2012年12月30日日曜日

12' Weekly Topics -12/24~12/30

[12/24]

☆ Merry Christmas !と浮かれている間に、先頃から噂になっていたPITのJoel Hanrahanのトレードが成立が濃厚になっています。BOSが4人を出し、PITが2人を出すとのこと。BOSのパッケージの内2人はSandsとS. Pimentelのようです。Sandsの放出はちょっと驚き。ちょうどDominican Winter LeagueでM. Gomezが8 HRを放ってMVPに選ばれたことも少し影響しているのかな?

BOSの残りの2人とPIT側の1人はまだ名前が出てこない。憶測ではMelanconはPITにフィットするんじゃとか、さらに出して、Garret Jonesまで獲得するんじゃないかなんていうのも出ていますが。まぁPITは13年も一応はPOを狙うだろうし、ここでJonesを出すことはないと思いますけど。一応BOS側から見ればリリーフは余ってるし、早打ちだけど、OFも守れて、左打ちのJonesはフィットする。

Napoli、S. Drewとさらに2人が加わる予定で、40人ロスターの整理が必要だったし、SandsやPimentel中心のパッケージでクローザークラスのリリーフを得られるのはオーバーペイではないと思うけど、Hanrahanの制球の悪化は気になるし、13年限りで年俸も$7M近くになると見られている。A. Baileyを出るならともかく、あまりメイクセンスとは言い難い。

2012年12月23日日曜日

Former Sox Prospect Review: Brock Holt, UT

今回は、Joel Hanrahanにくっついてやってきた、Brock Holt。半分Prospectを卒業しかかっていますが、BOSではもう一度開幕AAA行きが濃厚。ツール的には平凡と言われますが、M-IFとしては珍しい左利きだし、ケガが増えてきたDustin Pedroiaに何かあればしっかり活躍できるようにガンバって欲しい。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Brock Holt (ブロック・ホルト)
Full Name: Brock Wyatt Holt
Position: 2B/3B/LF/RF/SS/1B/CF
Born: June 11, 1988
Birthplace: Stephenville, Texas
Height: 5-10
Weight: 185
Bats: Left
Throws: Right
Drafted: 9th round, 2009 by Pittsburgh
How Acquired: Acquired from Pittsburgh with Joel Hanrahan for Mark Melancon, Stolmy Pimentel, Jerry Sands, and Ivan De Jesus, Jr. (December 2012)
College: Rice
High School: Stephenville HS (TX)
MLB Debut: September 1, 2012 (Pittsburgh)
How Left: Free Agency, signed with Milwaukee (November 2019)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

非常に小柄で典型的なM-IF。マイナーレベルでは安定してコンタクトしているし、HRパワーはあまりないにせよ、ギャップパワーはM-IFとしてはまずまずと言われている。カレッジ出身だけあって選球眼も良い。スピードは平凡で、守備はレンジ、肩、グラブ捌きと平均レベル。マイナーではSSをメインに務めてきたが、MLBでは2Bと見られる。現状では2Bとしても平均以下だが、長じればそれなりの2Bになるだろうとも。基本的にはIF-UTタイプ。


[Background]

Navarro JCからRice大にトランスファーし、シニアーの年は大活躍。PITに入団後も各クラスをしっかり打ち込み、12年のセプテンバーコールアップでMLBデビュー。11年、12年と連続でAAのオールスターゲームに出場している。


[Profile]

13' : AAA PawtucketでBOS傘下デビュー。好不調の波があったものの、コンタクトは見せた。ただやはり長打力が無く、MLBでも全くSSで使われないところから見て、SS控えとしてはあまり信用されていないのかと思う。

14' : 14年シーズン最大の発見。スーパーユーティリーティーとして、バッテリー以外の7ポジション全てで先発出場を果たした。まずはWill Middlebrooksの離脱で3B代役として、Stephen Drewの加入で、Xander Bogaertsが3Bに移ると、今度はMike Napoliの代役で1Bへ。この辺りまでで、1番に定着すると、Napoliの復帰後はマイナーでは一度も守っていないOF 3ポジションを中心に、いずれかのポジションで常時リードオフとして出場機会を得た。

15' : ユーティリティーのポジションをさらに確固とし、どちらかというと9人目のレギュラーという感じに。特にDustin Pedroia離脱時は正2Bを務めた。

16' : 正LFの予定だったRusney CastilloがSTで不振。代わりにChris YoungとのプラトーンでLFのスタメンを任された。OFメインになったことも影響してか、打撃は例年に比べると、やや不振。途中多くのLFがケガした時期に、自身も戦列を離れ、その間に台頭したAndrew BenintendiにLFを譲って、後半は再びUTに。

17' : 前年からの脳震盪の後遺症でシーズンの多くをDLで過ごした。

18' : 復活は難しいかと思っていたが、シーズンが進むにつれ調子を上げ、Hanley Ramirezのリリーフなどもあって、やや苦しい時期にチームをよく助けた。POでも打てないIan Kinslerよりも2Bとして頼りになり、また史上初めてPOでサイクル安打を記録したのがハイライト。

19' : 不振のチームにあって、打率.297と出場機会の安定しない控えとしては出色の出来。

19' Nov. : BOSに残りたいとたびたび表明してきたが、チームのペイロールの空きの無さで再契約できずFAに。2月になってMILと契約。

20' : MILでは打率1割と大苦戦。早々にリリースされるが、WASと契約後はまずまずのプレーぶり。

21' : リビルド期間のTEXにストップギャップとして迎えられ、3Bのみでプレーも打撃不振。


[Comment]

マイナーオプションがフルに残っているし、しばらくAAAで2Bのデプスになるでしょう。IF-UTとしてはまずまず打てるけど基本的にHRパワーはないし、ある程度SSもきっちりこなして欲しいタイプ。

2012年12月20日木曜日

12' Weekly Topics -12/17~12/23

[12/17]

☆ Mike Napoliのフィジカルに問題があったようですが、それに手間取っているのか知らないけど、相変わらず整理が全く進められない某GM。Napoli、上原、Dempster、S. Drewを加えると40人ロスターが43人になるという。あんまりこちらの都合で待たせるのも印象悪いっすよ。

まぁそれはともかく、一応Drewの獲得で投手・野手共に一通り穴は埋まりました(Napoliとは成立するという前提ですが)が、できればNapoliの健康も考えて、左打ちの1B(か欲を言えば1B/3B)が欲しいところですね。ただSaltyは明確に浮いてるし、Ellsburyも良い話があれば出せる状態。他チームは残り1年のShin-Soo ChooやR. A. Dickeyで大物Prospectを獲得してまっせ...。

2012年12月19日水曜日

Former Sox Prospect Review: Raymel Flores, SS/2B

今回は、来季USデビューするであろうSS、Raymel Flores。11年の海外FA組ではManuel Margotと並んで評価の高い選手でした。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Raymel Flores (レイメル・フローレス)
Full Name: Raymel Garcia Flores
Position: SS/2B/3B/LF
Born: September 22, 1994
Birthplace: San Pedro de Macoris, Dominican Republic
Height: 5-9
Weight: 155
Bats: Both
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (July 2011)
Signing Bonus: $900,000
How Left: Traded to Arizona with Rubby De La Rosa and Allen Webster for Wade Miley (December 2014)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

小柄で非常に細いが、高い運動能力を持つ。典型的な南米出身の守備に優れたSS。年齢の割には成熟度が高く、将来的にもSSを務められるだろう。スピードもある。両打ちで、年齢の割に成熟したディシプリンを持つとも。このタイプに入る選手の典型で、パワーは期待できない。


[Background]

7/2のProspect RankingではBA #17。SSということもあり、ボーナスはMargotよりも高い$900K。当時はRaimel Floresと表記されていた。


[Profile]

12' : DSLでプロデビュー。開幕からMargotと共に順調なスタートダッシュを見せたが、その後やや不調に。その後ケガで離脱し、シーズン終了まで帰って来なかった。138 ABで8 3Bと三塁打マシーンぶりを見せた。

13' : GCLでUSデビュー。前年に引き続き、比較的四球も選ぶものの、コンタクトに悩んでいる。同クラスの選手に比べてかなり若い選手ではあるが、期待度からすればもう少し打ってもらわないと。やはり三塁打はよく打った。GCLシーズン終了後、SS-A Lowellへ昇格したが、結局出番なし。

14' : SS-A Lowellで、Mauricio Dubonに押しのけられて2Bがメインに。打席面では及第点のシーズンだった。選球眼やパワーは望めないが、しっかりしたアベレージを記録。スピードもありそう。

14' Dec. : Wade MileyのトレードのパッケージでARIへ。

15' : SS-Aで全く打てずにRkリーグへ降格。6 HRを含めよく打ったが、今さらRkレベルで打ってもという。

16' : 守備はともかく、Low-Aの環境でも打撃で苦戦。

17' : 4クラスでプレーするも、打撃に難ありは変わらず。

18' : ARIのHigh-Aで打率1割台で途中リリース。


[Comment]

高い期待をしているし、SSを務められるのは非常に価値があるけど、近年のBOSはこういう選手を多く集めているので、バットでもしっかり結果を残さないと埋もれてしまいそう。

Former Sox Prospect Review: Jack McGeary, LHP

今回は、先日のAAAフェーズのRule 5ドラフトでピックした、Jack McGeary。プロではほとんど結果を残せず、Prospectとしてあまり期待できる状態ではないですが、元々は高い期待をされていた選手で、しかもMasachusetts州Boston出身と正真正銘のローカルボーイ。何とかかつての期待を取り戻して欲しいと願いを込めて取り上げます。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Jack McGeary (ジャック・マッギリー)
Full Name: John Anthony McGeary
Position: LHRP/LHSP
Born: March 19, 1989
Birthplace: Boston, Massachusetts
Height: 6-3
Weight: 195
Bats: Left
Throws: Left
Drafted: 6th round, 2007 by Washington
How Acquired: Selected from Washington in the Rule 5 Draft, AAA Phase (December 2012)
High School: Roxbury Latin HS (MA)
How Left: Minor league free agency, signed with Los Angeles Dodgers (November 2013)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

体格に優れており、速球は90 mph前半。10年にTJを受けたが、最近また91 mph程度まで投げられるようになったそう。平均的なチェンジアップを持つ他、BOSのスカウトが視察した際には、安定感には欠けるがキレのあるカーブを投げていたそう。キャリアの浅い時期にベースボールに集中していなかったこともあり、元々制球には難を抱えているし、TJ後はさらに完璧に壊している。


[Background]

07年のドラフトでは非常に素質を高く評価され、ドラ1の噂もある選手だったが、強い進学希望を持っていたし、強力なStanford大のコミットも相まって多くのチームが指名を回避。WASがドラ6で指名し、$1.8MのボーナスとStanford大へのフルタイムの通学を認めるという破格待遇で契約に成功した。カレッジは古典の学位を取得したが、一方ベースボールに集中できておらず、10年にTJを受けた後、制球を崩し、Rkレベルでも満足に投げられていない。


[Profile]

13' : XSTからSS-A LowellでBOSデビュー。最初の数試合は酷かったが、徐々に落ち着くと、Low-A Greenvilleへの昇格を勝ち取った。まだ制球に不安もあるが、奪三振率は良い。

13' Nov. : MiLFAに。

14' : LADと契約してLow-A/High-Aで投げたが、特にHigh-Aでは10.0 IP/20 BBと再び制球がぶっ壊れてリリース。その後独立リーグで投げている。


[Comment]

まだ若いし、スタッフが戻って来ているというのが本当ならマイナーのRule 5ドラフトだし面白いのでは?復活を確信している訳ではないですが、環境も変わって真剣に取り組めばもしかしたらと少しだけ期待しています。まぁダメ元ですし。

Former Sox Prospect Review: Leonel Escobar, C

今回は、下層のバックアップ捕手、Leonel Escober。08年にDSLの正捕手としてオールスターにも選出されましたが、USに来てからはあまり機会をもらえず、ロスターフィラーのように扱われています。そろそろリリースかと思って、まだ取り上げてませんでした。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Leonel Escobar (リオネル・エスコバー)
Full Name: Leonel Jose Sojo Escobar
Position: C/3B
Born: September 4, 1990
Birthplace: Caracas, Venezuela
Height: 5-10
Weight: 175
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (October 2007)
Signing Bonus: Not Announced
How Left : Minor league free agency (November 2014)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

捕手としてはやや小さめの体格。コンタクト能力に優れるがパワーは平均以下。体格的にもあまり向上する可能性はなさそう。ディシプリンはしっかりしている。上のクラスに度々呼ばれるように、守備はしっかりしている。


[Profile]

08' : DSLでプロデビュー。AVG .280とチームのトップヒッターになり、All-Starゲームに出場。

09' : DSLで開幕も、Oscar Perezとの入れ替わりでGCLに呼ばれた。

10' : GCLで主にプレーしたが、High-A Salemでもプレー。

11' : 開幕からDL待機となり、他の選手がDLに入った際にアクティベイトされるというロスターフィラー的役割に。SS-A Lowell、Low-A Greenville、High-Aでプレー。

12' : 前年と同様の扱い。Low-Aで11 Gにしか出場せず。

13' : Low-A~AA Portlandで、たった16試合に出場したのみ。

14' : High-AでDLと行ったり来たりしながら控え捕手を務めた。

14' Nov. : MiLFAに。


[Comment]

比較的長く傘下にいるし、守備は割と気に入られているのかと思うけど、上に上がるような期待はなさそう。DSLでの1年目のスタッツを見た後、割と気になっていたんですけどね。

2012年12月18日火曜日

TOR and NYM Trade Analysis; R. A. Dickey and John Buck Trade

ここ数日ほぼ合意という噂が流れていましたが、R. A. Dickeyが契約延長に合意し、正式にTORへのトレードが決まりました。TORはエース格を手に入れたし、残り1年ではなく、3年+オプションということで、まずまずにも見えるけど、さほど競合も多くなさそうだったというところで、ややオーバーペイ気味に見える。


[Transaction]

☆ TOR Acquired : RHP R. A. Dickey (Extension), C Josh Thole, C Mike Nickeas

☆ NYM Acquired : C John Buck, RHP Noah Syndergaard, C Travis d'Arnaud, OF Wuilmer Becerra

2012年12月17日月曜日

12' Weekly Topics -12/10~12/16

[12/11]

☆ Kevin YoukilisがNYYと単年$12Mで合意しました。プロとして当然の選択肢だし、その決断を責めるつもりは全くありませんが、やはりBOSで育って、MLB有数の選手になったYouksがNYYのユニフォームを着て全力でプレーする姿を見るのは複雑な思いがあります。もちろんまだまだやれるはずだし、元気な姿を見たいですけどね。

2012年12月13日木曜日

CIN, CLE and ARI Trade Analysis; Shin-Soo Choo and etc. Trade

韓国人メジャーリーガーのShin-Soo ChooがCINへ。三角トレードの形でちょっとわかりにくいけど、CLEが得たDidi Gregoriusを、SSを欲していたARIへ出し、Trevor Bauerを得たと見ることができる。どのチームもニーズは満たしているけど、ARIは11年ドラフト全体#3だったBauerをあっさりと出してしまい、ちょっと勿体ないなと思ってしまう。


