[Today's Topics]
個人的には徒労感の多いウィンターミーティング中のムーブが続き、仕事の忙しさもあり、更新が進みませんでした。以下各ムーブについて雑感。
Xander Bogaerts - Trea Turnerでも見合わないと思える11年契約は、後は野となれ山となれという考え方のトップのゴリ押しだと思うし、その資金力があってもBOSがやるべきではなかったと思う。入団から見て来た、Bogaertsが他球団で引退まで過ごすのを見るのは残念な一方、少なくとも一度は少し割安な額で延長に応じてくれて、二度のWS制覇をもたらした彼には感謝しかないし、素晴らしい契約を得たことを祝福したい。
一方で、今オフの対応としては仕方ない面はあれど、その前に動くべきだったとは思うし、フランチャイズ選手の後釜も見つかっていない状況で、SDの半額程度のオファーというのは、状況に対する判断力が欠如しているとしか思えない。こんなオファーならしない方がマシ。この後もどうせノーアイデアだとは思うし、Storyの再コンバートに落ち着くイメージしかわかない。
Jansen - クローザー実績のある選手が欲しかったのは確かだけど、とりあえず高い。既にC. Martinと契約した状況で、そこまでのコストを掛けるべきポイントとは思えない。特にHouckをどうしたいのかが不明。
この額なら2年間基本的にはクローザーとして使わざるを得ない。そうなると先発にトライさせるとは言われているものの、そちらで大成する見込みは今のところ高くないHouckは中途半端にリリーフで使うことになるのか?
昨年の一時期を見ても、クローザーに育てるのが基本ベストと考えているし、それであれば、David Robertsonくらいの選択肢に留めておき、Houckがクローザーとして独り立ちするのをフォローさせる方が自然だった。
吉田 - 契約自体はチームとして強化になっているとは思うものの、一般論としては高いと思うし、これであれば個人的にはMitch Hanigerの方が適正な候補だったと思う。勿論、NPBをチェックしていないので、実際に彼のプレーぶりを見た方がその価値があるという意見はあると思うし、実際にこの契約が安いと思えるくらいの活躍をする可能性も秘めているとは思うが。
ポジション的にはFenwayのRFは難しいと言われており、LFがまずはホームになるだろう。左打ちだが、スプリットは無く、額的にも基本的にはレギュラーとして使うことになるが、守備が厳しいようなら、Refsnyderか、もしくはもう一段上のRHH-OFをもう一枚入れて、対右ではDH Hosmer、LF 吉田、対左ではDH 吉田、LF or RFに右打ちOFと言う感じの変則プラトーンで対応になるかも。
出塁が良いので、2番に向いているが、その場合Deversを3番としても、4番は適正が少ない。Xander Bogaertsが流出し、SSの選手が4番を務める選手になる可能性は低い。左のCasasは5番か6番になるだろうし、Storyを4番に持ってくるしかないのか。
Rule 5 - Thaddeus Wardはプロテクトすべきだった。少なくともD. Hamiltonよりは。また復帰をずっと待っていたNoah Songも帰ってくるかもしれないが、力が抜ける。まぁW. Gonzalez、E. Paulino、Bonaciといった、伸びしろの大きい選手は取られなかったので、それだけが幸い。ただどうせプロテクトし切れないなら、トレードに使うなり、もう少し計画的に動いてもらいたい。
2022年12月10日土曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
13 件のコメント:
BogeartsはSSにくくりそうで、
Mayer, RomeroとSSに残れそうなトッププロスペクトを抱える分、
SDのような契約は提示できなかったのは理解できます。
ラインナップがかなり左に偏重しますね。
ちなみに、吉田は対左めちゃくちゃ良いですよ。
吉田は本当にボール見れるし選べるのでので、
1番吉田、2番kike、3番Devers、4番Story、5番Casas、6番Verdugo、7番Hosmer
みたいな形は、個人的にはありと思います。
辛口ですね笑。
Houckはトレードバイトじゃないでしょうか。Houck + Pivetta/Verdugo/Dalbec/Duran + mid-level prospect(s)でVarshoのような保有期間の長い堅実なRFが獲れれば理想かなと。
個人的には、Houckはワクチン未接種で帯同できなかった件があり、調和を乱すネガティブな印象が強いです。クローザーのポテンシャルと保有期間の長さを売りに、うまくトレードを作って出しても良いと思っています。
ララさん、元気出してください。
私はプロスペクトはあまり詳しくありませんが、ワードだけはプロテクトすべきでしたね。
今年はNYM、SD、NYYが $300MM、400MMと訳の分かんない単位のお金を使って高騰しすぎです。BOSは中の上ぐらいの資金力になってしまったんですかね?
