2022年12月7日水曜日

22'-23' Offseason Boston Red Sox -Dec.-

12月です。FA市場が激しくインフレしており、動き方が難しいオフですが、一方でオーナー陣の現在のスタイルは不明ですが資金力は元々あるチームで、ペイロールも今のところそんなに高い水準ではないにもかかわらず手をこまねいている状況にはいら立ちも(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 12/2
Outrighted C Ronaldo Hernandez to AAA Worcester.

R. Hernandezが少し驚きですが、DFAされていたようで、またどこのチームもクレームせず、マイナーへアウトライト。賭けの部分はあったんじゃないかと思いますが、Rule 5ドラフトのプロテクトに困っているチームが多いのかも。


Baltimore signed OF/1B Franchy Cordero.

Non-tenderしていたFranchy CorderoはBALへ。


〇 12/5
Atlanta signed 1B/3B Hudson Potts.

Hudson PottsがATLへ。


〇 12/6
Signed RHP Norwith Gudino to a minor league contract.

27歳の右腕とマイナー契約。三振は比較的取れるけど、制球はイマイチ。


〇 12/7
Selected RHP Ryan Miller from New York Yankees and LHP Joe Jacques from Pittsburgh in the minor league phase of the Rule 5 Draft.
Washington selected RHP Thaddeus Ward in the Rule 5 Draft.
Baltimore selected RHP Andrew Politi in the Rule 5 Draft.
Philadelphia selected RHP Noah Song in the Rule 5 Draft.
Philadelphia selected IF Cameron Cannon in the minor league phase of Rule 5 Draft.

厳しいRule 5に。全体1位でThaddeus WardをWASに奪われた上に、Andrew Politi、Noah Song、Camreon Cannonをタダで奪われる結果に。BOSはMLBフェーズでは指名せず、マイナーのリリーフアームを2人加えました。


〇 12/8
Signed RHP Chris Martin to a two-year contract.

懸案のブルペンの補強にC. Martinを2年$17.5Mで契約。ボーナスが$4M、1年目$6M、2年目$7.5Mとのこと。36-37歳という年齢に、金額、クローザー実績はあまり無い点は少し気にはなるが、年齢の点では球速的にも衰えの兆候はなく、21年はやや内容が悪かったものの、安価な契約でCHC、LADと渡り歩いた22年は素晴らしい数字を残している。額も安くはないが、昨今のFA市場を考えると仕方ない部分ではある。

またMartinは11年にBOSでマイナーキャリアをスタートし、その後3年ほどBOS傘下でプレーした選手で、当時の有望株紹介でも取り上げている。05年に一度ドラフトされているが、肩の故障で一度はベースボールを離れスーパーマーケットだったかで勤務し、その後独立リーグを経てBOS入団に至った。

またその後もそれほど注目を浴びないキャリアだったが、16年のNPB北海道日本ハムファイターズ行きがキャリアを変えた。奪三振に加えて非常に制球が良く、また年齢や経験のある点も今のBOSのブルペンには良い影響を与えるだろうし、できればBOSで引退を迎えてその後の育成に関わって欲しいタイプの選手。


〇 12/9
Signed international free agents RHP Yeferson Vargas and C Frederik Jimenez.

2人の海外FAと契約。


San Diego signed SS Xander Bogaerts.
Philadelphia signed LHP Matt Strahm.

Xander Bogaerts、Matt Strahmが正式に他球団と契約。


〇 12/10
New York Mets signed IF Jose Peraza and OF Abraham Almonte.

Jose Peraza、Abraham AlmonteがNYMへ。


〇 12/13
Signed RHP Kenley Jansen to a two-year contract.
Designated UT Hoy Park for assignment.

Jansenの契約が発表。ParkをDFA。


LHP Austin Lambright retired.

マイナーの左腕が引退。


Signed an international free agent RHP Luis David Jerez.

19歳のキューバの右腕と契約。最速96 mphにカーブ、スライダー、チェンジアップ、スプリッターと球種も豊富。割と良さそうなのに、$18Kと安価に契約。もうちょっと待てば次のクラスが解禁のはずなのに。


〇 12/14
New York Yankees signed RHP James Norwood.

MiLFAのJames NprwoodがNYYと契約。


〇 12/15
Signed LF Masataka Yoshida to a five-year contract.
Designated IF Jeter Downs for assignment.

NPBからポスティングされていた吉田と5年$90Mで合意。$15.4Mのポスティングフィーを払う。選手としてはこの額以上の働きも可能性はある一方で、MLB実績の無い選手にしては高く付いたなという印象。吉田との契約に伴い、ロスター枠確保でJ. DownsをDFA。元Top Prospectだけにリスクはあるが、他チームも獲る余裕はないと見たのか。タダで獲られるなら、またも失点を重ねることになるが。


OF Wil Dalton retired.

マイナーのOFが引退。


〇 12/16
Acquired RHP Wyatt Mills from Kansas City for RHP Jacob Wallace.
Designated 1B Eric Hosmer for assignment.

KCをDFAされていた、W. Millsをトレードで獲得。スタッツ的にイマイチ冴えない選手ですが、サイドアームでSchreiberの二匹目のドジョウを狙っているのかな?Schreiberは球威が22年は良かったので、そういったプラスアルファが無いと現時点では活躍できる見込みは高くないが。

22年はやや期待外れ気味だったが、40人枠外のリリーフのJacob Wallaceを出してまたリリーフで枠を埋めるのは感心しないいし、更に枠を確保に驚きのHosmer DFA。トレード時点から今一つなトレードのまま完了に。


Traded UT Hoy Park to Atlanta for a player to be named later or cash considerations.

DFAしていたHoy ParkをATLへトレード。


〇 12/17
Los Angeles Dodgers signed DH J.D. Martinez.

J.D. MartinezがLADへ。1年$10M。奇しくもJustin Turnerと入れ替わりに。


〇 12/19
Baltimore signed RHP Eduard Bazardo.

Eduard BazardoがBALへ。


〇 12/21
Signed UT Niko Goodrum to a minor league deal.

UTのGoodrumと契約。DET傘下に長くいて、18、19年あたりは少し活躍したものの、その後鳴かず飛ばず。


Cleveland signed RHP Caleb Simpson.

Caleb SimpsonがCLEへ。


〇 12/22
Released 1B Eric Hosmer.

まぁしかし無駄な動きでしたね。


Washington claimed IF Jeter Downs off waivers.

WASがJeter Downsをクレーム。


〇 12/27
Texas signed RHP Nathan Eovaldi.

Nathan EovaldiがTEXへ。ドラフトピック(#131くらいかな)を残してくれたのでありがたい。


〇 12/30
New York Yankees signed RHP Tyler Danish.

Tyler DanisがNYYへ。


〇 12/31
1B Joe Davis retired.

Joe Davisが引退。High-Aの1B。

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