2015年7月24日金曜日

Former Sox Prospect Review: Luis Alexander Basabe, CF

今回は、前回紹介したLuis Alejandro Basabeの双子の兄弟、Luis Alexander Basabe。名前も非常に似ていて紛らわしいですが、現時点では、こちらの方が良い選手になりそうです。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Luis Alexander Basabe (ルイス・アレクサンダー・バサベー)
Full Name: Luis Alexander Basabe
Position: CF/RF/LF
Born: August 26, 1996
Birthplace: El Vigia, Venezuela
Height: 6-0
Weight: 170
Bats: Both
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (August 2012)
Signing Bonus: $450,000
MLB Debut: August 2020 (San Francisco)
How Left: Traded to Chicago White Sox with Victor Diaz, Michael Kopech, and Yoan Moncada for Chris Sale (December 2016)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

Alejandroと同じく、アスレティックな選手。現時点ではコンタクトはまだまだだが、Alejandroより体格で勝り、パワーがある。スピードも平均以上。パワー、スピードのコンビネーションがハイレベルで稀有なツールセットの持ち主。肩、レンジ、守備としっかりしたCFだ。RFも務まるだろう。


[Background]

8月に双子のAlejandroと共に契約。


[Profile]

13' : DSLでAlejandroと共にプロデビュー。一年目は共に期待外れに終わる。

14' : 前年度の不振もあって再びDSLに戻るが、打撃好調で、玉突き人事もあり、Alejandroより一歩先に、シーズン中のUS/GCLへの昇格を勝ち取る。GCLでは最後成績を下げたが、まずまずのプレーを見せた。

15' : SS-A Lowellで、チームダントツの7 HRとパワー面で開花。一方で、三振が多く、コンタクトが思ったように伸びていない。ある程度四球は選んでいる。

16' : Low-A Greenvilleで前半戦は絶不調。元々コンタクトに難のある選手だったが、その不安が的中。双子のAlejandroがむしろ好調で、評価も逆転しかけた。しかしフラッグディールでその双子がARIへトレードされると、発奮したのか覚醒。長打を重ね、最終的 には二桁12 HRを放った。最終盤にHigh-A Salemへ昇格。

16' Dec. : 結局双子の兄弟と同じ年に、違う組織へトレード。

17' : High-Aの環境もあるかもしれないが、持ち前のパワーもあまり発揮できず、不振気味。比較的ボールを見ているし、三振もこの年代なら平均的なので、少しラックを欠いた部分もあるかも。

18' : 前年はHigh-Aで足踏みだったが、それなりに打ってAAへ。全体的にコンタクトに粗さを見せるが、南米出身の選手としては比較的ボールを見るし、パワーもしっかりしている。

19' : AAに適応できず、苦戦中。持ち前のパワーもイマイチ発揮できていない。

20' : Rule 5ドラフト対策でCWSの40人枠に入っていたが、夏に整理気味にSFへ金銭トレード。8月にMLBデビューを飾った。

21' : SF-AAで再度修行もイマイチでMLBへの再昇格はなかった。

22' : CWSに復帰し、AAAで9試合に出場も全く打てずリリース。


[Comment]

このところ海外FAで獲った選手は、CFだけど、将来的にはRFかも、というような選手が多く、AlexanderもCF/RFで併用されている。他にCFでプレーできる選手も多いからというのもあるだろうが、打撃が最大の武器にはならなそうだし、CF守備にも上手く磨きをかけて欲しい。

7 件のコメント:

nature さんのコメント...

>Boston Globeの記者さんの記事

私も昨日これ読んで思う事が山盛りでした。
But there is a fine line between patience and inaction.
そうだよね。。。いつまでも自分の判断が正しかったのか見極められず、ずるずる決断を先のばす。。
好転すると信じで、何もしない。 まあ下手に動いてもまた失敗するだけだけど(笑)

臨機応変にプランBを用意するのは難しい事だとも思うし、それが出来ないから腹が立つというより、プランAからしっくりこないのが問題(笑)そもそもそんなしっかりしたチーム構成に関するビジョンは持ち合わせていないし、ただ目を付ける選手が編成無視で偏っているだけw

クロフォード獲得も強い支持者だったようで、あの契約がなければエプスタイン続投でも良かったと思う今日この頃です。

そもそもHenryオーナーと野球哲学が同じって言うけど、だた30代の選手に長期の契約はするべきじゃないってことだけじゃないの??そんな人いくらでも見つけられるでしょw

Keith Lawさんマイナー評価がえらく高いけど、そんなにいいですかね。確かに下層には楽しみな選手いますけど、上はからっきしダメだし。。Cecchiniまで評価してるなんて、なんだかなぁ。。
個人的にはMoncadaにちょっと疑問符が。。リードオフで盗塁するタイプとして獲ったの?
ハメルズを積極的に交渉していると言われてるけど、もう今期は負けるだけ負けて意図的にドラフト上位ピックを狙う戦略を取るべきだと思います。3位以内希望w

赤とんぼ さんのコメント...

