2012年6月29日金曜日

Former Sox Prospect Review: Jamie Callahan, RHP

今回は、投手を重視した12年ドラフトの中でもハイシーリングな高校生アーム2人の内の1人、Jamie Callahan。同期のTy Buttereyほどのフィジカルはありませんが、年齢が非常に若く、将来が楽しみな選手です。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Jamie Callahan (ジェイミー・カラハン)
Full Name: James Douglas Callahan
Positions: RHRP/RHSP
Born: August 24, 1994
Birthplace: Hamer, South Carolina
Height: 6-2
Weight: 195
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 2nd round, 2012
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $600,000
High School: Dillon HS (SC)
MLB Debut: September 2, 2017 (New York Mets)
How Left: Traded to New York Mets with Gerson Bautista and Stephen Nogosek for Addison Reed (July 2017)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

身長・体格はもうわずかに伸びるかもしれないが平均的。ややスムーズさを欠くフォームで、現状ではしっかりフィニッシュできないことも多い。真上に近いスロットから投げる。先発の時は最速95 mph程度だったが、15年にリリーフに転向し、最速97 mphと球威が伸びた。ゾーンの低めに投げた際は良く沈むが、浮くとフラットになる。大きな変化をする74~76 mphの12-to-6カーブがベストセカンドピッチ。スライダーとチェンジアップも投げる。チェンジアップは発展途上だが、高校生としては、速球と同じ腕の振りで投げれるし、悪くないとも。さほど四球は多くないが、まだメカニクスがぶれることもあり、コマンドはまだまだ。


[Background]

誕生日の関係で、多くの同期より1歳近く若い。South Carolina大にコミットがあった。ドラフト時のランキングはBA #144/PG #149。同期で同じく高卒のButtreyとミドルネールが同じDouglas。


[Profile]

12' : GCLでプロデビュー。5 Gに投げた。5.19 ERAはともかく、8.2 IP/8 H/3 BB/7 Kとまずまずのデビュー。

13' : SS-A Lowellで、2試合連続で素晴らしい投球をした時もあったが、全般的にはさほどドミナントな投球はできず。K/BBなど比較的まとまってはいるが、被HR、ゴロ率等を見ても、相手を捻じ伏せるような投球では無さそう。

14' : STで球威が向上しているとレポートされ、期待が高まったが、Low-A Greenvilleで、あまりにもヒッタブルで冴えないシーズンを送った。

15' : 再びLow-Aの先発で開幕したが、同期のButtreyがさっさとHigh-Aに昇格したのと対照的に滅多打ちにあい、リリーフ降格。この時点で完全に見限ったが、その後リリーフの水に慣れたのか、6月以降劇的に改善。リリーフのみなら、67.2 IP/3.06 ERA/59 H/23 BB/75 Kとしっかり投げた。

16' : リリーフとして飛躍を少し期待していたが、High-A Salemで、そこそこの被打率と奪三振率は記録したものの、飛び抜けた内容でもなく、AAに昇格すらできなかった。しかしオフのAFLで好投を見せ、少し期待度を上げた。

17' : AFLに引き続き、AA Portlandで開幕から向上したスタッフを見せつける。13 IPで0 BB/20 Kと内容も完璧。AAA Pawtucket昇格後は少し適応期間が必要だったが、7月以降アジャスト。

17' July : 3人のリリーフパッケージのメインとしてNYMへトレード。

17' : NYM傘下のAAAで残り試合を投げたあと、セプテンバーコールアップでMLBデビュー。

18' : 開幕から数試合NYM-AAAで投げたが打たれており、その後TJになってシーズンエンド。

19' : SFに移ったが、ほとんどリハビリで1年を終えた。

20-22' : 独立リーグでプレー。


[Comment]

Theo Epstein前GMは比較的長身の選手に拘っていたけど、Ben Cherington GMは絶対に長身選手というカンジでもない気がする。体格的にも、そこまで球威が大きくアップするタイプではないような気がするし、変化球をしっかり磨いて欲しいなと思います。

