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選択肢の狭まり具合が速く、ファンをやきもきさせていた先発候補に、TBからFAのMichael Wachaを加えることがほぼ決まった模様(フィジカルをパスすれば)。単年との情報ですが、額はまだ不明。$8M以下なら良いかな~という感度ですがどうでしょう。
12年のドラフトではその完成度の高さでトップレベルのカレッジ投手で、STLが指名・契約。13年には早速MLBに上がって来て、WSではSTLの先発としてBOS戦でも投げた。その後も細かいケガを抱えやすい選手なイメージはあるが、19年までSTLの先発の一角として活躍。その後、NYM、TBと渡り歩いて来ています。
カレッジ時代は球威はもう一歩も、非常に制球が良い投手という印象でしたが、MLBではキャリアを通じて速球は平均で93 mph以上と、まずまずの球威があり、カレッジ時代からトップクラスと言われていたセカンドピッチのチェンジアップ、それにカッターと多少カーブも交える投球内容。
一方で、制球に関しては平凡なレベルでしたが、21年はその面で向上している。ただ速球のパワーにやや欠ける印象は拭えず、HR率が高い選手としても知られています。海外に行って少し制球に苦戦して来た日本人投手のような感覚。
21年は被弾もあって防御率を含めたスタッツはイマイチも、K/BBから向上する見込みということでしょうかね?ただ速球の被打率は数字よりも内容が悪いようで更に悪化する懸念もあるという分析もあり、これで先発の一角は安泰!という気分にはならないですが。
まぁ最低限これでシーズンを始められなくはない、という形を整えた上で、もう一枚、FAなのかトレードなのかはわかりませんが、足元を見られにくい状況を作って、じっくりとチャンスを伺い、アップグレードできた場合にはWachaはバルクリリーフへ、という戦略であれば悪くない、くらいの印象です。
2021年11月27日土曜日
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5 件のコメント:
Wachaは8月20日から配球を変えて、
カッターをやめてカーブを再開したら成績向上。
本人もFB/CHに手ごたえを感じているようですね。
先発3番手のポテンシャルがある、
ハイフロア、ローシングな先発5番手という印象です。
この役割は$3M-$5MでRich Hillの方が…と当初思いましたが、
可能性が見込めるようなので、良い印象を持っています。
ララさん推しのGausmanはTORでしたね。
BOSが出せない金額ではないので、
本腰を入れたターゲットではなかったようですね。
こうなるとFAならRodonかな。
ハイフロア、ローシーリングじゃなくて、
ハイシーリング、ローフロアでした。
NYMやTEXがガンガン動き出してますね。
BOSはファンにとって夢のある補強ができるのか否か.....Rodon、Stroman、それとも.....ブルペン補強も気になるが。
レッドさん
先発FAへの札束の乱れ飛びに、BOSは積極的には参加しない方針のようですね。残り物には福があるで、少し競争が落ち着いたあたりで残った選手を狙うのかどうか。Rodonなら面白いですけどね。
確かにレパートリーを変えて良くなっているようですね。ただ相手もアジャストしてくる可能性もありますしね。良い部分だけ切り取って見て、それを元に計算するのはちょっとどうかな~とも思いますが。(Richardsしかり)
仰るようにローフロアーな感じはしますね。そこまで高くないので、当たれば儲けは大きい賭けではあるのでそうなることを祈ります。
Hillも先発/バルクリリーフとしては悪くないですね。本人も地元BOSでプレーを希望している感じだし、$5M程度で収まるなら獲って損はないと思います。
フェンウェイパークさん
Deversとの契約延長も課題ですし、そこまで大物を狙う余裕はないのかもしれませんね。一旦は先発は置いといて、リリーフと野手(OFの一枠?)の補強を考えるのが良いのかも。
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