21' Minor League Stats - DSL Red Sox Blue (Rk)

DSL Red Sox Blueのスタッツです。シーズンはW38-L20。投手は少し有望株が少なかったけど、野手は19-20年シーズン契約の有望株が多いこともありRedチームより良いパフォーマンスでそれが勝率に直結した感じ。


[Pitchers]

☆ Jedixson Paez, RHSP (21'-Int. FA)

21' Stats (DSL) : W2-L1/2.86 ERA/13 G/13 GS/0 CG/0 SV/50.1 IP/43 H/18 R/16 ER/5 HR/9 BB/49 K/1.03 WHIP/1.00 GO/AO

評価：B。21年シーズンの契約した投手の内、最も大きなボーナスを受け取った17歳。契約時のレポートでは速球は最速91 mphで、球威よりも完成度の評価の高い選手とのことだったが、実際シーズン終盤は80 mph中盤から後半の球威ながらも安定して試合を作った。非常に制球が良く、傘下のラテンプログラム最優秀投手に選ばれるだけの成績を残したことは契約時の評価に見合うが、上のクラスに上がっていくにはフィジカルを鍛えてパワーアップする必要がありそう。

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☆ Jean Carlos Reyes, RHSP (21'-Int. FA) : 17歳。21年シーズン契約の投手の中では三番目の$195Kを受け取っている。球威は80 mph後半。四球種を操る洗練度でソリッドなパフォーマンスも、K/BBはイマイチ。もう一歩球威が伸びれば面白い。

☆ Yordanny Monegro, RHSP (20'-Int. FA) : 18歳。契約額が安く、注目されていない選手だったが、チームの開幕投手を務めてローテを守り切り、秋のUSへ招待されている選手にもリストされている。奪三振率はしっかりしているが、やや制球が悪く、少し早くマウンドを降りる機会が多かったため、Paez、J. Reyesと比べるとイニング数が少ないが、体格も良く、チームは期待しているのかも。

☆ Yizreel Burnet, RHSP (21'-Int. FA) : 17歳。序盤力のあるボールで安打をあまり許さず、良い投球を見せていたが、6試合投げた後にケガなのかIL入り。比較的成熟した体格で、パワーリリーフプロフィールと見られているよう。

☆ Barbaro Pinero, RHRP/SP (19'-Int. FA) : キューバ出身の22歳。さすがに他の選手に比べると経験や成熟度の差で良い成績を残した。終盤戦は先発で起用。

☆ Stiwar Adames, LHRP/SP (20'-Int. FA) : 19歳。少し登板数が少ないが、ローテの谷間では先発も。防御率は良かったが、K/BBが悪い。伸びしろはあまり無さそう。

☆ Angel Lopez, RHRP/SP (21'-Int. FA) : 17歳。あまり情報の無い選手だが、21年シーズン契約の投手で4番目のボーナスを受け取っている。出足酷い制球難でボロボロに打ち込まれ、しばらく試合で投げなかったが、終盤戦に短いイニングの先発で復帰。チームも素材的には期待しているように見える。

☆ Royman Blanco, RHRP (17'-Int. FA) : 20歳。DSLで3シーズン目。リリーフメインの選手の中では最も多く投げたが、平凡な内容。

☆ Carlos Velez, LHRP (17'-Int. FA) : 22歳。DSLで3シーズン目。少し四球は多いが奪三振率が高く、まずまずの貢献度。とは言え年齢等を考えるとキャリア最終年か。

☆ Railin Perez, RHRP (18'-Int. FA) : 19歳。四球は多めだが、奪三振率と被打率が良く、また防御率1点台と点を与えない投球でクローザーとして活躍し10セーブ。

☆ Robinson Parra, RHRP (18'-Int. FA) : 23歳。やはり四球は多めだが、R. Perezが投げない日のクローザーを務めることが多かった。

☆ Carlos Reyes, RHRP (18'-Int. FA) : 20歳。18年の契約時は$180KのボーナスでW. Gonzalez、G. Jacksonに次ぐ投手有望株と見られていて、球威のある原石との評価だったが、制球難で1年目の途中からリリーフへ。今季もK/BBが1とノーコンぶりに成長が無い。

☆ Faysel Gregorio, RHRP (18'-Int. FA) : 19歳。2年連続で防御率6点以上。DSLで防御率が悪いのに比較的登板が多い珍しい選手。

