1月です。目的を達成するためには、やらないといけないことははっきりとしているのですが、遅々として進まず。じっくりと待つつもりだったのか、単純に交渉が上手く行っていないのか。そろそろやきもきしてきましたね(前記事はこちら)。
[Transaction]
〇 1/2
Signed C Kevin Plawecki to a one-year deal.
Designated 1B/OF Sam Travis for assignment.
CLEをノンテンダーされてFAになっていたPlaweckiと契約。単年契約の$900Kですが、調停期間のまだ残る選手で、保有期間は22年まではある。NYMの12年のドラ1で、ドラフト前に急激に評価を上げ、ドラ1に食い込み、マイナー時代も有望株として順調に育ったが、MLBでは控え捕手の域を出ていない。
NYMではボチボチの控えという感じでしたが、昨年は打撃は控えとしても厳しいレベル。ただ守備はフレーミングを筆頭に高評価。昨季のSandy Leonの打撃を考えれば、全く打てなくても下がり幅がないし、守備も良いなら、最低限年俸を削ったLeonとして考えれば良い。良いとも思わないですが、C. Vazquezが昨年かわずかに下回る程度貢献してくれるなら許容か。
一方控え1B候補だったTravisをDFA。Chavisはやはり1Bで使うようですが、それでも1Bタイプの控えがいないことに。Arauzをできるだけ使いたい意向なのか?WeberやMazzaなんかをロスターに置いておくよりは、とも思うけどオプション切れだし、マイナーに送れる可能性があるなら早い内にそうしておいた方が、開幕直前でクレームされるよりは計算が立てやすいかも。
RHP Austin Maddox, LHP Gregorio Reyes, 2B Daniel Bakst, and OF Luke Tendler retired.
Released 1B Kleiber Rodriguez.
5人の選手が引退かリリース。最大はやはりAustin Maddox。17年の終盤からPOに掛けて印象的な投球を見せ、BarnesやHembreeらと共に生え抜きとしてブルペンを支えてくれる選手になると思っていたのに残念です。咋秋にマイナー契約で再契約したけど、結局はケガが良くならなかったよう。
あとは2BのDaniel Bakstも残念。HS時代から有名な選手で、Stanford大でジュニアーイヤーをプレーしなかったったため、下位で上手く引き抜けて、デビューも良かったのですが。どうやらベースボール以外にやりたいことがあるよう。
〇 1/3
Colorado signed IF Chris Owings.
Chris OwingsがCOLとサイン。MLBではさっぱりでしたが、マイナーでは結果が出ているのでひょっとしたらというところか。
〇 1/4
Signed RHP Trevor Hildenberger to a minor league deal.
右腕のHildenbergerとマイナー契約。17、18年とMINのブルペンでボチボチ投げていたが、スタッフ的には平凡。
〇 1/8
St. Louis signed C Oscar Hernandez.
2年間AAAの捕手デプスを務めた、O. HernandezがSTLへ。
〇 1/9
Outrighted 1B/OF Sam Travis to AAA Pawtucket.
Travisがウェーバーを通過してAAAへ。嬉しいような悲しいような。
〇 1/10
Signed RHP Matt Barnes, RHP Heath Hembree, RHP Brandon Workman, CF Jackie Bradley, Jr., and RF Mookie Betts to a one-year deals.
調定額の交換期日にM. Bettsの$27Mを筆頭に5人と調停回避。E. Rodriguezとは折り合えずに互いの額を交換しています。
Acquired RHP Austin Brice from Miami for IF Angeudis Santos.
Designated IF Marco Hernandez for assignment.
MIAがDFAしていたBriceをトレード獲得。見返りはDSLのIFのAngeudis Santos。40人枠の問題でM. HernandezをDFA。今オフはノンテンダー後、再契約したものの、またDFAと落ち着かないHernandezですが、一応クレームされないなら、見返りのSantosは今のところ無視できそうな見返りなので悪くない動き。
Briceは27歳。MLBで稼働するなら来オフが初調停である程度保有期間があり、速球は平均93~94 mphでカーブと合わせて、まずまず三振が奪える、と飛び抜けてはいないけど、まずまずのブルペンになれそうな可能性はあり、ロスター枠が26人になることと、オープナーを併用する可能性を考えれば、コストの安いブルペンアームは層が欲しかったので。
Colorado signed RHP Anyelo Gomez.
