2021年8月21日土曜日

Prospect Profile: Brandon Walter, LHP

今回は、球威アップで先発転向が大成功し一気に注目度を上げている、Brandon Walterくん。今個人的に傘下で一番気になっている選手です。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Bryan Green

[Player Data]

Name: Brandon Walter (ブランドン・ウォルター)
Full Name: Brandon Lee Walter
Position: LHRP/LHSP
Born: September 8, 1996
Birthplace: New Castle, Delaware
Height: 6-2
Weight: 200
Bats: Left
Throws: Left
Drafted: 26th round, 2019
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $35,000
College: Delaware
High School: Hodgson Vo Tech HS (DE)
MLB Debut: June 22, 2023 (Boston)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

平均的な身体。カレッジの動画と今の写真を見比べると少しシェイプアップしてアスレティックな体形になったようにも見える。17年にTJを経験。速球はカレッジ時代から19年の入団後までは90 mph前後と平凡だったが、20年にリリースをサイドハンド気味に変えてから球威が上昇。21年はリリーフでスタートしたが、先発転向後も常時92~94 mph、最速97~98 mphと速球派へ急変している。スライダーもそれに伴い威力を増し、またチェンジアップも効果的になって来ている。


[Profile]

19' : 年齢の高い選手ながらGCLでプロデビュー。さほど期待されている扱いではなかった。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

21' : 90 mph後半の速球と、球威アップでキレを増した変化球でLow-A Salemを牛耳り、最初はブルペンだったが、急遽先発転向。その後すぐにHigh-A Greenvilleに昇格して、そこでも素晴らしい登板を続けた。

22' : AA Portlandでは更に進化した投球。1度だけ炎上した試合があったが、50 IP投げて36 H/3 BB/68 K/1.90 GO/AOは出色の出来。しかしAAA Worcester初戦は打ち込まれた後、2戦目は改善を見せたが、その後首回りの不調でシーズンエンドに。

23' : STではMLB相手にすぐに通用しそうだったが、シーズンが始まると、AAAでも支配力に欠ける内容。ケガの影響か一時期良かった球威がダウンしたのが大きいだろう。


[Comment]

まさに突然の開花でNowhereから現れた有望株。リリーフでも有効なタイプだろうし、存在価値は高い。ブレイクの可能性を見越してスカウトしたのなら凄いと思って確認したところ、元BOSマイナーでプレーしてスカウト転身したReed Gragnaniの契約でした。

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