2020年2月4日火曜日

20' Today's Topics - 2/3

[Today's Topics]

M. BettsのLADかSDへのトレードが成立の可能性が高まって来たようです。このまま行くと、今週中にもLADとまとまるのではないか、と。見返りのセンターピースはAlex Verdugo。それに、最新の噂だと、SSの有望株のJeter Downs、それに投手のCaleb FergusonかTony Gonsolin、それに下位の有望株という話。

BOSはLADとはBettsと年俸負担付きでPriceもパッケージという話のよう。ちょっと前はDownsではなく、捕手のKeibert Ruizという話もありましたが、ともかくVerdugoがメインなのは変わらない。3年目ですが、まだ23歳と若く、あと5年雇えるレギュラー格のオファーは破格と映る。

Benintendiに少し似ているかなという印象で、パワー、スピードといった身体ツールではトップクラスとは言えないものの優れたバットコントロールを持ち、少なくとも若い内は、CFを含めてソリッドに守れそう。MLB歴が浅く、多少のリスクは勿論あるが、層の厚いLADでレギュラー格を務めた実績は賭けるに値するだろう。

ラインナップ的な視点で言うと、1番打者らしい選手がいなくなる点は気になるが、Verdugoが上手く適応すれば、来オフ以降にBenintendiが平凡気味なら安く契約延長、良いならトレードという動きを取りやすくなり、ペイロール的にも嬉しい。

BOS的には見返りの投手がもう一歩、ということのようだが、GonsolinもMLBではリリーフのFergusonも先発で実績があり、試してみる余地はある。BOSは投手のところでJosiah Grayを要求しているようだが、今のところLADはそこまでのオファーを渋っている様子。Ross Striplingという話もあり、個人的にはそちらでも良い気もするが。Downsもドラフト時から気になっている選手だし悪くない。

Priceは夏に別個にトレードした方が儲かるのでは?という話もあるが、ケガでダメになるリスクもあるし、この際Dave Dombrowski色を薄めた方が心機一転できると思うので、個人的には出せるなら出してしまって良いと思う。

SDの方は、LADの動きを踏まえて、Luis Patinoを含めるなど、少しパッケージを上げることも検討しているよう。どのみちNL西ではLADの地区優勝が堅いと思うが、そのような地区でWCを確保し、詐欺師が自分のクビをつなぐには、LADにBettsを渡さずに済むという面もメリットとなるだろうし。

Bettsとのお別れは悲しいものがありますが、どのみちここまでの動きからすると、来オフにウルトラCでペイロールを削減し、Bettsと延長するのは難しいだろうし、FA出戻りの可能性もオファー次第ではなくはない。今のところいずれ出ていく可能性が高いことを考えれば、良いオファーならGoすべきだろう。

6 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

前田が餌食になるとは。
でもレッドソックスでも投げてほしかった。
ポーセロもいないしね。

けい さんのコメント...

今シーズンはなかなか厳しくなりましたが、
残り1年のBettsと老いたPriceで、MLB readyの、
Brusher Graterol、Alexander Verdugoはこれ以上ないのではないでしょうか。
Verdugoは言わずもがな、Graterolあまり詳しく知らなかったプロスペクトですが、めちゃくちゃ期待できそうですね。

そして、シーズンoffのFAでBettsが出戻りなあんて、、、
美味しすぎですね。

ララ さんのコメント...

Unknownさん

前田もなかなか使い勝手の良い選手で、LADにはフィットしていたように思いますが。
契約上割を食いやすかったので、今回の放出は先発で使われそうな環境に出してやる方が本人のためにも、というのも少しあったのかもしれませんね。

個人的には以前からAL実績の少ない選手に偏見があるので、欲しいということは無かったんですが、今のBOSには先発もリリーフもこなせて、イニングを稼げる前田は合っている気もしますね。

ララ さんのコメント...

けいさん

VerdugoもGraterolも額面通りに行けばよいと思いますが、ケガの不安と実績の少なさが若干気になります。

SSのJeter Downsまで獲れていたら文句なしでしたが、現状だとベストパッケージとは言い難いかな~と。実際ファンサイトではかなり酷評されていますし。

まぁとは言え、契約延長をさっさとせずに、このような状況になってしまい、出すしかなくなったというところからすれば、見返りが予定通りに働く計算で、現時点での評価としてはペイロールを削りつつ、しっかり動けた、という気はします。

けい さんのコメント...

そんな評判悪いんですね。
私は、BOSの中でもひいき選手はMookie Bettsでしたが、
残り1年でかつFA宣言するって本人が明言していたので、
かつ、不良債権気味のPriceを年俸負担せず出せた上で、(個人的に嫌いだったのもあります)
2019にtop30-50だったprospect2人獲れたので、十分と感じてましたが。
総年俸削る意図も達成したようで。。
確かにシーズン中のflag dealだともう少し変わったかもしれませんが。

これで来年はNYYにはとてもじゃないけど適いませんね。笑
来年、再来年に期待ですね。


ララ さんのコメント...

けいさん

まぁ現地で実際に試合を見に行っているようなファンのBettsへの思い入れはこちらでテレビ観戦がメインの日本のファンよりも強いだろうし、感情面は多分にあるでしょうね。

Priceの年俸も半分くらいは向こう持ちのようで、$10MくらいのPriceとそんなに変わらないレベルのボチボチのスターターを補強しても$8Mくらいは浮く計算になりますから、現状からすると悪くない動きかなと思います。