2021年8月19日木曜日

Prospect Profile: Brainer Bonaci, SS/2B

今回は、今季USデビューの海外FA組で最も評価の高い野手、Brainer Bonaciくん。契約時に名前が知られていた選手ではありませんが、基礎スキルが高く、コンタクトも良いのでハイフロアーな有望株です。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Bryan Green

[Player Data]

Name: Brainer Bonaci (ブレイナー・ボナチ)
Full Name: Brainer Alfredo Bonaci
Position: SS/2B/3B/RF
Born: Born: July 9, 2002
Birthplace: Catia La Mar, Venezuela
Height: 5-10
Weight: 140
Bats: Both
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (July 2018)
Signing Bonus: $290,000
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

上背はあまりないが、リストされている体重は入団時に近いものだろうと思われ、既にかなり筋肉が付いて来ており、特に下半身はそう。バットスピード、パワー共に、生来のフィジカルは平均的だが、洗練されたスキルで結果を残している。守備も肩は比較的強いが、スピードはあまりなく、スキルでカバーしているタイプ。


[Profile]

19' : DSLでプロデビュー。序盤は4割を超える打率で猛威を振るったが、7月以降失速。DSLのSSで8エラーというのもファンダメンタルの高さを伺わせる。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

21' : FCLでUSデビュー。プレー自体は悪くなかったものの、若干数字は伸び悩み。終盤戦はLow-A Salemへ。

22' : Low-Aで、Marcelo Mayer、Eddinson Paulinoとの共存で2Bが最多に。メイクアップ、ファンダメンタルに優れた選手で、今季は非常に多くの四球を選んだ。一方で終盤はAVGやパワーもやや向上。

23' : ケガで出遅れ、AA Portland昇格後も最後ケガでシーズンエンドとケガに泣かされたが、出ている時のパフォーマンスは傘下屈指。元々の守備力や選球眼といったポリッシュネスに加え、身体が成長し、前年までとは別人のようなコンスタントにパワーを見せた。


[Comment]

Marcelo Mayerと同じクラスで同じSSというのが最大の課題か。USでもしっかり打てているし、楽しみな選手であることは間違いない。

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