もうすぐカレッジベースボールがスタート。最近のリクルートの強さも含め、プレシーズンのランキングでは各誌で#1か#2となっているようですが、昨年は成熟度を欠いたチームだっただけに、どの程度成長しているでしょうかね。
[Pitchers]
Austin Becker, RHRP, Fr.
Tyler Brown, RHRP, So.
Jake Eder, LHRP, So.
Drake Fellows, RHSP, Jr.
Hugh Fisher, LHRP, So.
A.J. Franklin, LHRP, rJr.
Jackson Gillis, LHRP, Jr.
Joe Gobillot, LHRP, rFr.
Mason Hickman, RHRP/SP, So.
Chance Huff, RHSP/RP, Fr.
Erik Kaiser, RHSP, So.
Zach King, LHRP/SP, Jr.
Luke Murphy, RHP, Fr.
Patrick Raby, RHSP, Sr.
Kumar Rocker, RHSP/RP, Fr.
Michael Sandborn, LHP, rSo.
Ethan Smith, RHRP, Fr.
Makenzie Stills, RHP, Fr.
Justin Willis, RHP, So.
昨年から抜けたのは、Chandler Day、Reid Schaller、Maddux Conger、Justin Wilsonの4人がプロへ。シニアーだった、Paxton Stoverが卒業。そして昨季フレッシュマンだった、Aaron Brown、David Batesがトランスファーなのか、ロスターからいなくなってます。
Patrick Raby (Sr.-RHP)などがドラフトされず、例年と違って、先発が抜けなかったのは戦力的には良いですが、昨季終盤に勝ちパターンを務めた、DayとSchallerの速球派2人が抜けたのは痛いですね。ただでさえ、彼らがハマるまではブルペンに苦しんだのに。昨季出場機会の無かった、Batesはともかく、A. Brownはちょっと残念ですが、競争も激しいので仕方ない。
一方、新加入は18年ドラフトのランキングで、MLB #23とHSトップクラスのパワーアームだったKumar Rockerを筆頭に、Austin Becker (Fr.-RHP, #95)、Chance Huff (Fr.-RHP)、Luke Murphy (Fr.-RHP)、Ethan Smith (Fr.-RHP)、Makenzie Stills (Fr.-RHP)と6人。Huffも、MLB Top 200には入っていませんが、他の評価誌では、Beckerとほぼ同じ位置のところも。
上位でドラフトされて、プロ入りした、Ryan Weathers、Ethan Hankinsは勿論、MLB #94と大物だったBrett Hansenがどうやらコミットを解消して、他のカレッジ(JuCo?)に行ってしまったのが残念ですが、今季もRockerなど、大物を加えて、カレッジ全体でもトップクラスの才能のリクルートに成功しています。
先発候補は、まずはエースはDrake Fellows (Jr.-RHP)が有力か。過去2年ローテを務め、やや調子を落とす期間もあったものの、実績は豊富。ドラフト候補のランキングとか見ていると、プロのProspectとしては評価はそこまででは無さそうだけど、カレッジベースボールではエース格として期待したい。
他は調子次第でしょうが、Rabyが復調すれば実績は豊富だし、昨年開幕ローテを務めた、Zach King (Jr.-LHP)も今季こそはローテ定着を目指すはず。同じくジュニアーの左腕のJackson Gillis (Jr.-LHP)も才能は十分。
これに、昨季フレッシュマンで先発を務めた経験のある、Mason Hickman (So.-RHP)、Tyler Brown (So.-RHP)それに、昨季の入学時点では、同クラスでトップの評価だった、Jake Eder (So.-LHP)が有力候補か。同じクラスでは、昨季はあまり投げていないが、Hugh Fisher (So.-LHP)の評価が上がっているよう。
ここにRockerやBeckerが割って入れるようだと面白くなる。ただ、Vandyは近年、Donny Everett (フレッシュマン時に事故で死去)、Day、Ederなど、ドラフトの有力候補だった選手の先発育成にあまり成功しておらず、無理して先発で投げさせるよりも、まずはショートイニングで慣れさせた方が良いかもしれない。
リリーフは、Kingがブルペンで投げないなら、実績のある選手がほとんどいない。Rabyもそれなりにリリーフ経験があるので、彼をクローザーに持って来るのも選択肢としてはアリかも。先発はFellows、Ederを軸に、Gillis、King、Hickman、T. Brown、Fisherで回すのが理想か。
(追記)D1.Baseballでは、先発はFellows、Raby、Hickmanで、Gillisがリリーフエースとの予想。三振取れるGillisがリリーフは悪くないかもですね。
[Fielders]
Philip Clarke, C, So.
Ty Duvall, C, Jr.
Dominic Keegan, C, Fr.
Jayson Gonzalez, 3B, So.
Sterling Hayes, 2B/SS, Fr.
Julian Infante, 1B, Sr.
Tate Kolwyck, 2B, Fr.
Justyn Henry-Malloy, 3B, Fr.