[Transaction]

CIN Acquired : OF Shin-Soo Choo, UT Jason Donald, $3.5M cash (from CLE)

CLE Acquired : RHP Trevor Bauer, RHP Matt Albers, RHP Bryan Shaw (from ARI), CF Drew Stubbs (from CIN)

ARI Acquired : LHP Tony Sipp, 1B Lars Anderson (from CLE), SS Didi Gregorius (from CIN)

2012年12月11日火曜日

Index 4: My Favorite Prospect in Other Organization

Mick Abel, RHP, PHI
Joshua Baez, OF, STL (MA)
Tristan Beck, RHP, ATL
Will Bednar, RHP, SF
Nick Bitsko, RHP, TB
Enrique Bradfield, OF, BAL (Vanderbilt)
Tyler Brown, RHP, HOU (Vanderbilt)
Sean Burke, RHP, CWS (MA)
Tim Cate, LHP, WAS (CT)
Chris Clark, RHP, LAA (MA)
Phil Clarke, C, TOR (Vanderbilt)
Cole Carrigg, C, COL
Alex Clemmey, LHP, CLE (RI)
Matt Cleveland, RHP, NYM (CT)
Mark Coley, OF, MIA (RI)
Cam Collier, 3B, CIN
Reggie Crawford, DH, SF (CT)
Ryan Cusick, RHP, ATL (MA)
Jay Driver, RHP, CLE (MA)
Chase Davis, OF, STL
Brady Day, 2B, ATL (NH)
Chandler Day, RHP, WAS (Vanderbilt)
Dillon Dingler, C, DET
Jake Eder, LHP, MIA (Vanderbilt)
Bryce Eldridge, 1B/RHP, SF
Colt Emerson, SS, SEA
Jonny Farmelo, OF/SS, SEA
Drake Fellows, RHP, PIT (Vanderbilt)
Hugh Fisher, LHP, ARI (Vanderbilt)
Tre Fletcher, OF, STL (ME)
Sal Frelick, OF, MIL (MA)
Brandyn Garcia, LHP, SEA (CT)
J.T. Ginn, RHP, OAK
Luke Gold, 2B, DET (MA)
Jayson Gonzalez, 3B, CWS (Vanderbilt)
Steve Hajjar, LHP, CIN (MA)
Reed Hayes, RHP, BAL (Vanderbilt)
Mason Hickman, RHP, CLE (Vanderbilt)
Jackson Hornung, C, TOR (MA)
Travis Honeyman, OF, STL (MA)
Gabriel Hughes, RHP, COL
Jackson Jobe, RHP, DET
Greg Jones, SS, TB
Spencer Jones, OF, NYY (Vanderbilt)
Connor Kaiser, SS, PIT (Vanderbilt)
Sebastian Keane, RHP, NYY (MA)
Dominic Keegan, C, TB (MA, Vanderbilt)
Jeren Kendall, OF, LAD (Vanderbilt)
Josh Knoth, RHP, MIL
Ben Kudrna, RHP, KC
Grant Lavigne, 1B, COL (NH)
Jack Leiter, RHP, TEX (Vanderbilt)
Dylan Lesko, RHP, SD
Christian Little, RHP, SF (Vanderbilt)
Nick Maldonado, RHP, MIA (vanderbilt)
Austin Martin, OF, MIN
Chris McElvain, RHP, CIN (Vanderbilt)
Quinn McDaniel, 2B, SF (ME)
Michael Mercado, RHP, TB
Noah Miller, SS, MIN
Tom Milone, OF, TB (CT)
Sam Mongelli, SS, LAD (CT)
Colson Montgomery, SS, CWS
Grayson Moore, RHP, CHC (Vanderbilt)
Cody Morissette, SS, MIA (NH)
Frank Mozzicato, LHP, KC (CT)
Luke Murphy, RHP, LAA (Vanderbilt)
Arjun Nimmala, SS, TOR
Hunter Owen, LHP, KC (ME, Vanderbilt)
Charlie Pagliarini, 3B, SEA (CT)
Tai Peete, SS, SEA
Coleman Picard, RHP, KC (RI)
Cooper Pratt, SS, MIL
Connor Prielipp, LHP, MIN
Quinn Priester, RHP, PIT
Buddy Reed, OF, LA (RI)
Patrick Reilly, RHP, PIT (Vanderbilt)
C.J. Rodriguez, C, OAK (Vanderbilt)
Matt Ruppenthal, RHP, HOU (Vanderbilt)
Aaron Sabato, 1B, MIN
Reid Schaller, RHP, WAS (Vanderbilt)
Cole Schoenwetter, RHP, CIN
R.J. Schreck, OF, SEA, (Vanderbilt)
Tomas Shults, RHP, WAS (Vanderbilt)
Spencer Schwellenbach, RHP, ATL
Connor Scott, OF, PIT
Andrew Sears, RHP, DRET (CT)
Matt Shaw, SS, CHC (MA)
Aidan Smith, OF, SEA
David Smith, 2B, DET (CT)
Daniel Susac, C, OAK
Matt Tabor, RHP, ARI (MA)
Will Toffey, 3B, PHI (MA, Vanderbilt)
Anthony Volpe, 2B, NYY
Mike Vasil, RHP, NYM (MA)
Javier Vaz, OF, KC (Vanderbilt)
Joe Verano, 1B, LAD (MA)
Kahlil Watson, SS, MIA
Hiro Wyatt, RHP, KC (CT)
Tomas White, LHP, MIA (MA)
Brett Wichrowski, RHP, MIL (RI)
Kyle Wilcox, RHP, SEA (CT)
Peyton Wilson, 2B, KC
Gavin Williams, RHP, CLE
Henry Williams, RHP, SD (CT)
Jett Williams, SS, NYM
Kendall Williams, RHP, LAD
Blake Wolters, RHP, KC
Eric Yost. RHP, SD (MA)
Carter Young, SS, BAL (Vanderbilt)

2012年12月10日月曜日

KC and TB Trade Analysis; James Shields, Wade Davis, Wil Myers, and Jake Odorizzi Trade

Lesterとの交換の噂が出て、BOSファンが熱狂していたWil Myersですが、やはりと言いますか、James ShieldsとWade Davisの見返りとしてTBへ。個人的にはMyersやOdorizziは少しオーバーレイトされていると思うし、特にMyersはMLBで少し適応に苦しむんじゃないかと思っているけど、それを差し引いたところで、TBの圧倒的Winのトレードに見える。


[Transaction]

KC Acquired : RHP James Shields, RHP Wade Davis, a PTBNL or cash

TB Acquired : RHP Jake Odorizzi, LHP Mike Montgomery, 3B Patrick Leonard, OF Wil Myers

2012年12月5日水曜日

12' Weekly Topics -12/3~12/9

[12/3]

☆ Winter Meetingが開始です。MLBTRの動きが半端なくなっていますが、1日目は大きな動きはなし。BOSはNapoliと合意。これで残りは、SP1枚と、RFの補強がほぼ必須。それにできればSSともしかしたら控え1Bも、というカンジかな?

2012年12月3日月曜日

12'-13' Offseason Boston Red Sox -Dec.-

12月です。SP、1B、OFを1枚ずつ補強と言い続けていますが、噂は出れどなかなか決まらず。あとはSSもStephen Drewを狙っているようです(前記事はこちら)。


[Transaction]

○ 12/1
Signed LF Jonny Gomes.

40人ロスターがあき、正式に契約が発表になりました。J. Gomesと2年契約。11月の段階で、OF補強候補をC. Rossと、Gomesに絞ったという噂が出ましたが、その数時間後に合意の報が。2年$10M(13': $5M、14': $5M)だそう。これはさすがにプラトーン選手としては高いと思う。一応今のところLFのレギュラーとして考えているそうですが、対右では確実にヘルプが必要なレベルの選手。

2012年11月30日金曜日

Former Sox Prospect Review: Manny Margot, CF

今回は、来季USデビューしそうなProspectの中でも、最も期待度の高い、Manuel Margot。まだ17歳ですが、優れた守備能力を持つ選手。気が早いですが、Scott Borasクライアントである、Jackie Bradley, Jr.がFAで抜けた後のCF候補として期待しています。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Manny Margot (マニー・マーゴー)
Full Name: Manuel Gomez Margot
Position: CF/RF/LF
Born: September 28, 1994
Birthplace: Villa Alta Gracia, Dominican Republic
Height: 5-11
Weight: 170
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (July 2011)
Signing Bonus: $800,000
MLB Debut: September 21, 2016 (Sam Diego)
How Left: Traded to San Diego with Logan Allen, Carlos Asuaje, and Javier Guerra for Craig Kimbrel (November 2015)
Player Link: MLB.com, Fan GraphsBaseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

CFとして平均的でバランスの取れたアスリート体型。現状でまずまず筋肉が付いており、今後大きくスピードや運動能力を制限するほどには体重は増えないだろう。構えた際にあまりバットをムダに動かさない。スウィングは速く、滑らかだ。比較的レベルスウィングで、現状では多くHRを打つタイプではないが、成長と共に平均レベルのパワーが付く可能性はある。まだ比較的早打ちだが、ある程度ボールを見ることを苦にしない。プラスプラスとも言われるスピードがあり、打席からの飛び出しも良いし、ベースランニングの加速も良い。肩は平均的だが、スピードを生かしたプラスのレンジに加え、若いにも関わらず、優れた打球の読みと、非常に正確なルート取りが出来る。確実にCFに留まれるだろうし、平均以上のディフェンダーになれるだろう。


[Background]

7/2のProspect RankingではBA #16。当時は、Manuel Marcosと表記されていたけど、入団後にMargotと判明。


[Profile]

12' : DSLでプロデビュー。開幕から素晴らしいスタートダッシュを見せ、数試合で3本のHRを放ったが、HRに関しては以降は伸びず。中盤やや不調に陥ったが、終盤調子を戻し、チームのトップヒッターとなった。リーグのAll-Starゲームに出場した他、BOSから組織のLatin Program Player of the Yearに選出。秋のFILでもインプレッシブなプレーを見せた。

13' : 途中ケガで離脱したが、GCLをスキップした上で、SS-Aでしっかり成績を残した。パワー、選球眼、走塁ともう少しずつ全体的に磨いて欲しいカンジは受けるけど、まずは順調なUSデビューだった。

14' : Low-A Greenvilleで序盤やや低調気味で、1歳下のWendell Rijoに遅れを取っていたが、All-Star以降調子を上げ、文句なしの成績に到達すると、19歳でのHigh-A Salem昇格後も少ないサンプル数ながら、よく打った。10 HR/40 SBも達成。

15' : High-Aでの開幕直後は80打席ほど無三振を続けたが、その後ケガで一旦DLに入り、その前後でやや調子を落としたのが悔やまれる。守備・スピードは文句なし。AAのオールスターゲームとFutures Gameに出場。

15' Nov. : Craig Kimbrel獲得の見返りでSDへトレード。

16' : SDのAAAで、PCLにしては少しHR数が物足りないが、足で稼ぐ長打を含め、打撃でもしっかり結果を残した。スーパー2関連か、9月に入ってしばらくしてからやっとコールアップ。守備を含め、MLBでも可能性を見せた。

17' : 序盤あまり打てていなかったが、次第に調子を上げ、SDのレギュラーをしっかり獲得。パワーもまずまず発揮しており、守備も良い。Bradley, Jr.に似たタイプの選手に成長している。

18' : 前年同様にCFのレギュラーを務めるが、各数字が成長よりもむしろやや低下。停滞気味の一年となった。

19' : 守備では良いプレーを見せるも、打撃は鳴かず飛ばず。SDでなければレギュラー落ちしてもおかしくない内容。オフにMookie Bettsのトレード先にSDが挙がった際に、交換でOFを埋める選手の候補として取りざたされた。

20' : Emilio Paganのトレードの見返りでTBへ。パワーレスも、コンタクトと守備でレギュラーOFとしてプレー。

21' : アベレージは下がったが、少しパワーが向上。ALDSでは古巣BOSと対戦。

22' : オフェンスは少し向上も最低限だが、ディフェンスもありTBで半レギュラー格としてプレー。

23' : CF/RFの併用カードとして前年を少し上回るソリッドな貢献。


[Comment]

もちろん上限への期待度も非常に高いが、どちらかというと、個人的には体格・守備などの完成度の高い、ハイフロアーな選手と見ています。13年は、GCLよりもSS-A、もしかしたらXander Bogaertsのように、2クラススキップもあり得るかも。

(15年追記)Kimbrelのトレードで放出。残念だけど、Mookie Betts、Jackie Bradley, Jr.に、15年のドラフトでAndrew Benintendiまで加わったのでトレードバイトになるのも致し方ないか。守備が素晴らしく、5ツールいずれも揃っており評価は高いが、マイナー上層・MLBで結果を残すには、もう一歩打席での成長が求められる。

Former Sox Prospect Review: Mike McCarthy, RHP

今回は、昨季終盤Low-Aで先発に移ってから好投を続けている、Mike McCarthy。カレッジからシニアーで入団し、気にも留めていなかったけど、今ではMadison Younginerらを押し退けて、来季のHigh-Aのローテ予想も出ています。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Mike McCarthy (マイク・マッカーシー)
Full Name: Michael McCarthy
Position: RHRP/RHSP
Born: November 18, 1987
Birthplace: Walnut Creek, California
Height: 6-3
Weight: 185
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 14th round, 2011
How Acquired: Draft
Signing Bonus: Not Announced
College: California State-Bakersfield
High School: Liberty HS (CA)
How Left: Released (December 2016)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

若干細身だが、しっかりした身長があり投手体型だ。速球はリリーフなら93 mphから、最速で95 mph程度まで出る。ムーブにも優れており、ゴロを打たせられる。セカンドピッチはスプリッターが良いそう。制球力にも優れる。


[Background]

カレッジのシニアーだったが、カレッジベースボールで同地区の有力校である、Fresno State大にノーヒッター、Gerrit Coleが投げたUCLAを2 H完封、と投げ勝っていた。看護の資格を持っているそう。


[Profile]

11' : SS-A Lowellでプロデビュー。21.1 IP/27 Kと高い奪三振率を見せた。

12' : Low-A Greenvilleでリリーフとして好投を続け、シーズン終盤に先発に移ると、4 GSでしっかりした投球を見せ、High-A Salemに昇格。こちらでも24.2 IP/25 H/4 BB/20 Kと良く投げた。

13' : High-A、AA Portlandでスウィングマン的な起用。制球は良いが、さすがにクラスが上がるにつれて、奪三振率、被打率が悪化した。

14' : 制球は良いものの、支配的なスタッフが無く、AA以上では捉えられる場面が目立つ。

15' : AA/AAA Pawtucketで、ロングリリーフ/谷間の先発として投げた。

16' : 15年に同じく。

16' Dec. : リリース。


[Comment]

