2018年6月28日木曜日

18' Today's Topics - 6/27

[Today's Game (Game 81 vs LAA)]

今季は比較的西海岸チームに相性良い感じで、今日もLAAに勝利。ちょっと最後はバタバタして、Kimbrelにイニング跨ぎをさせてしまいましたが。NYYが敗れて、久しぶりの地区首位に返り咲いています。

J. Braldey, Jr.がようやく上向きかな?Deversなんかも数字が上がって来たけど、とにかくBradleyの好調が長く続いてくれれば。S. Wrightが膝を痛めてDL入り。前回は打たれたけど、今季輝きを取り戻しつつだっただけに痛いですね。

Result : BOS 9 - 6 LAA (W54-L27)

2018年6月26日火曜日

Former Sox Prospect Review: Durbin Feltman, RHP

今回は、今季のドラ3でドラフトのトップリリーフだった、Durbin Feltman。その気になれば今季中にも上で使えるとも評される、即戦力のリリーフです。

Photo from SoxProspects.com, Credited to Kelly O'Conner

[Player Data]

Name: Durbin Feltman (ダービン・フェルトマン)
Full Name: Durbin Sanders Feltman
Position: RHRP
Born: April 18, 1997
Birthplace: Conroe, Texas
Height: 5-11
Weight: 190
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 3rd round, 2018
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $559,600
College: Texas Christian
High School: Oak Ridge (TX)
How Left: Released (April 2023)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

速球は常時95~97 mph、最速99 mphと威力があり、パワースライダーとのコンボで三振を量産する。体格や力の入ったメカニクスで、基本的にはブルペン専門の選手。


[Background]

ドラフト時のランキングはBA #94/MLB #70/PG #84/FG #80。


[Profile]

18' : プロデビューイヤーに、SS-A Lowellから一気にHigh-A Salemまで駆け上がった。 SS-A/Low-A Greenvilleでは正に異次元。High-Aではさすがに人間レベルではあったが、それでも申し分のない投球。

19' : AA Portlandで過ごした。前年があまりにも順調な滑り出しだっただけに大きく失墜した1年に。4月の出足は悪くなかったが、STから昨年に比べて思ったほど球速が出ず、またスライダーに頼らないように投げていることもあって、打者を打ち取るのに苦戦し、徐々に制球も乱れるように。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

21' : もう一歩期待しているようなドミナンスを見せられていないが、AA/AAA Worcesterでしっかりと投げ、着実にステップアップはしている。

22' : 4月の出足は悪くなかったが、以降は出れば失点といった状態。前年までは少なくともミドルリリーフに、と期待していたが完全に終わった選手となった。

23' : NRIに呼ばれ、開幕AAAに入ったが、冴えない内容。

23' Apr. : 数試合でリリース。

23' : 数試合でリリース。OAKのAAに加入。そちらではまずまず。


[Comment]

早上げで失敗した、Craig HansenやCla Meredithの失敗もあって、BOSはリリーフ選手でも早上げをあまりしてこなかったけど、早くヘルプになれるのが最大の売りなので、どうなりますかね。

Former Sox Prospect Review: Chad De La Guerra, IF

今回は、ロスターの穴埋め要員から、昨年は急成長して傘下の有望株となった、Chad De La Guerra。今季はAAAで打てず、AAへ降格していますが、層の薄いM-IFのデプス候補です。

Photo from SoxProspects.com, Credited to Kelly O'Conner

[Player Data]

Name: Chad De La Guerra (チャド・デ・ラ・ゲラ)
Full Name: Chad John De La Guerra
Position: 2B/SS/3B
Born: November 24, 1992
Santa Maria, California
Height: 5-11
Weight: 195
Bats: Left
Throws: Right
Drafted: 17th round, 2015
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $5,000
College: Grand Canyon
High School: Pioneer Valley (CA)
How Left: Minor league free agency (November 2021)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

フィジカルにはあまり恵まれていない。コンパクトなスウィングでコンタクト能力に優れる。あまり下半身を上手く使った打ち方ではなく、当てることを重視したスウィング。守備は積極的にチャレンジするよりも、深く守って堅実に捕ることを優先する。スピード、肩共に平凡で、チーム事情からSSでも多く使われているが、適性は2Bだろう。


[Background]

カレッジでは金属バットでそこそこパワーも見せていた。シニアーサインということで$5Kで契約。ドラフト時のランキングは、BAのTop 500圏外だが、Arizona州で#35の選手とされていた。


[Profile]

15' : SS-A Lowellでプロデビュー。ほぼフル出場し、まずまずのコンタクト。

16' : Low-A Greenvilleへ。開幕2Bを務め、その後Luis Alejandro Basabeにレギュラーを奪われるが、彼のシーズン中のトレードなどもあり、それなりに機会を稼いだが、ロスターフィラーの域を出ず。

17' : High-A Salemで、開幕から絶好調。安定して打ち続け、昇格したAA Portlandでも安定したコンタクトを見せたことから評価上昇。AFLの派遣メンバーに選ばれるなど、Prospectと認識されるようになった。

18' : 開幕AAA Pawtucketに抜擢したが完全にオーバーマッチ。AAへ降格となり、ここではパワー面も含めて悪くないシーズンを送った。

19' : ケガでシーズンの半分近くを欠場したのは残念だが、打撃成績自体は申し分ない。ボールの影響はあるだろうが、226打席で13 HR。率系の数字も良い。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