Former Sox Prospect Review: Mike Augliera, RHP

今回は、12年のドラ5、Mike Augliera。ドラフト前は名前も聞いたことがなかったし、シニアーということもあって、指名時はがっかりしたもんですが、後からPGのレポート等を見かえすと、意外と悪くないかも。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Mike Augliera (マイク・アゥーグリーエイラ)
Full Name: Mike Augliera
Positions: RHSP/RHRP
Born: June 8, 1990
Birthplace: Old Bridge, New Jersey
Height: 6-0
Weight: 200
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 5th round, 2012
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $25,000
College: Binghamton
High School: Old Bridge HS (NJ)
How Left: Released (April 2016)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

やや小柄な部類に属する右腕。速球は、多くのレポートで最速80 mph後半となっており、イマイチなように思えるが、BOSのスカウト部長のAmiel Sawdayeによると、93~94 mphまで出るシンカーを投げるとも。カーブは彼のベストピッチでプラス。PGからも12年の州のベストスタッフとされている。スライダーも良い。非常に制球力に優れた選手で、BBをあまり出さない。


[Background]

北東部New Jersey州出身。カレッジでは年々、K/BBを向上させてきた。カーブの進歩が評価され、シニアーながら、PGから州のベストブレイキングボールに選ばれ、Top 500でも#397にランクイン。指名後は、「自分はシニアーなので、交渉材料は少ない。エージェントは雇わず、さっさと契約する。」と言っていた通り、スロットを大きく下回る額で契約。


[Profile]

12' : SS-A Lowellでプロデビュー。序盤打たれたが、徐々に適応。K/BBとGO/AOが素晴らしい。

13' : Low-AをスキップしてHigh-A Salemで開幕。6月に一旦調子を落としたものの、一年を通じてまずまずの投球を披露。K/BBは昨季から大きく悪化したけど、ゴロはしっかり打たせている。

14' : AA Portlandで一年間ローテを守った。制球は良いが、被打率が上がり、奪三振率は危険水準。頼みもゴロ率も平凡なレベルに落ちた。

15' : AAで前半戦はボロボロ。ただ終盤にリリーフに転向すると、28.1 IP/3.18 ERA/24 H/5 BB/22 Kとまずまずの投球を見せた。

16' Apr. : リリース。


[Comment]

身長もさほどないし、シニアーサインなので、基本的にはそのうちリリーフに移るだろう。速球がホントに94 mphまで出るのであれば、カーブの良さと相まって、なかなか面白そうだが。

Former Sox Prospect Review: Iseha Conklin, OF

今回は、New Mexico州出身でBlake Swihartの親友、Iseha Conklin。1年間JuCoに回り道をしたけど、SwihartからBOSの良い印象を聞いたのもあり、サインしてくれました。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Iseha Conklin (イゼハ・コンクリン)
Full Name: Iseha Joe Conklin
Positions: LF/RF/CF/(SS)
Born: September 11, 1992
Birthplace: Silver City, New Mexico
Height: 5-11
Weight: 180
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 19th round, 2012
How Acquired: Draft
Signing Bonus: Not Announced
College: Iowa Western
High School: Silver City HS (NM)
How Left: Released (December 2013)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

平均的な体格でアスレティック。スピードが非常に優れた選手だが、パワー面も悪くない。SSでプレーしてきたが、BOSではOFとして使われるよう。


[Background]

New Mexico州のHS出身で、Swihartとは親友の間柄。元々Oklahoma Stateにコミットがあったが、そちらへの進学をやめて、JuCoに進学している。JuCoのWSで決勝HRを放ったらしい。


[Profile]

12' : GCLでプロデビュー。OFに専念した。コンタクトに苦しみ。AVG .205。

13' : GCLでOF3ポジションの控えとしてプレー。多くのOFが加入したこともあり、出場機会が限られていてあまり打てていなかったが、8月はAVG .313と好調でシーズンを終えた。

13' Dec. : 若い選手に押し出されるようにしてリリース。


[Comment]

入団後、GCLのロスターにはSSで登録されているが、実際にはLFでプレーしている。体格的にはさほど大きくなく、LFのようなパワーポジションに向いているかは微妙なところだが。CFでプレーするなら面白いと思う。