まだ1年の好投で、どうなるかわからないけど、こういう選手は応援したくなる。豊作だった11年ドラフトでピックした選手だし、掘り出しものの可能性もある。来季の投球に注目したい。

Former Sox Prospect Review: Yunior Ortega, RHP

今回は、マイナー下層の右腕、Yunior Ortega。17歳でDSLでインプレッシブな成績を残した後、なかなか昇格できずに、ショートシーズンのクラスに留まっている。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Yunior Ortega (ジュニアー・オルテガ)
Full Name: Yunior Ortega
Position: RHRP/RHSP
Born: August 10, 1991
Birthplace: Puerto Piata, Dominican Republic
Height: 5-11
Weight: 170
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (August 2008)
Signing Bonus: Not Announced
How Left: Released (December 2013)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

やや小柄な体格。年齢の割に優れた投球術を持つが、速球は大体90~92 mphで、ドミナントなスタッフはない。


[Profile]

09' : DSLでプロデビュー。17歳ながらローテを守り、13 GSで1.84 ERAと好投。リーグのAll-Starゲームに出場した。

10' : 前年の好投にも関わらず、再びDSLへ。これについて当時のMinorの育成部長だったMike Hazenさんは、「良い成績を残した全ての選手をUSに連れてくることはできない。」と言っており、スタッフ面でドミナントさが足りなかったことを示唆。前年同様、1点台の防御率を残すも、奪三振率等のスタッツは低下。

11' : ようやくGCLでUSデビュー。リリーフに移り、チームのクローザーも務めた。

12' : SS-A Lowellで、前年と似たような成績。

13' : Low-A Greenvilleでリリーフとして投げたが、ケガもあり、最後はSS-Aでシーズン終了。被打率が高く、オーバーマッチされているカンジ。

13' Dec. : リリース。


[Comment]

しっかりとスタッツは残しているが、リリーフの割にはドミナントというほどではなく、まだショートシーズンということもあり、これ以上上のクラスで活躍できるかは微妙なところ。

2012年11月29日木曜日

13' BOS Prospect Ranking by Baseball Prospectus

BPからTop 10が出ました。BPは負け数順に発表なので、早くリストが出てくるのは嬉しいことではないですが。今年からTop 11+αじゃなくなったし、筆者もKevin Goldsteinさんじゃなくなりました。何より星の数が無くなったのが残念。


[BP: 13' BOS Top 10 Prospects]

1. Xander Bogaerts, IF
2. Jackie Bradley Jr., CF
3. Matt Barnes, RHP
4. Allen Webster, RHP
5. Blake Swihart, C
6. Garin Cecchini, 3B
7. Henry Owens, LHP
8. Bryce Brentz, OF
9. Jose Iglesias, SS
10. Brian Johnson, LHP

12' Weekly Topics -11/26~12/2

[11/26]

☆ 先週末に、BOSの首脳陣がMike Napoli (前TEX)と会食を行ったそうです。4年を要求するNapoliは、BOS、SEA、TEXあたりに絞っているようで、BOSは5年も出す気まであるとも言われ、サインが近いと見る人も。

BOSはNapoliを1Bほぼ専任が考えているようですが、それは価値的にはややマイナス。Napoliが本当にフィットするのは、本当は守備を中心にしっかりした、(できれば左打ち)の捕手がいて、1Bでは左打ちのそこそこの併用カードがいるチームだとは思うし、BOSはそれとはまるっきり反対。

それでも、さすがに昨季よりは数字は上がるとは思うし、ドラフトピックの補償を必要としない点は非常に魅力的。ただ個人的には3年が妥当。4年は長いという印象で、あまり高くなるようだとちょっと微妙というカンジはする。

2012年11月27日火曜日

13' Draft Watch - Team Needs Analysis

13年のドラフトに向けた、各チームのニーズ分析です。BAのProspect Rankingや将来布陣等を見ながら、個人的に各チームの現状を把握したいという目的もあります。BOS中心に追っているので、間違えているところも多いと思いますが、他チームのファンの方はご容赦ください。チームの順番は、ピックの補償等を無視して、リバーススタンディングにしています。


[13' Team Needs Analysis]

1. Houston Astros : 投手は立て直しは進んでいるが、まだまだだろう。Lucas Harrellが昨季ブレイクし、Bud Norrisもそこそこやっているが、Norrisは既に調停に入ってきており、この夏に放出される可能性が高い。Jordan Lylesも一応MLBに定着したが今一つだし、上位ローテ候補には欠ける。後続もMike Foltynewiczは最近98~100 mphを投げたそうで期待度が上がっているが、まだHigh-Aでどうなるかわからない。Nick Tropeano、Ross Seatonあたりも平凡。COLから得たAlex Whiteには成長を期待したい。Lance McCullers Jr.やJarred Cosartは100 mph近い速球を持っているが、特に後者はリリーフとの見方も強い。

野手は多くのポジションで、トレードなどで掻き集めた選手がレギュラーを務めている状態。捕手はJason Castroの向上に期待か。後続はTORから来たCarlos Perezがいるが弱い。1BはBrett Wallaceが伸び悩んでいるが、13年中頃にはJonathan Singletonが上がってくるだろう。薬物で出場停止があったし、個人的にはまだ疑問もあるが、現時点での期待度的には、しばらくレギュラー候補筆頭。

2Bは生え抜きAll-StarのJose Altuveは非常にコンタクトが良く、しばらくはレギュラーを務めそう。昨季はBilly Hamiltonの陰に隠れたものの、100 SB/10 HRと素晴らしい成績を残したDelino DeShields Jr.もいて盤石。DeShieldsは元々OFだが、CFにはGeorge Springerもいるし、場合によってはトレードバイトになるかも。3Bは、Matt DominguezがMIAから移籍後ガンバっており、元々守備の評価も高いが、打力に関しては疑問も強い。下層にはRio Ruizもいるが、時間もかかるだろうし、Dominguezがやはり打てないとなれば、即戦力は欲しいところ。

SSは、開花し始めたJed Lowrieをトレード。11年のRule 5ドラフトでBOSが指名後トレードしたMarwin Gonzalezでつないでいる。いずれはCarlos Correaが上がってくるだろうし、そこまでのつなぎで考えるなら、元ドラ1のJiovanni Mierが12年は復調したし、評価を落としたが、Jonathan Villarや、守備と選球眼が良く、即戦力になりそうな、Nolan Fontanaなどもいるし、内部の選択肢で対応のきくポジションか?

CFは強め。Springerは、三振は多いが、パワー・スピード・ディフェンスと、スケールの大きい選手だし、前述したように、DeShieldsを移すこともできる。SpringerはMLBでも一応はCFを務められるかもしれないが、基本的にはRFで考えた方が無難そうだが。両翼としてはDomingo Santanaは打てる選手だが、California Leagueでの成績なので、やや判断が難しい。1枚は何とかなるとしても、きっちりした中軸候補が1枚欲しいところ。ALに移って、DHが必要となるし、打てる選手ならポジションはあまり考えなくても良い。

2012年11月21日水曜日

12' Weekly Topics -11/19~11/25

[11/19]

☆ BOSはSTLからFAになった、Lance Berkmanに興味ありだそう。昨年はケガで多く休んだけど、一昨年31 HRを放っており、まだ力は残っている。1Bに一応今でもOFを守れるので、Inter Leagueの試合でも起用しやすい。Nick Swisher (前NYY)が欲しいと思ってたけど、Berkmanは似たようなタイプで、ドラフトピックを失わずに済む。ただ競合も多く、特に古巣HOUは本人も復帰を考えているよう。

もし契約できれば、ラインナップは以下のようなカンジか?左打席が強いBerkmanなので、M. GomezかSandsを1BのBackupにしやすいし、OFでも計算できる。それなら、OFのFAは1人で済ませて、多少右が弱いので、OFをこなせるSandsをチョイス。しっかりした右打ちのOFと契約できれば、悪くないんじゃない?

C: Salty/Lavarnway, D. Ross
1B: Berkman, Sands, Papi
2B: Pedroia, Ciriaco
3B: Middlebrooks, Ciriaco
SS: J. Iglesias, Ciriaco
LF: Nava, Kalish, Berkman, Sands
CF: Ellsbury, Kalish
RF: FA, Kalish, Berkman
DH: Papi, Berkman

2012年11月19日月曜日

Former Sox Prospect Review: Alixon Suarez, C

今回は、来季USデビューしそうなProspectの中でも、特に個人的に楽しみにしている、Alixon Suarez。FILでも素晴らしかったようで、期待が高まっています。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Alixon Suarez (アリクソン・スアレス)
Full Name: Alixon Henry Andueza Suarez
Position: C/1B/LF
Born: July 25, 1994
Birthplace: Carora, Venezuela
Height: 6-1
Weight: 180
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (November 2010)
Signing Bonus: Not Announced
How Left: Released (March 2016)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

捕手としてソリッドな体格。さらに向上する余地はあるだろう。非常に強肩。バットをせわしなく動かすスタイルで、コンタクトには課題がある。


[Profile]

11' : DSLでプロデビュー。1年目からレギュラー捕手となったが、打撃面では苦戦。

12' : 2年目もDSLへ。開幕から素晴らしい打撃を見せ、All-Starゲームに選出。シーズン後、USでのFILに呼ばれ、そこで見たというファンにはいずれもインプレッシブという評価を受けていた。

13' : GCLでのUSデビューはほろ苦いものに。早打ち気味だし、コンタクトできなかった。

14' : SS-A Lowellでプレー。当たればパワーは発揮しているが、コンタクトに悩んだ。フリースウィンガーの傾向も強い。

15' : ロスターフィラーの捕手として、AA Portland/Low-A Greenville/SS-Aなどを行ったり来たり。

16' Mar. : リリース。


[Comment]

DSLで2年かかったけど、2年目は素晴らしい成績。攻守どちらもポテンシャルがありそうで、非常に楽しみ。まだまだ先は長いけど、どんどん昇格して上を目指して欲しい。

Former Sox Prospect Review: Roberto Reyes, C

今回は、マイナー下層の捕手、Roberto Reyes。ドミニカ出身ながら、BOSのお膝元Massachusetts州の高校に通っており、ローカルボーイと言える選手。優れた体格とパワーを持ち、ツールは面白いと思ってるんですが。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Roberto Reyes (ロベルト・レイエス)
Full Name: Roberto L. Reyes
Position: C/3B/1B
Born: August 1, 1990
Birthplace: Bani, Dominican Republic
Height: 6-3
Weight: 240
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: Undrafted free agent (July 2010)
Signing Bonus: Not Announced
High School: Lynn English HS (MA)
How Left: Released (March 2013)
Player Link: MiLB.comFan GraphsBaseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

大柄で、年齢の割に非常にがっしりとした体格。平均的なバットスピードながら、恵まれた身体からの極端なアッパーカットスウィングで、広角に長打を放つパワーがある。一方で、選球眼は未熟で、コンタクトにも難を抱える。大きなスウィングとフォロースルーのため、内角の速球に弱い。平均的な肩の強さで、リリースは遅い。捕球スキル等は非常に荒削り。練習に取り組む姿勢は良いそう。


[Background]

ドミニカで生まれたが、USに移住し、Massachusetts州のHSに通っていた。10年のドラフトでは指名されなかったが、高校生としては珍しい、UDFAでBOSと契約。


[Profile]

10' : GCLでプロデビュー。少ない打席数ながら、それなりの対応を見せた。

11' : GCLで多くの機会を得るも、AVG .216と苦戦。その一方で、6 HRとパワーは示した。

12' : ケガで出遅れ、SS-A Lowellで9 Gに出場したのみ。

13' Mar. : リリース。


[Comment]

下層の捕手はやや薄いし、ガンバってもらいたい選手ですが、このままだとリリースの可能性も高いかも。

Former Sox Prospect Review: Beau Bishop, C

今回は、現在WBCの予選に、ニュージーランド代表として参加している、Beau Bishop。BOSと契約するまでは、ソフトボールの選手だったという異色の経歴の持ち主です。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Beau Bishop (ボゥ・ビショプ)
Full Name: Beau Jordon Te Wera Bishop
Position: C
Born: July 6, 1993
Birthplace: Wellington, New Zealand
Height: 6-2
Weight: 200
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (February 2011)
Signing Bonus: $60,000
High School: Aotea HS (NZ)
How Left: Released (July 2013)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

年齢の割にはがっしりした身体つき。優れたバットスピードを持ち、ソフトボールでは素晴らしいヒッターだった。素早いグラブ捌きと、強肩を持つ。


[Background]

17歳にして、Junior Black Soxというチームに所属し、ニュージーランドのソフトボールのプロリーグでプレーしており、トップクラスのソフトボールのProspectと見られていた。強肩やバットスピードに目を付けたBOSが、ベースボール経験がないにも関わらず契約。


[Profile]

12' : GCLでプロデビュー。経験が浅いだけに、さすがに打てず。オフにWBCのニュージーランド代表に選ばれ、兄のSamや、MokoとBossのMoanaroa兄弟と共にプレーも予選敗退。

13' : GCLで開幕するも、Alixon Suarezなどの影に隠れて、あまり機会をもらえず。

13' July : リリース。

13'-14' : 全休。

15' : MIL傘下Rkリーグで1試合だけプレー。


[Comment]

BOSは割とオーストラリアやニュージーランドにも力を入れている球団ですが、さすがにこれには驚いた。まぁ育てばボーナスということなのかもしれませんが、どう成長するか楽しみです。

12' Weekly Topics -11/12~11/18

[11/14]

☆ BOSが狙っている1人と言われていた、Torii Hunterが2年$26MでDETへ。チャンピオンリングが欲しいそうで、値段的にもこれはさすがに張り合うのは厳しい額。う~ん、OFどうしますかね。C. RossはPHIが熱心。B. J. UptonにはATLが興味。Hunterが決まったことで、Shane Victorinoも競争が過熱しそう。

2012年11月16日金曜日

13' BOS Prospect Ranking by Fan Graphs

Fan GraphsのTop 15です。Marc Huletさんが筆者で、今季はMike Newmanさんが、一部にコメントを付けるというスタイル。


[FG: 13' BOS Top 15 Prospects]

1. Xander Bogaerts, SS
2. Matt Barnes, RHP
3. Jackie Bradley Jr., OF
4. Allen Webster, RHP
5. Garin Cecchini, 3B
6. Henry Owens, LHP
7. Blake Swihart, C/DH
8. Jose Iglesias, SS
9. Deven Marrero, SS/DH
10. Brandon Workman, RHP
11. Drake Britton, LHP
12. Bryce Brentz, OF
13. Brandon Jacobs, OF
14. Anthony Ranaudo, RHP
15. Mookie Betts, 2B

