2023年2月27日月曜日

23' Today's Topics - 2/26

[Today's Topics]

今日は新シーズンに向けて話題の多い一日に。まずは同地区で最近苦手意識が強いTB相手のSTゲームですが、投手でWinckowskiから始まり、C. Murphy、Mata、Walterと先発有望株がそろい踏み。更にはリリーフもL. Guerrero、Zeferjhanも投げました。

Mata、Walter、Guerreroはいずれもインプレッシブだったようですが、中でもWalterのスライダーでの奪三振はC. Saleを彷彿とさせた。リリーフなら今すぐでもMLBで投げられそうだし、シーズンのチームの順位次第ではその可能性も高くなりそうです。

また打撃ではM. Lugoが2本の長打。まだAAを少し経験したくらいにも関わらず、NRIに選ばれた期待に応えています。ちょっと気が早いし、そんなに全てが上手く行く訳がないですが、2027年くらいには、以下のデプスチャートになっているといいなと。

C: ?/?
1B: Casas/Story?
2B: Yorke/Lugo
3B: Lugo/Devers
SS: Mayer/Rafaela
LF: Yoshida/Duran?
CF: Rafaela/Bleis/Duran
RF: Bleis/?
DH: Devers/Yoshida

勿論上の選手以外にもHickey、JordanとかM. Romeroあたりも楽しみですね。Lugoは評価で言うと、MayerやBleisほどではないけど、個人的にはソリッドなレギュラーになるツールはあると思っています。

もう一つの話題は、吉田をリードオフではなく、4番に持ってくるのではないかとの話題。22年のリードオフに欠けていた出塁能力がある一方で、NPB時代は3~4番を打っていたこと。

さらにそれより大きな理由に、Deversを2番に置くのを優先した場合に、左が並ぶ形となる1番より、4番に持って行き、3番にJ. Turnerというのが並びとしてはしっくりくるというのがあるようです。

この前コメント欄でFenwayparkさんとやり取りしていましたが、吉田を1番に持ってくると、2番、もしくは4番にDeversを持って来た場合に、どこかで左が2枚並ぶ打線になるのがネックには思っていました。

ただそう組むのであれば、1番はそれなりに出塁のできる右打者を持って来る必要があり、昨年のE. Hernandezだとちょっと厳しい。調子が良ければ、選球眼はともかく、アベレージはまずまずのArroyoを使ったり、場合によっては1番DuvallもしくはTurnerを1番、3番にDuvall等も選択肢になって来るのか。

また吉田を4番で使うなら、後ろの選手に返す力も求められるでしょうね。できるだけ早く、良い状態のStoryが帰って来て、5番Story、6番Casasあたりで組めるようになってほしいところです。

2023年2月26日日曜日

23' Today's Topics - 2/25

[Today's Topics]

Grapefluits Leagueがスタート。今日のATLはアウェーなので、Arroyo以外はほぼ控えやマイナー選手。ここまでの注目はファンサイトでもやはり吉田のよう。

初戦はカレッジ選手相手で、打席の切り取り動画しか見ていないので、何か言える段階ではないですが、ボールを見極める能力とコンタクトが良いというのはなんとなく感じ取れました。

あとはNPBとはボール自体の質や球速、球筋が違う中で、どれだけしっかりとラインドライブにして行けるかでしょうね。

23' Vanderbilt Commodores Game Results -2/24~3/2-

投手陣はまぁ予想通りという感じの船出でしたが、初週はEnrique Bradfield (Jr.-OF)やJack Bulger (Jr.-C)など、チームを引っ張るポジションプレーヤーが不発。前週の結果はこちら


[2/24 (vs UCLA)] - Box
Carter Holton (So.-LHP)が、5.2 IP/1 H/0 ER/3 BB/7 K。競合相手にエースとしての自覚を感じる投球。二番手Bryce Cunningham (So.-RHP)も前回に続き好投。

捕手はAlan Espinal (Jr.-C)が前試合に続いてマスク。Jack Bulgerはスタメン落ちっぽい。新人R.J. Austin (Fr.-IF)が開幕から好調。

2023年2月23日木曜日

23' Today's Topics - 2/22

[Today's Topics]

現地時間の金曜日に例年のNortheastern大とのゲームで試合形式のSTが開始。MiLFA再契約のMosquedaが先陣を切るようですね。

他球団も含めてちらほらと情報が出ていますが、PHIにRule 5で獲られたNoah Songは、完全に兵役が免除になった訳ではないものの、STには参加できるようです。返却希望ですがまだ状況は不透明。