21' : COVID-19の中断が悪い方向に出たのか、印象的なプレーがなく、出場機会激減。

21' Nov. : MiLFAに。

22' : 独立リーグでプレー。


[Comment]

MLBには少し厳しい気もするけど、Tzu-Wei Linのような例もあるし、あと一伸び出来れば可能性はある。AAで調子を戻して、AAAへ再チャレンジしたい。

Former Sox Prospect Review: Kutter Crawford, RHP

今回は、Low-Aで開幕から素晴らしい投球を見せて来た、Kutter Crawford。このところ少し調子が落ちて来ましたが、下位ラウンドからでも育てるところを見せて欲しい。

Photo from SoxProspects.com, Credited to Kelly O'Conner

[Player Data]

Name: Kutter Crawford (カッター・クロフォード)
Full Name: Kutter Martin Crawford
Position: RHSP
Born: April 1, 1996
Birthplace: Okeechobee, Florida
Height: 6-1
Weight: 190
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 16th round, 2017
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $125,000
College: Florida Gulf Coast
High School: Okeechobee HS (FL)
MLB Debut: September 5, 2021 (Boston)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

上背はあまり無いが、がっしりした体格。メカニクスはオーソドックスに近いが、わずかにクロスファイヤー気味で、また若干力が入っている。速球は90 mph前半で、最速94~95 mph。若干フラット気味な球筋。80 mph中盤から後半のカッターに近いボールがセカンドピッチ。またカーブも投げるが、先発としては珍しく、チェンジアップをあまり投げないよう。


[Background]

兄は13年のDETのドラ1であるJonathan Crawford。兄弟揃ってDave Dombrowskiから指名を受けた。カレッジは最初の2年間をJuCoで過ごし、ジュニアイヤーからFGCUへ。Chris Saleのカレッジの後輩。


[Profile]

17' : SS-A Lowellでプロデビューするが、1 G/1.0 IPに投げたのみ。

18' : 開幕からLow-A Greenvilleで素晴らしい支配力を発揮。すぐにHigh-A Salemに上がれるかと思ったが、High-Aのローテが詰まっていることもあって、終盤までLow-Aにいた。序盤に比べると内容はやや落ち着いたが、実質ほぼ1年目と考えれば上出来だろう。

19' : 19年はHigh-Aにしっかり対応。しかしAA Portlandにクラスが上がって以降はやはり適応に苦しみ、さらにケガで中盤以降はあまり投げられず。オフにTJ。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

21' : 開幕からAAで素晴らしい投球を見せ、COVID-19の代替選手ではあったが、MLBの切符まで掴んだ。三振が取れるのに加え、AAでは46 IPでたった5四球。AAA WorcesterでもK/BBは高水準。

22' : STでの好投と球速アップを買われ、バルクリリーフとしてMLBで開幕も、やや苦戦。しかしILから先発として戻ると、オールスター前はチームの先発でも最も良い投球を見せた。ただ上位チーム相手には打たれる試合が多かった。

23' : ブルペンに回った時期もあったが、スタッツ面は優秀。速球は縦方向の変化や球威などの総合でMLBでも最上位クラスの威力があった。一方中盤以降は少し速球の威力が低下。通年でややイニングを稼げなかったのも来季以降の改善点だが全体的には文句なし。


[Comment]

名前にちなんでなのかわからないけど、カッターを決め球にするそう。基本は上層でリリーフ転向タイプだとは思うけど、兄も著名な選手だし、ひょっとしたらと期待している。

18' Minor League Season Memo -6/25~7/1-

ドラフト指名選手との契約も大きなところはほとんど終了。Feltmanなど、投手はデビューまでしばらく掛かりそうですが、ドラ1のCasasを筆頭に新顔がプロデビューしています。前週の結果はこちら


○ 6/25

[GCL] : RHP Yusniel Padron-Artillesをリザーブリストに登録。
[GCL] : OF Nick Deckerがロスター入り。
[DSL1] : RHP Miguel SueroがDSL2 (Rk)から移動。
[DSL2] : RHP Ronald GutierrezがDSL1 (Rk)から移動。

[AAA] - Box
J.D. Smithが5.0 IP/4 H/2 ER/2 BB/5 K。R. Castillo、I. De Jesusが2 H。Lindに第6号。

[AA] - Box
D. Jimenezが5.0 Ip/5 H/4 ER/1 BB/5 K。De La Guerraが2 H/2 HR (7,8)。J. Rivera、J. Betts、Marsが2 H。Mathenyに第1号。

[A+] - Offday

[A] - Box
Crawfordが5.0 IP/6 H/2 ER/1 BB/5 K。Cedrolaが3 H/1 2B、Fitzgerald、Nishioka、Wren、Mirandaが2 H。

[A-] - Box
Bazardoが6.0 IP/2 H/0 ER/0 BB/5 K。Berroaが3 H、Duran、Brannen、Granberg、Dearden、LeGrantが2 H。Cottamに第1号。

[GCL] - Box
Santanaが5.0 IP/3 H/1 ER/1 BB/6 K。マルチ無し。Casasが3Bとして野手デビューしたものの、打球に飛びついて突き指して早速途中交代。幸先悪い。ドラ17のMilliganは捕手として指名された選手ですが、CFを守っています。運動能力があるとは聞いていたけど、捕手とCFは珍しい。

