Day2です。スリップした選手の指名を期待したい。まだJoshua Bell、Daniel Norris、Dillon Howard、Anthony Meo、Austin Hedges、Andrew Susac、Charlie Tilson、Derek Fisher、John Osich、Alex Dickersonなんかが残ってる。あ、あとMatt Purkeも。
Bell、Norris、Howardは、契約不可能と見られてるのかな?Blake Swihartはともかく、Matt Barnes、Jackie Bradley 、 Henry Owensは法外な要求はないと思うし。MeoとBell希望。
[11' Draft Day 2 Results (June 7, 2011)]
2 (#81). Williams Jerez, OF, Grand Street Campus (NY), HS-Sr.
B/T: L-L
Height: 6-4
Weight: 190
Ranking: BA #53 & PG #52 & DSS #215
Commitment: San Jacinto JC
Comments: 6'4"の素晴らしい身体つきをしたCF。ドミニカ生まれで、Int. FAで投手としても期待されていたが、父親が彼に教育を受けさせたいとNYへ。ニューヨークでNo.1のProspectで、Hank Steinbrennerが持っているチームでOFに転向しただけに、NYYが狙っているとも言われていた。でもBOSファンらしい。非常にアスレティックで、バットスピードが素晴らしく速く、現時点では平均程度のパワーだが、スウィングで長打を生み出す。プラスのスピードも素晴らしく、肩もプラスと言われている。走塁や守備はまだ未熟でツールを生かし切れていない。身体の成熟具合でCFに残れるかどうかは左右されそうだが、基本的には5ツールタイプだ。ただややレベルの劣る地域でプレーしており、上のレベルでコンタクトできるかは疑問。またその経歴から年齢詐称の疑惑があって、23歳ではとも言われている。家族を助けたいらしく、契約するだろうという話で、ツールを持ったCFですが、直前のドラ1s-#40でCFのBradley Jr.を獲ってるので、少し微妙な感を受ける。Joshua Bellがピックされてしまったことも関係しているのか。
3 (#111). Jordan Weems, C, Columbus HS (GA), HS-Sr.
B/T: L-R
Height: 6-3
Weight: 185
Ranking: BA #188
Commitment: Georgia State
Comments: 父はSTLで、兄はNYYでそれぞれプレーしてる、ベースボール一家。BAでは一応Top200に入ってるけど、捕手としては現時点で細すぎで、OF転向も噂される。肩は非常に強く、2BまでのPopは2.0を切る。レシーブスキルも悪くないが、とにかく筋肉をつけないと捕手としては厳しい。打撃面に関しても、やはり身体的に成熟して、パワーが付いてくるかがまだわからないところ。契約しそうだし、万が一Swihartと契約できなかった場合に備えたのかもしれないが、これ程高順位で獲るような選手ではないようには思う。
4. Noe Ramirez, RHP, Cal State-Fullerton, Coll.-Jr.
B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 180
Ranking: BA #93 & PG #86 & DSS #65
Comments: 名門CS-Fullertonのエース。昨夏はTeam USAでもプレーした。最速93 mph程度の速球は良く沈む、シンカーボーラー。カレッジの先輩Ricky Romero (TOR)に握りを教えてもらったプラスのチェンジアップも良いピッチだ。スライダーも投げる。実績は素晴らしい選手だし、High Floorでセーフティーなピックということで、ここで獲るにはまずまずかと思うが、一方でさほど球威もなく、育ってローテ下位かと思える。
5. Mookie Betts, SS, Overton HS (TN), HS-Sr.
B/T:
Height: 5-9
Weight: 160
Ranking: None
Commitment: Tennessee
Comments: 小柄なスラップヒッター。今季のIFでは最高位で指名されている。スピード・バットスピードに優れているが、将来は2Bだろう。OF(CF)に転向するかもしれない。選球眼も高校生にしては優れており、Coyleの能力を少し落としたカンジの選手と思う。州の3rd-teamに選出されているバスケットボールやフットボールもプレーするアスリート。Tennessee大のコミットの前は、Vandy大のリクルートを断っており、素質はあるかもしれない。SSは欲しいところだけど、SSには留まれなさそうだし、そこまで大きく期待できる選手じゃないか。
6. Miguel Pena, LHP, San Jacinto (TX), JC-So.
B/T: L-L
Height: 6-2
Weight: 165
Ranking: PG #282 & DSS #239
Commitment: Lubbock Christian
Comments: 学校の先輩はあのRoger ClemensとAndy Pettiteだ。昨季SDにドラ13で指名されたが、$200K程度のボーナスを蹴っている。09年はWASにドラ5で指名されていた。昨夏のCape Cod Leagueでは規律の問題でチームから出されたらしい。素行が不安な選手です。メカニクスはクリーンで、88~91mphの速球は最速94 mphまで出たとレポートされており、シャープなカーブを投げる。スライダーとチェンジアップも持っているようだ。Owensに続き左腕二人目。今季は割と左腕重視かな?
