2022年2月26日土曜日

22' Vanderbilt Commodores Game Results -2/25~3/3-

投手陣は悪い出来ではなかったものの、Dominic Keegan (Sr.-C/1B)、Parker Noland (Jr.-IF)あたりの実績のある選手が打てず、やや苦しい船出に。調子を上げて欲しいですね。前週の結果はこちら


[2/25 (vs Army)] - Box
Chris McElvain (Jr.-RHP)が4.2 IP/2 H/0 ER/3 BB/5 K。支配的には遠いか。Patrick Reilly (So.-RHP)がPiggy-Backに近い登板で、4.0 IP/3 H/2 BB/9 Kとナイスリリーフ。Parker Nolandを下位に下げるなど、試行錯誤の打線は、さほど強豪でもない陸軍大に途中までビハインドとイマイチ。

2022年2月19日土曜日

22' Vanderbilt Commodores Game Results -2/18~2/24-

カレッジワールドシリーズ制覇まであと1勝と迫りながら涙を飲んだ昨年から、Jack Leiter (TEX)、Kumar Rockerが抜けたチームですが、大スターに頼ることができなくなって各選手に自立心が芽生えたのか、ソフモア陣の伸びなどもあり、各誌Top 5前後の評価を受ける粒揃いのチームになったようです。MLBの開幕が遅れる中、まずはVandyの戦いを楽しみに見守ります。


[2/18 (vs Oklahoma State)] - Box
Chris McElvain (Jr.-RHP)が開幕のマウンドに。Nick Maldonado (Jr.-RHP)、Christian Little (So.-RHP)、Patrick Reilly (So.-RHP)の3人がローテ有力かと思っていましたが、初週はMcElvainに、そのMaldonado、そしてルーキーのCarter Holton (Fr.-LHP)の3人がローテを務め、23年クラスの上位候補と言われ、力のある、Litte、Reillyは今週末はブルペンで投げるようです。

彼らはミッドウィークで先発するのかもですが、良い競争の結果と思いたいですね。そのMcElvainは過去2年はリリーフメインでしたが、4,0 IP/4 H/0 ER/1 BB/10 K。各誌Top 10程度の評価を受けるOklahoma州立大相手に好投を見せました。二番手はReillyでこちらも4.0 IP/4 H/4 BB/7 K。こちらもそのポテンシャルを見せましたが、最終回は少しスタッフが落ちたのかもたついた印象。三番手は昨年は開幕ローテだったTomas Shultz (Jr.-RHP)が投げ、1.0 IP/1 K。彼がクローザーかな?

打線はOSUの好投手Justin Campbell (Jr.-RHP)相手に爆発とは行きませんでしたが、Tate Kolwyck (Sr.-2B)の第1号などで細かく点を重ね、3-0で開幕戦白星。ラインナップでは、捕手がJack Bulger (Fr.-UT/C)ではなく、Dominic Keegan (Sr.-1B/C)が開幕マスク。経験値と、もしかすると株を上げたいKeeganの意向もあるのかな?Bulgerもドラフト対象なので、捕手で見てみたいところですが。

Keeganが捕手に回った1BにはJonathan Vastine (Fr.-IF)がルーキーで唯一スタメン。22年ドラフトでMLB公式のTop 150に入っていた選手。元々SSでパワーヒッターよりナチュラルヒッターのようですが、期待が高まります。2BにKolwyck、3Bは実績のあるParker Noland (Jr.-3B)、SSにチーム最大のスター、Carter Young (Jr.-SS)ですが、ノーヒットで開幕。OFは今季も1番CFに座りそうなEnrique Bradfield (So.-CF)、LFがJavier Vaz (Sr.-UT)、RFにSpencer Jones (Jr.-1B/OF)となりました。

2022年2月10日木曜日

21' Minor League Stats - Ex-Sox Prospects

凄く今更ですが、トレードなどでBOSから離れたEx-Prospectの昨年の成績のまとめです。Anderson Espinozaがようやくマウンドに戻って来たのが嬉しいですね(CHC傘下に移ったのも)。


[Pitchers]

Anderson Espinoza (SD to CHC), RHSP (14'-Int. FA)

21' Stats (High-A (SD)) : W0-L1/5.02 ERA/12 G/12 GS/0 CG/0 SV/28.2 IP/29 H/19 R/16 ER/3 HR/13 BB/37 K/1.47 WHIP/0.96 GO/AO
21' Stats (High-A (CHC)) : W1-L2/5.06 ERA/5 G/5 GS/0 CG/0 SV/16.0 IP/10 H/9 R/9 ER/1 HR/11 BB/27 K/1.31 WHIP/0.46 GO/AO
21' Stats (AA (CHC)) : W0-L0/1.35 ERA/3 G/3 GS/0 CG/0 SV/13.1 IP/11 H/2 R/2 ER/0 HR/8 BB/16 K/1.43 WHIP/1.50 GO/AO