2012年6月28日木曜日

Former Sox Prospect Review: Deven Marrero, SS

今回は、今季のドラフトの目玉、Deven Marrero。打力を発揮できず、BOSの#24まで残りましたが、確実にSSに残れると言われる守備に、優れたバットスピードを備え、元々は全体1位指名も噂された逸材です。すでにSS-A LowellでデビューしてDHで試合に出ているけど、そろそろ守備も見たいですね。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Deven Marrero (デブン・マレーロ)
Full Name: Deven Sommer Marrero
Positions: SS/2B/3B/1B
Born: August 25, 1990
Resides: Davie, Florida
Height: 6-1
Weight: 195
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 1st round, 2012; 17th round, 2009 by Cincinnati
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $2,050,000
College: Arizona State
High School: American Heritage HS (FL)
MLB Debut: June 28, 2015 (Boston)
How Left: Traded to Arizona for cash (March 2018)
Player Link: MLB,com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

SSとしては十分な身長で、アスレティックな体格。何といっても売りは守備で、12年のドラフト全体でもNo.1と言われていた。確実にSSとしてやっていけるだろう。グラブ捌き、フットワークはもちろん、プラスのレンジと平均以上の強肩を誇り、ツール面も十分。一方オフェンス面では、バットスピードはしっかりしているものの、生来のパワー的には平凡で、最大限育っても平均レベル。基本的にはギャップヒッターとなっていくだろう。父親が逮捕されているという経歴があり、精神面も成熟している。


[Background]

WASの元ドラ1、Chris Marreroの弟。ややこしいですが、元CWS傘下のChristian Marreroの従兄弟でもあるそう。Arizona State大で、Dustin Pedroiaの後輩になる。素晴らしいFreshmanのデビューを飾り、全米に名前を売った後、11年はバットの変更で苦しんだが、Cape Cod LeagueではNo.1 Prospectに選ばれる活躍。Team USAでもプレーし、12年のドラフトでもTop3に入ると言われたが、Juniorのシーズンも今一つ成績を残せずスリップ。シーズン開始前はBAでMark Appel (PIT-Round 1)に次ぐ、#2のProspectだったのが、ドラフト前のランキングでは#14まで後退(PGでも#14)。実際のドラフトでもスリップしたが、そのツールを信じたBOSはオーバースロットを覚悟して#24でピック。


[Profile]

12' : SS-A Lowellでプロデビュー。ギリギリだが、カレッジからのドラ1がAVG .270にも乗らなかったのは不満。途中までは順調だったが、中盤深刻な不調に。

13' : 入団2年目ながらMLBのSTに招待され、High-A Salemで開幕もAA Portlandまで昇格。昇格ペースとしては素晴らしいし、特に守備はSSでプレーしているにも関わらず104試合でたった6エラーと驚異的。走塁面でも27 SBで2 CSと十分に足でも貢献できそう。ただやはりパワーの無さは深刻。ある程度ボールを見る能力はあるが。傘下の最優秀ベースランナーに選出。

14' : 2年連続でMLBのSTに呼ばれると、AAでは長打も増えて、よく打った。この時点では、来季のMLBのSSに、という声も上がっていたが、AAA Pawtucket昇格後は成績を落とした。

15' : AAAで開幕後はよく打っていたが下降線。昇格を見据えて、IFの3ポジションで起用され始めた。6月にDustin PedroiaのDL入りに伴い初コールアップ。最後やや好調で、数字を上げたが、途中まではかなり酷かった。フィールドでもやや集中力を欠いている印象で、これまで非常に少なかったエラーも増えている。

16' : AAAで全マイナーでもワーストを争う成績、全てのスタッツがさらに降下。売りの守備でもどこか集中を欠いたプレーが増えていたよう。

17' : マイナーの成績は今季も散々だが、Marco HernandezとJosh Rutledgeの故障もあり、MLBで多くの機会を得た。Tzu-Wei Linに一時席を奪われかけたが、左右で分かれているのと、守備の安定性で差別化している。SSよりもPablo Sandovalが去った3Bでアピール 。

