2022年8月23日火曜日

Prospect Profile: Brooks Brannon, C

今回は、今季ドラフト指名の高卒有望株四人組で最後に紹介する、Brooks Brannonくん。市場評価からはやや低い契約額にも関わらず、スカウトを信頼して入団して来てくれたナイスガイです。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Brooks Brannon (ブルックス・ブラノン)
Full Name: Brooks Paul Brannon
Position: C
Born: May 4, 2004
Birthplace: Greensboro, North Carolina
Height: 6-0
Weight: 210
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 9th round, 2022
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $712,500
High School: Randleman HS (NC)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

オフェンスのポテンシャルの高い選手で、優れたフィジカルでプラスのパワーポテンシャル。ややアグレッシブなヒッターだが、広角に打球を放つ。捕球は鍛錬が必要で、飛び抜けたレシーバーにはならないだろうが、ブロッキングはまずまずで強肩が売り。それなりに運動能力があり、捕手から転向する場合は3BやC-OFの可能性。


[Background]

ドラフト時のランキングはMLB #158/BA #155/PG #97。North Carolina大へコミットがあった。22年はHSで全米トップの20 HR。ドラ9と下位での指名となったが、BOSのスカウトKirk Fredrikssonとの信頼関係があり、正式なオファー以前にプロ入りすることを考えていると地元紙に語っていた。


[Profile]

22' : FCLでプロデビュー。サンプルが少ないが、良い打撃を見せた上に、三塁打を2本放つなど、運動能力も示した。

23' : FCLでヒートアップし、Low-A Salemでも安打のほぼ半分がHRとパワーを見せつけていた中で残念ながら故障でシーズンエンド。


[Comment]

Rkクラスで良く打っている上に、1試合で三塁打を2本打つなど、運動能力も高そう。Russell Martinのような選手に育って欲しい。

3 件のコメント:

フェンウェイパーク さんのコメント...


9巡目とはいえ貴重な捕手の有望株ですし、LavarnwayとかSwihartのように中途半端な成長で終わらないでほしいですね。
長打力はもちろん楽しみですが、やはり肝心の守備。
25歳でBOSに来たSaltalamacchiaも酷かったし、超新星と思わせたFloresの17歳でのまさかの死.....
近年YouTubeでBOSの70年代以降の試合をたくさん見てきたのですが、Fisk、Gedman、Pena、Varitek、そしてVazquezと印象に強く残る人はいるものの、「BOSの正捕手」というキャラは、長い歴史の中でも他球団に比べて結構少ない気がしています。
そういえば、あの曲者Pierzynskiも一時期はBOSに在籍してたんでしたね。すっかり忘れてた.....

フェンウェイパーク さんのコメント...


そういえば、V Martínezも1年半だけBOSにいましたねwww
彼もSaltalamacchia同様、走られまくりだったような記憶があります。

90年代はVaritek登場まで、捕手を固定できないままだったかと思います。
Brannon、Hickey、Wong.....一人でもいいからMLBクラスに育ってほしい。

ララ さんのコメント...

フェンウェイパークさん

Yadier MolinaやVazquezはキャリア初期は貧打だったのが、ある程度オフェンスでも貢献できるようになって大成したけど、基本的には打力のある選手が守備も徐々に向上する方が上限は高くなりがちなので、HickeyやBrannonにはしっかり打ち続けながら、少しずつ守備が完成してくれれば。

Daniel Floresはホントにホントに残念です。歴史に残る選手になれそうな器だったのに。

個人的にはやはりVaritekですかね。微妙に生え抜きとも言い難いですし、そういう意味ではVazquezはここ20年で最高の傘下のプロダクトかも。