2021年6月16日水曜日

Former Sox Prospect Review: Aldo Ramirez, RHP

今回は、前回のBrayan Belloと同様に契約時は大物ではなかったものの、評価を高めて、今季フルシーズンで良い投球を見せている、Aldo Ramirez。年齢の割に完成度の高い選手ですが、スタッフ面でも年々成長しており、まだまだ伸びしろのありそうな楽しみな選手です。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Conner

[Player Data]

Name: Aldo Ramirez (アルド・ラミレス)
Full Name: Aldo Ramirez
Position: RHSP
Born: May 6, 2001
Birthplace: Aguascalientes, Mexico
Height: 6-0
Weight: 190
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (April 2018)
Signing Bonus: Not Announced
How Left: Traded to Washington for Kyle Schwarber (July 2021) Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

上背はあまりなく、線もまだ細いが、非常にアスレティックな体格。速球の球威は上がって来ており、現在は92~95 mph。ファイヤーボーラーというよりは、ゾーンの低めではしっかりした球速に、年齢の割に卓越した制球、コマンド、ボールの動きの総合力が魅力。スプリッターに近い変化の球速のあるチェンジアップがセカンドピッチ。カーブも比較的使いこなしており、平均レベルのボールにはなる可能性があるが、スピン量はそれほど多くなく、メインのセカンドピッチには至らないかも。


[Profile]

18' : メキシコリーグのチームに$550Kを支払って、シーズン中に獲得。DSLで傘下デビュー。AAA相当とも言われるメキシコリーグで投げていたこともあってか、奪三振率はやや低いものの23 IP/10 H/3 BBと素晴らしい被打率と制球力を見せた。

19' : SS-A Lowellで投げ、安定した投球を見せた。ただシーズン開始当初は素晴らしかったが、8月はやや打たれた。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセルも、FILで球速の向上を見せて評価上昇。

21' : Low-A Salemで開幕。1、2試合はやや捉えられたが、その後持ち前の制球力と奪三振力を発揮。期待に違わない活躍を見せていたが、肩のケガで6月後半に離脱。

21' July : フラッグディールでKyle Schwarberの見返りでWASへ。

21' : 終盤Rkクラスでリハブでシーズン終了。

22' : ケガで全休。

23' : セットバックを繰り返し、またも全休。

24' : ケガから復帰もリハブで大荒れしシャットダウン。


[Comment]

FILで好投してファンサイトでは傘下のTop 10という評価に。さすがにNew Toyという部分でのオーバーレイテッドかと思ったけど、実際今季もフルシーズンで良い投球を見せている。上のクラスでも通じるところを証明できれば傘下上位の投手有望株になるのは間違いない。

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