ボガーツが、”SDでキャリアを終わらせる”っていうセリフは切なかったです。
ベッツの時よりさびしいです。
redsoxboyさん
後継が育つ3~4年後にはさすがにBogaertsもコンバートは自分の身体の保護のためにも受け入れるんじゃないかとは思いますが、単純に年平均ではなく、コミットの長さで負けましたね。
DHに移してでも、と考えた場合にはいずれDeversともバッティングするかもしれませんし、11年はさすがに難しいとは思います。$35M×7年+Vesting Option 2年くらいが出せるMaxかと。
2番Kikeは現状では厳しいかと思っていますが、それなりにボール見て、長打もあるので、調子が良ければそんな流れもありかもですね。
左右に関係なく、1、2番を務められるポテンシャルがあるというのは間違いないですが、そうしたところで、4番あたりの人材不足、右打ちのパワーの人材不足は顕著かと。Storyも今季を見ているとCOL時代の打撃はさすがに難しいような気もします。
レッドさん
Varshoは捕手もできる他意なのでみたいなので魅力的ですが、残り1年のPivettaとクローザーとして実績がまだ少ないHouckじゃ厳しいかと。それこそCasasやBelloを要求される気はします。
そういったトレード価値を高めるにもクローザー実績は欲しいところでしたけどね。ただ最近はセットアップでも良い選手はトレード価値が高いし、クローザーでも通じるレベルの活躍をセットアップで見せてくれるなら、夏か来オフにはトレードバイトとして有用になるとは思いますが。
確かに少し我が強いような印象も受けますが、PapelbonとかKimbrelとかクローザーは強気な選手も多かったし、個人的には凄くネガティブではないですが、まぁ2回目のカナダ遠征前には打って欲しいとは思いましたが。
Bosoxおやじさん
お気遣いありがとうございます。
オーナーグループはリバプールFCを売りに出すようですが、裏側はわかりませんが、資金難よりは売り時ということなんじゃないかと。
どっちにしたって贅沢税までもそれなりにある訳ですし、要は短期戦略と、中長期戦略を見据えて、どう資金配分していくかだけじゃないですかね。
Bettsは完全に金額と西海岸最優先でしたから仕方ないと思いますが、BogaertsはBOSへの愛着を示しながらも思い切った額を提示できないフロントに愛想をつかした印象ですね。
$200Mくらいの額を少なくとも提示していれば、SDのオファーの後も、一度はビッドさせてくれるくらいのことはあったかもとは思うし残念ですね。
NYMの欲望は尽きないですね。Competitive Balance Tax度外視。
CBTの制約の中でAAVをやりくりすることがチーム編成の面白味の一つの自分にとっては、もしBOSがここまでしたら嫌になっちゃいます。
そうなんですよね。Varsho級はBelloやSPcomのトップ8が要求されますよね。
DD後にやっとここまでマイナーが揃ったので、自分としてはBelloとトップ8は絶対無しで、質より量のパッケージを受け入れてくれるトレードパートナーを探して欲しいところです。中途半端な期待値の選手が多い40人枠の整理にもなりますし。
大外れになるかもしれないですが、浮いてそうなSEAのKelenicとVerdugoの交換とかどうかなとか。
レッドさん
元々は戦力バランスの均衡ということで導入されたルールなのに、それを完全無視してチーム作りするのは、MLB全体の発展という視点からすると疑問はありますね。
全体のTop 150クラスを一人も含めずにトレードできる相手は限られている気はしますし、Casas、Mayerは個人的にはアンタッチャブルですが、RafaelaなんかはSell Highになる可能性もゼロではないとは思いますが。ただトレードするなら中途半端な選手のために上位の選手を消費するのは避けて欲しいですね。
