もうすぐカレッジベースボールがスタート。一昨年はカレッジワールドシリーズを制し、昨年もKumar Rocker (Jr.-RHP)を筆頭にした強力投手陣で有力候補でしたが、残念ながらCOVID-19の影響でシーズンキャンセル。今季もRocker、Jack Leiter (So.-RHP)を筆頭に、投手力を基盤として上位進出が期待されています。
[Pitchers]
Nelson Berkwich, LHRP, Fr.
Gage Bradley, RHRP, Fr.
Michael Doolin, RHP, So.
Donye Evans, RHRP, Fr.
Hugh Fisher, LHRP, Sr.
Miles Garrett, RHRP, Fr.
Brett Hansen, LHP, Fr.
Sam Hliboki, RHRP/SP, So.
Jack Leiter, RHSP, So.
Christian Little, RHSP/RP, Fr.
Nick Maldonado, RHRP, So.
Chris McElvain, RHRP, So.
Grayson Moore, RHRP, Fr.
Luke Murphy, RHRP, Jr.
Hunter Owen, LHRP, Fr.
Patrick Reilly, RHRP/SP, Fr.
Kumar Rocker, RHSP, Jr.
Tomas Schultz, RHSP/RP, So.
Ethan Smith, RHRP, Jr.
Ryan Stefiuk, LHP, Fr.
昨年から抜けたのは、Jake Eder、Mason Hickman、Tyler Brownがプロへ。Chance Huff、Erik Kaiser、Ryan Keenanはトランスファーなのか、引退なのかチームから名前が無くなっています。入学時は評価の高かったHuffと、ケガがちだけど、昨年はリリーフで多くの三振を奪ったKaiserは残念。
とは言え、投手は相変わらずレベルが高い。安定感抜群だったHickmanが抜けたのは痛いものの、Rocker、Leiterの1、2パンチは現状で21年ドラフトで全体#1とTop 5級の評価をされているように、Vandyのレベルの高い過去の布陣と比べてもベストに近いし、Gerrit ColeとTrevor Bauerを輩出した11年のUCLAに匹敵するレベルになりうる。Leiterはまだ実績が少ないが、期待通りの投球をしてくれると信じたい。
ローテ三番手の有力候補は、昨年Leiterとミッドウィーク先発の座を争った、Ethan Smith (Jr.-RHP)が有力だが、Sam Hliboki (So.-RHP)、Tomas Shultz (So,-RHP)、Michael Doolin (So.-RHP)あたりも昨年はフレッシュマンながらリリーフですぐに結果を出しており、ステップアップを狙うだろう。
フレッシュマンではMiles Garrett (Fr.-RHP)、Patrick Reilly (Fr.-RHP)あたりがドラフトのランキングでは有望だが、HSのドラフト時点でTop 30やTop 50の評価を受けていた、Rocker、Leiter、Ederらほどの大物感はなく、よっぽど秋からアピールしていない限りは、まずはリリーフが有力。
リリーフはこの3年チームブルペンの大黒柱だったクローザーのBrownが抜けて再編を余儀なくされるが、近年も見ても投手リクルートや育成が強く、層の厚いフレッシュマンを順次起用し、その中から柱が何人か出てきているため特に不安はないし、昨年はケガで全休の速球派Hugh Fisher (Sr.-LHP)も復帰するだろう。
[Fielders]
C.J. Rodriguez, C. So.
Alan Espinal, C, Fr.
Maxwell Romero, Jr., C, So.
Gavin Casas, 1B/3B, Fr.
Jayson Gonzalez, 3B, Sr.
Spencer Jones, DH, So.
Dominic Keegan, 1B/C, Jr.
Tate Kolwyck, 2B/SS, Jr.
Parker Noland, 2B/3B/1B, So.
Jack O'Dowd, 3B/SS/2B, Fr.
C.J. Pittaro, 3B, Fr.
Javier Vaz, LF/2B/RF, Jr.
Carter Young, SS, So.
Enrique Bradfield, Jr., CF, Fr.
Jack Bulger, LF/1B, Fr.
Cooper Davis, LF/RF, Sr.
Will Duff, LF/2B, So.
Calvin Hewitt, LF/CF/RF, Fr.
Matt Hogan, CF/LF/RF, Jr.
Troy LaNeve, LF/RF, So.
T.J. McKenzie, LF, So.
Isaiah Tomas, RF, Jr.
全体#5のAustin MartinとUDFAのTy Duvall、Harrison Rayプロへ。Sterling HayesとJustyn Henry-Malloyはトランスファーなのかロスターから消えている。チームの野手で唯一計算できるMartinが去ったのは大きい。穴を埋められる選手は昨年シーズン時点では見当たらず、投高打低の傾向は拍車が掛かりそう。
捕手についてはシュアな打撃でも貢献していた経験豊富なDuvallの離脱も多少響くだろうが、打撃も期待できるC.J. Rodriguez (So.-C)は昨年既にレギュラーに成長したし、新人リクルート最大の大物のJack Bulger (Fr.-C)も加入した。Dominic Keegan (Jr.-1B/C)も一応は守れるし、チームの中では充実しているポジションになる。
内野は1BはSpencer Jones (So.-1B/OF)の成長に期待したいが、1年目はあまり印象的なプレーは見せられず、KeeganやBOSのTriston Casasの弟であるGavin Casas (Fr.-IF)の突き上げにも期待したい。2Bは抜けたRayが多く務めていたポジションだが、Rayのオフェンス面での貢献も限定的だったし、大きなダウングレードということはない。
昨年2BとOFでそれなりに出場したWill Duff (So.-UT)が有力かと思うが、昨年はOFがメインだったTate Kolwyck (Jr.-UT)や、昨季の有望リクルートで、1年目からSSでほぼフル出場したCarter Young (So.-IF)と今季の有望新人のJack O'Dowd (Fr.-IF)の両方がスターティングラインナップに入るようなら、どちらかが2Bにスライドするかも。
3Bは昨年MartinがOFに移行後にレギュラーに定着したParker Noland (So.-IF)が最有力だが、フレッシュマン時は有望株として起用されたものの、一昨年は不振、昨年は全休のJayson Gonzalez (Sr.-IF)の復活があれば大きいが。あとは唯一のトランスファー組のJavier Vaz (Jr.-IF)もメインポジションは不明だが、レギュラー争いをしにやって来たはず。
OFはLFは昨年もリードオフを務めた、Cooper Davis (Sr.-OF)が実績も含めて有力。CF/RFの一角は現状でチーム最大の打者であるIsaiah Tomas (Jr.-OF)になるだろう。パワーはあるが、安定性と出塁面でまだまだ頼りない印象が強いが、ドラフトイヤーの成長に期待。
OFの残り一枠は有望新人のEnrique Bradfield, Jr. (Fr.-OF)、Grayson Moore (Fr.-OF/RHP)が席を奪って欲しい。両方良いなら、それこそOF陣でDHも占めれば良いだろう。あとはMatt Hogan (Jr.-OF)や、他のポジション次第だが、JonesやKolwyckもOFで出番があるかも。
2021年1月22日金曜日
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