2012年11月15日木曜日

Former Sox Prospect Review: Pedro Ciriaco, UT

今回は、悲惨だった12年シーズンの数少ない収穫だった、Pedro Ciriaco。ずっとProspect扱いはしてこなかったけど、BOSに来てから、ルーキーを卒業したということで、このシリーズで取り上げることにしました。ここで1つ謝らなければいけないことが。いつ頃からかわからないけど、このブログで最近ずっと"Siriaco"と綴っていました...。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Pedro Ciriaco (ペドロ・シリアコ)
Full Name: Pedro Ciriaco
Position: SS/2B/3B/LF/CF/RF/1B
Born: September 27, 1985
Birthplace: San Pedro de Macoris, Dominican Republic
Height: 6-0
Weight: 180
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: Minor league free agent (January 2012)
MLB Debut: September 8, 2010 (Pittsburgh)
How Left: Traded to San Diego (June 2013)
Player Link: MLB.comFan GraphsBaseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

非常にひょろひょろした身体つきだが、しなやかでアスレティック。典型的なフリースウィンガーで、ゾーン外のボールも関係なく振り回すが、バットスピードはそれなりに速く、まずまずのコンタクト能力を見せている。パワーは限定的。スピードは素晴らしく、足で単打を長打にすることもできるし、盗塁も稼ぐ。守備に関しては、まだMLBのプレータイムが多くない割に、色々なポジションで出ているため、守備指標のバラつきが大きいが、基本的には高く評価されている。SSでもしっかりプレーできるし、12年は3B経験も多く積んだ。一応OF3ポジションの出場経験もあるが、フライを追うのがまだ危なっかしい。


[Background]

03年の海外FAでARIに入団。10年にPITにトレードされると、セプテンバーコールアップでMLBデビュー。11年オフになり、MiLFAとしてBOSと契約。


[Profile]

12' : AAA PawtucketでBOS傘下デビュー。AAAAタイプで、AAAのデプスとしか思っていなかったが、AAAで3割を超えるAVGを残し大活躍すると、Dustin Pedroiaの離脱に、Jose Iglesiasのケガなどが重なり、MLBに呼ばれると、宿敵NYY戦で大活躍を見せ、一躍BOSファンの人気者に。その後も、Will Middlebrooksが離脱したため、3Bで多くの機会を稼ぐなど、MLBに定着。AVG .293と予想外の好成績を残した。

13' : 開幕控えIFの座を勝ち取るが、守備で苦戦。

13' Jun. : Jose Iglesiasの成長によりロスターから押し出されてDFA。SDへとトレードされた。

13' : その後さらにウェイバーでKCへ。AAAAタイプの選手へと戻っている。

14' : AAAではAVG 3割とよく打ったがMLBではあまり活躍できず。25試合でプレーしたのみ。

15' : ATLで控えとしてプレー。試合終盤の守備交代が多かった。

16' : TEX、DET、MIAのAAAでプレー。

17' : メキシコリーグでプレー。


[Comment]

溌剌としたプレーは見ていて清々しいが、プレートのかなり手前でワンバウンドしたボールを振る姿を見ていると、さすがに12年の成績を維持できるとは思えない。それでも守備・走塁も価値ある選手だし、足やバントを生かして、13年も控えの座を維持してもらいたい。

(13年追記)色々守れるし、守備がこれほどミスが多くなければロスターに置いておく価値のある選手だとは思うんですが。

Former Sox Prospect Review: Steven Wright, RHP

今回は、遅咲きのナックルボーラ―、Steven Wright。本日、NYMのR. A. DickeyがNLのCy Youngに選ばれたことが発表されましたが、彼もナックルボーラ―に転向して大ブレイクした選手。ナックルボーラ―には年齢も関係ないし、Wrightにもブレイクを期待したいですね。

Photo from MLB.com

[Player Data]

Name: Steven Wright (スティーブン・ライト)
Full Name: Steven R. Wright
Position: RHSP/RHRP
Born: August 30, 1984
Birthplace: Torrance, California
Height: 6-1
Weight: 200
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 2nd round, 2006 by Cleveland; 26th round, 2003 by San Diego
How Acquired: Acquired from Cleveland for Lars Anderson (July 2012)
College: Hawaii
High School: Valley View HS (CA)
MLB Debut: April 23, 2013 (Boston)
How Left: Released (Octorber 2019)
Player Link: MLB.com, Fan GraphsBaseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

平均的な体格。以前は、速球を中心としたノーマルなスタイルだったが、11年にナックルボーラ―に転向し、現在はナックルを75~80%投げるようになっている。転向して日が浅いだけに、制球にはまだ苦労している。フォーシームはカウントを悪くした際にストライクを取るために投げる。カーブやカッターも一応持っている。


[Background]

9歳頃からナックルを投げてはいたが、元々は自らをパワーピッチャーと呼んでいたように、速球を中心とする、ノーマルなスタイルだったが、10年にMinorの壁にぶつかり、緩急を付けるために、10~15%ほどナックルを投げるようになった。11年にピッチングコーチの勧めもあり、投球の75~80%をナックルとするスタイルに転向。12年は、CLEのAAで好投していたところに、BOSが目を付け、Lars Andersonとのトレードで獲得した。


[Profile]

12' : 獲得後、AA PortlandでBOS傘下デビュー。1試合に投げただけで、AAA Pawtucketに昇格。期待通りの活躍を披露。オフには、MiLFAになると言われていたが、12年のシーズン前に結んだ契約は、2年のマイナー契約だったよう。DWLに参加している際に、娘が生まれたそう。オフにRule 5ドラフト対策で40人ロスター入り。

13' : STで序盤良かったものの、制球がイマイチで打たれるように。AAAで開幕し、2試合に投げた後、John Lackeyの離脱で先発に回ったAlfredo Acevesの代わりにモップアップで昇格。4/23にAcevesの後を受け、MLBデビュー。デビュー戦は3.2 IP/6 H/5 ER/4 BB/4 K。その後、モップアップで2度ほど好投も、先発ではボロボロ。AAAでは、5、6月は良くなかったが、他は安定してローテを守った。ただナックルボーラーだけに仕方ない面もあるが、K/BBが悪い。

14' : ヘルニアで出遅れ。AAAに戻ってしばらくはドミナントな投球を見せていたが、終盤やや失速。制球に関しては前年より落ち着いた。

15' : DLに入った選手との兼ね合いもあったが、初の開幕MLBロスター入りを果たした。序盤は主にモップアップだったが、総崩れの先発陣もあって、一旦マイナーに戻った後、途中から先発で再昇格。以前見た時は棒球に近かったナックルのキレが増し、印象的な登板が増え始めた矢先に脳震盪でDL入り。

16' : オプション切れで、ロングリリーフとして、ロスターに残れるかどうか、という立ち位置でSTに入ったが、STで好投すると、Eduardo Rodriguezの出遅れもあって、先発ローテで開幕。ナックルが冴え渡り、雨でボールが滑る日以外はほぼ完璧な投球で一躍エースに。オールスターにも選出。後半戦は少し調子を落とし、また代走で無理やり使った試合で肩を痛め離脱という悲劇に。

17' : 前年に負ったケガの影響でSTも出遅れ。シーズンインしたものの、不安定な投球が続き、結局同じ箇所の手術でシーズンアウト。

18' : やはり肩が本調子ではなく、大きく出遅れたが、復帰後は先発・リリーフ両面で16年を思わせる好投。先発の頭数が増えた終盤は、疲労からブルペン陣の調子が悪化する中で、リリーフとしてチームでも上位の存在となるが、再度肩を痛めて離脱。一応投球はできる状態には戻ったものの、POは蚊帳の外に。

19' : リリーフとして活躍を期待されていたが、オフの肩の手術に加え、家庭内暴力でサスペンションを受け、大きく出遅れ。復帰後もケガの後遺症が思わしくなく、8試合に投げたがボロボロで再びILへ。

19' Oct. : ケガ前の状態に戻ることはないかもとも言われており、調停期間ということもありリリース。その後TJを受けることに。一応まだキャリアを終えるつもりはないようです。

21' : Ben CheringtonのPITに誘われてAAAで投げるも良い結果を残せず。


[Comment]

BOSには、もちろんTim Wakefieldが在籍しており、ナックルボーラ―には親しみやすい環境じゃないかと思う。Charlie Zinkが掴めなかった、Wakeの後継者の座に就いてもらいたい。

(19年追記)16年にはオールスターに選出される栄光を勝ち取ったものの、後半戦にはその後のキャリアを暗転させるケガ。精神的にもそれでかなり来てしまったのか、その後は素行不良気味なこともあってとうとうリリース。

2012年11月14日水曜日

TOR and MIA Trade Analysis; Josh Johnson, Mark Buehrle, Jose Reyes and etc. Trade

正式発表は明日になるようですが、TORとMIA間で、総勢12人が絡むトレードが成立しそうです(成立しなかったら、この大作(笑)をどうしてくれるんだと)。TORのAlex Anthopoulos GMは多人数トレードが好きですね。Josh Joshson、Mark Buehrlie、Jose Reyesの大物3人がTORへ移籍。TORは長期的なリスクを負ったものの、投手・CFといった重なっているところのProspectで、特に切実だった先発投手を含め、各ポジションをアップグレードし、今のところ印象が良いけど、どちらのチームも動きとしては妥当に見える。TORが13年にPOに進出できるかがこのトレードの成否を大きく左右しそう。


[Transaction]

☆ TOR Acquired : RHP Josh Johnson, LHP Mark Buehrle, C John Buck, SS Jose Reyes, UT Emilio Bonifacio, $4M cash

☆ MIA Acquired : RHP Henderson Alvarez, C Jeff Mathis, SS Yunel Escobar, SS Adeiny Hechavarria, RHP Anthony DeSclafani, LHP Justin Nicolino, OF Jake Marisnick

12' Weekly Topics -11/5~11/11

[11/6]

☆ BOSがTorii Hunter (前LAA)に興味だそう。単年じゃ厳しいと思うけど、獲れるならRossよりも断然良いと思う。

2012年11月8日木曜日

13' Draft Watch - Rumor and Topics

BOS関連を中心にドラフト関連のトピックスをまとめます。


[13' Draft Rumor and Topics]

☆ 13年ドラフトの話題ですが、14年のTop HS Prospectと言われている、Drew Ward (HS-SS)がGEDを取得し、13年に打って出ようと考えているらしいです。本人曰く、95%の確率でそうなるとのことですが、BAではドラフト資格を得るには、GEDを取得後、この秋からどこかのJuCoでプレーする必要があるということで、無理だろうと。ただウチもせっかく全体#7を持ってる年だし、High Ceilingな彼が候補に加われば非常に大きいですね。(10/8)

2012年11月5日月曜日

12'-13' Offseason Boston Red Sox -Nov.-

11月です。就任2年目、しかも今季はオフシーズン頭からGMとして、そろそろ期待の辣腕を振るっていただきたい、Cherington GMですが、さっそく神経を逆撫でする動きを連発。Lucchino球団社長に実権を握られており、そのせいで動きが遅いという話もありますが、それにしても、交渉を進展させていく力の無さは異常(前記事はこちら)。


[Transaction]

○ 11/2
Activated RHP John Lackey, LHP Franklin Morales, 3B Will Middlebrooks, and OF Ryan Sweeney from th 60-day DL.

オフシーズンということで、4人が40人ロスターに復帰。まさかSweeneyにTenderするつもりじゃないよな?

2012年10月30日火曜日

13' BOS Prospect Ranking by Baseball America

BAのProspect Rankingは、今季はALからで、本日BALが発表されました。BOSは明後日になりそうです。例年通り、ここのが出る前に、軽くTop 10を予想してみました(Expectedとなっているのが自分の予想)。


[BA: 13' BOS Top 10 Prospects]

1. Xander Bogaerts, ss (Expected: Xander Bogaerts)
2. Jackie Bradley, Jr., of (Expected: Matt Barnes)
3. Matt Barnes, rhp (Expected: Jackie Bradley, Jr.)
4. Allen Webster, rhp (Expected: Allen Webster)
5. Henry Owens, lhp (Expected: Garin Cecchini)
6. Blake Swihart, c (Expected: Blake Swihart)
7. Garin Cecchini, 3b (Expected: Deven Marrero)
8. Bryce Brentz, of (Expected: Bryce Brentz)
9. Jose Iglesias, ss (Expected: Drake Britton)
10. Deven Marrero, ss (Expected: Jose Iglesias)


#1は簡単で、X. Bogaerts。#2、3はBarnes、J. Bradley Jr.のどちらかだけど、Midseasonのランキングや、各リーグのランキングを見ていると、Barnesが#2かな?#4以降は難しいですが、WebsterはTop 5には入ってくるでしょう。あとは、リーグ別ランキングではイマイチだったけど、やっぱりツール面の評価の高い、Cecchini、Swihartあたりか。

D. Marreroも守備のツールでそれなりに上位に来るかなと。あとは難しいけど、Jim Callisさんは、他の人よりもBrentzを割と高く評価するし、逆にOwensなんかは低めにしていると思う。BrittonやJ. Iglesiasもスタッフ・ツール面で好きかなと。Owens、K. De La Cruz、Jacobs、大穴でVinicioやT. Linあたりまで、Top 10の可能性はあるかな?