7. Cody Kukuk, LHP, Lawrence Free (KS), HS-Sr.
B/T: L-L
Height: 6-4
Weight: 190
Ranking: BA #154 & PG #156 & DSS #72
Commitment: Kansas
Comments: 名前が変(クークク?)だが、ドラ2以降では最も印象の良い選手。6'4"と長身の左腕で、93 mphまで出している速球は、90 mph中盤に届いているともレポートされており、もう少し球威を上積みできそうだ。またシャープなスライダーも良い。チェンジアップはさすがに未完成だ。プロになりたいと言っており、是非契約したいが、ここで彼が獲れるなら、サンドイッチピックでは、Owensの代わりに、右腕でも良いから、もう少し速球派の投手が欲しかった感も。
8. Senquez Golson, OF, Pascagoula HS (MS), HS-Sr.
B/T: R-R
Height: 6-0
Weight: 190
Ranking: BA #107 & PG #110 & DSS #147
Commitment: Mississippi
Comments: ドラ3以降では最も評価の高い選手だ。ドラフト全体でも最高クラスのアスリートで、トゥルーな2スポーツアスリート。Mississippi大でCB(DBかQBとも)としてプレーするコミットも持つ。かなりフリースウィンガーだが、バットスピードが速く、左打席から1Bまで4.0 sと非常にスピードがあり、CFを務める。ブラックアメリカンだし、JacobsやPerkinsを指名したイメージと近いかも。CFを務められそうなのは価値があるし、進学希望が強いけど、上位指名で高額な要求がありそうなのは、Swihartくらいなので、Kukukと共にしっかり契約してもらいたい。契約するなら$1M以上はかかりそう。
9. Travis Shaw, 3B/1B, Kent State, Coll.-Jr.
B/T:
Height: 6-4
Weight: 215
Ranking: None
Last Drafted: 32nd round (08') by BOS
Comments: 08年にドラ32で指名して逃げられた選手だ。過去の指名選手をこれだけ上位で指名するのは珍しい。MLBプレイヤーの父を持つ。高い打力にパワー・選球眼も良い。守備面ではミスが多く、1Bに移るという噂が強いが、1Bなら良い守備者になるだろう。3Bは比較的厚いポジションですが、シーズン前はTop 150前後にランクされてたし、印象は悪くない。上限は平凡だが、カレッジやCape Cod Leagueで良く打てている。ポジションが被るCecchiniと同じクラスというのが難点だが、まぁそれは後で考えればよいし。
10. Cody Koback, OF, Wisconsin-Stevens Point, Coll.-Jr.
B/T:
Height:
Weight:
Ranking: DSS #278
Comments: ドラ7のKukukと間違えそうな名前だ。またもやCF。ちょっと極端じゃないか?非常にスピードのある選手で、右打者にも関わらず、打席から1Bまでが4.0 sと素晴らしい。パワーは平凡なスピードスタータイプだが今季は8 HRを放っている。投手も務めており肩が強い。昨夏のNorthwood Leagueで打者として注目を集めた。
11. Kevin Brahney, LHP, Cal State-Chico, Coll.-Sr.
B/T:
Height: 6-5
Weight: 220
Ranking: None
Comments: 2回も転校しているSenior。8/8/88生まれ。W2-5Lだが、65.1 IP/74 Kと内容は良い。6'5"と長身で、最速94 mphの速球と手元で曲がる良いカーブを投げる。すぐにサインするのでは、と。
12. Deshorn Lake, RHP, Menchville HS (VA), HS-Sr.
B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 210
Ranking: PG #275 & DSS #266
Commitment: East Carolina
Comments: Virgin諸島出身。速球は大体92~93 mphだが、非常にムーブが良いことで知られる。身長は低めだが、強い身体をしている。フォームが大きく、リリースポイントがズレやすいため、変化球のコマンドは改善が必要。ドラ10以降ではかなり有名な投手だが、Top 3ラウンドのボーナスを要求しており、契約は難しめ。