MLBTRにHouckと昨年契約延長交渉をしていたと出ていましたね。Xander Bogaertsの引き留めには失敗したものの、Deversは繋ぎとめたし、勿論リスクもあるでしょうが若手とも積極的な延長交渉を期待したい。

CasasやBelloは勿論そうだし、SP.comはVerdugoも今なら4年$55Mくらいで延長できて、成績が向上すればお買い得ではないかという話も。Houckも真剣に先発の座を争わせる方針のようですが、上手く延長できて先発に移ればバーゲンになる可能性はある。

2023年2月19日日曜日

23' Today's Topics - 2/18

[Today's Topics]

投手捕手のレポートを皮切りに、23年のSTが開幕。始まったな~という感じですね。懸案のバックアップM-IFですが、やはりMondesiは開幕アウトのようで、Storyを60日ILにして、Changと再契約。

打つ方ではMondesiが帰って来たとしても大差ない気もしますが、取りあえず他のポジションのメンバーでカバーしつつ序盤を乗り切るしかない。

ただ額もまぁ良いんですが、マイナー契約のGoodrumやMLB経験がないものの、ロスター内のE. Valdez、あとは昨年中盤以降不振も、足の骨折があったらしいFitzgeraldなど、そんなに変わらない現状の立ち位置の選手はいるので、MLB枠を確定するような契約にせずに、STで良かった選手にチャンスをあげる形にしても良かった気もしますが。

あと少し不安なのが、Belloが前腕部の痛みが出ているとか。ブレイキングボールを最初から投げすぎで負荷がかかったということのようですが、箇所と症状的には気になるところ。

23' Vanderbilt Commodores Game Results -2/17~2/23-

カレッジベースボールのシーズンがスタート。ちょっと小粒感が強いスカッドになり、LSUなどの競合に比べて見落とししますが、今季はシーズンが進むにつれてチームが良くなることを期待。


[2/17 (@Texas Christian)] - Box
開幕戦はエースCarter Holton (So.-LHP)が投げましたが、3.2 IP/4 H/2 ER/2 BB/4 K。試合を作り切れなかったけど、酷いほどではないか。

ただ、その後のリリーフは炎上。4番手の新人David Horn (Fr.-RHP)はともかく、Sam Hliboki (Sr.-RHP)、Grayson Moore (Jr.-RHP)と実績のある選手たちがいきなり試合を壊したのは残念。

野手のラインナップは、捕手は予想通りJack Bulger (Jr.-C)。IFでは、Davis Diaz (So.-SS)が正SSに昇格。実績のあるParker Noland (Sr.-1B)、昨季開幕DHでスタメンのJonathan Vastine (So.-IF)は2Bに。そして3Bには野手リクルートで最大のR.J. Austin (Fr.-IF)が入った。

OFは無安打発進でしたが、Enrique Bradfield (Jr.-OF)をCFに。昨季中盤以降成長を見せたCalvin Hewitt (Jr.-OF)がLF。トランスファーシニアーのR.J. Schreck (Sr.-OF)がRFで、Matthew Polk (So.-UT)がDH。開幕大敗ですが、切り替えましょう。

2023年2月14日火曜日

23' Today's Topics - 2/13

[Today's Topics]

23年のルール変更の話題の中で、ポジションプレーヤーの投手起用の制限が大きくなる可能性があるそうですね。今のルールでも2way選手(20 IP投げるかつ20試合以上に野手かDHで先発、大谷翔平だけ?)以外は延長戦か6点差以上でないと投げられないのが、リード側10点、追う側8点差以上でないとそれができなくなるかもとか。

本来投手の選手を打席に立たせるのは難しいだろうけど、元々アマチュアで投手も務めていた野手の選手はその変更があった場合、2way選手起用について議題になって来るかもですね。

BOSで言うと、昨年だっけ?投手との2way選手に興味を示していたVerdugo、それにカレッジでは投手としてもCWSを制したDalbecなんかはSTで少し投球に取り組んだりしないのかな?