18' Mar. : 控えIFの席争いに敗れ、オプション切れもあって、Mike HazenのARIへトレード。

18' : ARIでMLBでもマイナーでも打てず。途中でDFAされた。

19' : MIAに移り、AAAでは打率はともかく、15 HRとボールの影響とは言え、少し打撃に進歩も見られたが、MLBではほとんどが守備や代走での出場だった。

20' : COVID-19によりマイナーシーズンがキャンセル。MLBでは出番なし。

21' : 他チームがクレームしないことをいいことに、数合わせの昇格とDFAによる枠確保を何度となく繰り返した。

22' : MiLFAでNYM傘下に移籍もMIA時代と同様のエマージェンシーバックアップとしての扱い。


[Comment]

プレミアムなポジションで、素晴らしい守備力があり、Juniorのシーズンの成績が悪かったため、スリップした選手ということで、Jackie Bradley Jr.に何となく通じるものがあります。Bradleyのように、本来の打撃を取り戻し、スティールだったと言われるようにガンバってもらいたいですね。

Former Sox Prospect Review: Tzu-Wei Lin, UT

今回は、つい最近契約した台湾人SS、Tzu-Wei Lin。$2Mを超えるボーナスを受け取ったようで、7/2から新CBA下が適用されることを考えれば、BOSの最後の$2Mボーナスベイビーになるかも。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Tzu-Wei Lin (スーウェイ・リン)
Full Name: Tzu-Wei Lin
Positions: SS/2B/CF/3B/LF/RF/C
Born: February 15, 1994
Birthplace: Kaohsiung County, Taiwan
Height: 5-9
Weight: 155
Bats: Left
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (June 2012)
Signing Bonus: $2,050,000
High School: Kao-Yuan HS (TW)
MLB Debut: June 24, 2017 (Boston)
How Left: Free agency, signed with Minnesota (November 2020)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

現時点では非常に小柄で、Chin-Lung Hu (元LAD)、Hak-Ju Lee (TB)などに比較される、守備型パワーレスのSS。打撃は、コンタクト能力は平均的だが、アプローチは年齢の割に磨かれている。基礎はしっかり身に付けている。非常にスピードがあり、CFも務まるだろう。強肩、素晴らしいレンジ、グラブ捌きの守備のツールはいずれも高く評価されている。


[Background]

16歳の時に、NYYが$350K程度で合意したそうだけど、年齢の関係でMLBから許可が下りなかった。Scott Borasクライアント。ボーナスは$2.05M。12年のドラ1、Deven Marreroと同額。


[Profile]

12' : GCLでプロデビュー。7月はそこそこ打っていたが、8月は三振が増え尻すぼみに。

13' : SS-A Lowellで、好調なスタートを切って、評価を上げていたのが、徐々に調子を下げた。POが掛かった最終シリーズもRijoにレギュラーを奪われて終了。パワーは無いのはわかっていたが、選球眼、スピード、エラーなどもやや不本意な成績。

14' : Low-A Greenvilleで低アベレージ。ボールを強く飛ばすことがなかなかできていない。三振はそこまで多くないし、ある程度ボールは見れているが。

15' : High-A Salemで開幕し、尻上がりに調子を上げ、まずまずの打撃を見せた。しかし、AA Portland昇格後はオーバーマッチ気味。三振は減って来ているが、やはり強くコンタクトできていない印象。

16' : AAでとうとう打力の限界を露呈。Mauricio Dubon昇格以降は、控え扱いとなった。

17' : 完全に終わった選手かと思われていたが、開幕からAAでパワー面も含め、ブレイクを見せると、MLBのケガ人とAAAのデプス不足が重なる運もあり、AAAを飛ばしてコールアップ。その後しばらく、自身の打撃とチームの連勝が重なり、一躍時の人となった。その後はAAA Pawtucketでやや苦しんだ。

18' : Deven Marreroの放出はあったが、Brock Holtの復活もあり、MLBでは思ったように機会を得られなかったが、自信の表れか、AAAではM-IFとしては申し分のない打撃。

19' : UTとしていつでもMLBをバックアップできようにマイナーで修行する予定だったが、ケガが痛かった。

20' : 控えとして開幕からロスターに。Jonathan Arauzなど競合もいたものの、Jose Perazaがレギュラー落ちするなど、チャンスはあったが生かせず。

20' Nov. : 40人枠から外れFAに。

21 : MINと契約もケガでほぼプレーできず。

22 : 独立リーグでプレー後、NYM傘下へ加入。あまり打てていないが。

23 : 独立リーグでプレー。


[Comment]