13. Matty Ott, RHP, Louisiana State, Coll.-Jr.
B/T:
Height: 6-2
Weight:
Ranking: None
Comments: Freshmanの時にLSUのクローザーとしてRanaudoらとCWS優勝に貢献した。プレッシャーに強いらしい。80 mph後半から90 mph前半の速球は平凡だが、アウトピッチのスライダーが良く、昨夏はCape Cod LeagueのAll-Starにも出場した。今季は制球が向上。
14. Michael McCarthy, RHP, Cal State-Bakersfield, Coll.-Sr.
B/T:
Height:
Weight:
Ranking: None
Comments: 対戦時点でカレッジランキング#19だったFresno Stateのノーヒッター、Gerrit Coleが投げた試合で、#13のUCLAに2 H完封ゲーム。23歳と年をくっており、すでに看護の資格を取得しているらしい。
15. Braden Kapteyn, 1B, Kentucky, Coll.-Jr.
B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 225
Ranking: PG #257
Comments: 投手との2wayプレイヤー。1Bで行くようだが、確かに今季は打者として良く、投手では成績が悪いものの、投手としての方が才能があるとも。昨夏は投手でCape Cod LeagueのALL-Starに選ばれている。アスレティックではないが、成熟した大きな身体で、6'4"、220 lbsの体格は投手として理想的で、速球は94 mphに達する。打者としても投手としても生来のパワーに頼っており、スキルを磨けば伸びるかも。
16. Daniel Gossett, RHP, Byrnes HS (SC), HS-Sr.
B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 165
Ranking: PG #256
Commitment: Clemson
Comments: W5-0Lに0.14 ERA/49 IP/96 Kと凄まじい成績。サウスカロライナではTaylor Guerrieri (TB#24)に次ぐNo.2 Prospect。体格は小さめだが、93 mphに達する速球と素晴らしいカーブを持つ。Clemson大では厳しいかとも思うが、比較的プロ志向の強い選手だ。
17. Blake Forslund, RHP, Liberty, Coll.-So.
B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 215
Ranking: PG #283
Comments: 今季Virginia大からトランスファー。95 mphに達する速球派。6'4"、215 lbsと理想的な体格。制球は弱点。今季は膝のケガに悩まされた。下位の中ではポテンシャルが高く、欲しい選手。
18. Andrew Jones, RHP, Samford, Coll.-Sr.
B/T:
Height:
Weight:
Ranking: None
Comments: カレッジのチーム記録となる15 SVを挙げた。速球は最速93 mphでムーブも平凡。ストライクを投げ、平均的なチェンジアップを持つ。Curt Schillingに憧れているらしい。
19. Sikes Orvis, 1B, Freedom HS (FL), HS-Sr.
B/T:
Height:
Weight:
Ranking: None
Commitment: Mississippi
Comments: 成熟した大きな身体をしており、優れたバットスピードで素晴らしいパワーを生み出す。肩が強く、しっかりした1Bだが、最近捕手でもプレーしており、むしろそちらの方が良いとも。強肩と柔らかなグラブ捌きをしている。パートタイムでも捕手を務められるなら、大きなボーナスとなりうる打力の持ち主だ。
20. Zach Good, LHP, Grayson CC (TX), JC-So.
B/T:
Height:
Weight:
Ranking: None
Comments: 高校時にTJを受けた長身左腕。90~91 mphの速球にカーブへの感覚に優れているそう。
21. Austin Davidson, IF, Oxnard HS (CA), HS-Sr.
B/T:
Height:
Weight:
Ranking: None
Commitment: Pepperdine
Comments: 肩と守備に優れたIF。SS/2B/3Bいずれでもプレーしている。パワーはあまりなく、打撃力には期待できないタイプだ。
22. Joseph Holtmeyer, RHP, Nebraska-Omaha, Coll.-Jr.
B/T:
Height: 6-3
Weight: 240
Ranking: None
Comments: 10年のDivision IIの奪三振王だが、スリークォーターからオーバーハンドに変えて、今季は球速、カーブのスピードが落ちた。三振を獲るために、チェンジアップをより多く投げるようになったらしい。
23. Jarrett Brown, LHP, Salem HS (GA), HS-Sr.
B/T:
Height:
Weight:
Ranking: None
Commitment: Georgia
Comments: 優れたアスリートで、高校ではフットボール、バスケットボールもプレーしている。昨夏のEast CoastのShowcaseではベストの一人と言われた。速球は現状では80 mph後半だが、伸びしろは大きい。結構な額を積まない限り、Geogia大に進学するようだ。