ちなみにマイナーでも元々野手だったGettysが投手転向して1年ちょっと経ちますが、最近105 mphを投げたそうです。(ちゃんとしたブルペンのマウンドでもなかったようですが。)こちらは野手としてMLBで出るのは可能性が低そうだけど、投手/野手の境目がなくなってきそうですね。

2023年2月13日月曜日

23' Today's Topics - 2/12

[Today's Topics]

1週間強、ほぼ何のニュースもなく、早くSTが始まって欲しいですね。M-IFの補強に含みを持たせつつも、取りあえずST開始は今のロスターメンバーになりそうですね。

最近はOFが多いけど、Jurickson Profar、もしくはJose Iglesiasは安価で契約できるなら、Storyが60日ILに移り次第契約しても良い気もしますがどうか。

22'-23' Offseason Boston Red Sox -Feb.-

2月です。取りあえずST開幕まではもう動きは無さそうかな?(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 2/1
Invited RHP Dan Altavilla, RHP Taylor Broadway, RHP Durbin Feltman, RHP Victor Santos, RHP Chase Shugart, C Stephen Scott, IF Christian Koss, IF Matthew Lugo, IF Nick Sogard, and UT Ryan Fitzgerald to spring training.

昨年から傘下にいる選手からのNRIが発表に。R. FernandezとGranberg、Kavadasくらいは入っても良かった気もするが、まぁ妥当なところですかね。

2023年2月8日水曜日

Prospect Profile: Jedixson Paez, RHP

今回は、下層の投手期待株の一人、Jedixson Paezくん。ピュアスタッフの点で、現時点ではLuis PeralesやElmer Rodriguez-Cruzより一歩劣るかと思うけど、比較的完成度が高く、身体が成長すればジャンプアップの可能性がありそう。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Jedixson Paez (ジェディクソン・パエス)
Full Name: Jedixson Jose Paez
Position: RHSP
Born: January 17, 2004
Birthplace: Tinaquillo, Venezuela
Height: 6-1
Weight: 170
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (January 2021)
Signing Bonus: $450,000
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

平均的な体格で筋肉の付く余地は大きい。入団時に80 mph中盤とされた速球は、現在は88~92 mphと上昇。少し力の入った沈み込むような投げ方だが、メカニクスの安定性は高く、年齢の割に高い制球力を見せる。カーブとチェンジアップを操り、こちらも年齢の割には進歩している。全体的なパワーアップがあれば平均以上のボールになる可能性がある。


[Profile]

21' : DSLでプロデビュー。非常に制球が良く、傘下のラテンプログラム最優秀投手に選ばれるだけの成績を残した。

22' : FCLでプレー。優れた制球を武器に順調にUSへ適応を見せた。前年は80 mph中盤だった速球も少し成長を見せている模様。

23' : Low-A Salemでプレー。オーバーパワーリングな印象ではないが、この年代の投手としてはズバ抜けた完成度。


[Comment]

フルシーズンでしっかり見れるだろうし、ブレイクに期待したい。

Prospect Profile: Allan Castro, OF

今回は、下層のOF、Allan Castroくん。より大きなボーナスを受け取った同期のOFたちが軒並み苦戦する中で、Rkクラスでは着実に結果を残しています。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Allan Castro (アラン・カストロ)
Full Name: Allan Alexander Castro
Position: LF/CF/RF
Born: May 24, 2003
Birthplace: Santo Domingo, Dominican Republic
Height: 6-1
Weight: 170
Bats: Both
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (July 2019)
Signing Bonus: $100,000
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

アマチュア時代はIFだったが、プロ入りしてOFへ転向。平均的な体格だが、まだ伸びしろはある。セレクティブなヒッターではないが、比較的優れたコンタクト能力を見せている。パワーも平均以上になる可能性がある。身体能力は飛び抜けておらず、両翼が最適と見られる。


[Profile]

21' : DSLでプロデビュー。序盤素晴らしい活躍で傘下のラテンプログラムの最優秀選手に。三塁打、HRが多く、パワー、スピードのコンビネーションが魅力的だが、三振が多く、終盤戦は不振で数字を下げた。

22' : 序盤はFCLでLFの控えだったが、Jhostynxon GarciaからLFのレギュラーを奪い、Roman Anthonyの加入とMiguel Bleisの離脱があった終盤はCFのファーストチョイスに。7、8月はよく打っており、二塁打はやや少ないが、三塁打、HRはFCLの選手の中ではよく打っている。最後はLow-A Salemに昇格。

23' : Low-Aでの出足はやや凡庸だったが、Anthonyに続き、早めのHigh-A Greenville昇格でプチブレイク。選球眼の良さに加え、コンタクト、パワーもまずまず。


[Comment]