☆ Henry Morales, RHRP (19'-Int. FA) : 19歳。OFとして契約し、1年目の19年は控えOFでプレーしたが、昨年投手転向したそう。制球は粗いが被打率、奪三振率はまずまず。

☆ Irving Medina, RHRP (19'-Int. FA) : メキシコ出身の18歳。制球が良く、出身的にも比較的成熟した選手なのだろうが、他は取り立てて見るところが無い。

☆ Yonfi Rodriguez, RHRP (21'-Int. FA) : 19歳。今季途中に契約してすぐにチームに加わっている。酷い制球難。

☆ Jogly Garcia, RHRP (21'-Int. FA) : 18歳。開幕ロスター入りしていたが、ケガなのかシーズン終盤まで出番なし。デビュー後も3 IPで14四球と凄まじいノーコンぶり。

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[Hitters]

☆ Lyonell James, 3B (19'-Int. FA)

21' Stats (DSL) : 51 G/173 AB/25 R/49 H/11 2B/1 3B/1 HR/33 RBI/22 BB/23 SO/5 SB/3 CS/.283 AVG/.379 OBP/.376 SLG/.755 OPS

評価：B。18歳。19-20年シーズンの契約の中で三番目のボーナスを受け取った選手で、その期待に恥じない、安定した打撃を披露。三振が少なく、バットコントロールは期待できそう。一方でアマチュア時代はSSだったが、プロでは3Bと言われていた通り、3Bのみでプレーしたが、ポジションに相応しいパワーはあまり発揮できなかった。少し上の世代の海外FAの大物3Bだった、Danny Diazのようにパワーはあっても当たらない選手よりかはよっぽど良いが来年以降はそこの向上にも期待したい。

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☆ Johnfrank Salazar, SS (19'-Int. FA)

21' Stats (DSL) : 50 G/167 AB/27 R/45 H/8 2B/1 3B/2 HR/22 RBI/16 BB/21 SO/5 SB/2 CS/.269 AVG/.353 OBP/.365 SLG/.718 OPS

評価：B。18歳。出足は素晴らしく、比較的早い段階で2 HRを放ち、SSということもあって期待度を高めたが、中盤以降やや停滞。比較的早打ちな感じでもあり、オフェンス面での上限は限られるかもしれないが、高い評価を受ける肩の強さがあり、SSとして期待できそうな傘下の選手だし、来年以降注目したい。

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☆ Juan Chacon, CF/RF (19'-Int. FA)

21' Stats (DSL) : 47 G/164 AB/45 R/51 H/5 2B/2 3B/1 HR/8 RBI/26 BB/26 SO/11 SB/7 CS/.311 AVG/.426 OBP/.384 SLG/.810 OPS

評価：B。18歳。19-20年シーズン契約に中で最大のボーナスを受け取った選手で、昨年のFILでもその成熟度で高い評価を受けていた。安定したコンタクトとBB/SOが示す通り優れたアプローチを示した。一方で体格的にある程度パワーの伸びしろもあると見られるものの、今季は線の細さと非力さが目立った。CFでもある程度起用されているもののピュアなCFではないと見られているようで、ある程度パワー面の進歩は必須になりそう。

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☆ Jhostynxon Garcia, CF/RF (19'-Int. FA)

21' Stats (DSL) : 45 G/135 AB/36 R/38 H/7 2B/4 3B/4 HR/27 RBI/33 BB/32 SO/5 SB/4 CS/.281 AVG/.424 OBP/.481 SLG/.905 OPS

評価：A。18歳。同期で最も高額の契約だったChaconを差し置いてCFのファーストチョイスに、交代でRFを守ることもあったが、高い運動能力の持ち主のようで、CFで問題なくプレーできそう。DSLは全体的にサンプル数が少なく、1本のHRや三塁打で長打率が大きく変わるので、数字ほどパワーがあるかは不明だが、四球も多く選んでおり、1年目としては満点のデビューと言って良いだろう。

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☆ Armando Sierra, RF/LF/1B (21'-Int. FA)