16年以来、5年ぶりにマウンドに戻った。SDのHigh-Aでブランク明けだけにやや制球がバラついたものの、三振を奪う能力は錆びついていないことを示し、Jake MarisnickのトレードでCHCへ。AAでシーズンを終えたので、早ければ来年にもMLBデビューも。

22' Today's Topics - 2/9

[Today's Topics]

ロックアウトの終結がまだまだ見えず、40人枠外の選手だけでトレーニングが始まりそうですね。実力のある選手でも調整が遅れて不振、またその逆にマイナー契約から大活躍といった選手も多くなりそう。

21'-22' Offseason Boston Red Sox -Feb.-

2月です。40人枠以外の選手でSTが始まりそうですね。今季は各チームマイナー契約からブレイクする選手も多くなるかも(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 2/1
Re-signed 3B/C Roldani Baldwin to a minor league deal.

Baldwinと再契約。ケガの影響か最近は捕手より内野が多くなっていたけど、そこそこは打っているし、まだ25歳なので少し期待はしている。ロックアウトのままマイナーだけキャンプが始まったら上層の捕手が少し足りないのもあるようです。

2022年2月6日日曜日

Former Sox Prospect Review: Gregory Santos, RHP

今回は、今季SFのブルペンでMLBデビューを飾った、Gregory Santosくん。BOS傘下ではDSLでしかプレーしていないので、知らない方も多いかとは思いますが、せっかくなので覚えてあげていただければ。

Photo from Baseball America

[Player Data]

Name: Gregory Santos (グレゴリー・サントス)
Full Name: Gregory Omar Santos
Position: RHRP/RHSP
Born: August 28, 1999
Birthplace: San Cristobal, Dominican Republic
Height: 6-2
Weight: 190
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (August 2015)
Signing Bonus: $275,000
MLB Debut: April 22, 2021 (San Francisco)
How Left: Traded to San Francisco with Shaun Anderson for Eduardo Nunez (July 2017)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

平均的な身長だが、がっしりとした下半身。速球はリリーフに移ったこともあり、平均で97 mphを超える威力がある。それとスライダーの2ピッチがメイン。制球含めた完成度はまだまだまだ。


[Profile]

16' : DSLで開幕投手としてプロデビュー。途中でローテ失格気味にPiggy-Backへ移っている。K/BBが悪く、安定感に欠けるが、ゴロ率がかなり高い。

17' : DSLをリピート。9先発でK/BBはイマイチも、優れた被打率で力のある投球を見せていたと思われる。

17' July : Eduardo Nunezの見返りのスローインでSFへ。

17' : SF傘下でもDSLで投げた。

18' : SFのSS-AでUSデビュー。K/BBはやや向上も被打率が悪化。

19' : SFのLow-Aで先発としてまずまずも、やはり奪三振率はイマイチ。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

21' : 前年にブルペンに移ったようで、100 mph近いボールを投げるようになり、MLBデビューを果たしたが、AAAでもまだ適応できている状態でなく、まだ原石という感じ。

22' : AAAではそれなりに投げているが、制球の粗さは改善せず。MLBでのチャンスは限られた。

23' : CWSで大成長。セットアップの一角に上り詰め、最終版はクロージングも。課題の制球も改善。

24' : SEAがセットアップとしてトレードで迎え入れるもTJでアウト。


[Comment]

High-A以上での経験がほとんどないままMLBデビューはさすがに無理があったのでしょうが、まだ21歳のパワーアームだけに上手く磨かれれば、長いMLBキャリアを送るかも。

Former Sox Prospect Review: Santiago Espinal, IF

今回は、Steve PearceのトレードでTORへ放出後、成長を見せて若手スター揃いのIFで控えとして貴重な駒となっている、Santiago Espinal。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Santiago Espinal (サンティアゴ・エスピナル)
Full Name: Santiago Roman Espinal
Position: 2B/SS/3B/CF/LF/RF
Born: November 13, 1994
Birthplace: Santiago, Dominican Republic
Height: 5-10
Weight: 175
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 10th round, 2016
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $50,000
College: Miami Dade CC South
High School: Lyman HS (FL)
MLB Debut: July 25, 2020 (Toronto)
How Left: Traded to Toronto for Steve Pearce (June 2018)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

ドミニカ出身の小柄な選手で、同国出身選手としては、身体能力は平凡だが、特にナチュラルな動きを見せる守備面で高い評価がある。パワー・スピードは平凡も、コンタクトのセンスは高い。