またこのタイプか、という気はするし、$2M以上とかなり高額にはなってしまったが、才能のあるSSはいくらいても良いのは確か。同じ名前のChe-Hsuan Linもかなり打撃で悩んではいるが、SSで同じくらいの打撃ができれば十分に価値はある。

Former Sox Prospect Review: J.B. Wendelken, RHP

今回は、12年のドラフト組から、J.B. Wendelken。腕の強さもさることながら、何と言っても、Josh Reddickと同じ高校・JuCo出身という経歴に注目してしまいます。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: J.B. Wendelken (ジェイビー・ヴェンデルケン)
Full Name: Jeffrey Benjamin Wendelken
Positions: RHRP/RHSP
Born: March 24, 1993
Birthplace: Guyton, Georgia
Height: 6-0
Weight: 235
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 13th round, 2012
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $100,000
College: Middle Georgia
High School: South Effingham HS (GA)
MLB Debut: May 8, 2016 (Oakland)
How Left: Traded to the Chicago White Sox with Frank Montas and Cleuluis Rondon in a three way deal in which Boston sent Jose Iglesias to the Detroit, Chicago sent Jake Peavy to Boston, and Detroit sent Avisail Garcia to Chicago and Brayan Villareal to Boston (July 2013)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

身長は平均的で、ややずんぐりした体型の右腕。こういうタイプの選手は、最近のBOSにしては珍しい気がする。速球は最速で95 mph程度まで出る。アームの強さはあるタイプ。カーブ・スライダーを投げ、JuCoでは相手をドミネイトしていた。


[Background]

South Effingham HS/Middle Georgia JuCoというのはReddickと同じ。12年はフレッシュマンながら、W7-0L/46 IP/0.20 ERA/54 Kと素晴らしい成績を残した。ドラフト時のランキングはPG #380。


[Profile]

12' : GCLでプロデビュー。リリーフではあるが、被打率、K/9、K/BBと文句なしの素晴らしい成績を残した。

13' : Low-A Greenvilleでリリーフとして活躍。リーグのオールスターゲームにも選出された。

13' July : Jake Peavyのトレードに絡んでCWSへ。

13' : CWS移籍後はLow-A/High-Aでプレー。滅多打ちされる試合がいくつかあって、被打率は高いものの、三振も多く奪っている。

14' : BOS傘下ではPiggy-Backだったが、CWS傘下のHigh-Aで先発として投げた。しっかりイニングを稼いだものの、被打率・奪三振率共にもう一歩。

15' : リリーフに転向。CWS傘下AAではイニングを大きく上回る三振を奪うなど好投もAAAでは打たれた。

16' : Brett LawrieのトレードでOAKに移り、AAAでPCLの環境ながら高い奪三振率を示すと、嬉しいMLBへのコールアップ。MLBではまだ未熟さを感じさせたが、三振を奪う能力は見せた。シーズン後半は肘を痛めて、血小板注入治療を受けることに。

17' : ケガの影響で全休。

18' : TJから終盤に復帰してきて、OAKの13 Gで0.54 ERAと好投。

19' : MLBとAAAがほぼ半々という年になったが、MLBではやや四球は多いものの、奪三振率や被打率は優秀。

20' : COVID-19で短縮シーズンではあったが、OAKで素晴らしい内容。

21' : 制球が悪化し不安定な内容。8月にDFAされてARIがクレームも、あまり向上せず。

22' : ARI-AAAでまずまず投げ、MLBへ再昇格。K/BBが悪く、内容はイマイチだが、リビルドチームということでそれなりに起用されている。

23' : NPBに渡り、横浜DeNAベイスターズでセットアップとして防御率1点台の活躍。


[Comment]

JuCoのフレッシュマンで入団したこともあり、比較的若い選手。ただ体格的には比較的完成しているし、リリーフなら昇格は早めかもしれない。数シーズンは先発やPiggy-Backで使われるだろうけど、最近もAmiel Sawdayeさんが、身長が全てではないけど、先発の耐久力という点では長身の方が有利というコメントを出しているし、将来的にはリリーフで期待かと思う。