(追記)リストが出ました。Jim Callisは、BarnesよりもBradley Jr.を上にしましたね。あとは、SwihartやCecchiniが上位という予想は当たっていましたが、Owensは大外れ。リーグ別のランキングと筆者が違うというのもありましたが、昨年は割と低い順位だったので驚き。あとは、Marreroが思ったより低いのと、Brittonが外れています。

13' Organization Prospect Ranking by BA, BP, JS, FG

今年もこの季節ですね。各チームの13年度のProspect Rankingへのリンクまとめです。今年も、BA (Baseball America)、BP (Baseball Prospectus)、JS (Minor League Ball by John Sickels)、FG (Fan Graphs)のランキングをピックアップしていく予定です。各チームへの個人的なコメントはBAのランキング発表時に書いていきます。


[AL-East]

Baltimore Orioles - BABPJSFG : 16年振りにPOに進出し、12年のシンデレラチームとなった。Manny Machadoの引き上げは、どう考えても早かったと思うが、PO進出の原動力となった意味では、Dan Duquette GMの采配は正しかったと言える。Machadoが抜け、傘下のNo.1はもちろん、Dylan Bundy。Low-Aではほとんどヒットさえ許さず、毎ゲームノーヒッターと凄まじかった。High-A昇格以降、さすがに支配力は落ちたが、High-A/AAを順調に投げ、高卒2年目にしてMLBデビューを飾っている。以降は、Kevin Gausmanは堅実にNo.3スターターにはなるとして、以降は弱め。Jonathan Schoopはそれなりにパワーも見せているが、AAに適応しきれていない感。Nicky Delmonicoは、パワーを中心にツールのある選手だが先は長い。Branden Klineはセットアップなど、リリーフが有力か?L. J. HoesやXavier Averyなども計算の立つ選手とは言い難い。Eduardo Rodriguezは若い左腕だが、スタッツは平凡。

12' Weekly Topics -10/29~11/4

[10/29]

☆ さっそくオフシーズンの話題が出てきていますが、気になるものとしては、LAAがDan HarenとErvin Santanaをトレードするかもと。特にHarenは魅力的で、残り1年だし、見返りが小さいなら悪くないかも。

あとは、LADがAndre Ethierのトレードを考慮するとか。あと5年$85Mは高いけど、何と言ってもここ7年で、AVGの最低が.272という安定したコンタクトは魅力。右投手に強く、多少落ちても、BrentzやJacobsのプラトーンで申し分ない。

パワー・選球眼・RF守備と、もう一歩ずつ物足りない面はあるけど、Carl Crawfordを押し付けた責任(笑)もあるし、半額負担+WebsterとDe Jesus Jr.返却+α(Hazelbakerあたり?)でならありかなとか思った。

2012年10月29日月曜日

13' Vanderbilt Commodores Roster

カレッジの各チームの紅白戦(Vandy大はチームカラーのBlackチーム vs. Goldチーム)が開始したようです。カレッジベースボールのシーズンの流れはまだあんまし理解できていないのですが、いよいよシーズン向けて始動かと思います(シーズンは2月開始)。13年のドラフトに向けたチェックの意味もありますが、特にVandy大は、BOSのお膝元であるMassachusetts州出身の選手が多く、中でもTyler Beedeは、11年のドラフトで個人的に熱望していた選手。

そういう訳で、13年はVanderbilt Commodoresを中心に、カレッジベースボールを追って行こうと思います。まずはCommodoresのロスターを軽く紹介します。11年のドラフトで、Sonny Gray (OAK)、Jack Armstrong Jr. (HOU)、Grayson Garvin (TB)、Navery Moore (ATL)が抜け、12'シーズンはイマイチな成績に終わりましたが、Massachusetts州出身のRhett Wisemanを筆頭とした、全米No.1のリクルートグループと言われるFreshman陣を加え、13年は上位を目指します。


[Pitchers]

Tyler Beede, RHP, So.
Walker Buehler, RHP, Fr.
Pat Delano, RHP, Fr.
Tyler Ferguson, RHP, Fr.
Carson Fulmer, RHP, Fr.
Keenan Kolinsky, LHP, Jr. (RS)
Brian Miller, RHP, So.
Jared Miller, LHP, So.
T. J. Pecoraro, RHP, Jr.
Philip Pfeifer, LHP, So.
Chris Raasch, RHP, Fr.
Adam Ravenelle, RHP, So.
Steven Rice, LHP, Jr.
Luke Stephenson, RHP, Fr.
Nevin Wilson, LHP, So.
Kevin Ziomek, LHP, Jr.

Former Sox Prospect Review: Kevin Youkilis, 1B/3B

今回は、BOSが生んだ近年最高の選手の1人、Kevin Youkilis。長くBOSの支柱の1人として活躍してきましたが、Will Middlebrooksの台頭もあり、CWSにトレードされてしまいました。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Kevin Youkilis (ケヴィン・ユーキリス)
Full Name: Kevin Edmund Youkilis
Position: 1B/3B/LF/2B/RF/SS
Born: March 15, 1979
Birthplace: Cincinnati, Ohio
Height: 6-1
Weight: 220
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 8th Round, 2001
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $12,000
College: Cincinnati
High School: Sycamore HS (OH)
MLB Debut: May 15, 2004 (Boston)
How Left: Traded to Chicago White Sox for Zach Stewart and Brent Lillibridge (June 2012)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

Terry Francona元監督に笑われるようなずんぐり体型で、スカウトが好む、運動能力の高い、アスレティックな選手とは正反対。スウィングスピードも飛び抜けていないし、スウィングには穴も多いが、持ち前の球界トップクラスの選球眼で、際どいボールに釣られず、甘いところをしっかり叩く。元々はパワーもC-IFとしては弱いと言われていたが、MLB昇格後よく伸ばしている。スピードはないに等しく、守備も飛び抜けていないが、堅実な守備をしているし、3Bでも平均レベルの守備者となっている。


[Background]

ギリシャ系の名前だが、ユダヤ系アメリカ人。HSはユダヤ系の学校。Cincinnati大では53 HRなど数々の大学の記録を打ち立てたが、ツールは平凡と言われ、スカウト受けは良くなく、Juniorではドラフトされず、Seniorの01年にドラ8と低順位でBOSから指名。Kelly Shoppachとは同期。ファンに人気の選手で、打席に入ると、"Yooouk !"とブーイングに聞こえるような応援が飛ぶ。妻は、Boston Patriotsの名選手Tom Bradyの妹で、12年のオフに結婚。


[Profile]

01' : SS-A Lowellでプロデビュー。よく打って、Low-A Augustaに昇格。傘下のPlayer of the Yearを受賞。

02' : Low-A/High-A Sarasotaで4割を超えるOBPを残し、AA Trentonに昇格。ここでも、AVG .340/5 HRと素晴らしかった。AAのチームMVPに、2年連続で傘下のPlayer of the Yearを受賞。

03' : AA Portlandで、6 HRながら、AVG .330、40 Kに対し、86 BBと凄まじい選球眼を見せて、All-Starゲームに出場。AAA Pawtucketへ昇格し、そのシーズンのAll Starチームに選ばれた。その選球眼から、名著"Money Ball"で"四球のギリシャ神"と紹介されて有名になった。

04' : AAAでやや平凡だったが、5月にMLBデビュー。デビュー戦でHRを放った。MLBにほぼ定着して、3B控えや代打等で72 Gに出場。

05' : 開幕をMLBで迎えるが、ロスター枠の関係もあり、一時AAAへ。その後も出番が限られた。

06' : Josh Beckettを獲得した際、FLAから年俸の高い、Mike Lowellを押し付けられた形で獲得したため、3Bから1Bに回り、正1Bとしてプレーした。持ち前の選球眼で1番打者も務め、13 HRとパワーも見せ始めた。

07' : 序盤は、2番打者を主に務め、高出塁率でWS制覇に大きく貢献。また守備でも、135試合無失策を記録し、ゴールドグラブ賞を受賞。

08' : Manny Ramirez放出後は、4番に入り、チームの主砲の1人となった。All-Starに出場。確か、David Ortizが1Bでファン投票を受けたため、投票シートに載らなかったが、推薦で出場したんじゃなかったかな?最終的に29 HRを放ち、パワー面でも元々の評価を大きく覆し、リーグトップクラスに成長した。Hank Aaron賞を受賞。オフに4年+オプションで契約延長。

09' : WBCでUSA代表の4番を務めた。All-Starに2年連続で出場。.305/.413/.548とMVP級の成績に、27 HRを放ち、チームのMVPにも選出。

10' : 相変わらず、出れば怖い打者だったものの、ケガが目立ち始め、102 G/19 HRと積算系のスタッツがやや物足りない成績に。

11' : Adrian Gonzalezの加入で、3Bに再転向。本人は、3Bこそが自分の本職と歓迎していたが、やはり加齢とケガの影響で、攻守共に冴えないパフォーマンスに。オフに、Tom Bradyの妹、Julieと結婚。

12' : 復活を期待されていたが、STから調子が上がらず、ケガで戦列離脱した間に、ルーキーのWill Middlebrooksが台頭。復帰後もレギュラーを奪い返せず、Bobby Valentine監督と衝突。

12' Jun. : 厄介払いに近い形で、CWSにトレード。

12' : 移籍後もAVGは伸び悩んだが、パワー・選球眼はやや戻し、2番に定着。

13' : まさかの宿敵NYYと契約。非常に残念でした。しかもケガに悩まされて、良くないシーズンに。

14' : NPBの東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。キャリアの再構築を狙ったが結局21試合に出ただけでケガで離脱。再来日要請を断るなど、日本になじめなかったよう。一度試合を見に行きたかったんだけど。オフに家族を優先したいという希望もあり引退。


[Comment]

Dustin Pedroiaなど、BOSには割と多い、Minor時代は平凡なツールで低評価ながら、その予想を覆してMLBでスター選手になるまでのし上がった選手。これは選球眼を重視して、しっかりMinorの各ステップでやるべきことをきっちりやらせるからだと思います。高卒選手の育成はあまり上手くない印象だけど、こういう選手をこれからも輩出して欲しいですね。

(14年追記)キャリア終盤はケガに悩まされたこともあってか、35歳という若さで引退を決めました。ちょっと残念ですが、いつかBOSにスタッフとして戻って来て欲しいですね。

2012年10月26日金曜日

Former Sox Prospect Review: Daniel McGrath, LHP

今回は、今年プロデビューすることになるだろう、Daniel McGrath。11'-12'のInt. FA市場でオーストラリアでNo.1と言われた逸材で、数々のチームとの競合に勝って獲得しましたが、本人がBOSファンだったということも大きかったみたい(コメントにいただいた情報によりますと、母親がBoston出身で、家族でBOS入りを希望していたとのことです)。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Daniel McGrath (ダニエル・マッグラス)
Full Name: Daniel McGrath
Position: LHSP/LHRP
Born: July 7, 1994
Birthplace: Mitcham, Australia
Height: 6-3
Weight: 210
Bats: Left
Throws: Left
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (February 2012)
Signing Bonus: $400,000
High School: Whitefriars College HS (AU)
How Left: Minor league free agency (November 2020)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

既に素晴らしい長身と優れた体格を持っているが、まだ筋肉の付く余地はあるだろう。速球は最速91 mphだが、常時86~89 mphとやや球威に欠ける。投げ下ろす角度は良い。77~82 mphのサークルチェンジと70 mph前半のカーブを投げるが、まだ不安定。


[Background]

11'-12'のオーストラリアでNo.1のProspectというだけでなく、ここ10年ほどの期間でもオーストラリアで最も注目されている選手だとも。オーストラリアの各年代の代表に選ばれており、契約前は、Doncaster Dragonsというチームで投げていた。元々USでのカレッジ進学を希望していたよう。MLBの15チームから興味があり、その中から絞られた3チームの中からBOSファンということで、他のもっと良いオファーを蹴って契約したそう。12年は高校の学業を終える必要があるため、オーストラリアのアカデミーに留まった。


[Profile]

13' : GCLの開幕投手としてプロデビュー。GCLでは圧倒的な投球を見せ、さっさとSS-A Lowellへ昇格。しっかり三振が奪える上に、制球も安定している。シーズン最後は、疲れもあったのか、やや乱れたが、SS-Aでも十分に良い投球を見せた。

14' : Low-A Greenville開幕でなかったことにややがっかりしたが、XSTでしばらく過ごした後合流。やや四球が多く、K/BBはイマイチだったが、被打率は優秀で、比較的安定してイニングを稼いだ。

15' : High-A Salemで投げた。前半戦はやや四球が多かったものの、被打率が非常に低く、奪三振も取れており、良い感じだったが、6月頭にDL入り。GCLでのリハブ後、7月は打ち込まれたが、8月は再び調子を戻して終えている。

16' : High-A二年目。例年同様被打率の低さは印象が良いが、K/BBの悪さとケガの多さの方がそろそろ目立つ。

17' : High-Aのローテで開幕したが、毎試合のように打ち込まれ、リリーフ降格。リリーフではイニング数以上の奪三振と、まずまず投げているが、制球の悪さは相変わらず。

18' : AA Portlandでブルペン転向となったが、飛び抜けてはいないものの、まともな投球を見せた。後半戦は頭数の足りなくなったローテへ戻り、やや制球、防御率が悪化したもののまずまず投げた。

19' : 序盤はAAでPiggy-Backに近い役割でブルペンからだったが、良い内容で先発へ移ると、6、7月は1試合を除いて自責点0と素晴らしい活躍を見せた。球速は相変わらず90 mph前後とパッとしないが、被打率が非常に低く、ランナーを出しても返さない。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

20' Nov. : COVID-19の影響もあり、チャンスがないままFAに。


[Comment]

若く、ハイシーリングな左腕でデビューが待ち遠しいです。大きく育ってもらいたいですね。

Former Sox Prospect Review: Jose De La Torre, RHP

今回は、今オフにMiLFAになる予定だったけど再契約でもう1年残ることになった、Jose De La Torre。年齢は高めだし、リリーフは豊富だけど、是非帰ってきて欲しいと思っていたので良かった。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Jose De La Torre (ホセ・デ・ラ・トーリ)
Full Name: Jose De La Torre
Position: RHRP
Born: October 17, 1985
Birthplace: San Juan, Puerto Rico
Height: 5-11
Weight: 165
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not Drafted
How Acquired: Acquired from Cleveland for Brent Lillibridge (July 2012)
College: Texarkana
High School: Dr. Pedro Albizu Campos HS (PR)
MLB Debut: May 12, 2013 (Boston)
How Left: Claimed by Milwaukee off waivers (September 2013)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

小柄ながらライブアームの典型的なリリーフタイプ。90 mph前半の4シームに2シームを少し交える。スライダーは平均以上で、これで多くの三振を奪う。一応チェンジアップも投げるが平均以下。制球は今一つ。


[Background]

04年にMILとUDFA契約したけど、1試合も試合で投げることなく、リリースされた。その後JuCoを経て、06年にUDFAでNYMと契約。デビュー時からほとんどがリリーフでの登板で、ERAはほぼ毎年2点台。TJなのか、08年を全休している。12年はMiLFAでCLEと契約したが、7月にBrent Lillibridgeの見返りとしてBOSへ。


[Profile]

12' : 移籍後、AAA PawtucketでBOS傘下デビュー。チームのセットアップ~クローザーとして、AAAのPOでの優勝に貢献。オフにMiLFAの資格を得るが、BOSと再契約した。

13' : ST途中でWBCのPuerto Rico代表に招集され、チームの決勝進出の原動力となる。残りのSTでも良い投球を見せ、リリーフのデプスとしてAAAで開幕。リリーフ陣に故障が相次いだこともあり、5月にコールアップ。5/12のTOR戦で、敗戦処理として9回にMLBデビュー。1.0 IP/2 H/2 ER/1 BB/0 Kというデビューを飾った。高い奪三振率はMLBでも発揮しているし、被打率、ゴロ率も優秀。

13' Sep. : DFAされたところをMILがクレーム。MILは04年に彼と契約したチームで、一応古巣への出戻りとなる。

14' : MIL傘下で投げるもPCLに移った影響もあり成績悪化。三振は取れているものの、被打率が大幅に上がった。

15' : CIN傘下AAAで投げるも、K/BBが低くイマイチ。

16' : 独立リーグとメキシコリーグでプレー。

17' : メキシリーグでプレー。


[Comment]

奪三振率もまずまず良いし、被打率がキャリアを通じて良い。13年はAlex WilsonやJosh Fieldsなど右腕のライバルは多いが、既にAAAで十分な実績を残しているという意味では少し先を行ってるし、機会があればしっかりアピールしてもらいたい。

2012年10月25日木曜日

12' Weekly Topics -10/22~10/28

[10/22]

