズン中はもたつきながらも、ここに来て勝負強さが見えてきた。目指すは連覇しかない。Go Vandy !! 前週の結果はこちら


[6/19 (vs Texas Christian, NCAA College World Series, Bracket Two Game6)] - Box
第7シードのTCUに7-1で完勝。2年連続の決勝進出です!もちろん優勝以外は眼中にないだろうけど、これだけの数のチームの中で、またメンバーも毎年変わる中で2年連続でここまで来れたということだけでもとんでもなく素晴らしいことですね。

シーズン中はCarson Fulmer (Jr.-RHP)にエースの座を奪われていたWalker Buehler (Jr.-RHP)ですが、今日は中盤まで常時93 mph前後と文句無し。7点のリードがその倍に感じるとKendall Rogersさんがツィートしてました。6.2 IP/4 H/1 ER/1 BB/8 K。TCUの先発は前回苦しめられたAlex Young (Jr.-LHP)と同じ左腕のTyler Alexander (So.-LHP)。

しかしハイライトにもなったRhett Wiseman (Jr.-RF)の第15号HRなどで3回ノックアウト。Wisemanは首に死球を受けて、赤く腫れ上がりながらも、チームを大きく勝利に近づける一発。とにかくおめでとう。いよいよ泣いても笑っても残すは決勝のみ。十分に休んで臨みましょう!


[6/22 (vs Virginia, NCAA World Series, Final Game1)] - Box
5-1で勝利!連覇へあと1勝です!相手のConnor Jones (So.-RHP)も常時95 mphの速球で素晴らしかったですが、やはりCarson Fulmer。安定感抜群のエースが、7.2 IP/1 H/0 ER/1 BB/8 Kという期待通りのドミナントピッチでチームを勝利に導きました。試合後明らかになったには、どうやら朝熱があってトレーナーには打ち明けたものの、監督やチームメイトには黙っていて欲しいと言ってマウンドに上がったそうです。精神面が凄い投手ですね。

最後Kyle Wright (Fr.-RHP)が1点を許し、さらに1アウト1、2塁と嫌な流れになりかけましたが、フレッシュマンクローザーが2人を締めて勝利。この失点はリージョナルから合わせてブルペンが与えた初めての失点だそうです。今季やや不安定だったブルペンですが、Wrightがクローザーに嵌り、またこの最終局面では起用される選手もかなり絞っていることで安定感が出てきました。明日決めてください!Go Vandy !!


[6/23 (@Virginia, NCAA World Series, Final Game2)] - Box
残念ながら0-3で破れ、ストレートでの連覇は成らず。6回表に、相手の先発Adam Hanseley (Fr.-OF/RHP)を無死1、2塁と攻めたものの、そこで交代したJosh Sborz (Jr.-RHP)から点を奪えなかったのが敗因。Philip Pfeifer (rJr.-LHP)は5.2 IP/8 H/3 R/0 ER/1 BB/6 K。最後は粘り切れなかったけど、十分に試合を作ったと言って良いでしょう。

ここまで来るとどうしても投手戦になるし、先に点を奪えないと負けることもある。切り替えて明日ですね。UVaは恐らく今日投げなかったBrandon Waddell (Jr.-LHP)が中4日で先発。Sborzは控えてはいるでしょうが、それよりもNathan Kirby (Jr.-LHP)をブルペンに待機させるかな?Walker Buehler (Jr.-RHP)に昨日のCarson Fulmerと同様のドミナントピッチで決めてもらいましょう。泣いても笑っても今年最後の1試合。Go Vandy !!


[6/24 (vs Virginia, NCAA World Series, Final Game3)] - Box
2-4で敗戦。残念ながら連覇ならず。第1戦を取った時にはもう勝ったつもりでしたが、最後の最後でわずか1勝が遠かった。Walker Buehlerは3.0 IP/3 H/2 ER/4 BB/3 K。中4日の影響もあったでしょうが、少しスタッフも落ちていたようで、2点のリードを守れませんでした。

とは言え、ほめるべきはUVaでしょうね。Vandyが決して悪い訳ではなかったですが、UVaの執念が勝った。これもベースボールです。総合力で勝るチームが必ず勝つ訳ではない。今年のチームはリリーフの安定感を欠いて、決してレギュラーシーズンは良い出来ではなかったですが、タレントの質では、Vandy史上でも最高でしたし、優勝が成らなかったのは残念。

来年は投打の軸が抜けるし、この場所に戻って来るのは大変でしょうが、目の前で惜しくもすり抜けた優勝の二文字を得るために、よりハングリーになって出直しましょう。今年も一年お疲れ様。プロに行く選手は、これからが本番です、ガンバって!

4 件のコメント:

LADファン さんのコメント...

我がLADのドラ1のWalker Buehlerが見事なピッチングをしたようですね。
2年後くらいにはぜひローテーションに入ってドジャースタジアムのマウンドに
立っている姿が見たいですね。

赤とんぼ さんのコメント...

こんにちは、
最近、勝ったゲームは皆、若手が活躍した試合、高給取り連中(Pedroiaは別)には、若手の鼻クソ、でも煎じて飲ませてやりたい(^^.....あっ失礼!「清く、正しく、美しく」の神戸人としたことが(爆)

ララ さんのコメント...

LADファンさん

Buehlerは素晴らしかったようですね!元々昨夏にCape Cod Leagueで活躍した時は全体Top 5に近い評価を受けていたし、ケガがなければTop 10くらいで指名されていたでしょう。ケガの影響も無さそうだし、良い指名になるかもですね。

変化球のレパートリーも豊富なので、早い昇格も期待できそうですね!

ララ さんのコメント...

赤とんぼさん

自分も神戸人ですが、基本的に口は悪いですよ(笑)。

Betts、Pedroia、Holt、投手ではE. Rodriguezの4人がチームを引っ張り出している感じですね。これでSwihartが打ち始めたら。何で薄給の若手がベテランの尻拭いをさせられるのかわかりませんが、ここでしっかり経験を積み、ベテランが抜け始めることには全員がチームの軸となってくれることを期待したいですね。