まだまだ原石ですが、南米の選手だけにボーナスが小さくても化ける可能性があるし、傘下の野手の中ではその可能性が比較的高そうな選手に見える。

Prospect Profile: Nick Sogard, IF

今回は、この春のSTにNRIで呼ばれている、Nick Sogardくん。年齢も含め有望株と言えるのかギリギリのラインですが、Adalberto Mondesiが出遅れの場合、ひょっとすると開幕MLBなんてのもあるかもしれませんし、期待を込めて。

Photo from Jerry Coli

[Player Data]

Name: Nick Sogard (ニック・ソガード)
Full Name: Nicholas John Sogard
Position: 3B/2B/SS/RF/CF/LF
Born: September 9, 1997
Birthplace: Los Angeles, California
Height: 6-1
Weight: 180
Bats: Both
Throws: Right
Drafted: 12th round, 2019 by Tampa Bay
How Acquired: Acquired from Tampa Bay with Ronaldo Hernandez for Chris Mazza and Jeffrey Springs (February 2021)
College: Loyola Marymount
High School: Jesuit HS (CA)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

恵まれた身体能力はないが、ソリッドなコンタクトに、パワー面も多少の向上が見られる。選球眼は優れている。他の有望株との兼ね合いで、3Bや2Bを多く守っているが、SSをある程度こなすだけのグラブ捌きやフットワークは備えている。


[Background]

OAKなどでプレーした、Eric Sogardの従兄弟。2人の叔父(Steve Sax、Dave Sax)もMLB選手。19年の下位でTBが指名。SS-Aでプロデビューの後、20年はCOVID-19によりシーズンキャンセル。そのオフにBOSへトレードされた。


[Profile]

21' : High-A Greenvilleで傘下デビュー。カレッジ3年で2 HR。TB傘下1年で0 HRから、13 HRと突如開花。一時AA Portlandでプレーしたが、最後はまたHigh-Aへ。

22' : AA/AAA Worcesterでプレーし、OFにも挑戦。まずまずのコンタクトに、BB/SOが優秀。ただ前年成長を見せたパワーが後退。

23' : Christian Kossが多く離脱する中、IFのどこかで常時機会を得て、一時期はかなり良い数字を保っていたが、終盤やや失速。


[Comment]

比較的選球眼もあるので、MLBでも控えならそれなりにプレーする可能性はありそうですが、何よりタイミングに左右されそう。

2023年2月3日金曜日

23' Today's Topics - 2/2

[Today's Topics]

補強打ち止めを宣言するチームも増えていますが、BOSはあとは野手の方はどうなるかな?Mondesiをトレード獲得したものの、昨年の膝だっけ?のケガで開幕間に合うか不明とも。

SS E. Hernandezと、その場合はArroyoが現状開幕2Bで、それ以外は40人枠内でもWongとJ. Turnerが少し守れる以外は、MLB未経験のE. Valdezがいるくらい。(RafaelaやD. Hamiltonは早すぎるだろうし。)

DuranやRefsnyderも過去には2Bを守っていたが、さすがに難しいでしょう。40人枠外ではGoodrumが最有力で、今のままなら、開幕時にロスター入りか。STが始まれば、Storyや場合によってはMondesiを60日ILに移してもう一枚別に獲る可能性も無くはないが、それだとMondesiは余計だった気も。

そんな中、今日のMLBTRの記事でLADがCBTのリミットを$5M程度超過しているものの、競争力を維持するために、ロスターからの年俸削減のトレードはしないとの話が出ていましたが、来季彼らが大谷翔平を狙うのであれば、今季贅沢税をリセットしておくに越したことは無い気もしますが。

記事の中でChris Taylorが成績の割には年俸が高いので、放出候補の可能性となっていましたが、BOS的にはフィットしなくも無い気も。

2Bと少しSS、それとLF中心ですがOFを守るので、例えばOFが元々薄めなLADには、昨年の成績だけならさほど見劣りしないRefsnyder、それに1B/3Bの控えも厚くはないので、Dalbecを付けて、年俸を$8M×3年分くらいこちらが持つ代わりに有望株を少し付けろ、とかどうでしょうかね。

BOSも来年の大谷獲得レースに参加するつもりなら敵に塩を送っても仕方ないですが、その可能性は低そうだし、LADの事情に付け込んでロスターのアップグレードと40人枠の整理、それにあわよくば有望株の獲得というのは面白いのではないかとも思いますが。

まぁLADはマイナーも良いので、大谷を獲っても数年以内にリセットできるとの目論見なのかもですし、そうなら向こうには興味の無い提案でしょうが。