[DSL1] - Box
K. Sanchezが5.0 IP/3 H/1 ER/1 BB/3 K。Dazaが3 H。Vargasが遅れてプロデビュー。

[DSL2] - Box
Villaroelが5.0 Ip/3 H/1 ER/2 BB/6 K。A. Maita、D. Diaz、L. Hernandezが2 H。

2018年6月24日日曜日

18' Today's Topics - 6/22

[Today's Game (Game 77 vs SEA)]

MINに残念な負け越しの後、今度はホームで再びSEAと。でもホームに帰って来たからか、この2試合は打線爆発で勝利。今日はS. Wrightがこれまでの登板から打って変わって滅多打ち。ちょっとボールが浮き気味だったように思うので、次回は修正したい。

また、Swihartを久しぶりに見ましたが、ちょっと苦しいですね。一本良いところに飛んで安打になりましたが、ボールが全く見えてない感じで、中途半端なスウィングばかり。ブランクを感じるとしか言えないですね。

Result : BOS 14 - 10 SEA (W51-L26)

2018年6月20日水曜日

Former Sox Prospect Review: Triston Casas, 1B

今回は、18年の栄えあるドラ1、Triston Casas。さっさと契約して、開幕からGCLのロスター入り。プロデビューはもう少し先かもしれませんが、期待のパワーを存分に発揮して欲しいですね。

Photo from NouvellesDuMonde.com

[Player Data]

Name: Triston Casas (トリストン・カシャス)
Full Name: Triston Casas
Position: 1B/3B/(RHSP)
Born: January 15, 2000
Birthplace: Pembroke Pines, Florida
Height: 6-4
Weight: 240
Bats: Left
Throws: Right
Drafted: 1st round, 2018
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $2,552,800
High School: American Heritage HS (FL)
MLB Debut: September 4, 2022 (Boston)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

優れた体格で特にパワーに優れ、打球の速さではトップクラス。一方で、ややスウィングが大きく、プロで打てるか疑問視するスカウトも。体格の割に運動能力はあり3Bなどでもプレーしているが、将来的には巨大な体格から1Bでしかプレーできないだろうとも。一応3Bとして指名はしたよう。HS時代に投手として92 mphを投げた肩は強い。


[Background]

HSの名門、American Heritage HSでプレーした。過去に、ソフトボールも含めて、国際大会で多くの賞を受賞しており、経験値が高い。Miami大へコミット。ドラフト時のランキングはBA #25/MLB #20/PG #31/FG #38。


[Profile]

18' : GCLでのプロデビュー2戦目の守備でボールに飛びついてケガをしてシーズンエンド。

19' : Low-A Greenvilleで、少しスタートダッシュに時間が掛かったが、1Bに固定され出したあたりから、好調に。一時期は毎日のようにHRを打ち、最後に顔見せしたHigh-A Salemでの1発を含め20 HR。中盤以降やや停滞気味ではあったが、出塁も含めて、ドラ1の期待に恥じないシーズンとなった。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。ATSでプレーし、上のクラスの経験が無い中で、MLBに近い選手たちの中で素晴らしいプレーを見せた。

21' : 東京オリンピック参加などもあり、少し試合数が少なく、また一時HRが出ない期間もあったが、2年前はややコンタクトに苦しんだ影は見えず、AA Portland/AAA Worcesterを問題なく打ち込んだ。

22' : マイナーではケガがあり、またやや不運な当たりも多く、パワー面も含め、数字がもう一歩伸び悩んだが、中盤戦以降調子を上げると、Bobby Dalbecと入れ替えでMLBへ。AVGの数字はそちらも不運を示しているが、MLBへ適応を見せた。

23' : 序盤やや消極的な打撃で2割前半をうろうろ、守備面もあり、一時的にJustin Turnerに正1Bを明け渡しそうになったが、そこからオフェンスが開花。中盤以降は主軸級の成績を残し、Gunner Henderson (BAL)がいなければ新人王だったかも。


[Comment]

オフェンス特化の選手で最初はちょっと微妙に思いましたが、生え抜きの左打ちの長距離ヒッター(1B)はAnthony Rizzo (CHC)をトレードで出してからずっと待望していたのでそうなってくれると嬉しい。

Former Sox Prospect Review: Darwinzon Hernandez, LHP

今回は、球威のある左腕、Darwinzon Hernandez。良いアームは持っているのですが、制球難で今一つ安定感が無い。もう一皮剥ければMLBも視野に入って来ると思いますが。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Darwinzon Hernandez (ダーウィンゾン・ヘルナンデス)
Full Name: Darwinzon David Hernandez
Position: LHRP/LHSP
Born: December 17, 1996
Birthplace: Ciudad Bolivar, Venezuela
Height: 6-2
Weight: 235
Bats: Left
Throws: Left
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (August 2013)
Signing Bonus: $7,500
MLB Debut: April 23, 2019 (Boston)
How Left: Traded to Baltimore for cash considerations (January 2023)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

平均的な身長で、下半身を中心にある程度筋肉の付いた体格。速球は多くが92~94 mphで最速97 mphと左腕としてはかなり球威がある。コンパクトな投げ方だが、少し力の入ったメカニクスだ。1-to-7のカーブがセカンドピッチ。球速は80 mphに届かない程度と、速球の球速の割にやや遅い。チェンジアップはサードピッチで変化が小さくイマイチ。最大の弱点は制球。まともにストライクを投げられない試合も散見される。


