2021年4月16日金曜日

Prospect Profile: Chris Murphy, LHP

今回は、傘下の貴重な左腕有望株、Chris Murphyくん。入団後に予想よりも良い投手になった感じでフルシーズンで投げ始めたら紹介しようと思っていたけど、COVID-19もあってできていなかった。

Photo from bvmsports.com

[Player Data]

Name: Chris Murphy (クリス・マーフィー)
Full Name: Christopher Michael Murphy
Position: LHSP/LHRP
Born: June 5, 1998
Birthplace: Mission Hills, California
Height: 6-1
Weight: 175
Bats: Left
Throws: Left
Drafted: 6th round, 2019
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $200,000
College: San Diego
High School: Granada Hills HS (CA)
MLB Debut: June 7 (BOS)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

大柄な選手ではないが、リストよりは少し大きい印象のよう。運動能力は比較的高そうで投げ方にはそれが表れている。速球は常時90~94 mph、最速96 mph。左腕としては平均を少し超えるだろう。チェンジアップとカーブは入団後にも進歩しており、平均以上のボールになってきている。スライダーも一応は投げるようだが、将来的にはカッターへ整えることになりそう。カレッジ時代はスタッフはあるものの制球難の選手だったが、入団後少しメカニクスを矯正して制球が向上した。


[Background]

ドラフト時のランキングはBA #155/PG #182。


[Profile]

19' : SS-A Lowellでプロデビュー。入団直前のカレッジシーズンでの制球難の状態から入団後は被打率、奪三振率に加えて、制球面でも安定。

20' : マイナーシーズンキャンセルとなり、FILで投げたくらいだったが、前年に引き続きしっかりとした投球だったよう。

21' : High-A Greenville、そして昇格したAA Portlandでも素晴らしい奪三振率を見せ、契約時の懸念だった制球も悪くないと、フルシーズンデビューとしては満点だったが、玉に傷は特にHigh-Aで異様にHRを浴びたこと。回転が良くて当たれば飛ぶのか?そのせいで少し防御率が悪く、MLBに上がる前にコマンド等をもう一歩磨く必要があるだろう。

22' : AAでは文句のつけようのない投球で豊作の現傘下でもTop 10に入るレベルだったが、AAA Worcester昇格後は明らかに苦戦。K/BBが大きく悪化した。

23' : AAAでは苦しんだが、MLBにリリーフで呼ばれると、短いイニングを思い切り投げるのが転換になったのか好投。ただバルクリリーフなどでも起用され出すと、相手の慣れもあってかやや打ち込まれた。


[Comment]

期待度は高まっているが、なんせフルシーズンでまだ一度も投げておらず、どんな投球をするか注目している。

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