John Malcom, 1B, Fr.
Austin Martin, 3B/2B/1B, So.
Cam McMillan, SS, Fr.
Ethan Paul, SS, Sr.
Harrison Ray, 2B/3B/CF, Jr.
J.J. Bleday, RF, Jr.
Cooper Davis, CF/LF/RF, So.
Pat DeMarco, CF/LF, So.
Kiambu Fentress, CF/LF, rJr.
Walker Grisanti, LF/RF, Sr.
Matt Hogan, LF/RF, Fr.
Stephen Scott, LF/1B/C, Sr.
Isaiah Tomas, CF/RF, Fr.
Connor Kaiser、Alonzo Jonesがプロへ。Ethan Paul (Sr.-2B/SS)もドラフトされたが、戻って来た。昨季、フレッシュマンで出番の少なかった、Garrett Blaylock、Tyler Solomonはロスターから消えている。
進学してきたのは、Isaiah Tomas (Fr.-OF)、Dominic Keegan (Fr.-C/UT)、John Malcom (Fr.-UT)、Justyn Henry-Malloy (Fr.-UT)、Tate Kolwyck (Fr.-IF)、Sterling Hayes (Fr.-IF)、Cam McMillan (Fr.-IF)、Matt Hogan (Fr.-OF)の8人。MLBのTop 200以内の選手はいませんが、Tomasはドラフトもされているし、期待できそうかも。
捕手は近年の中では、良い布陣でしょう。Ty Duvall (Jr.-C)も打撃成績はしっかりしているが、Philip Clarke (So.-C)の評価が高い。ただ昨季はDHでは出場が多かったので、守備面の実力はやや未知数。Stephen Scott (Sr.-C/OF)もアベレージはともかく、出塁、パワーはあるので、今年もDHを捕手陣が務める場面が多くなるかも。
IFは、1BにJulien Infante (Sr.-1B)が残っているので、昨年は不調だったが、彼が本来の力を取り戻してくれることを望みたい。3Bは昨季良いスタートを切りながら失速した、Jayson Gonzalez (So.-3B)の成長が欲しいところ。M-IFは現時点では、経験のあるPaulと、昨季はUTとしてほとんどのポジションでプレーした、Austin Martin (So.-UT)が有力か。
Martinは色々なポジションでプレーできるので、他のポジションとのバランス次第では、他のポジションがメインになるかも。OFはRFのJ.J. Bleday (Jr.-OF)と、CFのPat DeMarco (So.-OF)はほぼ確定だろう。LFはMartinや捕手のScottも含め、色々と併用になる可能性が高い。
主軸になるのは、Bleday、DeMarco、Martinの3人とClarkeを筆頭とする捕手陣だろうか。パワーのある、InfanteとGonzalezの復調が重要。あとは2年目のCooper Davis (So.-OF)や新人の成長に期待。
(追記)D1.Baseballの予想だと、捕手にDuvallで、ClarkeがDHとやはり捕手陣の同時起用が有力のよう。また、ScottもLFでスタメン予想となっています。Martinが2B、SSがPaulで、3BにはGonzalezではなく、Harrison Ray (Jr.-UT)の予想。
2019年2月2日土曜日
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2 件のコメント:
お久しぶりです。
鼻から野球の話題で、なくてごめんなさい 先のMLBのWSと全く同様の、BOSとLAのチームどうしとなった、今年の第53回NFLスーパーボウル、多くの人が点の取り合いを予想でしたが ... 18年間で6回目、最早、BOSTONメジャースポーツフランチャイズは帝国です!!
ところでSOXですが、ブルペン以外は昨年とほぼ同様、Kimbrelが鍵!!
一方で話題だった、HとMも未だにハローワーク‼
数日前の、HOUのオーナーコメントのようにビッグマーケット球団も含めて多くの球団が、過去の馬鹿げた長期契約が数年後はね?を、折込むつもりが、足かせとなっている現状をやっと認識してきたかって感じです。
赤とんぼさん
お久しぶりです、こちらはすっかりオフシーズンですが、USではNFLにNHLにNBAと冬の方が忙しいですね。
色々戦力均衡化を図ろうとしていますが、MLBではここここ2~3シーズンはChicago、Houston、Los Angeles、Bostonと、大都市のチームがWSを争っていますね。やはり地元の熱は優勝には欠かせないと思うし、Bostonのチームはその点では恵まれていますね。
Kimbrelは帰って来なそうですね。仮に$17M程度の年俸で単年契約だとしても、贅沢税75%が追加されて、ほぼ$30Mだし、一人に掛けるコストとしては厳しいとの判断のようです。その他に色々と削っておける場所はあったと思いますが、今となっては...。
しばらくFAも青天井でしたが、それらの契約が数年経ち、やはりコスト的に不利なことが常識となりつつある感じですね。年俸調停等も含めて、少し見直した方が、双方にとって利益があると思いますが、選手は自分の目の前の契約が全てでしょうから。
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