[Profile]

14' : DSLでプロデビュー。1年目はリリーフだった。四球が奪三振を上回っており制球難の兆候。

15' : DSLをリピート。先発がメインとなり、イニング数以上の三振を奪うが、66 Kに対し、30 BBと最下層でもコントロールに苦しんだ。

16' : SS-A LowellでUSデビュー。スタッフに注目が集まるも、K/BBは2を切るレベルに。

17' : Low-A Greenvilleでローテを務めた。被打率が比較的優秀で、奪三振力も高い。スタッフも含めて期待度が上がる一方、制球難とその部分から来るものか、酷く炎上する試合も何度か。

18' : High-A Salemで、中盤戦はやや調子を落としたが、前半戦とDLから復帰後は良い投球。海外出身の選手だが、AFLに派遣されるため、終盤戦AA Portlandに昇格すると、IPの調整のためにリリーフで投げた。

19' : 4月にAAから直接MLBに呼ばれ、三振を取れる腕を見せたものの、マイナーの先発ではやはり制球の荒れから今ひとつ。しかしリリーフで再度呼んだところ、やはり制球、安定感に難はあるものの、1 IPあたり2個近い奪三振を奪うなど、改めて魅力的なスタッフを示した。

20' : COVID-19に感染し、同じ左腕リリーフのJosh Taylorと共に大きく出遅れ。復帰後はやはり制球難もまずまず。

21' : 制球以外のスタッツは申し分ないものの、初のMLBフルシーズンの影響か、終盤戦は安定感を欠き、勝ちパターンで投げることは少なかった。

22' : 昨年はCOVID-19明けでまずまず投げていたが、今季も出遅れた挙句、MLBではボロボロでAAAへ。三振は奪っているが、欠点の克服が全く進まず。

23' Jan. : DFAの後、金銭トレードでBALへ。

23' : BAL-AAAで悪くない内容だが、MLBの機会は無し。


[Comment]

左腕で90 mph中盤から後半を投げられて、しっかり三振も取れるということで、SP.comなどでは評価の高い選手だが、マイナー下層でもちょこちょこ炎上する要因となっている制球難をどうにかしない限り、先発として大成するのは難しいように思える。成長に期待したい。

Former Sox Prospect Review: Denyi Reyes, RHP

今回は、redsoxboyさんからリクエストいただいた、Denyi Reyes。今季の傘下先発では安定して好投を見せている数少ない投手です。長身のドミニカンですが、制球が非常に良い。筋肉が付いて、球速が増せば良い投手になるかもですね。今年から、付けれる選手にはYoutubeの動画へのリンクも付けるようにいたします。

Photo from SoxProspects.com, Credited to Kelly O'Conner

[Player Data]

Name: Denyi Reyes (デニー・レイエス)
Full Name: Denyi Reyes
Position: RHSP/RHRP
Born: November 2, 1996
Birthplace: San Cristobal, Dominican Republic
Height: 6-4
Weight: 255
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (July 2014)
Signing Bonus: Not Announced
MLB Debut: May 13, 2022 (Baltimore)
How Left: Minor league free agency, signed with Baltimore (November 2021)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

長身で、この年齢のドミニカの選手にしては比較的完成された身体。ルーズなメカニクス。速球は昨年までは90 mphに満たなかったが、今年の直近の試合では89~91 mph。アームスピードはそれほど速くないが、もう少し球速を出せるようになるかも。カット気味、シンカー気味の両方にムーブさせることができる。制球が非常に良い。80 mph前半のブレイキングボール、83~84 mphのチェンジアップを投げ、チェンジアップの方が優れたボールのよう。


[Profile]

15' : DSLでMLBでプロデビュー。同期のAnderson Espinozaが衝撃的なデビューを飾ったが、75 IPでたった3四球と、1歳年長ではあるものの、DSLではひけをとらない投球を見せた。

16' : GCLでUSデビューを飾るが、9試合にしか投げず、またその内先発は3試合のみ。内容自体はほぼ前年同様の十分なものだったが。

17' : SS-A Lowellへステップアップも、先発ではなく、Piggy-Backの役割。62 IP/7 BB/53 Kとやはり内容はしっかりしていた。

18' : 今季もPiggy-Backでの開幕となったが、その後Low-A Greenvilleのローテに入ると圧巻の投球。制球力が非常に高い。終盤High-A Salemに昇格し、最後2試合ほどはイマイチだったが、順調な滑り出し。

19' : 4月は打ち込まれる試合が続き、AA Portlandには早かったかと思ったが、5月は向上。しかしその後も隔月で良かったり、悪かったり。もう一歩コマンドと変化球の向上が必要か。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

21' : AA/AAA Worcesterで投げた。リリーフでの登板が多くなり、奪三振が向上。持ち前の制球力も健在だが、飛び抜けたものがなく、首脳陣の目に留まることはなかった。

21' Nov. : MiLFAに。

22' : 平凡なAAAAレベルのパフォーマンスには終始しているが、長いマイナー生活を経てようやくMLBの機会を得た。

23' : NYM-AAAでも支配力を欠いたが、MLBでもスウィングマンで少し起用された。


[Comment]

残している成績は文句無しだが、あまり優先して先発させてもらえなかったり、フロントもプロモーションに積極的でない印象。もう一歩球威を増せば、期待度を上げることができると思うし、今季はその傾向が見えている。

