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[Player Data]
Name: Kendal Volz (ケンダール・ヴォルツ)
Full Name: William Kendal Volz
Positions: RHRP/RHSP
Born: December 2, 1987
Birthplace: San Antonio, Texas
Height: 6-5
Weight: 225
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 9th round, 2009; 50th round, 2006 by Arizona
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $550,000
College: Baylor
High School: Smithson Valley HS (TX)
How Left: Traded to Kansas City with Yamaico Navarro for Mike Aviles (July 2011)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com
[Scouting Report]
大きな体格から、非常に重く、沈む90 mph前半の速球を投げ、ゴロを打たせる。これがメインの球種で、それに80 mph前半のスライダーを混ぜる。スライダーはまずまずだが、アウトピッチとしては平凡。チェンジアップは発展途上。メカニクスに問題があり、コマンドも不安定。メカニクスを矯正しなければ、伸びることはないだろうと見られています。
[Background]
高校時代から、名前の知れた投手ですが、Baylor大で平凡な成績。ただソフモアのシーズンにTeam USAに選ばれ、そのクローザーとしてドミナントな素晴らしい投球をした。これで一気に期待度を上げ、一時はドラ1の候補と言われるものの、ジュニアーのシーズンもイマイチでスリップ。ドラフト時のランキングはBA #92/PG #113。
[Profile]
10' : BOSらしく、まずは先発で育成。Low-A Greenvilleで1年を過ごした。コマンドが、と言われていたにしては、最初の数登板はBBを全く出さず、シーズンのK/BBは6.71と素晴らしかったが、後半戦は、ややパフォーマンスも引き下げ、Low-Aにも関わらず、期待度の高いカレッジの選手にしては、被打率、K/9はイマイチ。GO/AOも平凡でした。
11' : High-A Salemでリリーフに転向。近年の育成法から考えると早めのコンバートでしたが、これが功を奏し、51.1 IP/42 H/12 BB/56 Kと素晴らしい成績。傘下トップクラスのリリーフのProspectへと成長してきました。
11' July : Mike Avilesの見返りにKCへトレード。
11' : 11年中にAAまで昇格するがやや成績を落とした。
12' : 開幕からAAで順調も、7月に筋肉の断裂をおこした。
12' July : ケガの影響から引退を決意。
[Comment]
先発としてはカレッジから通じて平凡だし、何と言ってもTeam USAでの活躍が印象に強いから、やっぱり将来的にはセットアップ以上のリリーフとして見ています。リリーフに集中すれば、09年にでもMLBデビューできるとも言われていたけど、メカニクスの問題もあるし、あまり急いでも失敗しやすいタイプだと思う。もう1、2年の間にメカニクス、コマンド、セカンドピッチ以降をしっかり鍛えて、いいリリーフになって欲しいです。
(12年追記)Rule 5ドラフトまで1年以上あるのに、何でAvilesなんかに、と思ったけど、結果的にはAvilesも結構活躍しており、悪いトレードではなかった。ただ本来のポテンシャルを考えれば、もう少しBOS傘下でじっくり磨いて欲しかったなと。
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