(13年追記)まだ比較的若いし、Rule 5ドラフトまでも余裕があって、リリーフ専門のProspectの中では割と注目していましたが。

2012年6月27日水曜日

12' Weekly Topics -6/25~7/1

[6/25]

☆ Today's Game (Game 73 vs TOR)

Doubrontが初回から4失点。エラーも絡んだとは言え、このところ少し簡単に捉えられる場面が目立っています。83球で6回を投げたようにストライクを取るのに苦労している訳ではないのですが。

打線は今日はPapiが1人奮闘していたカンジ。まぁ6点取ったし、振れてないこともないのですが、やっぱり主砲がこれでは。Saltyも4番は明らかに荷が重い。Youksもいなくなったわけだし、A-Gonの復調と、Middlebrooksのステップアップを期待するしかない。

Result : BOS 6 - 9 TOR


☆ MiddlebrooksがPlayer of the Weekを受賞。おめでとう!新人賞に向かってガンバって。


[6/26]

☆ Today's Game (Game 74 vs TOR)

松坂さんは、今日もエラーがらみとは言え、初回に失点。その後も序盤はヒットを多く打たれたけど、5.2 IP/6 H/1 ER/1 BB/5 K。三振も獲れてるし、初回の立ち上がりがもうちょい良ければ。これで次回の登板も確定でしょう。もう1回良かったら、トレード考えても良いかも。

リリーフは今日も完璧。Padillaがこの頃特に安定しており、絶対的セットアップになりつつある。打線もAaron Laffeyを捉えられないという失態は見せたが、SaltyのHRを足掛かりにリリーフを攻め逆転勝ち。穴は多いけど、意外性とパワーのあるSaltyはやっぱり6~8番に置きたいですね。

Result : BOS 5 - 1 TOR


[6/27]

☆ Today's Game (Game 75 vs TOR)

しっかりTORに勝ち越し。貯金5で、本日負けたTBと並びました。Wild Card争いでも、BALから1.5ゲーム差の3位。次は、言ってはなんですが、SEA相手ですし、3連勝したいところ。BOSは基本的にあまり得意としていない西海岸遠征ですが、2勝は最低限のノルマ。 しかしLesterはピリッとしないな。今日も無四球ながら、ドミナントとはほど遠い7.0 IP/7 H/2 HR/4 ER/0 BB/4 K。ローテ後半のワークホースレベルでしかない。

今日は打線がしっかりと仕事をしました。中でもPapiはここ数試合ビーストモードですね。TORのエースRicky Romeroをしっかりと打ち崩したのは大きい。  8、9回はMelancon、Mortensenの大差ゲーム処理コンビできっちり6人で終了。CWSのYouksは3試合連続安打で今日は3本。AVGも.247まで上がってきてますね。

Result : BOS 10 - 4 TOR


[6/28]

☆ Today's Game (Game 76 @SEA)

Felix Hernandezの前に悔しい完封負け。他のALの全チームが負けてただけに勝ちたかったんですが。F. Moralesは今日も7.0 IP/3 H/0 ER/0 BB/7 K。Hernandezにも見劣りしないドミナントピッチ。WP、エラーが絡んだ7回の2死1、3塁のピンチも何とか抑えた。109球を投げて70ストライク。新エース襲名です。ホントにどうしちゃったのかと思う変わりっぷりだけど。

打線は9回にSaltyがHernandezから貴重なBBを選んで、1死1、2塁としたけど、チャンスを生かせず。2アウトから初球をポップフライに打ち上げたMiddlebrooksも残念でしたが、やっぱりその前に主砲がここで何とかしてくれないと。惜しい当たりだったみていではありますが。MiddlebrooksはYouksのトレード以降、ちょっと力が入りすぎてるような。

Result : SEA 1 - 0 BOS

☆ 現在EURO2012で決勝に進出したスペイン代表のLSBを務めているJordi Albaがかねてから噂になっていた古巣Barcelonaへ移籍。DFで€14Mは多額ですが、さらなる伸びも期待できる23歳を売らないといけないチーム事情は悲しいですね。


[6/30]

☆ Today's Game (Game 78 @SEA)

が~、波に乗り切れませんな。Rossはガンバってるんだけど、パワーポジションの選手がもう少し長打を打ってくれないと苦しい。LFはさほどパワーのないNavaだし、1BのA-Gonがしっかりして欲しい。