18' Today's Topics - 6/19

[Today's Game (Game 74 @MIN)]

1点を追いついた8回裏に、今季MLB初登板のRo. Scottを持って来て、結果C. Saleの好投をフイに。打線もDeversの調子が上がって来たとは言え、全体的にインパクト不足な中、継投で負けるのはいただけないですね。

Result : MIN 6 - 2 BOS (W49-L25)

18' Minor League Season Memo -6/18~6/24-

GCLも開幕し、これで全てのクラスがそろい踏みですね。今のところ目立つ選手が少ないけど、新加入の選手も含めてそろそろしっかりアピールして欲しいですね。前週の結果はこちら


○ 6/18 ~GCL Opener~

[AAA] - Offday

[AA] - Offday

[A+] - All-Star Break

[A] - All-Star Break

[A-] - Box
Haworthが5.0 Ip/4 H/2 ER/3 BB/6 K。LeGrant、Deardenが2 H。Esplinに第1号。

[GCL] - Box
開幕投手はR. Adamesで5.0 IP/2 H/2 ER/1 BB/2 K。C. Hardyが3 H/2 HR (1,2)。J. Hernandezが2 H/1 2B/1 HR (1)。Petit、Pulidoが2 H。

[DSL1] - Box
K. Sanchezが5.0 IP/4 H/0 ER/2 BB/5 K。Mejiasが3 H/1 HR (1)。Navasが2 H。Rafaelaに第2号。

[DSL2] - Box
Velezが3.1 IP/3 H/4 ER/6 BB/3 K。A. Maita、Gariが3 H、Abreu、K. Rodriguez、Rangel、Pulgar、Ga. Perezが2 H。

2018年6月18日月曜日

18' Today's Topics - 6/17

[Today's Game (Game 73 @SEA)]

最終戦は、E. Rodriguezが最近の安定感通り、しっかりと試合を作って快勝。好調のSEAと西海岸の敵地でイーブンならまずまずの結果でしたかね。もう一つは取っておけるシリーズだったかとは思いますが。

Result : SEA 3 - 9 BOS (W49-L24)


[Other Topics]

☆ 凄く遅くなりましたが、ようやくドラフトのDay 3の指名選手の紹介を書き終わりました(こちら)。下位はおざなりではありますし、だいぶ契約状況も見えて来てしまっているので完全に時期を逸していますが...。

18' GCL Red Sox (Rk) Opening Roster

全クラスで最後に開幕するRkのGCL Red Soxのロスターです。投手は悲惨な面子で、ドラフトからも特に目立った補填はありませんが、CasasとNorthcutを中心に野手は少し楽しみです。


[Pitchers]

LHP Rayniel Adames
RHP Yasel Santana
LHP Edilson Batista

LHP Yoan Aybar
RHP Jose Gonzalez
LHP Kory Behenna
LHP Rayniel Moreno
RHP Eddy Reynoso
RHP Andres Jimenez
RHP Juan Morillo
RHP Rafael Gomez
RHP Luis Rivero
RHP Jose Bens
**RHP Christopher Acosta (Restricted List)

2018年6月17日日曜日

18' Today's Topics - 6/16

[Today's Game (Game 72 @SEA)]

昨日は序盤で勝ったと思っていたら、ジリジリ差を詰められ、最後はBarnesが打たれて逆転負け。彼はランナー無しからの四球を減らせれば、安定感が出るんだけどな~。

んで今日も好投のS. Wrightを見殺し。Morelandなんかもみるみる数字が落ちて来て、なかなか苦しいですね。

Result : SEA 1 - 0 BOS (W48-L24)

2018年6月16日土曜日

18' Vanderbilt Commodores Season Stats

Vanderbilt大の今季の各選手のスタッツまとめです。序盤は優秀なリクルートによるフレッシュマン陣も生き生きとプレーし、調子が良かったのですが、実績のある選手たちの離脱や不振で盛り下がり、低調なシーズンに。それでも最後はスーパーリージョナル進出とポジティブには終わったので、また来年に期待です。


[Pitchers]

☆ Drake Fellows (So.-RHSP) : 15-15 G-GS/W7-L4/3.52 ERA/92.0 IP/68 H/6 HR/40 R/36 ER/33 BB/7 HBP/102 K

18' Today's Topics - 6/14

[Today's Game (Game 70 @SEA)]

苦手な西海岸遠征で、好調SEAとの初戦、Felix Hernandez相手に9安打も2得点でしたが、D. Priceの好投もあり、BALシリーズからの連勝を伸ばしています。Deversにも当たりが出て来ましたかね?ボチボチ打線は最悪の時期を過ぎつつあるのか。

Result : SEA 1 - 2 BOS (W48-L22)

18' Lowell Spinners (SS-A) Opening Roster

SS-AのLowell Spinnersのロスターです。今季のドラ1、2はHS選手だったので、必然的に見どころのある選手は少ない。今季ドラ3のFeltmanと、昨季ドラ2のBrannenにはガンバって欲しいところ。


[Pitchers]

RHP Eduard Bazardo
RHP Juan Perez
LHP Yorvin Pantoja
RHP Hunter Haworth
RHP Alexander Montero
LHP Brian Brown

LHP Oddanier Mosqueda
RHP Alberto Franco
LHP Rio Gomez
RHP Harrison Cooney (Rehab)
RHP Francisco Lopez-Soto
RHP Victor Garcia
RHP Danny Bethea
LHP Tanner Raiburn
RHP Andrew Politi
RHP Durbin Feltman

