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[Player Data]
Name: Che-Hsuan Lin (チーシュアン・リン)
Full Name: Che-Hsuan Lin
Positions: CF/RF/LF/RHRP
Born: September 21, 1988
Birthplace: Hualien, Taiwan
Height: 6-0
Weight: 180
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (June 2007)
Signing Bonus: $400,000
High School: Nan-Ying HS (TW)
MLB Debut: April 14, 2012 (Boston)
How Left: Claimed off waivers by Houston (October 2012)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com
[Scouting Report]
何よりの武器は、スピードとレンジを生かしたCF守備で、肩の強さもトップクラス(強さではわずかにJosh Reddickには劣るが、正確性を含め、同等以上)であることから、MLBレベルでも指折りのCFになるだろうと言われている。課題は打撃で、年齢より少し上のリーグでプレーしており、その割には年々成績を上げているが、それにも関わらず、やや評価が低い。LD%が低く、強いコンタクトをあまりしていないと言われていて、これが今一つ、色々なランキングで評価が上がらない原因。パワーもほとんどない。打席で上体がぶれる傾向にあるのも原因のようだ。ただ選球眼は年々向上しており、10年はAA PortlandでBB/Kが1を越えた。傘下でもNo.1のディシプリンを持つと言われている。もう一つの課題はSBで、走力の割には失敗が多い。成長してリードオフタイプだろうから、これは改善を要する。
[Background]
アジア人ながら、傘下でもトップクラスの身体能力を誇るアスリート。台湾の陸上の五輪代表選手の父を持ち、日本では台湾のイチローなんて呼ばれるほどのスピードを誇る。
[Profile]
07' : ドラフトされるならサンドイッチピックまでの素材と言われており、 BOSよりかなり高い額を提示したチームがあったらしいけど、BOS入りを決断。GCLでデビューし、SS-A Lowellと2クラスでプレーした。
08' : Low-A Greenvilleで、完全に打ち込んではいないけど、選球眼も向上。WBCとオリンピックで、台湾代表に選出されてプレーした。
09' : High-A Salemでプレー。キャリアハイの7 HR。
10' : AA Portlandに昇格。やや投手有利なリーグでもあり、前年の7 HRから2 HRと数字を落とし、126 Hに対し、17 2B/4 3Bと長打が極端に少ないが、72 BB/63 Kと選球眼は素晴らしかった。
11' : AAでAVG .268と少し当てるようになり、K/BBも1を切ったことから、AAA Pawtucketに昇格。
12' : AAAでプレー。安定してBBは選んでいるが、消極的すぎるし、強い打球を打ててない。OF陣のケガが相次いだこともあり、4月にMLBデビュー。素晴らしい守備も見せた。
12' Oct. : Sandy Rosarioをウェーバーでクレームした際にDFAされ、HOUがクレーム。
13' : 相変わらず四球は選んでいるが、やはりパワーが無いせいか、AVGが上がらない。いくら守備が良くても、これでは上では厳しい。
14' : 強肩を生かすため、TEX傘下で投手転向。Rkレベルでは多くの三振を奪った。
[Comment]
成績的には打撃も決して悪くないんだけど、怖さがないから、AAAやMLBでは投手が自信を持ってアタックしてくるだろうし、そうなるとキツイだろうとは言われている。パワーはともかく、最低限コンタクトできれば、傘下に少ない右打ちだし、少なくとも守備・代走で4th OFになれるはず。年齢的にも成熟して来る頃だし、打撃面でも優れていて、十分にレギュラーになれるところを見せて欲しい。
(12年追記)打撃面でなかなかパワーが伸びなかったのはあるけど、守備は既にMLBでも通用するものを見せていたし、AAAAリリーフの枠を作るためにDFAしたのは疑問が残る。HOUの方がチャンスはあるでしょうし、新天地でガンバって欲しい。
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