☆ 花巻東高の160 kmph右腕、大谷翔平くんですが、先週MLBのチームと契約するつもりだと宣言しました。今週末のNPBで強行指名する球団があるかはわかりませんが、ひとまずMLB入りが確定と見られます。多くのチームが関心を寄せますが、既に面談を持った、TEX、LAD、BOSの3チームの中から決めると言っている模様。

日本のどこかのスポーツ新聞がLADに決定と飛ばしていましたが、どこになるのでしょうね?この3チームだと、Int. FAのボーナスプールでは、以前に書いたように、TEXが$2.9Mほぼ丸々残しているのに対し、BOSは3チーム中最も少ない$1.5M程度。ただBAのJim Callisさんは、大谷ほどのアームを獲れるなら、各チームペナルティを恐れず、$2.9Mを超えてボーナスを提示してもおかしくない、と言っています。

2012年10月23日火曜日

Former Sox Prospect Review: Hanley Ramirez, SS

今回は、言わずと知れた元BOSのProspectでスーパースターの、Haley Ramirez。てっきりFLAでMLBデビューしたものと思ってたけど、BOSで2試合だけだけど、MLBデビューしてたんですね。このシリーズはどこまで遡ろうかなと考え中だけど、かろうじてProspect時代を知っているのは、彼やKevin Youkilisあたりまでかな。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Hanley Ramirez (ハンリー・ラミレス)
Full Name: Hanley Ramirez
Position: SS/1B/3B/LF/2B
Born: December 23, 1983
Birthplace: Santo Domingo, Dominican Republic
Height: 6-2
Weight: 225
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: (1) International free agent (July 2000); (2) Free Agent (November 2014)
Signing Bonus: $20,000
MLB Debut: September 20, 2005 (Boston)
How Left: (1) Traded to Florida with Jesus Delgado, Harvey Garcia, and Anibal Sanchez for Josh Beckett, Guillermo Mota, and Mike Lowell (November 2005); (2) Released (May 2018)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

今さらこれほど有名な選手で説明は不要ですが、とにかく素晴らしいバネを持った選手。若い頃は特に、ややひょろっとした体格ながら、天性のバットスピードで長打を放つ。身体能力を売りにする黒人選手だけあって、それほど忍耐強い打者ではないが、それでも相手投手が最も恐れていた、08年あたりは年間92 BB。スピードは50 SBが示しています。これだけのオフェンス能力に、SSを務めるだけの、レンジ・肩を持ちますが、基本的に守備は粗く、軽率なミスが減らない。いつまで経っても未熟という印象で、素質を生かし切れていない。そういった向上心も含め、精神面でもたびたび批判を受ける選手。


[Background]

02年に高校を卒業後、カレッジで医学を学ぼうと考えていたが、才能に目をつけたBOSが契約に成功。ボーナスは$20Kと、今振り返ると考えられない安さ。


[Profile]

01' : DSLでプロデビュー。AVG .345/5 HR/13 SBと才能の片鱗を見せ、この年の傘下のLatin Program Player of the Yearに輝いた。

02' : GCL/SS-A LowellでUSデビューし、ここでも圧倒的に打った。SS-Aでチームの最優秀選手に選出。

03' : Low-A AugustaでAVG .275と初めて3割を切った。シーズン終了後、BAから04年度の傘下No.1 Prospectに選出。冬はDWLでプレー。

04' : High-A SarasotaでAVG .310を残し、FSLのAll-Starゲームに出場。その後AA Portlandに昇格。High-Aでチーム最優秀選手に選ばれた他、BAから2年連続で傘下No.1 Prospectに選出。この年もDWLでプレー。

05' : Dustin Pedroiaを2Bに押しやり、AAの正SSで開幕。All-Starゲーム、Futuresゲームに出場。リーグのシーズンAll-Starにも選ばれた。AVG .271に6 HRに終わったが、9月にMLBデビューを果たした。BOSでは現時点で通算2 Gのみの出場で、2 AB/0 H/2 K。

05' Nov. : BOSも苦渋の選択でしたが、Josh Beckettを新エースに迎えるために、Anibal Sanchezらと共にFLAへ放出。

06' : 開幕からファイヤーセール後のFLAでレギュラーに抜擢。順調に成長し続け、51 SBで新人王。

07' : 29 HR/48 2B/51 SBと30-50に迫った。

08' : 6年$70Mで契約延長し、名実共にMiguel Cabreraを放出したチームの顔に。この年はAll-Starに出場し、30 HR/30 SBを達成。シルバースラッガー賞を受賞。

09' : シーズン前にWBCに出場も、オランダに2敗する失態で1次リーグ敗退。2年連続でAll-Star出場。AVG .342を残して、首位打者に輝く。

10' : やや成績を下げると、全力プレーを怠り、チームと揉めた。

11' : AVGが急降下。オフにチームがJose Reyesと契約し、3Bに転向。

12' : モチベーションの問題か、低空飛行を続けたが、夏にLADに移籍すると、やや成績を戻してきた。守備位置もSSへ復帰。

13' : ケガがあって、打席数がやや少ないながら、OPSが1.000を超える猛打ぶり。

14' : スピード・パワーは少し落ちてきたような印象だが、SSとしては未だに高い攻撃力を見せている。K/BBも向上している。一方守備スタッツは平均以下となってきた。

14' : LADからFAになり、4年$88M + Vesting OptionでBOSへ帰還。

15' : 復帰一年目は4月だけで10 HRと素晴らしいスタートを切ったものの、チーム状況が悪化するに従い低調に。新たにチャレンジしたLF守備も酷いプレーを連発し、批判を浴びるように。終盤1B転向が決まったが、直後に肩のケガで離脱。

16' : ウィンターリーグでの調整もせず、不安視されたが、1B守備は良くないものの、それなりに守り、まだ打撃では後半戦にパワーを発揮し、30 HRに到達。勝負所のNYYで逆転サヨナラHRを放った試合からBOSが11連勝して、PO行きを確実にするなど、David Ortizの後釜に相応しいプレーを見せた。

17' : 一昨年同様、STから肩の古傷に悩まされ、一年を通して調子が上がらない打撃が続いた。

18' : オフの手術があったものの、4月はチームのベストヒッターとして、MLB最高勝率のチームを引っ張った。しかし、5月に入って急落。

18' May : ロスターが厳しくなったのと、19年のVesting Optionがあることもあって、DFAされてリリース。


[Comment]

精神的にやや問題のある選手だけど、こうしてキャリアを見返すと、やはりとんでもない経歴ですね。未だにSSに悩むBOSに、彼が残っていたらなと何度も思う。現状でも素晴らしいキャリアですが、精神面でもしっかし成長していれば、さらに上のレベルの選手になれてたんじゃないかな。そうならないうちに、キャリアの下り坂を迎えつつあるようで、非常に残念です。

(14年追記)FAでBOSに帰還。キャリアをここで終えてもらいたいですね。LFにコンバートされるようで、Manny Ramirezの後継者として、David Ortizとのコンビに期待したい。またキャラには合わないですが、同じ攻撃型SSとして、Xander Bogaertsにもアドバイスしてあげて欲しいところです。

Former Sox Prospect Review: Pedro Reyes, LHP

今回は、今年7月にリリースされていたらしい、Pedro Reyes。昨年のラテンプログラムの最優秀投手が半年もせずにリリースって...。海外FAで良い投手をちゃんと獲ってよ。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Pedro Reyes (ペドロ・レイエス)
Full Name: Pedro Jose Sanchez Reyes
Position: LHSP
Born: May 28, 1993
Birthplace: Cotui, Dominican Republic
Height: 6-0
Weight: 155
Bats: Left
Throws: Left
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (January 2010)
Signing Bonus: Not Announced
How Left: Released (July 2012)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

細く、やや小さめの体格。スリークォーターから、ルーズなフォームで投げるが、ややハードに投げ過ぎる傾向がある。メカニクスもばらつく傾向がある。88~91 mphの速球は利き腕側に変化する。目立つ球威のない軟投派タイプ。利き腕側に変化するチェンジアップは平均レベルになる可能性があるが、現状で平均以下。


[Profile]

10' : DSLでプロデビュー。8 Gに投げたが、コントロールに苦しむ。

11' : DSL2年目でローテに。14 GS/2.88 ERAを残し、この年の傘下のLatin Program Pitcher of the Yearに選出。

12' : GCLでUSデビューし、2 Gに投げるが、2.1 IP/5 BB/0 Kと制球が壊れた。

12' July : リリース。


[Comment]

このタイプで制球力が悪いと、さすがにRkクラスでも打たれますね。

2012年10月22日月曜日

12'-13' Offseason Boston Red Sox Outlook - Outfielder

最後OF編です。全ポジションまとめ終わる前に、Farrell新監督の見返りとして、Mike AvilesがTORにトレードされましたが、一応オフシーズン開始時点というカンジで見てやってください。

*黒字は基本的に枠確定しているメンバー。赤字はトレードやNon-tender等で、流出の可能性あり。緑字はMinorから枠を争う選手。灰色はFAなど流出がほぼ確定的な選手。


[13' Outfielder Outlook]

CF Jacoby Ellsbury (13': arb.3, 14': FA)
RF/CF/LF Ryan Sweeney (13': arb.3, 14': FA)
UT Mike Aviles (13': arb.2 (recently traded to TOR))
UT Pedro Ciriaco (13': min., MiL option: 0)

1B/LF Jerry Sands (13': min., MiL option: 1)
LF/RF Daniel Nava (13': min., MiL option: 1)
RF/CF/LF Ryan Kalish (13': min., MiL option: 1)
*LF/RF/CF J. C. Linares (under MiL contract)
*LF/RF Alex Hassan (under MiL contract, Rule 5)
*LF/RF Jeremy Hazelbaker (under MiL contract, Rule 5)
*CF/RF Che-Hsuan Lin (DFA'd (on waivers))
*CF Jackie Bradley Jr. (under MiL contract)
*RF Bryce Brentz (under MiL contract)


LF/CF/RF Scott Podsednik (FA)
RF/LF/CF Cody Ross (FA)
*RF/CF Jason Repko (MiLFA)

2012年10月19日金曜日

12'-13' Offseason Boston Red Sox Outlook - Middle Infielder

M-IF編です。予想通り失敗だったトレードで、Jed Lowrie (HOU)を出し、やっぱりSSの打撃は今年も弱かった。守備は良いとしても、もう少し打てるSSが欲しいんですが、某GMは最近パワーレスなSSのコレクションに熱中しています。

*黒字は基本的に枠確定しているメンバー。赤字はトレードやNon-tender等で、流出の可能性あり。緑字はMinorから枠を争う選手。灰色はFAなど流出がほぼ確定的な選手。


[13' Middle Infielder Outlook]

2B Dustin Pedroia (13': $10M, 14': $10M, 15': $11M option)

UT Mike Aviles (13': arb.2)
UT Pedro Ciriaco (13': min., MiL option: 0)
IF Ivan De Jesus Jr. (13': min., MiL option: 0)

SS Jose Iglesias (13': min., MiL option: 1)

*SS Xander Bogaerts (under MiL contract)
*IF Tony Thomas (under MiL contract, Rule 5)
*IF Ryan Dent (under MiL contract, Rule 5)

*IF Nate Spears

12'-13' Offseason Boston Red Sox Outlook - Corner Infielder

C-IF編です。何といっても1Bがいない。まさかAdrian Gonzalezを出すことになるとは思ってなかったのかもしれませんが、Miles Head (OAK)を出したのは、明らかにこれに対する備えをしていなかったと言える。傘下の候補もゼロで、誰かを獲ってくるしかない。

*黒字は基本的に枠確定しているメンバー。赤字はトレードやNon-tender等で、流出の可能性あり。緑字はMinorから枠を争う選手。灰色はFAなど流出がほぼ確定的な選手。


[13' Corner Infielder Outlook]

3B Will Middlebrooks (13': min., MiL option: 2)
1B/3B Mauro Gomez (13': min., MiL option: 2)

UT Pedro Ciriaco (13': min., MiL option: 0)
IF Ivan De Jesus Jr. (13': min., MiL option: 0)

1B/LF Jerry Sands (13': min., MiL option: 1)
3B Danny Valencia (13': min., MiL option: 1)
*1B/3B Travis Shaw (under MiL contract)
*3B/1B Michael Almanzar (under MiL contract, Rule 5)
*3B Kolbrin Vitek (under MiL contract)


DH David Ortiz (FA)
1B James Loney (FA)
*1B Reynaldo Rodriguez (MiLFA)
*3B/1B Andy LaRoche (MiLFA)

*IF Nate Spears (MiLFA)

2012年10月18日木曜日

12'-13' Offseason Boston Red Sox Outlook - Catcher

C編です。11年終盤には既にMLBで可能性を見せていたLavarnwayが、予想外にMLBに適応しておらず、将来構想をやや複雑にしている。近未来の正捕手という期待は変わっていないけど、13年中にそうなるかはやや疑問となっている。

*黒字は基本的に枠確定しているメンバー。赤字はトレードやNon-tender等で、流出の可能性あり。緑字はMinorから枠を争う選手。灰色はFAなど流出がほぼ確定的な選手。


[13' Catcher Outlook]

C Ryan Lavarnway (13': min., MiL option: 2)

C Jarrod Saltalamacchia (13': arb.3, 14': FA)

*C Dan Butler (under MiL contract, Rule 5)
*C Christian Vazquez (under MiL contract, Rule 5)

*C Guillermo Quiroz (DFA'd, MiLFA)

12'-13' Offseason Boston Red Sox Outlook - Reliever

つづいてRP編です。某GMによるトレード2件のせいで、人数だけは多いのに、しっかりと後ろを任せられる選手がいない。40人枠に入れたい若手も多く、効率的に整理する必要がある。

*黒字は基本的に枠確定しているメンバー。赤字はトレードやNon-tender等で、流出の可能性あり。緑字はMinorから枠を争う選手。灰色はFAなど流出がほぼ確定的な選手。


[13' Reliever Outlook]

RHRP Andrew Bailey (13': arb.2)
RHRP Mark Melancon (13': min., 14': arb.1, MiL option: 0)
RHRP Junich Tazawa (13': min., 14': arb.1, MiL option: 1)
LHRP Craig Breslow (13': arb.3, 14': FA)

LHSP/RP Franklin Morales (13': arb.2, MiL option: 0)
RHRP Daniel Bard (13': arb.2 (Super 2), MiL option: 2)
RHRP Alfredo Aceves (13': arb.2)
LHRP Andrew Miller (13': arb.2, MiL option: 0)
LHRP Rich Hill (13': arb.3, 14': FA, MiL option: 0)
RHRP Scott Atchison (13': arb.1, MiL option: 0)
RHRP Clayton Mortensen (13': min., MiL option: 0)

