2018年6月20日水曜日

Former Sox Prospect Review: Triston Casas, 1B

今回は、18年の栄えあるドラ1、Triston Casas。さっさと契約して、開幕からGCLのロスター入り。プロデビューはもう少し先かもしれませんが、期待のパワーを存分に発揮して欲しいですね。

Photo from NouvellesDuMonde.com

[Player Data]

Name: Triston Casas (トリストン・カシャス)
Full Name: Triston Casas
Position: 1B/3B/(RHSP)
Born: January 15, 2000
Birthplace: Pembroke Pines, Florida
Height: 6-4
Weight: 240
Bats: Left
Throws: Right
Drafted: 1st round, 2018
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $2,552,800
High School: American Heritage HS (FL)
MLB Debut: September 4, 2022 (Boston)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

優れた体格で特にパワーに優れ、打球の速さではトップクラス。一方で、ややスウィングが大きく、プロで打てるか疑問視するスカウトも。体格の割に運動能力はあり3Bなどでもプレーしているが、将来的には巨大な体格から1Bでしかプレーできないだろうとも。一応3Bとして指名はしたよう。HS時代に投手として92 mphを投げた肩は強い。


[Background]

HSの名門、American Heritage HSでプレーした。過去に、ソフトボールも含めて、国際大会で多くの賞を受賞しており、経験値が高い。Miami大へコミット。ドラフト時のランキングはBA #25/MLB #20/PG #31/FG #38。


[Profile]

18' : GCLでのプロデビュー2戦目の守備でボールに飛びついてケガをしてシーズンエンド。

19' : Low-A Greenvilleで、少しスタートダッシュに時間が掛かったが、1Bに固定され出したあたりから、好調に。一時期は毎日のようにHRを打ち、最後に顔見せしたHigh-A Salemでの1発を含め20 HR。中盤以降やや停滞気味ではあったが、出塁も含めて、ドラ1の期待に恥じないシーズンとなった。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。ATSでプレーし、上のクラスの経験が無い中で、MLBに近い選手たちの中で素晴らしいプレーを見せた。

21' : 東京オリンピック参加などもあり、少し試合数が少なく、また一時HRが出ない期間もあったが、2年前はややコンタクトに苦しんだ影は見えず、AA Portland/AAA Worcesterを問題なく打ち込んだ。

22' : マイナーではケガがあり、またやや不運な当たりも多く、パワー面も含め、数字がもう一歩伸び悩んだが、中盤戦以降調子を上げると、Bobby Dalbecと入れ替えでMLBへ。AVGの数字はそちらも不運を示しているが、MLBへ適応を見せた。

23' : 序盤やや消極的な打撃で2割前半をうろうろ、守備面もあり、一時的にJustin Turnerに正1Bを明け渡しそうになったが、そこからオフェンスが開花。中盤以降は主軸級の成績を残し、Gunner Henderson (BAL)がいなければ新人王だったかも。

24' : 申し分ない打撃でチームの中心になって来ていたが、肋骨のケガでしばらく離脱。しばらくバットを振れなかったこともあり、復帰後は低調気味。


[Comment]

オフェンス特化の選手で最初はちょっと微妙に思いましたが、生え抜きの左打ちの長距離ヒッター(1B)はAnthony Rizzo (CHC)をトレードで出してからずっと待望していたのでそうなってくれると嬉しい。

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