こんばんは、

その記事、私も読みましたよ !
HARD COREなファン(私も?)には、受けますね!(^^:
記者もその辺は?でしょうかね!地元ですし、記者も生活掛かってますし。

今日のBGの記事からの抜粋です。
It’s time to be honest and just admit that this team wasn’t built properly. Not last year. Not this year.

ただ、こんなにブサイクなのにLAAでもHOUでも「LET‘S GO REDSOX!!」の声援が絶えませんでした!! SOXは果報者 REDSOX NATIONです!!

 

赤とんぼ さんのコメント...

さっき終わりました。

若手3人でのサヨナラ勝ち!! 今年3回目のサヨナラ! これって?喜ぶべきですよね!?

オヤスミナサイ(^^ 

ララ さんのコメント...

natureさん

現状で問題があって、それが解決するあてが小さいのなら、動くのがGMの仕事。もちろんあとで結果論でそれを批判されることもあるけど、失敗したら責められてしかるべきの給料と権限を与えられている訳だし、動かず、も一つの選択肢だけど、それで好転しないなら、それも責められてしかるべきだと思っています。

GMの仕事を与えられるだけの人物なら、自分の確固たるチーム強化の信念とビジョンがあってしかるべきだし、それが通じないなら、そもそもGMの仕事なんてやるべきじゃない。毎年のようにそれをコロコロ変えて、結果が出ないなら、この仕事の才能が無いんだと思います。記者さんも書いてるけど、Theoさんの元で育成畑では結果を残していたのだから、そっちに戻って専念して欲しい。

Henryさんの哲学にあっているというか、HenryさんやLucchinoさんがこうしたいとなったら逆らわないだけなんじゃないかと...。

マイナーの評価はどうですかね~、自分はやっぱり思い入れが入ってしまうので、なかなか公平に見れないのですが。ただ昨年まではスター候補は少ないけど、上層に即戦力に近い選手が多い、デプスに強みのある組織だったのが、今季はDevers、Margot、Moncada、Guerra、Espinozaとスターの上限のある選手が出てきましたからね。

Devers、Moncada、Margotなんかは、まだ上層でもプレーが少ない割に、全体でもTop 20近い評価になっているので、それだけ他チームにもなかなかいない上限の高い選手だということでしょうね。自分はLawさんほどではないにしろ、多くのAAAの選手が不調な今でもまだTop 5か、それに少し漏れるくらいの組織だとは見ています。

ララ さんのコメント...

赤とんぼさん

昨日は勝ちましたが、今日はまたダメでしたね。若手3人がガンバっているのは喜ぶべきことですが、残念ながらベテランの中軸選手が完全に足を引っ張っていますね。

Papiもまだこれで終わるとも思えないし、RamirezやSandovalもここまで悪い選手ではないはず。チームの状況が悪いと、どうしてもちくはぐになってしまいそうですが、今年はすっぱり諦めて、若手に賭け、それでベテランが刺激を受けて、来季に向かってまた本来の姿に戻っていって欲しいと思います。

まぁ記者さんはお金かかっているし、多少大げさに刺激的な記事にしているので、話半分で見ないといけないかもしれませんね。

ついつい過激になってしまうのも、それだけチームのことを真剣に考えているからだと思うし、やっぱりBOSファンは熱いなと思います。来年こそはチームにもそれに応える試合を見せて欲しい。

こちらはかなり暑くなりましたが、BOSはまだ過ごしやすいですかね?それではおやすみなさい。

赤とんぼ さんのコメント...

こんにちは、
今、私が居るところも日本とほぼ同じくらいの気温ですが日本ほど湿気が多く無いのが救いですが、やはり「夏は熱い!!」です(^^
 
私も現GMはただの「YESMAN」何のためのGM?  クロフォードの件は当時まだ前GMの在籍中で結果がどう有れ責任の大半は、前GMに、と同時に近々空席になるであろうGM席へのふせんでは無いかと?
少し強めの発言はオーナーたちに、それなりのアピールになったと思います。もしそうだとしたら、こんな美味しい話はないですよね。考え過ぎかな(^^:

ララ さんのコメント...

赤とんぼさん

北東部の冬は寒そうですが、夏はやっぱり暑いのですね。でも湿度が低いのは羨ましい!

GMに、というのはNick Cafardoさんのことですか?どういう人がGMの候補になるかはわからないけど、大抵はフロントで働いている人の昇格人事か、どこかのGM、元GMを連れてくるか、という感じが多いのかな?

今のオーナーはLucchinoさんに全幅の信頼を寄せているんですかね?そうなら、やっぱりLucchinoさんの言うことをある程度聞き入れる人が候補になるでしょうが...。