Result : SEA 3 - 2 BOS


☆ Nick Cafardoさんが、BOSがスターターを欲しがっており、Felix Hernandezを欲しがるのではないかと予想しています。北西部Washington州出身のLesterに、Ellsburyを見返りに差し出すことを提案してますが、今のLesterではさすがに乗ってこないでしょう...。


[7/1]

☆ Today's Game (Game 79 @SEA)

4連戦だったのか。今日も8回までJason Vargas相手に無得点と完封の気配が漂いましたが、Pedroiaの値千金の一発でふりだし。延長に入って、A-Gonの犠飛で奪った点を今日もリリーフ陣が計4.2 IPを1安打に封じて逃げ切り。 今季延長戦6試合目で初勝利のようです...。

Doubrontはやはり疲れが見えるそうですね。昨季の投球回を既にオーバー。下半身が粘れないのか、今日は5 BB/1 HBPと荒れた。松坂さんやCookの状態を伺うついでに、一度DL休養を与えるのがベストかと思います。

Result : SEA 1 - 2 BOS


☆ My Prospect Ranking(サイドバー)更新。前回の更新から早かったですが、B. Johnsonの契約もあったので。若干調子を崩し気味のBarnesを、最近パワーを見せているX. Bogaertsがテイクオーバー。下位はSwihart、C. Vazquezの捕手陣が調子を上げてきた。Margotは多少落ち着いてきたので外し、GCLで順調なデビューを飾った剛腕Montasを初ランクイン。

2012年6月26日火曜日

12' Minor League Season Memo -6/25~7/1-

Kevin Youkilisがトレードされました。そろそろフラッグディールの時期ですね。例年に比べれば、リリーフやOFのデプスは厚く、ここを強化する必要はないので、細かいトレードで上の選手がちらほら抜けることはなさそうかな。そろそろ昇格の時期で、何人か上のクラスに上げていきたいProspectもいるんですが。前記事はこちら


○ 6/25

[AA] : 2B Zach GentileがDLから復帰。
[GCL] : LHP Robby Scottがロスター入り。
[GCL] : 2B Keaton Briscoeがロスター入り。

[AAA] - Box
Germanoが7.0 IP/8 H/4 ER。A. Wilsonは2.0 IP/3 H/1 ER/0 BB/0 K。Ciriaco、Lavarnwayが2 H。

[AA] - Box
Brittonは5.2 IP/5 H/3 ER/4 BB/6 K。4回までは素晴らしかったんですが。Brentzに第10号。

[A+] - Box
Celestinoが2.0 IP/7 H/7 ER/1 BB/2 K。ERAが跳ね上がってしまった。Ma. Riveraが4.0 IP/3 H/0 ER/3 BB/1 K。Presslyが2.0 IP/4 H/1 ER/0 BB/1 K。マルチなし。

[A] - Box
M. Penaが5.0 IP/5 H/3 ER/1 BB/0 K。三振獲れなくなった。B. Moanaroa、Turocyが2 H。

[A-] - Box
Dahlstrandが5.0 IP/3 H/3 ER/1 K/7-3 GO/AO。やはりゴロを打たせる能力はありそう。D. Marreroが3 H。コンタクト能力はさすがのよう。

[GCL] - Postponed (Rain)

[DSL] - Box
L. Ortegaが5.0 IP/4 H/0 ER/0 BB/3 K。A. Suarezが4 H/2 2B/1 HR (1)。Del Rosarioが2 H/1 HR (2)。Ra. Flores、P. Urena、Amayaが2 H。

2012年6月25日月曜日

12' Season Boston Red Sox -Jun.-

6月です。ケガ人が相変わらず多いですが、Middlebrooksに加えて、Navaが素晴らしい働きで、この2人がチームを引っ張っている。5月前半はかなり負けがこんだけど、後半はBeckett、Buchが復調傾向でかなり調子が上がってきた。5割突破とAL-East最下位脱出に成功したし、6月もガンバりましょう。あとはドラフトも楽しみです(前記事はこちら)。


[Transaction]

○ 6/1
RHP Ross Ohlendorf opted out of his minor league contract.