24. Andrew Turocy, OF, Akron, Coll.-Sr.
B/T:
Height:
Weight:
Ranking: None
Comments: カレッジでは全ての打撃成績でチームNo.1だ。元々は投手も務めたが、TJを受け、今季はOFに専念している。昨日はドラ20まで見て、見るのをやめたら、兄弟が階下から叫んで、ドラフトされたのを知ったらしい。
25. Taylor Ard, 1B, Washington State, Coll.-So.
B/T:
Height:
Weight:
Ranking: DSS #149
Comments: Washington State大の先輩にはScott Hattebergなどがいる。割と評判の良い選手で1Bは薄めだし、獲っても良いかも。
26. Cody Dill, RHP, Los Olos HS (CA), HS-Sr.
B/T:
Height: 6-2
Weight: 165
Ranking: None
Commitment: UC-Riverside
Comments: かなり細く、筋肉がつけば、伸びしろは大きい。
27. Alex Mossey, RHP, Catholic HS (LA), HS-Sr.
B/T:
Height: 6-2
Weight:
Ranking: None
Commitment: Tulane
Comments: 90 mph前半の速球を投げる。サインは難しいらしい。
28. Brenden Shepard, RHP, Stonehill, Coll.-Sr.
B/T:
Height:
Weight:
Ranking: None
Comments: Massachusettsの出身で、ローカルボーイ。Stonehill大はBostonの近く。弟も同じカレッジでプレーしている。今季フルタイムの投手になったばかりで、クローザーを務めた。90 mph前半の速球を投げる。
29. Matthew Spalding, RHP, St. Xavier HS (KY), HS-Sr.
B/T:
Height: 6-0
Weight: 180
Ranking: None
Commitment: Western Kentucky
Comments: 常時91~93 mph、最速95 mphの速球を投げる。深いイニングまで球威を保てる。ただハードに投げており、メカニクスも良くない。スライダーも安定性に欠け、身長も高くないので、将来はリリーフと言われる。
30. Nick Moore, 3B, Brockwood HS (GA), HS-Sr.
B/T:
Height:
Weight:
Ranking: None
Commitment: Kennesaw State
Comments: アメフトのDBとしても注目されている選手。一応野球の方の才能が上とは言われている。アスレティックでパワーがあるらしい。
[Summary of Day 2]
ドラ2序盤の3つのピックで、残った中で欲しかったJoshua BellとAnthony Meoがあっさり消えてしまいました。その後もAustin Hedges、Dillon MaplesやAmir Garret、Derek Fisherといった興味ありとも言われていた選手をスルー。Jerezはまずまずだけど、それなら#40でBradley Jr.獲らなくても良かったのではと思うし、Weemsは正直疑問。同じ高校生捕手のSwihartを獲ってるし、彼と契約できない場合を考えたのかもしれないけど、打撃・守備共に疑問ありで、こんな高順位で獲る選手じゃない。
N. Ramirezも伸びしろは、せいぜいローテ下位になればという程度だし、ドラ5、6の2人も評価は高くない。その下では、Kukuk(ドラ7)、Golson(ドラ8)、Lake(ドラ12)、Forslund(ドラ17)らはまずまず面白いが、大物と言えるほどでもないし、そもそも契約できるのかもわからない。ポジション的に見ても、左腕を結構上位で指名したのは良いと思うが、比較的ニーズが高く、Day1でピックしなかったSSがさほど評価の高くないドラ5のBettsが最高位で、ドラ1s、2がCF、ドラ1、3が捕手というのはしっくりこない。
どこのチームも若手重視にシフトしているし、ドラ1ではともかく、ドラ2以降ではSignability Issueがあっても指名に来ているのは昨年もそうだった。絶対に契約できないと判断したのならともかく、Bellなどがドラ2以降でも残っていると読んで動いたのなら、見通しが甘かったと言わざるを得ない。
BOSは若手は層的には非常に厚いし、Minor下層は飽和気味だから、まずまずのProspectを多く指名するよりも、上位に絞って、ピンポイントでベストな選択をすべきだったと思うし、ドラ2、3あたりもそうだけど、こうなってみれば、サンドイッチピックでBellやMeo、Daniel Norris、Andrew Chaffin、Trevor Storyなんかにアグレッシブにいくべきだったかなと。
Day 1は95点と書いたけど、Day 2までの総合では70点に届くかどうかという印象です。Day 3で良いのを獲れるとは思わないし、BarnesとSwihartさえ契約できれば、自分的には最低限合格ラインだと思ってるので、全力でSwihartを口説き落として欲しいです。あとはInt. FAに力を注いでもらって埋め合わせてもらいましょう。
2011年6月7日火曜日
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