2020年8月23日日曜日

20' Midseason Prospect Ranking -Starter-

20年シーズン中間時点でのBOSのMy Prospect Rankingです。中間地点と言っても今季はマイナーシーズンがないため(MLBデビューしたHart以外は、クラスも昨年終了時のものになっています)、昨オフから大きな変動はありませんが、60人枠に入っているMata、Groome、Houckあたりは良い話も聞こえて来ており、久しぶりに組織として充実し始めている感じ。


[20' Midseason Starter Ranking]

Four-Star Prospect

1 (1). Bryan Mata. RHSP, AA : 〇球威、若さ/×制球

Three-Star Prospect

2 (5). Noah Song, RHSP, SS-A : 〇球威、完成度/×兵役

3 (4). Jay Groome, LHSP, SS-A : 〇球威、カーブ/×健康

4 (2). Tanner Houck, RHSP/RP, AAA : 〇球威、スライダー/×制球、先発適性

Two-Star Prospect

5 (6). Thad Ward, RHSP, High-A : 〇球威、完成度/×上層での実績

6 (New). Chih-Jung Liu, RHSP, YTD : 〇球威/×健康、先発適性

One-Star Prospect

7 (New). Connor Seabold, RHSP, AA : 〇制球、チェンジアップ/×球威、上限

8 (New). Shane Drohan, LHSP, YTD : 〇上限/×実績

9 (8). Ryan Zeferjhan, RHSP, SS-A : 〇球威/×先発適性

10 (NR). Chris Murphy, LHSP, SS-A : 〇完成度、カーブ/×上層での実績


Others : Kutter Crawford (RHSP, AA), Kyle Hart (LHSP, MLB), Denyi Reyes (RHSP, AA), Bryan Bello (RHSP, Low-A), Brock Bell (RHSP, GCL), Daniel McGrath (LHSP/RP, AAA), Aldo Ramirez (RHSP, SS-A), Chase Shugart (RHSP, Low-A), Jeremy Wu-Yelland (LHSP, YTD), Luis Perales (RHSP, YTD), Wilkelman Gonzalez (RHSP, DSL), Nathanael Cruz (RHSP, YTD)


Left from Ranking : Darwinzon Hernandez (Graduated), Teddy Stankiewicz (MiLFA), Daniel Gonzalez (MiLFA), Chris Machamer (Released)


[Comments]

Mata、Song、Groome、Houck、Wardの5人はそれぞれ、Mataはケガと制球、Songは兵役によるキャリアの遅れ、Groomeは度重なるケガの影響によるキャリアの遅れ、Houckは先発適性、WardはAA以上での実績の無さがあり、まだマイナー全体で上位に入る選手ではないものの、いずれも90 mph中盤から後半に届く球威としっかりした決め球があり、ローテ中位から、Groomeはもしかすると上位を狙える可能性がある。

今季はその大事な年がCOVID-19に見舞われてマイナーシーズンキャンセルという憂き目にあったが、Mata、Groome、HouckあたりはチームのトレーニングサイトでもMLBデプスの選手たちのシミュレーションゲームの中でインパクトを放っており、期待度を高めている。

その下も90 mph後半を投げる昨年の海外FAの目玉のLiuに、Drohan、Zeferjahn、Murphy、Bellらの近年のカレッジ(or JuCo)ドラフティーもまずまずの期待を抱かせてくれている。

また海外FAからも少し前の世代のBelloやA. Ramirez、そしてここ2年のクラスからはBAで非常に高い評価を受けるPeralesを筆頭に、W. GonzalezやN. Cruzなど若いながらも非常に球威があって上限が魅力的な選手が出てきている。

これら全員が上手く行くことはなかなか無いだろうが、ずっと弱いと言われ続けた、マイナーからの投手輩出のシステムにもしっかりとメスを入れ、過渡期にあるチームを浮上させる原動力となって欲しいところです。

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