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[Player Data]
Name: Bryce Cox (ブライス・コックス)
Full Name: Bryson O. Cox
Positions: RHRP
Born: August 10, 1984
Birthplace: Carrollton, Texas
Height: 6-4
Weight: 205
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 3rd round, 2006; 13th round, 2005 by Los Angeles Angels
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $250,000
College: Rice
High School: Newman Smith HS (TX)
How Left: Released (March 2011)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com
[Scouting Report]
長身のリリーフ右腕。スリークォーターから投げる速球は、89~92 mphで、手元で変化し、多くのゴロを打たせる。78~82 mphのスライダーはドラフトイヤーは傘下でも最高のスタッフと言われたピッチだが、2年目以降はその支配力を失っている。79~80 mphのチェンジアップはたまにしか投げない。元々コマンドには難を抱える投手で、06年のCWS優勝時は、それを克服して活躍したものの、今でもやや不安定だ。ドラフト時は、将来のクローザーとして期待されていたが、クローザーとしての精神力の強さにも疑問を持たれる選手だ。
[Background]
06年はRice大で、ドラフト直後に行われたCWSでドミナントなクローザーとして優勝に大きく貢献した。
[Profile]
06' : SS-A Lowellでプロデビュー。すぐにHigh-A Wilmingtonに昇格し、素晴らしい投球を見せた。この頃はまさに絶頂期で、06年のBOSが指名した選手の中でも最も良いんじゃないかと言われた。当時はJonathan Papelbonは将来的には先発と見られていたし、Craig Hansenもいたが、Coxこそが将来のクローザーと見られていて、08年にはその座に就くだろうと言われていた。
07' : AA Portlandで開幕するが、制球に大苦戦。スライダーの神通力も失せ、シーズン中に、Low-A Greenvilleへ降格。
08' : Low-Aで成績を取り戻すが、High-A Lancaster昇格後はやはりダメ。
09' : AAで1年を過ごす。
10' : AAでGO/AOが高く、それなりに投げているものの、K/BBが低く、被打率等も平凡。かつての期待はなくなりつつあります。
11' Mar. : STで枠を争うも、結局リリース。
[Comment]
Rice大の投手は腕はいいけど制球が、と言われるらしいが、彼もその典型。制球に悩んで、スライダーの支配力を失ったし、速球も少し落としたんだと思う。スライダーさえ戻れば、それなりにやれる可能性はあるけど、年齢的にもちょっと厳しいかもしれない。
(11年追記) とうとうリリース。どこかでキャリアを続けるんでしょうか。
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