RHSP/RP Zach Stewart (13': min., MiL option: 1)
RHRP Chris Carpenter (13': min., MiL option: 1)
RHRP Pedro Beato (13': min., MiL option: 2)
RHRP Sandy Rosario (13': min., MiL option: 1)
*RHRP Alex Wilson (under MiL contract, Rule 5)
*RHRP Josh Fields (under MiL contract, Rule 5)
*RHRP Jose De La Torre (under MiL contract (re-signed), Rule 5)
*RHRP Brock Huntzinger (under MiL contract, Rule 5)
*RHRP Ryan Pressly (under MiL contract, Rule 5)
*RHRP Chris Martin (under MiL contract)
*RHRP Aaron Kurcz (under MiL contract)
*RHRP Chris Balcom-Miller (under MiL contract, Rule 5) 
*RHRP Pete Ruiz (under MiL contract, Rule 5)

RHRP Vicente Padilla (FA)
*RHRP Will Inman (MiLFA)
*RHRP Billy Buckner (MiLFA)
*RHRP Michael Olmsted (MiLFA)
*RHRP Caleb Clay (MiLFA)

2012年10月17日水曜日

12'-13' Offseason Boston Red Sox Outlook - Starter

過去2年ほどはこういうのを書くのをサボってましたが、オフシーズン開始時点での、来季のBOSの布陣展望です。少し前に、一応MLBからMinorまでの各ポジション毎のOutlookは書いたけど、こちらは、FA流出やMinorのデプスも含め、MLBに焦点を絞ったバージョンです。まずはSP編から。

*黒字は基本的に枠確定しているメンバー。赤字はトレードやNon-tender等で、流出の可能性あり。緑字はMinorから枠を争う選手。灰色はFAなど流出がほぼ確定的な選手。


[13' Starter Outlook]

RHSP Clay Buchholz (13': $5.5M, 14': $7.7M, 15': $12M, 16': $13M option, 17': $13M option)
RHSP John Lackey (13': $15.25M, 14': $15.25M, 15': min.)
LHSP Felix Doubront (13': min., MiL option: 0)

LHSP Jon Lester (13': $11.63M, 14': $13M option)
LHSP/RP Franklin Morales (13': arb.2, MiL option: 0)

RHSP Rubby De La Rosa (13': min., MiL option: 3)
RHSP/RP Zach Stewart (13': min., MiL option: 1)
RHSP Stolmy Pimentel (13': min., MiL option: 1)
LHSP Drake Britton (13': min., MiL option: 2)
*LHSP Chris Hernandez (under MiL contract)
*RHSP Allen Webster (under MiL contract, Rule 5)
*RHSP Matt Barnes (under MiL contract)
*RHSP Anthony Ranaudo (under MiL contract)

*RHSP Brandon Workman (under MiL contract)

RHSP Aaron Cook (FA)
RHSP Daisuke Matsuzaka (FA)
*RHSP Steven Wright (MiLFA)
*RHSP Nelson Figueroa (MiLFA)

12' Weekly Topics -10/15~10/21

[10/15]

☆ Fall-Winter League Note

[AFL] - Box
投手陣は出番なし。Brentzが1 for 4。Almanzar、C. Vazquezはそれぞれ、1 BB、2 BBを選ぶもヒットなし。

2012年10月15日月曜日

13' Draft Watch - Boston's Strategy ver.1

ドラフトまではまだまだですが、せっかくプロテクトされた全体#7という高順位ピックがありますし、現時点でのBOSのドラフトに関して個人的な好みの選手のリストアップでも。まだFAも全く決まっていない状況で、確定にはほど遠いですが、現時点でのBOSのスロットボーナスプール総額は、約$6.34Mで、昨年より$0.5Mほど少ない。

PapiとRossの再契約が濃厚で、サプリメンタルピックの可能性はほとんどなく、これよりも増える可能性は極小。全体#7ということで、それなりのボーナス要求のある選手をピックするだろうし、ある程度上位集中型のドラフトになりそうな気はします。


[13' Boston's Strategy]

1st round (#7)
Ideally - Clint Frazier (HS-OF)
Other Favorite - Mark Appel (Sr.-RHP), Ryne Stanek (Jr.-RHP), Austin Meadows (HS-OF)
Realistically - Jonathan Crawford (Jr.-RHP), Bobby Wahl (Jr.-RHP), Kohl Stewart (HS-RHP), Trey Ball (HS-LHP/OF), Kris Bryant (Jr.-3B/1B), Oscar Mercado (HS-SS), Austin Wilson (Jr.-OF)

終盤の連敗と、TORやKCの予想外の健闘で、最終的にドラ1は、予想以上の高順位である全体#7となった。このピックはFAの補償に対してプロテクトされており、確定したピックとなっている。これからドラフトまでにまだまだ入れ替わるだろうが、現状確定とまでは言えないものの、Mark Appel、Ryne Stanek、Sean Manaea (Jr.-LHP)、Kris Bryant、Austin Meadows、Clint Frazier、Austin Wilsonの7人が、MockやProspect Ranking上位の常連となっており、基本的にはこの中から1人を選べば良いかと思う。

2012年10月10日水曜日

12' Weekly Topics -10/8~10/14

[10/9]

☆ Fall-Winter League Note

本日、秋季・冬季リーグの目玉であるAFLが開幕。毎日レポートするかはまだ決めてないですが、初日ということで。

[AFL] - Box
Brentzが5番RFで、1 for 4/1 3B/1 K。Almanzarが7番3Bで、1 for 3/1 BB。C. Vazquezが8番Cで、0 for 4/2 K。Vazquezは1人刺しています。投手もBOSから3人が投げるなど、傘下の多くが初日にプレーしました。TEXにトレードされた、Chris McGuinessが4番1Bで出てますね。

Huntzingerが2番手で、2.0 IP/4 H/2 ER/0 BB/0 Kで敗戦投手に。C. Martinは3番手で、2.0 IP/4 H/2 ER/0 BB/1 K。Presslyは最後の4番手で、1.0 IP/1 H/0 ER/0 BB/1 K。

2012年10月5日金曜日

12/10/03 Game162 @New York Yankees

BOSにとっては何の意味もないシーズン最終戦。NYYの嫌がらせをしようにも、松坂さんではね...。結果BALも敗戦し、どちらに転んでも同じだった。一応松坂さんの見納めということで、倍速で見ました。


Matsuzaka: 散々言われてるけど、アームスロットが下がり、手投げになっている。速球は89~93 mph。利き腕側に割と大きく変化する。解説者はシュート回転してしまってると言っていたけど、個人的には球速に頼れなくなり、ムーブを加えようとして、わざとそうしているのではないかと。アームスロットが低いのも、そういうムーブを付けようという意図なのかも。

ただシンカー系の沈む動きよりもむしろ浮き上がる球質で、低めに投げても少し浮いてしまう。Curtis Grandersonの一発は、解説者はうまく打ったと言っていたが、内角低めに投げたボールが、ムーブで真ん中に入り、少し浮いてこれば、低めを打てるバッターにとってはHRを打ってくれというようなもの。

今はどうだか知らないが、元々回転数が多く、当たったら飛ぶタイプでもある。ブレイキングボールは75~78 mph程度だったか。相変わらず曲がりが早く、ボールゾーンに落としても見送られる。打者の待ち球でない時に、ストライクゾーンに集めてカウントを稼ぐ程度だろう。また以前はあまり投げなかった84 mph程度のスプリッターを投げていた。チェンジアップもあったのかもしれないが、いくつかのボールは挟んでいたように見えた。カッターはあまり投げていなかったと思う。

12'-13' Offseason Boston Red Sox -Oct.-

10月です。悲惨だった12年シーズンもようやく終了。PO進出チームより一足先に、BOSのオフシーズンが開始です。まずは噂通りBobby Valentine監督を解任。某GMは相変わらず腰が重いし、監督はちゃっちゃと決めて、ロスター整理等に集中してもらいたい(前記事はこちら)。


[Transaction]

○ 10/3
Transferred 3B Will Middlebrooks to the 60-day DL.

BOSのシーズンは終了ですが、WSが終わるまでは、60日DLが適応される。De La RosaとSandsの加入に向けての動きでしょう。

2012年10月4日木曜日

13' Draft Watch - My Mock Draft ver.1

MLBシーズンが終了し、イニシャルのドラフトオーダーが決まったということで、13年ドラフトのMy Mock Draftのver.1を作りました。去年も3回Mockを作ったけど、13年ドラフトも、シーズン終了時、補償を伴うFAでの移籍がほぼ決まった段階、ドラフト直前くらいでMockを作ろうかなと思います。あと各組織のニーズ等は、各Prospectランキングが出てくれば、ざっとまとめようと思ってるので、このver.1に関しては、その辺は間違いもあるかも。


[13' My Mock Draft ver.1]

1. Houston Astros - Mark Appel, RHP : 来年のドラフトまで、Appelが全体#1の有力候補であり続けるというのは個人的に疑問視しているが、現時点ではやはり最有力になりそう。12年ドラフトでも、要求額さえ折り合っていれば指名していたようだし、スタッフ的には全体#1として相応しいとスカウティングしていたはず。Houston出身でもあるというのは昨年も書いた通り。Scott BorasクライアントでSeniorと言えど、どこまでディスカウントするかは読めないが、さすがに昨季と同様の金額が必要になることはないだろう。スロット限度要求で$5.5~6Mというところで、少し浮かせられれば、お互いに満足なのでは?

13' Draft Watch - Draft Order

12年MLBレギュラーシーズンが終了しました。同時にイニシャルのドラフトオーダーが決定しました。昨季まで、補償ピックを除いて、下から15チームのドラフトピックはプロテクトされていましたが、今季からは補償ピックに関係なく全体#10までがプロテクト。13年ドラフトでは、PITがMark Appelの補償で全体#9のピックがあるため、12年の下から9チーム(TOR)までがプロテクトとなります。MIAが最終戦に勝ったため、BOSは残念ながら全体#7。薄いクラスとも言われますが、これほどの高順位ですし、きっちりプレミアムなProspectをゲットしましょう。


[13' Draft Order]

First Round

1. Houston
2. Chicago Cubs
3. Colorado
4. Minnesota
5. Cleveland
6. Miami
7. Boston
8. Kansas City
9. Pittsburgh (for failure to sign 2012 draft pick Mark Appel)
10. Toronto
(-cut-off for free agent compensation-)
11. New York Mets
12. Seattle
13. San Diego
14. Pittsburgh
15. Arizona
16. Philadelphia
--. Milwaukee (forfeited for free agent Kyle Lohse)
17. Chicago White Sox
18. Los Angeles Dogers
19. St. Louis
20. Detroit
--. Los Angeles Angels (forfeited for free agent Josh Hamilton)
21. Tampa Bay
22. Baltimore
23. Texas
24. Oakland
25. San Francisco
--. Atlanta (forfeited for free agent B. J. Upton)
26. New York Yankees
27. Cincinnati
--. Washington (forfeited for free agent Rafael Soriano)
28. St. Louis (for Lohse)
29. Tampa Bay (for Upton)
30. Texas (for Hamilton)
31. Atlanta (for free agent Michael Bourn)
32. New York Yankees (for free agent Nick Swisher)
33. New York Yankees (for Soriano)

12/10/02 Game161 @New York Yankees

Game 162の開始前にMIAが敗れ、BOSは13年ドラフトは全体#7で確定。やっぱりこの試合だけは、最後勝っておきたかった。来季につなげるという意味でも、NYYに好き放題やらせて終わらないという意味でも。Ellsbury、Pedroiaの電光石火の連打で、2点を先制し、Lesterの早めの降板にも関わらず、9回裏までリードしていたんですが、A. Baileyが全てぶち壊し。


Lester: 速球は大体が91~92 mph。最速94 mph程度。カッターが88~90 mphあたり。カーブは73~74 mph、チェンジアップはほとんど投げなかったが85 mphとかのボールか?球速は出ていない訳ではないけど、やっぱり全盛期からは1~2 mph落ちている。速球も少しカットしており、カッターと厳密な区別は難しいが、とにもかくにもコマンドが悪すぎる。どちらのボールも球威・変化だけを見れば、そこまで悪いようにも見えないが、簡単にカウントを悪くして、甘いボールを投げざるを得ない状況に自ら追い込まれている。

元々、精密なコマンドを駆使するタイプではなかったが、かつては球威、複数の優れたセカンドピッチを持っていて、ある程度アバウトに投げても抑えられていた。一方、今では明らかにストライクゾーンで勝負するのを怖がっている。カーブも以前のタイトな変化はなく、ストライクゾーンから鋭く落ちて、空振りを奪ったのは一度ほどしかなかった。

年齢的には油が乗ってくるはずなのに、なぜこれほど劣化してしまったのか?以前よりかなり太った印象があるし、以前に比べて、後ろに体重が残ったまま投げているようにも見える。とにかく、フィジカルを万全な状態に戻し、球速を取り戻すことが重要でしょうね。ある程度ストライクゾーンで勝負できるようになれば、変化球も生きてくるはず。

2012年10月3日水曜日

12' Weekly Topics -10/1~10/7

[10/1]

☆ Today's Game (Game 160 @NYY)

来季につながる投球を、と思ったけど、何も変わらなかったBuchholzとAceves。それにA. Baileyは、来季本気でクローザーなんだろうか。本日MIAとTORが勝ったため、BOSは来季のドラフト全体#7の可能性が非常に高くなった(BOSが2連勝、TOR、KCが2連敗で#8か#10。BOSが2連敗、MIAが2連勝で#6だけどどちらも可能性は極小)。

あと2試合1勝1敗で#7維持は確定だし、最終戦は我らがDice-Kの対NYY戦ということで、ほぼ負け確定。ということで、明日のLesterだけは絶対勝とうよ。連敗のままシーズン終えるのも悔しいし、明日に全てを注ぎ込め!

Result : NYY 10 - 2 BOS

2012年9月27日木曜日

12' Weekly Topics -9/25~9/30

[9/25]

☆ Today's Game (Game 155 vs TB)

本日も貫禄負けで、残り8試合の現在、来季のドラ1の順位は全体#8。1つ上のTORが勝ったため、0.5差に近づきました。HOU、COL、CHC、CLE、MINまでが全体5位まででほぼ確定かな?

