21'-22' Offseason By Position Outlook - Catcher

続いてC編です。赤字は26人枠の候補。緑字は他ポジションからのコンバートもしくは、マイナーから昇格の可能性によるデプス。青字はFA/MiLFAまたはオプション破棄やノンテンダー濃厚な流出予定者。


[22' Opening Roster Candidates]

C Christian Vazquez (22': $7M option, Option exercised on 11/7)
C Kevin Plawecki (22': $2.25M)


[MLB Depth]

C/IF Connor Wong (22': min., MiL option: 2)
C Ronaldo Hernandez (22': min., MiL option: 1)
C Kole Cottam (under MiL contract, Rule 5)


[Players Projected to Go]

C Chris Herrmann (MiLFA)
C Jhonny Pereda (MiLFA)
IF/C Roldani Baldwin (MiLFA)


[Outlook]

どちらも契約最終年になるが、C. Vazquez、Plaweckiのコンビが基本線にはなると思うが、一方で他所から来る方と出ていく方の両方で旨い話があれば乗る可能性も否定はできない。Vazquezはフレーミングの評価が落ちており、一時期は向上傾向だった打撃もここ2年は伸び悩み気味。

比較的安価で実績があり、契約延長自体も他チームが前提ではないだろうが、比較的前向きなコメントをしている選手なので、トレードしたいとなれば興味を持つチームも無くはないかと。一方でそれで戦力ダウンしても本末転倒なので、それは同時にレギュラー格の選手を他のポジションに大きな負担を与えずに連れて来てアップグレードできることが必要不可欠。

戦力の伸びしろという点を考えると検討して良い箇所ではあるものの、そういった状況を考えると実際のところの可能性は五分五分以下だとは思う。また少しややこしいのが、傘下のデプス上位はWong、R. Hernandez、Kottamといずれもオフェンス面が特徴の選手のため、素直にバックアップからMLBキャリアを始めるとした場合にロスターへのフィット感があまり良くない。

そういった状況から、バックアップ捕手のPlaweckiはチームにはあまり代役のいない選手となっている。残り契約期間が短く、年俸も調停3年目で少し上がるという点から代役がいれば放出を考えても良い立ち位置ではあるが、他の選手とのバランスから出すのがチームにプラスになるか微妙かと思われる。

Wongは少ない機会ながらディフェンス面で悪い印象はなかったし、Wong、Hernandezともに良い形でAAAのシーズンを終えているので、よっぽど良いトレード話に絡むのならともかく、基本的には現状維持路線で、どこかのタイミングでWong、Hernandezのどちらかを自前の戦力として活用して行く形になりそう。上手い舵取りができることを祈る。


[MiLB Depth Chart]

C/IF Connor Wong (AAA/40-man roster)
C Ronaldo Hernandez (AAA/40-man roster)
C Deivy Grullon (AAA/AA)
3B/C Roldani Baldwin (AAA/AA)
C Kole Cottam (AA)
C Oscar Rangel(AA)
1B/C/OF Stephen Scott (AA/High-A)
C Elih Marrero (AA/High-A)
C Jaxx Groshans (High-A)
C/IF Alex Erro (High-A)
C Nathan Hickey (Low-A)
C Jonathan Diaz (Low-A)
C Jose Garcia (Low-A)
C Yorberto Mejicano (Low-A/FCL)
C Enderso Lira (FCL)
C Naysbel Marcano (FCL)
C Juan Montero (FCL)
1B/C Alex Zapete (FCL)
UT/C Daniel McElveny (FCL)
C Ronald Rosario (FCL/DSL)
C Johanfran Garcia (DSL)
C Rivaldo Avila (DSL)
C Diego Viloria (DSL)
C Renny Flores (DSL)
C Miguel Rojas (DSL)