Photo from SoxProspect.com
[Player Data]
Name: Andrew Benintendi (アンドリュー・ベニンテンディ)
Full Name: Andrew S. Benintendi
Position: LF/CF/RF
Born: July 6, 1994
Birthplace: Cincinnati, Ohio
Height: 5-10
Weight: 170
Bats: Left
Throws: Left
Drafted: 1st round, 2015; 31st round, 2013 by Cincinnati
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $3,590,400
College: Arkansas
High School: Madeira HS (OH)
MLB Debut: August 2, 2016 (Boston)
How Left: Traded to Kansas City in a three-way deal in which Kansas City send Franchy Cordero to Boston and Khalill Lee to New York Mets, New York Mets send Josh Winchowski to Boston (February 2021)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube
[Scouting Report]
体格はかなり小柄。しかしスウィングは非常に滑らかスピードもある。所謂「スウィートスウィング」。非常に美しくボールを救い上げる。ただスウィングはまだ多少長い。選球眼もしっかりしている。パワー面で開花して評価を上げた選手だが、体格に欠けることから、将来的な伸びしろはやや疑問も。筋力アップも要因とは言われるが、カレッジでは15年にボールが飛びやすいバットに変更になったことはHR激増の要素になったのであろうことは否定できない。BOSも中軸タイプではなく、リードオフと見ているとも。スピードはCFとして十分。盗塁もある程度決められるだろう。守備に関してはスピードがあるため、レンジはCFとして問題ないが、まだ洗練が必要とも。肩は平凡でRFにはあまり適性は無さそう。
[Background]
イタリア系のよう。15年のドラフトでの最大のレイトライザーの一人。ドラフト前年は、さほどパワーを見せておらず無名だったたが、ソフモアでのドラフトイヤーに開花し、20 HR/20 SBを記録するなど、SECと全米の最優秀選手に選ばれるほどの活躍を見せた。ドラフト時のランキングはBA #9/PG #12/MLB #8/MB #14/FG #9と各誌でTop 10前後。Mark Kotsayと比較されていた。
[Profile]
15' : SS-A Lowellでプロデビュー。デビュー直後はややもたついたものの、それ以降は一気に調子を上げ、SS-Aと昇格したLow-A Greenvilleで打ち込んでいる。木のバットになっても、パワーを存分に発揮し、198打席で11 HRと1年目としては申し分ない適応を見せた。
16' : 開幕からHigh-A Salemを圧倒すると、AA Portland昇格直後はやや不振だったが、すぐに成績を引き上げた。Futures Gameに出場。フラッグディールは多くのチームから要求されたが、フロン トは放出を断固拒否。LFの練習を始めると、デッドラインが過ぎた8月にはドラフトから1年強というスピードでMLB昇格。そのMLBでも足首のケガは あったものの、文句無しの打撃を披露しており、LFのレギュラーを掴みかけている。
17' : 開幕から3番を任されるなど、既にチームの中心扱いに。NYYのAaron Judgeと新人王候補として比較されることも多かった。やや好不調の波はあったが、シーズンを通して、1~4番を打ち、.270のアベレージに20 HRと十分な成績を残した。
18' : Mookie Bettsの後の2番として申し分のない働き。後半戦にややHRが減ったが、守備面も含めて、チームのWS制覇へ大きく貢献した。
19' : あまり良い印象を受けなかったが、Bettsと打順を入れ替え、1番として開幕もやはり低調なスタート。結局打順を元に戻し、 多少良い時期もあったが、全体的に打球に勢いがなく、期待以下でシーズンを終えた。1番をある程度務めた割には盗塁数も半減。2年目のジンクスに近い落ち込みのシーズンとなった。
20' : LF守備などを含め、パワー、スピードなど身体面にキレがなく、開幕から不調。かかとのケガでそのままシーズンエンド。
21' Feb. : KC、NYMとの三角トレードで放出。
21' : KCでの初年度は出足は最悪で、損切は成功かと思われたが、尻上がりに調子を上げ、19年のレベルには戻った。Franchy Corderoは大失敗だったので、KCとしては悪くないトレードに。
22' : KCで好調。夏場にNYYがJoey Galloのアップグレードでトレード獲得。NYYでもまずまずのプレー。
23' : CWSへ。率はまずまずもパワー面で難が。
24' : 19 HRと久しぶりにパワーが蘇ったが、代償にアベレージは2割前半。
[Comment]
現在の上限と見られるところに到達できれば、Mookie Bettsクラスになる可能性はあるけど、パワー・守備共に若干懐疑的に見てはいる。最低限来年はLow-A/High-Aをしっかり打ちこなすくらいの成績を残してくれる必要がある。
(21年追記)マイナー全体の最優秀Prospectに選ばれ、何の障害もなくレギュラーに定着したときには5年は外野の一角は安泰だと思っていましたが。残念な終わり方に。
2 件のコメント:
CFにはベッツがいるのに何故また同じようなタイプがドラ1で必要なのか謎ですね。BOSってパワーよりスピード重視なのか知らないけど、ちょっと目先代えて欲しいわw もっと体格の良いパワー系の野手希望。
>このまま勝つと7月末のフラッグディールで非常に中途半端な位置になりそう
ロイヤルズから続く同地区対決でボロボロに敗れ、オールスター前に白旗と予想していたんですけど、何故かまあまあ勝ってますね(笑)中軸は相変わらず機能してないし、このまま上がってくるとは思えないですが。。。
バックホルツはもしかして最高の売り時かもしれないけど、某GMは絶対出さないだろうし、こんな大事なトレードを今のGMに任せる気にもならない。
勝つのは嬉しいんだけど、中途半端な位置でGM残留は最悪なパターンですねw
natureさん
CFにはMargotもいるし、R. Castilloだって、CFで使ってこそ真価が発揮できるタイプだと思いますし。JBJはやっぱりなかなか上では打てませんが...。
ドラフトではやっぱりニーズよりもポジションに関係なくベストアベイラブルな指名をすべき、とは言われるけど、出場機会の問題もあるし、やっぱり特定のポジションが足りなくなってトレードやFAに頼らなくちゃいけない状況になりうるんだから、ある程度ニーズも考慮して欲しいとは思うのですが。
自分もBAL、TOR戦の6連敗で「終わった」と思ってたんですけど、E. RodriguezのコールアップとBetts、Bogaertsの若手2人の活躍が効いているんですかね?
しかしここからPO圏内を目指すには勝率6割以上で勝ち続けないといけないので、かなり苦しいですよね。先発もBuchholzはいいとして、E. Rodriguezは使い続けるでしょうが、まだ実績不足だし、他に頼れる先発が欲しい。でもPorcelloとMileyは外しようがないから、最後の1人にかなりの大物を連れてこないと6割勝てるローテにならなそう...。
リリーフももう1人は支配的な選手が必要だろうし、大物が揃って奮わない打線もてこ入れとなると...。そこまでつぎこんでペイロールを上げてもPOに届くかは微妙と思うと、果たしてそれをやるべきなのかなと。
これだけのペイロールと補強があって、勝率5割じゃ失格だと思うんですけどね。フラッグディールでそれなりの選手を獲った挙句、PO逸もW83-L81のギリギリ勝ち越しで、執行猶予で残留とかなりそうな予感がして悲しいです。
コメントを投稿