Kelenicは実際のプレーを見たことないので何とも言えませんが、アイデア自体は悪くないと思います。SEAがOF余るなら三角トレードとかも良いかもですね。VerdugoをOFが欲しいコンテンダーに、BOSがKelenicと第3チームからそれなりの有望株とか。
BassittがTORと3年総額6300万ドル(約86.7億円)で合意。
そして、もしかしたらと少し獲得を期待してたOAKのMurphy捕手が、ATLの大盤振る舞い?をベースとした三角トレードでATLへ。
Bloomだと無理だろうなぁと思ってましたが、やはり他球団に行きました。
Bloomのやり方(オーナー達からの贅沢税上限の徹底指示?)だと、注目選手のトレードはBOSにとって貴重なトッププロスペクト放出が避けられない→しないし、大きな戦力になりそうなFA選手は高額・長期契約間違いなしの市場の中で、何も手の打ちようがないですね。大物主力を失っていくだけで。
今オフの補強はまだするでしょうけども、BOSファンにとっての23年は、基本的に「若手の成長を見守るシーズン」と割り切るしかないですね....それともまさか!?Devers、Sale、Paxton、Verdugo、KIKE、Hosmer等中心選手が大勢去っていくであろう23年オフには、本気で大谷獲得を狙う気なのかもしれませんね(苦笑)。
少なくともNYM、NYY、SD、PHI、TEXあたりより資金に余裕がありそう。敵はLADかな?
私が以前にコメントさせていただいた事項のうち、
●BogaertsにQOするも他球団と契約
→Storyがショートへの再コンバートをしぶしぶ受諾
●Deversとの契約延長は進展無し
●DH候補としてAbreuと交渉するも他球団と契約
●OAKとMurphyのトレード交渉するも他球団にさらわれる
●LADとBellingerのトレード交渉するも成立せず
は、残念ながらだいたい当たってますね(苦笑)。
以下は、吉田のみ大外れ
●千賀、吉田の調査は行うも正式オファーせず
これさえも出来ないかも....
●Eovaldiが2年+3年目オプションで、Hillと単年+2年目オプションで再契約
せめてこれだけは避けてほしいが....早くDruryを獲れ!
●二塁手Arroyo、右翼手Refsnyderでシーズンスタートする
フェンウェイパークさん
Bassitで年平均$20M超えとは高いな~。
ATLはWilliam Contrerasで何が不満なんでしょうね?守備力の差は大きいでしょうが、打撃面で言えばむしろ少し上のポテンシャルがあるような。
大谷はまぁLADが堅いんじゃないですかね~。Hosmerは25年オフまで、Paxtonはもう1回オプション持ちですが、まぁそのあたりはペイロールには影響が小さいし、現時点で大きな契約はDeversと延長するかどうかくらいですよね。
吉田が入って、Verdugoが一応RFになりますが、それ以外は全て正解ですね。厳しいな~。
おはばんは、
このオフに不気味なほど動いていないLAD、私もララさん同様にLADは来オフに大谷獲りに全力で動くと思います、恐らく$400Mは優に超える契約になるでしょう。
大谷を獲得したチームにとって放送権料等々の経済効果は、計り知れないです。
ところでBostonRedsoxはTampaBayRedsoxになってしまったんですかね⁇
でもそれは少しTampaBayに失礼か?ここ何年もトレード及び若手育成はBoston
より一枚も二枚も上に見えますしLOL
赤とんぼさん
おはばんは。
LADは補強しなくても投手を中心に若手が良いのですが、当然しばらくはWSを狙い続けるし、その資金力もあるので、来季の大谷争奪戦は今のところ独走できる体制かと思いますね。
BOSの緊縮財政はなんなんでしょうね?お金はあるのにBloomさんが上手く動けてないならクビになってそうなので、オーナー側の指示なんでしょうかね?現地で何か噂があったりしますか?
若手育成については前任者が放棄していたのを再び耕して収穫が近づいているので、TBと比較して凄く劣っている気はしないですが、トレードのうまさはだいぶ負けている気がしますね。
コメントを投稿