さすがにこれ以上はなかなかドラフト順位は上がらないかもですが、なんせこちらも、Cook、Stewart、松坂さん(?)らの錚々たるメンバーが投げますからね。

しかしDavid Priceに0 BB/13 Kで9回完投とは...。序盤は結構ヒットが出ていましたが。なんせ、6番以降がAVG1割台だもんな。

Result : BOS 2 - 5 TB

13' Preseason Position Outlook -Reliever-

13年シーズンの各ポジションのデプスチャートRP編です。(*は40人ロスター登録選手)。


[MLB]
Reliever (Likeky) : RHP Andrew Bailey*, RHP Joel Hanrahan*, RHP Koji Uehara*, RHP Junich Tazawa*, LHP Andrew Miller*, RHP Alfredo Aceves*, RHP Clayton Mortensen*
Depth : RHP Rubby De La Rosa*, LHP Chris Hernandez, RHP Alex Wilson*, RHP Chris Carpenter, RHP Brock Huntzinger, RHP Anthony Carter, RHP Jose De La Torre, RHP Pedro Beato, RHP Oscar Villareal
DL : LHP Franklin Morales*, LHP Craig Breslow*

12年ほぼ1年間クローザーを務めたAcevesだが、規律面の問題もあり、放出か最悪Non-tenderも考えられる。クローザーはやや不安だが、引き続きA. Bailey。セットアップは、12年終盤素晴らしい投球を見せた田澤に、Breslowもいるが、彼らはできれば7回までで、8回には実績のあるセットアップが本来は欲しいところ。D. Bardが復活してくれるのがベストだが、分の悪い賭けにも見える。

A. Miller、Melanconまではトレードされなければ、取りあえず確定か。先発で使われないならF. Moralesもリリーフに回る。こうなると左の駒は比較的豊富なので、HillあたりはトレードかNon-tenderされるかも。Moralesが先発なら、もう1枚は、Atchison、Hill、Mortensenのいずれか。

AAAにも、A. Wilson、Fields、Carpenter、Olmsted、Huntzingerと右腕は豊富で、Mortensenなどはトレードに出してしまって問題ないと思う。StewartやC. Hernandezもやや先発としては弱いか、というカンジだし、De La Rosaもリリーフの可能性はある。

(追記)Zach StewartがPITへトレード。
(追記)上原と契約。
(追記)Mark MelanconをPITへトレード、Hanrahanを獲得。

13' Preseason Position Outlook -Starter-

13年シーズンの各ポジションのデプスチャートSP編です。(*は40人ロスター登録選手)。


[MLB]
Starter (Likeky) : LHP Jon Lester*, RHP Clay Buchholz*, RHP Ryan Dempster*, LHP Felix Doubront*, RHP John Lackey*
Depth : RHP Rubby De La Rosa*, RHP Steven Wright*, RHP Allen Webster*, LHP Chris Hernandez
DL: LHP Franklin Morales*

Lester、Buchholzは将来の2枚看板と言われていた頃が懐かしい。共に、スタッフが落ちているけど、まだ劣化するような年じゃないし、回復に期待。Doubrontは本来先発4、5番手くらいで投げてくれれば十分なんだけど、高額先発が働かないし、3番手で200 IPが期待される。奪三振力はあるし、もう一歩伸びれば。

Lackeyには期待していないが、取りあえず年俸はそれだけもらっているのだから、先発4番手くらいは守ってもらいたい。3番手と言いたいけど、それはムリかと思ってるし。あと健康で投げ続けること。もう十分休んだだろ?5番手は今のところはF. Moralesが有力だが、本気でPO狙うなら、先発が現在のスタッフだけということは考えられない。Cliff Lee (PHI)の名前が挙がるが、果たして。

一応、De La Rosaも先発候補には挙げているが、基本的にはAAAスタートになるだろう。同じくLADから獲得したWebster、それにStewartやC. HernadezがAAAに待機するだろうが、やや弱いことは否めない。Ranaudoの復活があれば良いが...。

(追記)Dempsterと契約。

13' Preseason Position Outlook -Outfielder-

13'年シーズンの各ポジションのデプスチャートOF編です。(*は40人ロスター登録選手)。


[MLB]
Starter (LF) : OF/1B Daniel Nava*
Starter (CF) : CF Jacoby Ellsbury*
Starter (RF) : OF Shane Victorino*
Backup : CF Jackie Bradley Jr., LF Jonny Gomes*, 1B/LF Mike Carp*, UT Pedro Siriaco*
DL : OF Ryan Kalish*,
Depth : RF/LF Alex Hassan*, OF J. C. Linares, OF Jeremy Hazelbaker, RF Bryce Brentz

CFはEllsbury。Carl Crawfordという重石を出せたので、延長を考えているそうだが、ケガの多さで実質主力級の働きは1年だけ、と不安もある。そのCrawfordが抜けたLFは、引き続きNavaを使うか?典型的なLFとしてはパワーがないけど、変にまた高額契約を抱えるよりは、レギュラークラスに育った若手がいるところは少しガマンしてでも使い続けたい。

一方でRFはRossとの再契約を狙っているよう。個人的にはそこまで買ってはいないが、Crawfordが抜けたし、2年$13M+オプションや3年$16M程度なら考えても良いかも。一方レギュラークラスに、という期待を裏切っているKalishだが、下の飽和状態もあるし、取りあえず控えには定着してもらいたい。

デプスは豊富。守備のC. Linに、選球眼のHassan、3ポジションこなせるLinaresあたりまでは、短所はあるがもう使っても良い段階。むしろ使わないならトレードで整理しないと上層は飽和しつつある。12年中にAAA昇格を勝ち取ったBrentzとHazelbakerも両翼が薄くなった今はチャンスだ。しっかりAAAで成績を残しアピールしたい。またEllsburyと延長できない場合は、14年をにらんで、J. Bradley Jr.に少しMLBを経験させておきたい。

(追記)J. Gomesと契約。
(追記)Ryan SweeneyをNon-tender。
(追記)Victorinoと契約。
(追記)Jerry Sandsをトレード。
(追記)SweeneyとMinor契約で再契約。
(追記)Carpをトレード獲得。

13' Preseason Position Outlook -Thirdbase-

13年シーズンの各ポジションのデプスチャート3B編です。(*は40人ロスター登録選手)。


[MLB]
Starter : 3B Will Middlebrooks*
Backup : UT Pedro Ciriaco*
Depth : 1B/3B Mauro Gomez*, UT Drew Sutton, 3B Kolbrin Vitek

レギュラーはMiddlebrooksで確定。パワーは申し分ないので、選球眼を少しずつ向上してもらえれば完璧。控えはIF-UTを争う、CiriacoかDe Jesus Jr.。M. Gomezも一応守る。デプスではValenciaがいるが、12年の使われ方を見る限りはあまり信用されてなさそう。

(追記)Ivan De Jesus Jr.をPITへトレード。

2012年9月26日水曜日

13' Preseason Position Outlook -Secondbase/Shortstop-

13年シーズンの各ポジションのデプスチャート2B/SS編です。(*は40人ロスター登録選手)。


[MLB]
Starter (2B) : 2B Dustin Pedroia*
Starter (SS) : SS Jose Iglesias*
Backup : UT Pedro Ciriaco*
Depth : 2B/SS Brock Holt*, SS Jose Iglesias*, UT Drew Sutton, SS Xander Bogaerts
DL: SS Stephen Drew*

2BはPedroiaで確定。Adrian GonzalezやJosh Beckettなどの大物が抜けて、名実ともにチームの顔となるだろうし、健康でチームを引っ張ってもらいたい。SSは現時点では一応Avilesが残り、彼が実績的にはレギュラーに近いが、12年も後半戦は全く打てず。相変わらず絶望的な選球眼だし、トレードで積極的に出してもよいと思う。

控えはCiriacoかDe Jesus Jr.かだろう。J. Iglesiasも候補ではあるが、まだ打撃面ではAAAすら満足に打っていないし、Avilesをレギュラーで使うのなら、控えでベンチに置くよりはAAAで打席数を稼がせたい。CiriacoとDe Jesus Jr.は共にオプション切れ。現時点では、守備面でアドバンテージがある上に、12年は打撃でも活躍したCiriacoがほぼ当確だろう。そうなるとDe Jesus Jr.はWaiver送りか?

ムリすれば、両方をロスターに置くこともできるが、1Bが不安な状態でそこまですべきかは微妙。デプスはまずはIglesiasが呼ばれるだろう。年齢的には、DentやGibsonもそろそろデプスと呼ばれる位置には来て欲しいが、現状のMinorの成績を見る限り、上で使うのは厳しい。X. Bogaertsは、打撃面では呼ばれてもおかしくないレベルには到達しそうだが。

(追記)Mike AvilesがTORにトレード。IglesiasがMLB開幕予定に。
(追記)S. Drewと契約。

13' Preseason Position Outlook -Firstbase-

13年シーズンの各ポジションのデプスチャート1B編です。(*は40人ロスター登録選手)。


[MLB]
Starter : 1B/C Mike Napoli*
Backup : 1B/LF Mike Carp*, OF/1B Daniel Nava*
Depth : 1B/3B Travis Shaw
DL: DH David Ortiz*

まさかのAdrian Gonzalez放出で、1Bのレギュラーはポッカリ。PapiもFAで、13年にPOを狙うなら、Papiと再契約した上で、最低限Kendrys Morales (LAA)クラスを連れてきてもらわないと話にならない。

控えはレギュラーに入る選手の実力にもよるが、基本はM. GomezかSandsの争いになるはず。共に(一応)他のポジションも守るし、ロスターに組み込みやすい。現状では12年にMLBでまずまず活躍したM. Gomezの方が有力だろう。

他のデプスではShawがいるが、まだ少し早いか。Rule 5までまだ時間もあるし、あまり急いで使いたくはない気もする。ロスター枠が問題なければ、M. Gomezか、SandsのどちらかはAAAのデプスで待機になるだろう。

(追記)Papiと再契約。
(追記)Napoliと契約。
(追記)Jerry Sandsをトレード。
(追記)OverbayとMinor契約。
(追記)Carpeをトレード獲得。
(追記)Lyle Overbayをリリース。

13' Preseason Position Outlook -Catcher-

まだMLBシーズンは終わってませんが、悲惨な12年シーズンは忘れて、13年の各ポジションごとのデプスチャートを作り始めます。オフに動きがあれば、その都度追記します。まずはC編。(*は40人ロスター登録選手)。


[MLB]
Starter : C Jarrod Saltalamacchia*
Backup : C David Ross*, 1B/C Mike Napoli*
Depth : C Dan Butler*, C Christian Vazquez*

Saltyはパワーは凄まじいが、相変わらず攻守に確実性に欠ける。残り1年だし、そこまで価値が出るかはわからないが、良い話があれば乗ってみてもいいのでは?ただ一方で、Lavarnwayは守備面の強化に重点をおいた影響もあり、打撃面では11年ほどのインパクトを残せなかった。

いずれ打ち始めるとは思うが、12年もPOを狙うつもりなのであれば、取りあえずは引き続きSaltyを正捕手に据えて、シーズンを始めるのが妥当だろう。ベストシナリオはLavarnwayが適応し始めて機会を増やし、Saltyを夏にトレードするか、素直にFAで流出させても良いだろう。

デプス的にはRule 5ドラフトでピックされなければ、ButlerとC. VazquezがAAA/AAに待機するはず。いずれも守備面に優れたタイプで、Saltyが抜けたあと、LavarnwayのBackupに昇格することを期待している。

(追記)D. Rossと契約。
(追記)Napoliと契約。

2012年9月25日火曜日

12'-13' Offseason Boston Red Sox -Rule 5 Draft-

今年も厳しいRule 5ドラフトの季節がやってきます。今季は上層で多くの右腕リリーフで輝きを放ったが、逆にそれがRule 5ドラフトをもっとも悩ましくさせる。何と言ってもリリーフは一番ピックしやすいポジションです。

加えて、今季はデッドラインでも放出より獲得の方が多く、Adrian Gozalezのトレード、Kelly Shoppachのトレード、Kevin Youkilisのトレード、Lars Andersonのトレードにおいて、見返りの全て(!)が40人ロスター内の選手もしくはオフにRule 5対象の選手を押し付けられた形になっています。余剰のリリーフなどを整理する動きもできてないし、またも実る直前の果実を他球団に奪われることになるのか...。(前記事はこちら)。


[12' BOS Rule 5 Draft Eligible Players]

RHP Chris Balcom-Miller, RHP Luis Bastardo, RHP Jeremiah Bayer, RHP David Carpenter, RHP Miguel Celestino, RHP William Cuevas, RHP Jose De La Torre, RHP Marco Duarte, RHP Josh Fields, RHP Brock Huntzinger, RHP Jeremy Kehrt, RHP Gerardo Olivares, RHP Ryan Pressly, RHP Charle Rosario, RHP Sandy RosarioRHP Pete Ruiz, RHP Zach StewartRHP Kyle Stroup, RHP Raynel Velette, RHP Tyler Wilson

12' By League Prospect Ranking by Baseball America

各誌のProspect Rankingの季節です。まずはBAからリーグのTop 20が出てきました。BOSでは、X. Bogaerts、J. Bradley Jr.、BarnesのTop 3がどのあたりに来るかがやはり気になる。BOS傘下で、各リーグのTop 20に選ばれたのは14人で、これは全球団でトップタイ。しかもWebsterをカウントすれば15人。再び全球団でもトップクラスのマイナー層にはなってきたのかも。


[Arizona League Top 20 Prospects]

BOSのチームはありませんが、Rk-AZLのTop 20。今季から契約期限が早まったことで、多くの高卒Prospectがデビューしています。No.1はOAKのAddison Russell。全体11位指名は驚きを誘いましたが、ここまではそれに恥じない活躍。12年ドラフト組を中心に好素材が多いですね。TEX傘下勢がやはり目立つ。#8のC. J. Edwardsはドラ48ながら評価うなぎ上りの選手。

2012年9月24日月曜日

12' Weekly Topics -9/17~9/23

[9/17]

☆ Today's Game (Game 148 @TB)

正式にPO進出の可能性が0に。あとはできるだけ(NYY以外に)負けて13年のドラフト順位を上げたいんですが、空気を読まないCookが6.0 IP/5 H/1 ERの好投。もちろん本人は来年のためにガンバらないといけない訳ですが、FAになるそういった類の選手をPOの可能性のないチームがこの時期に投げさせること自体がおかしいような。

最近凄みを増している田澤が8回を2 Kパーフェクト。Aceves、D. Bardがあの通りで、Padillaも抜けるだろうから、来季はSTでセットアップを争うかもしれないですね。Hillも2 Kパーフェクトと良いカンジ。ケガの影響はなさそうか?Melanconはいつも通り。 そういやPITがPOへの望みをかけて、リリーフ強化のためにBOSのブルペン陣に注目しているそうな。Padillaの名前が真っ先に挙がりますが、AcevesやMelanconでも全然良いですよ。

Padillaはもちろん優先して出して良いと思いますが、割とBOSを気に入っているそうなので、もしかしたら再契約を狙うのかも。右腕リリーフは頭数はいますが、来季即セットアップクラスという面では不安もあるし、彼のようなベテランを1人置いておきたいのもある。1年$2M弱+Vesting Optionや2年$3.5Mくらいならありだと思う。

Result : TB 2 - 5 BOS


[9/23]

☆ Today's Game (Game 154 vs BAL)

シーズンも残りわずかですね。すっかりBALより格下が定着したBOSですが、3連敗は回避。Doubrontが7.0 IP/4 H/1 ER/2 BB/11 Kのドミナントピッチ(11 Kはキャリアハイ)。後半戦良くなかったけど、ここ数試合復調しており、来季に向けて、良い兆候です。

相手のBALはSuper Prospect Dylan BundyがMLBデビュー。ちょっとまだ早い感はありますが、2フライボールと無難なデビューとなっています。

Result : BOS 2 - 1 BAL