2018年6月13日水曜日

18' Today's Topics - 6/12

[Today's Game (Game 68 @BAL)]

昨日M. Bettsが復帰しましたが、今日は再びお休み。この前のPedroiaの時を彷彿とさせますが、大丈夫なんかいな。それにしても打線が寒いですね。CWSに負け越しの後、下位BALに連勝はしているものの、昨日は延長12回まで無得点。

5月1日までに5回もあった二桁得点が、その後はゼロ。Hanley Ramirezの落ち込みと、その後のリリースの影響とは切っても切り離せない気はします。Betts、Bogaerts当たりが開幕後の状態に戻ってくれないと厳しいですね。

Result : BAL 4 - 6 BOS (W46-L22)

18' Minor League Season Memo -6/11~6/17-

18年のドラフトが終了。ドラ1~3までも早々と契約するようで、ドラ1、2がHSの野手、ドラ3がカレッジのリリーフということで、今季中にある程度試合に出られそうです。今年こそは夢の持てる選手が育って欲しいな。前週の結果はこちら


○ 6/11

[AAA] : 1B/LF Sam Travisをオプション。
[A+] : RHP Roniel RaudesがDL入り。
[A+] : RHP Joan MartinezがDLから復帰。
[A+] : LHP Jhonathan DiazがGreeville (A)から移動。
[A] : C Charlie MaddenがDL入り。
[A] : 2B/OF Jagger RusconiがDL入り。
[A] : LHP Taylor AhearnがSalem (A+)から移動。
[A] : C Samuel MirandaがLowell (A-)からPM。

[AAA] - Box
Cuevasが8.0 IP/3 H/1 ER/1 BB/6 K。Oltが3 H/1 2B、I. De Jesusが2 H/1 2B。

[AA] - Offday

[A+ (Game1)] - Box
J. Thompsonが4.1 IP/8 H/5 ER/2 BB/3 K。Downsが2 H。

[A+ (Game2)] - Box
Jh. Diazが4.1 IP/7 H/3 ER/2 BB/4 K。マルチ無し。

[A] - Box
O'Lingerが5.0 IP/5 H/0 ER/1 BB/3 K。マルチ無し。

[DSL1] - Box
E. Ortizが3.0 IP/7 H/4 ER/2 BB/4 K。G. Jimenezが2 H/1 3B。

[DSL2] - Box
Lucasが3.0 IP/4 H/2 ER/4 BB/4 K。A. Maitaが2 H/1 BB。

2018年6月12日火曜日

18' Draft Signing Rumor

今年もドラフト選手の最新の契約に関する噂はトップに置いて、最新の情報以外はこちらに移していきます。またサイドバーに簡単な契約状況を示しています。


[18' Draft Signing Rumor]

☆ BOSの各ラウンドのボーナスプールは以下の通り。(6/9)

1. (#26) - $2,552,800
2. (#64) - $1,010,500
3. (#100) - $559,600
4. - $417,800
5. - $311,800
6. - $241,600
7. - $189,800
8. - $157,700
9. - $144,600
10. - $137,100

Total Bonus Pool - $5,723,300
Pool +5% overage - $6,009,465

2018年6月10日日曜日

18' Today's Topics - 6/9

[Today's Game (Game 65 vs CWS)]

DET、CWSときっちり勝ち星を稼いでおかないといけない相手に、ホームでどうもスウィープできず。M. Bettsがいないため、得点力が落ちているのが最大の要因でしょうね。Hanley Ramirezの判断を誤ったとしか言いようが無い。

話は遡って、一昨日個人的に期待のBeeksがMLBデビューも4 IP/7 H/6 ER/3 BB/4 Kとやや打ち込まれた。左腕に厳しいFenwayで、右打者の良いDET相手だったので、少し難しい条件ではあったけど、初回はアップアップになってしまったのはともかく、その後もなかなかピシャっといけず。

速球は92 mph前後出ていたようなので、酷くボールに威力が無い、という訳ではないと思うけど、やっぱりこのくらいのボールなら、もう少しコマンドを磨いていかないといけないのでしょうね。次回に期待。また同日にSwihartが今季初のスタメンマスク。

Result : BOS 4 - 2 CWS (W44-L21)

18' Vanderbilt Commodores Game Results -6/8~6/14-

敵地で見事Clemson大を破り、スーパーリージョナル進出。3年ぶりですかね。Mississippi州立大をホームに迎え撃ちます。フレッシュマン陣の経験値を考えても、ここを突破して、CWSに進出できれば大満足。前週の結果はこちら


[6/8 (NCAA Super Regional Game1, @Mississippi State)] - Box
Drake Fellows (So.-RHP)が4.1 IP/7 H/6 ER/2 BB/5 K。ここ一番で良い結果が欲しかった。打線も食い下がったものの、8-10で敗戦。

2018年6月8日金曜日

18' Today's Topics - 6/6

[Today's Game (Game 62 vs DET)]

HOUと結局2勝2敗のイーブンの後、DETに連勝。DETも特に野手は今でも悪くない面子に見えるけど、ここ数年パッとしないですね。まぁでもBOSも数年後にはこんな感じになる予感。

明日はBeeksがMLBデビューですね。今季AAAで圧巻の投球。どんな投球を見せるか、楽しみですね。

Result : BOS 7 - 1 DET (W43-L19)

18' Season Boston Red Sox -Jun.-

6月です。BOSも悪くない内容ですが、NYYもなかなかに手ごわく、抜きつ抜かれつの展開。両チームのファンにとっては面白いシーズンになってますね。またドラフトが終了。良い選手と多く契約したいですね(前記事はこちら)。


[Transaction]

○ 6/1
Released 1B Hanley Ramirez.

