2020年8月1日土曜日

Former Sox Prospect Review: Nick Yorke, 2B/LF

今回は、驚きのドラ1指名となった、Nick Yorke。事前情報からだと正直期待外れな指名という印象ですが、良く打てるM-IFで、Dustin PedroiaやMookie Bettsのような選手に成長する上限はあるので、そうなれるようガンバって欲しい。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Conner

[Player Data]

Name: Nick Yorke (ニック・ヨーク)
Full Name: Nicholas Anthony Yorke
Position: 2B/LF/SS/CF/3B/RF
Born: April 2, 2002
Birthplace: Newport Beach, California
Height: 6-0
Weight: 200
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 1st round, 2020
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $2,700,000
High School: Archbishop Mitty HS (VA)
MLB Debut: September 16, 2024 (Pittsburgh)
How Left: Traded to Pittsburgh for Quinn Priester (July 2024)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

コンタクトスキルが売りのM-IF。選球眼がよく、右打ちを得意とする優等生タイプ。一方で上背はないが、比較的完成された身体で、パワーもある程度は発揮できる可能性がある。HSではSSでプレーしており、レンジやグラブ捌きは問題ないが、肩のケガがあり、2Bでプレーするのでは、と見られている。


[Background]

Arizona大へのコミットがあった。ドラフト時のランキングはMLB #139/BA #96/PG #271。ドラ3~4の候補と見られていたが、BOSはドラ3には残っていないと見て、ドラ1で指名。


[Profile]

21' : Low-A Salemでプロデビュー。序盤から高卒2年目ながら問題なくLow-Aでプレー。アベレージに加えて、BB/SOがほぼ1と簡単に空振りをしないのが好印象だったが、圧巻は8月以降。HRを1ヶ月で10本近く放ち、High-A Greenville昇格後も全く苦にしなかった。

22' : High-Aで、ケガに悩まされ、失意のシーズンに。11 HRを放っており、それらの打席では良い打球を放っているのでツールは問題ないが、細かい離脱を繰り返し、明らかにプレーに影響が出ていた。

23' : AA Portlandで、ケガで冴えなかった前年に比べると悪くはないが、もう一歩上を期待していたのも事実。パワー、コンタクト、選球眼と大きな弱点はないが。

24' : AAで数字はもう一歩も打球データは向上。守備も評価が上がり、比較的早期へAAA Worcesterへ昇格。昇格後はコンスタントに長打を放つなど輝きを取り戻した。

24' July : Quinn PriesterとのトレードでPITへ。

24' : PIT移籍後はマルチロール対応など準備をしながら好調で、9月にMLBデビューを飾った。


[Comment]

小柄だけど、以外とパワーもありそう。野手にとって最も大事なコンタクトへの評価が高く、ドラ1半ばというプレミアムピックを費やすのでなければ割と良い指名だと思うが、全体#17と、オールスタークラスになれる可能性のある選手が残っていそうな順位での指名は吉と出るか凶と出るか。

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