[Profile]

16' : DSLでプロデビュー。アンダースロットのドラ10指名で、さほど期待されている感じではなく、Stanley Espinalという海外FA出身の選手の方が評価が高かった。

17' : 同期のSSのC.J. Chathamがケガでほとんど出られなかったために、SS中心にLow-A Greenvilleでチーム最多の打席に立った。コンタクト、選球眼、盗塁と、まずまずガンバっている。

18' : High-A SalemでやはりSSで多く出場。65試合で7 HRなど打撃面でも意外な活躍。

18' Jun. : Pearceの見返りでTORへ。

18' : TOR傘下High-A/AAで引き続き好調。

19' : AA/AAAで安定した打撃を披露。パワー面はともかく、優れたコンタクト、出塁能力を見せている。

20' : 短縮シーズンだったが、7月途中にMLBデビューを飾り、IF控えとしてシーズンを戦った。

21' : Vladimir Guerrero, Jr.が1Bに移ったこともあり、Bo Bichette、Cavan Biggioらと合わせて2B/SS/3Bでプレーし、打率.311と好結果。

22' : 2Bで先発機会を大きく伸ばし、特に前半好調でオールスターにも出場。素晴らしい成長を見せている。

23' : レギュラー陣の復帰もあり、またIF控えの役割に戻り、少し数字も落ちたが、控えとしては申し分ないオフェンス。

24' : CINへ。まずまずのオフェンスと多少のOF対応もしながらIFの併用カードとしてプレー。


[Comment]

パワーは平凡ですが、常時出場でない中で、とにかくコンタクトが安定しているのが素晴らしい。IF控えとして理想的な人材ですし、結果論ですが、出したのはちょっともったいなかったですね。

Former Sox Prospect Review: Trevor Kelley, RHP

今回は、BOSの生え抜きで他チームでのデビューを含めてMLB昇格を勝ち取った選手たちで未紹介だった選手をピックアップしました。まずは、Trevor Kelley。ニューイングランドRhode Island州出身のローカルボーイで、期待度は高くなかったものの、マイナーで結果を残し、19年にMLBデビュー。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Trevor Kelley (トレバー・ケリー)
Full Name: Trevor Michael Kelley
Position: RHRP
Born: October 20, 1993
Birthplace: Barrington, Rhode Island
Height: 6-2
Weight: 215
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 36th round, 2015
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $1,000
College: North Carolina
High School: Ashley HS (NC)
MLB Debut: July 2, 2019 (Boston)
How Left: Claimed off waivers by Philadelphia (December 2019)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

平均的な体格。サードアームの選手で、三塁側からクロスファイヤー気味に投げる。速球は90 mph前後。サイドハンドだけに横方向へ大きくスウィープするようなスライダーが決め球。


[Profile]

15' : GCLでプロデビュー後、SS-A Lowellへ。平凡な内容。

16' : 最終盤に1試合だけHigh-A Salemで登板。Low-A Greenvilleでは非常に優れた制球で、安定したブルペンアームだった。

17' : 前半戦はHigh-Aでクローザーの一人として安定した投球。AA Portlandでは少しスタッツが下がったがまずまず投げている。

18' : AA/AAA Pawtucketでソリッドな投球。制球はもう一歩。

19' : 引き続きAAAでよく投げ、とうとうMLBの切符を掴んだ。しかし昇格後のMLBデビュー試合はほろ苦いものに、1試合に投げたすぐにマイナーに送り返され、セプテンバーコールアップまで声が掛からない状態で、9月に数試合投げるも好印象は残せず。

19' Dec. : シーズン後、ロスター枠確保でDFAしたところをPHIがクレーム。

20' : PHIで4試合に登板も打ち込まれた。

21' : ATLと契約し、AAAでは安定した投球もMLBでの出番は無し。

22' : MIN-AAAでは素晴らしい投球。MLBでもやや被打率が高いがまずまず投げており、もう一歩伸びれば定着も。

23' : TBでAAAAタイプとして少しMLBでも投げたが、売りが少ない内容。

24' : SEA-AAAでプレー。


[Comment]

まだマイナーではソリッドに投げているので、ケガ人等の関係でMLBでのチャンスが来る可能性はあるでしょう。そこでしっかり結果を出せれば。

2022年2月5日土曜日

22' Today's Topics - 2/4

[Today's Topics]

新CBA交渉は泥沼。機構側がカウンターオファーを諦め、調停仲裁機関の介入を提案したものの、選手会側はそれも拒否。予定通りのSTスタートの可能性はほぼゼロに。ファンのコメントとか見てもそろそろ呆れて白けた目になって来ている感じもありますが。