2011年1月5日水曜日

Former Sox Prospect Review: Zach Daeges, LF/RF

今回は、ここ2年ケガに苦しんでいる、Zach Daegesです。一時は、MLBに最も近いProspectとして名前が挙がるくらいだったんですが、再びグラウンドに帰ってくるのでしょうか。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Zach Daeges (ザック・ダージス)
Full Name: Zachary Steven Daeges
Positions: LF/RF/1B/3B
Born: November 16, 1983
Birthplace: Harlan, Iowa
Resides: Omaha, Nebraska
Height: 6-4
Weight: 225
Bats: Left
Throws: Right
Drafted: 6th round, 2006
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $30,000
College: Creighton
High School: Harlan HS (IA)
How Left: Released (August 2011)
Player Link: MiLB.comFan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

大柄で、がっちりとした下半身をしている。さほどアスレチックというタイプでなく、打撃一本という選手。ドラフト時は3B/1Bだったが、反応に難があり、LF/RFに移っている。肩は比較的強いが、スピードがあまりない上に、さほど守備の勘も良くなく、おそらくはLF/DHというカテゴリーになるだろう。打撃の方は年齢が比較的高いのもあるが、成熟したラインドライブヒッターで、特に選球眼は傘下でも最高クラス。ただこのタイプとしては、やや長打力に欠け、HRを多く打てるタイプではない。まだ健康面に難を抱える選手で、04年にTJを受けたのをはじめ、色々な箇所を痛めている。


[Profile]

06 : SS-A Lowellでプロデビュー。NYPLのオールスターに選出。

07' : 打者有利の環境もあったが、High-A Lancasterで、AVG .330/21 HRと爆発。

08' : AA Portlandに昇格し、さすがに6 HRとパワーナンバーを落とすものの、.307/.412/.464/72 BB/72 K。AAのオールスターに選出。優れた打撃とBAから傘下のトップと評価された選球眼を見せる。年末にはRule 5ドラフト対象となり、ロスター入りや09年のMLB昇格が噂になるが、結局40人ロスター入りはせず。

09' : AAA Pawtucketで開始するも、なかなか調子が上がらず。STで踵を痛めたらしく、復帰が延ばし延ばしになり、結局復帰できず。

10' : 肩の手術で1試合もプレーできなかった。

11' : SS-Aでリハブで試合に出始めるも、やはりケガの後遺症が大きく、満足にプレーできず。

11' Aug. : とうとうリリース。


[Comment]

とにかく健康を取り戻すことが第一。年齢も高く、元々ポジション的にレギュラーの期待がかかる選手でもないですが、打撃は本物だし、この逆境を乗り越えて、グラウンドに帰ってきて欲しいです。

(12年追記)MLBまであと一歩のところまで来ていたのですが、ケガに泣かされた。とても残念です。

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