当然ながら引き取ってくれるところはなく、リリースに。どこかでプレーを続けて欲しいですね。

2018年6月6日水曜日

18' Draft Results - Day 3

Day 2は全員がカレッジ選手。ドラ3のDurbin Feltmanはともかく、あとはそんなに攻めることもなく、下位で削った分をどこに使うのか。Triston CasasとNick Deckerがオーバースロットなんですかね?そこまで出すべき選手なのかはちょっと疑問ですが。無いとは思うけど、スリップした選手と契約できれば良いんですけどね。


[18' Draft Day 3 Results (June 6, 2018)]

11. Nick Northcut, 3B/RHP, Mason HS, OH (HS)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 200
Commitment: Vanderbilt
Ranking: BA #69/MLB #81/PG #73

Comments: トップクラスの2way選手で、投手としても90 mph前半を投げているが、打者の方が有望だろう。素晴らしいスウィングスピードと身体的パワーで、強い打球を広角に打てる。パワーヒッターになれるだろう。アベレージも残せる可能性がある。スピードはあまり無く、3Bタイプだが、肩は強い。Vandyコミットで進学濃厚と見られる。

18' Draft Results - Day 2

Day 1はHS野手を2人ピック。今日はカレッジ選手が中心になりそうですね。投手ならTristan BeckかCole Sandsなんかを希望。野手はあんましピンと来る候補が残ってないですね。


[18' Draft Day 2 Results (June 5, 2018)]

3 (#100). Durbin Feltman, RHP, Texas Christian (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 190
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #94/MLB #70/PG #84/FG #80

Comments: TCUのクローザーでチームメイトの有力な1BのLuken Bakerとは、HS時代からのチームメイト。速球は常時95~97 mph、最速99 mphと威力があり、パワースライダーとのコンボで三振を量産する。体格や力の入ったメカニクスで、ブルペン専門の選手になるだろう。

2018年6月5日火曜日

18' Draft Results - Day 1

今年も1年で最も楽しみなこの日がやってきました。勿論今年も有休取って備えています。あと数時間でスタートですね。BAの直前予想はSeth Beer。その他、Steele Walker、Jeremy Eierman、Brice Turangが候補のよう。う~ん。


[18' Draft Day 1 Results (June 4, 2018)]

1 (#26). Triston Casas, 3B/1B/RHP, American Heritage HS, FL (HS)

B/T: L-R
Height: 6-4
Weight: 240
Commitment: Miami
Ranking: BA #25/MLB #20/PG #31/FG #38

Comments: HSの名門、American Heritage HSでプレーする。過去に、ソフトボールも含めて、国際大会で多くの賞を受賞しており、経験値が高い。特にパワーに優れ、打球の速さでは今クラスでもトップを争う。一方で、ややスウィングが大きく、プロで打てるか疑問視するスカウトも。体格の割に運動能力はあり3Bなどでもプレーしているが、将来的には巨大な体格から1Bでしかプレーできないだろう。一応3Bとして指名はしたようだが。投手として92 mphを投げる肩は強い。

18' Draft Watch - My Mock Draft ver.2

数時間後に迫った、18年ドラフトの個人的な最終モックドラフトです。まぁ今年はCasey Mizeを別とすれば、例年以上に飛び抜けた選手が少なく団子状態。こういう年は、情報の少ない身で予想しても、とも思うけど、せっかくなので。


[18' My Mock Draft ver.2]

1. Detroit - Casey Mize, RHP : これ以外の選択肢は無し。10年のBryce Harper (WAS)以来の鉄板の#1だそう。ボーナスを浮かせる目的だろうけど、Joey Bartという話もホンのわずかにあるけど、これだけ評価が確立していたら、指名しない訳にはいかないでしょう。

2018年6月4日月曜日

18' BOS Shadow Draft

今年もShadow Draftやります。BOSのピック時点で残っている選手から、自分がGMになったつもりでピックする選手を選ぶというものです。


[18' BOS Shadow Draft]

1 (#26). Seth Beer, OF/1B (HOU-Rd.1, signed for $2.25M) for Triston Casas

Draft Day My Pick: Kumar Rocker

Comments: カレッジ投手ではJackson Kowar、Shane McClanahanが残り、HSの投手ではCole Wilcox、Kumar Rocker、Mason Denaburg、J.T. Ginn、Lenny Torres, Jr.なども魅力的だが、Wilcox、Rocker、Ginnはいずれも高い要求で進学を選んでいる。Kowar、McClanahanは悪くないとは思うものの、先発に留まるかをやや疑問視されており、その一方でKowarはブレイキングボール、McClanahanは変化球全般に課題があり、上限も今一歩。野手は野手でもう一つ魅力的な人材がおらず、最終的にはBOSのモックでよく名前を挙げられていた、Seth Beerを選択した。運動ツールに欠け、また木のバットでの打撃もやや疑問視されるが、パワー面とカレッジでの実績・勝負強さには光るものがある。Casasと比べても上限はそれほど変わらず、フロアーで上回るのではないかと。

