2021年8月9日月曜日

Former Sox Prospect Review: Wikelman Gonzalez, RHP

今回は、Rkクラスで素晴らしい投球を見せている、Wikelman Gonzalez。今ドラフトに出ていれば同じ年齢のHS投手の中でJackson Jobe (DET)に次ぐNo.2の選手としてドラ1上位候補だった、なんてFanGraphsで評価されていて個人的に期待が高まっています。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Bryan Green

[Player Data]

Name: Wikelman Gonzalez (ウィケルマン・ゴンザレス)
Full Name: Wikelman David Gonzalez
Position: RHSP
Born: March 25, 2002
Birthplace: Maracay, Venezuela
Height: 6-0
Weight: 180
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (July 2018)
Signing Bonus: $250,000
How Left: Traded to Chicago White Sox with Chase Meidroth, Braden Montgomery and Kyle Teel (December 2024)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

大柄な選手ではないが、速球は契約当時の90 mph前半、最速94~95 mphから、今季は94~96 mphと少し伸びているよう。利き手側に伸びる球筋。鋭く変化する平均以上のカーブがセカンドピッチだったが、サードピッチと言われていたチェンジアップも進歩しており、プラスとの評価も。


[Profile]

19' : DSLでプロデビュー。四球はやや多いが、1年目にしては安定した内容で期待に恥じない結果。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

21' : 今季は球威が成長し、常時90 mph中盤から後半に。FCLで安定した投球を見せた後、昇格したLow-A Salemでも4試合ながら問題なく投げた。

22' : Low-Aの出足は悪くなかったが、制球を乱し、中盤は早い回で降ろされる場面が目立った。たた中盤向上し、High-A Greenvilleデビューも素晴らしかった。

23' : 序盤制球に苦しんだが、その後は毎試合二桁奪三振など、High-Aを圧倒する支配的な内容。AA Portland昇格後も、才能の煌めきは見せた。

24' : AAで特に一時期リリーフで調整となった後の、後半戦は内容は良かったし、被打率、奪三振率は悪くないが、制球の悪さで苦戦。

24' Dec. : 開花せぬままGarrett CrochetのパッケージでCWSへ。


[Comment]

かつてのAnderson Espinoza (CHC)を彷彿とさせる選手で、彼と同じように夏のトレード等で獲られないか戦々恐々としていました。来年の今頃にはフルシーズンで好投して全国区の投手になっているかも。

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