MiLFAになったAnyelo GomezがCOL行き。
〇 1/15
Acquired LHP Jeffrey Springs from Texas for 1B/OF Sam Travis.
Designated LHP Bobby Poyner for assignment.
TEXがDFAしていた左腕のSpringsをトレードで獲得。Sam Travisを見返りに放出し、同じ左腕のPoynerをDFAしています。Springsは90~92
mph程度の速球にブレイキングボール。三振はそれなりに獲れるが制球を含め、MLBでは通用していない、とどこにでもいそうなリリーフ。
これは正直微妙な動きに見える。MLBで何の実績もなく、DFAされた選手の見返りに、層が薄目の1Bのデプスで、ウェーバーを通過させてマイナーに置けた選手を出し、更に大して変わらない実績の同じ左腕をDFA。普通にウェーバーでクレームできたかもしれないレベルに見える。
案の定、SP.comでは、ここまでの動きがイマイチなBloomの手腕を批判するコメントばかり。リリーフを厚くするのは個人的には良いと思うのですが、いくらコストが安いとは言え、中途半端なレベルの選手が40人枠を占め過ぎているような。
〇 1/16
Outrighted IF Marco Hernandez to AAA Pawtucket.
M. Hernandezがウェーバーを通過してAAAへ。
〇 1/17
Acquired LHP Matt Hall from Detroit for C Jhon Nunez.
Designated Travis Lakins for assignment.
またも他チームをDFAされたリリーフアームに手を出し、今回は昨年秋にMiLFAになったものの再契約した捕手のJhon Nunezを見返りに出し、更にLakinsをDFA。またも微妙なAAAAレベルに見えるリリーフを見返りを出し、40人枠を割いて獲得。
正直微妙に見える動きではあります。何より、Lakinsより先に切るべき選手が何人もいるような。H.
VelazquezとかWeberとかOsichとかMazzaとか。またNunezも層の薄い傘下ではバックアップ捕手にはなれるかも、と多少の注目度のある選手だった。わざわざマイナー契約を結んだのに簡単に放り出して良いのかな。
〇 1/21
Traded RHP Travis Lakins to Chicago Cubs for a PTBNL or cash considerations.
DFAされていたTravis
LakinsをCHCがクレームしたのか、マイナーに送ることはできずトレード。オプションも2つあるし、MLBでもボチボチのミドルリリーフになれる片鱗は見せたので取られないと思う方がどうかと。見返りも期待できるはずもないし、ただ獲られただけになるでしょう。
Outrighted LHP Bobby Poyner to AAA Pawtucket.
PoynerはクレームされずにAAAへ。
〇 1/22
Re-signed C Juan Centeno to a minor league deal.
MiLFAになったCentenoと再契約。Jhon Nunezをトレード出したので、その穴埋めなんでしょう。
New York Mets signed RHP Erasmo Ramirez.
Erasmo RamirezがNYMへ。
〇 1/28
Re-signed 1B Mitch Moreland to a one-year deal.
Designated RHP Denyi Reyes for assignment.
Morelandと1年$2.5M+オプションで再契約。オプションは$3Mで、$500Kのバイアウト。額的なところと、1Bに対応した選手がChavisだけで、そのChavisと併用できるという部分で、そしてペイロールから考えると、動ける範囲内では妥当な動きか。
その反面、大崎なところを動かすのか、そうでないのか、中途半端な姿勢でズルズル来てしまったせい、という印象も受ける。確かにそれほど市場が盛り上がらず、思ったような話が無かったのかもしれないが、じっくり構えて、見に回った結果、売り先が無くなったような。D. ReyesをDFA。
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