11' Draft Results - Day 1

とうとう1年で最も楽しみなこの日がやってきました。Day 1の今日は、1st roundおよびSupplemental roundです。BOSの噂はAlex Meyer、Matt Barnes、Jed Bradley、Joshua Bell、Blake Swihart、Austin Hedges、Andrew Susac、Tyler Beede、Joe Ross、Brandon Nimmo、Anthony Meo、Kyle Crickあたりでしょうか。誰が獲れるか楽しみです！


[11' Draft Day 1 Results (June 6, 2011)]

1 (#19). Matt Barnes, RHP, University of Connecticut, Coll.-Jr.

B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 205
Ranking: BA #13 & PG #11 & DSS #14
Last Drafted: Never Drafted

Comments: 泣いてもいいですか？もはや飽きるほどここで書きましたが、個人的に最も欲しかった選手をピックしてくれました。I love Theo ! 最速97,98 mph、常時92~96 mphの速球は、深いイニングまで球威を維持できる。平均以上のシャープなカーブはプラスの変化をしているときもあり。80 mph中盤のチェンジアップは平均的。スライダーは投げない方が良いとも言われており、向上には修業が必要。カッターも投げる。チェンジアップがしっかりした球種になれば、No.2スターターになれる。コマンドも良いが、時折リリースポイントがズレて高めに浮くことも。John Smoltzに似てるとも。時折肩の開きが早くなる点は多少修正が必要とも言われるけど、見てる限り、イージーなクリーンなモーション。投手として理想的な体格で、体重はもう少し増やせるとも。高校時はドラフトされませんでしたが、Sophomoreのシーズン前に6~8 mph球威を伸ばして評価を上げた。Cape Cod LeagueでもNo.3のProspectに選ばれ、Team USAでもGerrit Coleらと投げた。NYY、特にJoba Chamberlainのファン。


1 (#26). Blake Swihart, C/3B, Cleveland HS (NM), HS-Sr.

B/T: S-R
Height: 6-1
Weight: 180
Ranking: BA #17 $ PG #22 & DSS #6
Commitment: Texas

Comments: Tyler Beedeを希望してたけど、#21でTORへ。Barnesは獲れたけど、これはかなりショックでした（泣）。その次に希望だったBrandon Nimmoも#13でNYMへ。残った中では最高のセレクションだと思います！Mikie Mahtookだろうと半分諦めていたので嬉しい。昨年捕手に転向したばかりで、経験が未熟だけど、アスレティックで肩は20-80で50。リリースも短く整えている。レシーブスキルも良く、捕手になれるツールは揃ってる。捕手にしてはスピードもあり、3BやOFも務まるだろう。打撃力が高く、ディシプリンも高校生にしては良い。パワーも20 HR打てるまで付いてくるだろう。元々右打ちで、昨季両打ちに転向したてだが、相手の左右に関わらず、両打席を均等に練習しており、両打席でしっかり打てる。Team USAにも選ばれ、Bubba Starlingを抑えて、チームのベストヒッターとなった。スワィハルトと読むみたい。


1s (#36). Henry Owens, LHP, Edison HS (CA), HS-Sr.

B/T: L-L
Height: 6-5
Weight: 195
Ranking: BA #33 $ PG #38 & DSS #28
Commitment: Miami

Comments: 実力的にはドラ1中盤でもおかしくないし、十分良いピックなんだけど。速球は球威の伸びも予想され、今季は最速94 mphまで出ているが、相変わらず基本は88~91 mphと平凡。軟投派のイメージというのが個人的には少し上限の低さを感じてしまう。イージーかつディセプティブなフォームでチェンジアップをしっかり使いこなせて、完成度の高さは買えるけど、少し改善されたとは言え、アウトピッチのカーブがややルーピーで鋭さに欠ける点もある。Barry Zitoタイプとも。今季はスライダーとカッターも身に付けている。同じ左腕のDaniel Norrisが残ってただけに少し残念な気もしますが、Norrisは$4M近く要求してて契約不可と見られているみたい。最も厳しいディビジョンでトップクラスの成績を残しているし、しっかりした妥当なピックだと思います。


1s (#40). Jackie Bradley Jr., OF, South Carolina, Coll.-Jr.

B/T: S-R
Height: 5-11
Weight: 180
Ranking: BA #34 & PG #40 & DSS #33
Last Drafted: Never Drafted

Comments: 二世選手で、10年のCWSで優勝したチームのベストプレイヤー。すごく印象の良いピックではないが、ケガする前にドラ1上位、Top 10級の予想をされていたし、CFは欲しいところだったので、悪くはない。ただ毎年ケガをしておりケガの多さは気になる。またスリップの原因はケガと言うよりは、バットが変わって今季成績を残せてないからとも言われている。この辺が戻ってこないなら評価は悪くなる。生来のスピードはズバ抜けてはいないが、守備の勘の良さで知られており、肩も非常に強く、高い守備力を持つCF。打撃はスウィングスピードはしっかりしているが、昨季を除いてあまり打てておらず疑問もある。アグレッシブなヒッターだが、比較的成熟しており、選球眼自体は悪くない。パワーもしっかりしており、バックスピンをかけるのが上手く、基本はギャップヒッターだが、最大限育てば20 HR打てるかも。スーパースターではないが、５ツールのバランスの良いリードオフヒッターになれる。夏は昨年のRanaudoのように、Cape Cod Leagueに行って、評価を上げようとしているらしい。


[Summary of Day 1]

一言で言うと「最高」。ドラ1はBarnes、Swihart。半年近く前に、無理だけど理想、と書いていた組み合わせに本当になるとは。この２人をピックできただけでも十分に素晴らしいドラフトだと思う。サプリメンタルピックの2つはOwens、Bradley Jr.と個人的にはそこまで好きでもない選手ではあったけど、文句を言ったらバチが当たるでしょう。

Day 1を終えて、印象としては、BOSの戦略は、Joshua Bellはドラ1から滑り落ちると読んで、#19はカレッジピッチャーと考えていたと思う。結果Barnesが残ってて良かったけど、そうでなくても、Sonny GrayやJed Bradley、Alex Meyerなどが落ちると言われていたし、高校生だけど、比較的まとまっているTaylor Guerrieriも選択できた。

その後は理想的には、#26でCFのBrandon Nimmo、#36でHSの投手（できればTyler BeedeかJoe Ross）、#40でSwihartか、残ってなければAustin HedgesかAndrew Susac、Tyler Marlettなどの捕手というカンジだったのでは？実際は、Nimmoがピックされたので、#26で先にSwihartを抑えておいて、#36でHSでベストと見たOwens、#40でCFと行ったのではないかと思う。まぁBradley Jr.は元々結構スカウティングはしてたみたいですけど、Nimmo獲ってたら獲ってなかったと思うし。

Beedeこそ#26の前に#21でTORにピックされてしまったけどカレッジ、HSのPをそれぞれ一枚ずつ、しかも左右各一枚。カレッジのCF、高校生捕手とニーズには素晴らしく合致している。その点を考えれば95点（Owens → Beedeなら満点だった）を付けたいです。