2018年6月3日日曜日

18' Today's Topics - 6/2

[Today's Game (Game 59 @HOU)]

やはりHOUは手ごわく、2連敗の後、今日は何とか1つ返した。POまで見据えても、明日もう1つ勝ってイーブンにしたいところ。初戦のPomeranzは、5 IP/4失点ながら、速球は90~92 mphと、前回までに比べれば少し上昇。

内容自体は悪くなかったということか、ブルペン降格という話はとりあえずは無し。昨日は、途中までは接戦ながら、J. Kelly, Jr.が開幕以来、久しぶりに打ち込まれてジエンド。Kellyは今日も失点していますね。

なんかKCのクローザーのKelvin Herreraにセットアップとして興味とか。右の速球派ばかり毎度毎度高く買ってくるのはもうやめにして欲しい。BarnesとKellyは十分以上にセットアップやってるじゃん。むしろその役にあてがうはずで2年連続で獲って来て全くの役立たずリリーフ二人の処遇をどうにかしてもらいたいのだけど。

Result : HOU 4 - 5 BOS (W40-L19)

18' DSL Red Sox 2 (Rk) Opening Roster

いよいよショートシーズンクラスの開幕です。こちらは2チームある内のDSL Red Sox 2。Daniel Flores亡き後に残された昨年の海外FA契約の大物2人、D. DiazとA. Floresは共にこちらへ。数少ない楽しみです。
**: DL等入りしている選手


[Pitchers]

RHP Brayan Bello
LHP Jorge Rodriguez
RHP Bryan Lucas
LHP Carlos Velez

RHP Cristofe Tineo
LHP Isaias Ozoria
RHP Irvin Villarroel
RHP Miguel Suero
RHP Gregori Segovia
RHP Johan Martinez
RHP Alejandro Crisostomo
RHP Geraldo Perez
RHP Manuel Ramirez
LHP Felix Gomez
LHP Argenis Batista
RHP Robinson Montero
RHP Robinson Parra

18' DSL Red Sox 1 (Rk) Opening Roster

いよいよショートシーズンクラスの開幕です。まずはドミニカで行われるDSLのロスターです。今季は一昨年までど同様、2チームを派遣。こちらはDSL Red Sox 1です。どちらかというと、DSL Red Sox 2の方が有望な選手が多い印象。
**: DL等入りしている選手


[Pitchers]

RHP Felix Cepeda
RHP Jesus Rosillo
RHP Emerson Ortiz
LHP Kelvin Sanchez
RHP Brayan Aquino

RHP Jeison Pena
RHP Osvaldo De La Rosa
RHP Carlos Cortes
LHP Luis Colmenares
RHP Yoelvis Guedez
RHP Ronald Gutierrez
RHP Angel Sosa
RHP Jose Larez
LHP Alvaro Leal
RHP Juan Crisostomo
LHP Nixson Munoz
**RHP Gary Calvo (Restricted List)
**RHP Antonio Police (Suspended)

18' Vanderbilt Commodores Game Results -6/1~6/7-

今年も低迷のシーズンでしたが、何とかFieled of 64に選ばれ、リージョナルへ進出。しかしホスト権はなく、Clemsonのリージョナルへ組み込まれました。何とかスーパーリージョナルへ進出したいですね。前週の結果はこちら


[6/1 (NCAA Regional Game1, vs St. John's)] - Box
一応ランキングでは現状格上のSt. John's大とでしたが、Drake Fellows (So.-RHP)が7.0 IP.3 H/0 ER/2 BB/8 Kの好投で、2-0の僅差を制しました。Reid Schaller (rFr.-RHP)とChandler Day (Jr.-RHP)が1 IPずつを投げてリレー。彼ら二人が勝ちパターンなのかな?

18' Minor League Season Memo -6/4~6/10-

今週はいよいよドラフトです。昨年のドラフト選手の多くが不振ですが、NetzerとScherffは少し良くなってきたかな?Houckもそろそろビシッと投げて欲しい。前週の結果はこちら


○ 6/4

[AAA] - Offday

[AA] - Offday

[A+] - Offday

[A] - Offday

[DSL1] - Box
Rosilloが3.0 IP/2 H/0 ER/1 BB/2 K。G. Jimenez、Andradeが2 H。

[DSL2] - Box
J. Rodriguezが4.0 IP/0 H/0 ER/1 BB/1 K。Gariが3 H、A. Floresが2 H。

2018年6月2日土曜日

18' Draft Watch - Boston's Strategy

ようやく選手紹介のアップデートが終わりましたので、すぐ来週頭に迫った、18年ドラフトのBOSの指名について諸々。


[18' Boston's Strategy]

1st round (#26)
Ideally - Mike Vasil (HS-RHP)
Other Favorite - Jackson Kowar (Jr.-RHP), Kumar Rocker (HS-RHP), Connor Scott (HS-OF)
Realistically - Tristan Beck (Jr.-RHP), Logan Gilbert (Jr.-RHP), Grayson Rodriguez (HS-RHP), J.T. Ginn (HS-RHP), Lenny Torres, Jr. (HS-RHP), Ryan Rolison (So.-LHP), Seth Beer (Jr.-1B/OF), Jeremy Eierman (Jr.-SS), Brice Turang (HS-SS), Greyson Jenista (Jr.-OF/1B), Steele Walker (Jr.-OF), Griffin Conine (Jr.-OF)