21' Stats (DSL) : 53 G/169 AB/24 R/48 H/10 2B/0 3B/2 HR/35 RBI/21 BB/41 SO/0 SB/2 CS/.284 AVG/.373 OBP/.379 SLG/.752 OPS

評価：B。17歳。大柄でフィジカルのあるC-OFタイプとの評価だったが、L. Jamesとほぼ似たようなスタッツで、期待ほどまだパワーは見せていないものの、悪くないコンタクトを見せた。ただJamesと比較すると三振は比較的多く、上のクラスでアベレージを残せるかは未知数。Jh. GarciaとChaconがCF/RFのファーストチョイスだったが、彼らのどちらかが休み、もしくはDHの時はRFをメインに務め、そこでの出場が最も多かった。

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☆ Rivaldo Avila, C (19'-Int. FA) : 19歳。$400K以上を受け取った打撃型の捕手で、COVID-19でのデビューイヤーのキャンセル後、ようやく今季デビューも、序盤RedチームでLiraの控えでプレー。こちらの正捕手R. Rosarioが長期離脱となり、こちらに移って来てプレータイムを得たが、1割台の打撃に終始。今のままなら早期リリースコースで、成長してくれないと厳しい。

☆ Diego Viloria, C (19'-Int. FA) : 18歳。正捕手だったRosarioの離脱と、途中からこちらにやって来たAvilaの不振で後半戦はマスクを被る機会が多かった。

☆ Renny Flores, C (19'-Int. FA) : 17歳。チームの第三捕手でプレー機会はほとんど無し。

☆ Ronald Rosario, C (19'-Int. FA) : 18歳。たった$50Kで契約した選手だが、高額契約のAvilaを控えに追いやり、開幕正捕手を奪うと開幕から素晴らしい打撃を見せたが、痛恨の長期離脱。成長に影響が無い形で復帰して欲しい。

☆ Alex Zapate, 1B/C (18'-Int. FA) : 20歳。2年前もチームの中では安定したコンタクトを見せていたが、今季は開幕から常に3割をキープ。ただ1Bメインの選手としてはパワーが弱く、Prospectと呼べるかは微妙。開幕前はSP.comで2年前は一度もプレーしていない捕手での起用を予想されており、実際にシーズンでも一度その守備に就いた。捕手でしっかりプレーできるならあるいはとも思うが。

☆ Alexis Hernandez, 1B/LF/RF/2B (19'-Int. FA) : 18歳。一時不調で数字を下げたが、まずまずのプレーを見せた選手。三振より四球が多く、パワー面も悪くなさそう。OFが混み合っている関係で1BやLFでの出場が多かったが、ある程度走力もありそうなので、C-OFメインでもプレーできるかと思う。

☆ Jackson Camejo, 1B/LF (19'-Int. FA) : 18歳。序盤控えで10打席で4本の単打を放ったが、以降はケガなのかプレーせず。

☆ Alexandri Alvarez, 2B/SS/3B (18'-Int. FA) : 19歳。運動能力はありそうだが、打撃面で見るものが無く、チームの控えIFの域を出ない。

☆ Diego Rodriguez, 2B/SS (20'-Int. FA) : 18歳。開幕スタメンの中では唯一Prospectではなさそうな選手で、実際控えの選手とあまり出番が変わらず成績もイマイチ。

☆ Sebastian Guerra, 3B/2B/1B (19'-Int. FA) : 18歳。レギュラーと控えをターンオーバー気味に起用した今季のDSLで、序盤はJamesの控えが多かったが終盤は2BをA. Alvarez、D. Rodriguezとシェアする形に。

☆ Josue Castillo, 2B (21'-Int. FA) : 17歳。$150Kのボーナスで契約しているが全く打てず、後半戦はあまりプレー機会無し。

☆ Ronny Ramirez, LF (21'-Int. FA) : 17歳。シーズン中に契約してすぐにプレー開始。LF専門でプレーし、終盤戦は多く機会を得た。よくボールを見るタイプのようだが、コンタクトはまだまだ。

☆ Diego Saavedra, LF/RF/CF (19'-Int. FA) : 18歳。チームには帯同していたが、控え扱いでほとんど出番のなかった選手の一人。

☆ Giancarlo Santana, CF/RF/LF/3B (18'-Int. FA) : 19歳。Manuel Margot (TB)の従兄弟で、18-19年シーズンに$460Kを出して契約した元有望株だが、結果を残せずそのステータスから滑り落ちている。運動能力はありそうだが、バットがダメな以上、ロスターフィラー以上の仕事は無いだろう。