Ross Ohlendorfがopt outでFAに。Minor Option持ちなので、6/1までの期限に40人枠に入れればよかったが、先発でも松坂さんやCookの復帰が近づいているし、リリーフもAAAにMelancon、Mortensen、田澤が控えていてA. Baileyも投球開始している状態でデプス的にはあまり緊急の必要性はなかった。余分なお金を払うより良かったんじゃないかな。

2012年6月20日水曜日

12' Weekly Topics -6/18~6/24

[6/18] 

☆ ここ24~48hrの間、BOSはYouksをトレードする動きを強めているようです。生え抜きで、ここ数年の野手の軸だった彼とも、とうとう別れの時が近づいてきたのかと思うとやはり複雑。 

行先はARIなどが有力と見られます(Kevin Towers GMはあまり気乗りしていないそうですが)。ARIに行くのなら、見返りはもしかしてAnthony Meoとか(どきどき)...ってムリか。


[6/18]

☆ Today's Game (Game 67 vs MIA) 

つい先日当たったばかりのMIAと今度はFenwayで3連戦。BuchholzがLogan Morrisonに好き放題やられるものの、何とか6回を投げ切ると、今日も鉄壁のリリーフ陣がしっかり締めて勝利。再び貯金生活です。 

Buchholzはやはり球の威力は完全に戻り切っていないようですが、87球で6回を投げた。もちろんもっとドミナントな投球を期待してはいますが。 リリーフ7回から、Albers 0.2 IP、A. Miller 0.1 IP、Padilla 1 IP、Aceves 1 IPとお得意の細かい継投。Padillaが1本ヒットを打たれただけで、あとは完璧。今日はAtchisonが非番。リリーフはホント良いですね~。 

Podsednikがこの前の試合で鼠蹊部を痛めてDL入り。代わりに戻ってきたRossはいきなりHR。OFも日替わりながら良くやってる。McDonaldはまた首の皮一枚で残ったかな?Navaもまだ手の状態は完調ではないだろうが、途中出場で1 H。 A-Gonは犠飛で1打点を挙げたものの、今日もノーヒット。RFを守らせている影響はあるのかな~?やはりYouksを出すしかないのかも。

Result : BOS 7 - 5 MIA


[6/19]

☆ Today's Game (Game 68 vs MIA)

Doubrontはさすがに少し疲れもあるのか、今日は三振もあまり獲れず、6.0 IP/9 H/4 ER/0 BB/4 K。その後は、大差もあって、Mortensen 2 IP、Melancon 1 IPと、言わば勝戦処理みたいなもの。勝ちパターンのリリーフ全員を温存できました。 

打線はPuntoを除き、先発全員安打に、Papiの18号満塁弾など4 HR。今季は主砲、Youksの不調もあり、やや長打力に関しては目立たない試合が多い気がします。途中出場で2ランHRを放ったMiddlebrooksはProspect卒業ラインが近づいてきましたね。

Result : BOS 15 - 5 MIA


[6/20]

☆ Today's Game (Game 69 vs MIA)

松坂さんは貫禄の初回33球3失点。そのビハインドを打線が取り返して3-3に追い付いた矢先の6回に被弾して降板。101球で、5.1 IP/4 H/4 ER/1 BB/4 K。 その後、A. Millerも1失点で、Atchisonが2回無失点と奮闘するものの、敗戦濃厚かと思った8回に、Middlebrooksが8号2ラン。さらに安打で出塁したKalishをNavaが安打で返して、一気に逆転。9回はAcevesが3人で締めて逆転勝ち。

Pedroiaはやはりケガの状態が良くないのか振れてませんね。今のうちにDLできっちり治しておいた方が良いんじゃ?今日はPapiも音無しで、松坂さん+Pedroia、A-Gon、Papiの高額契約者が全く働かず。Middlebrooks、Navaにいつまでもおんぶだっこじゃ困るんですがね~。

Result : BOS 6 - 5 MIA


☆ いつも勘違いするんですが、MLBの新人王資格(つまりルーキー)は130 ABまで。ということで、MiddlebrooksはめでたくProspect卒業です。 来年のProspect Rankingという点では寂しいですが、むしろここまで来たら、がっちりとレギュラーを掴み、今後数年からその後まで不動の3Bとして活躍してくれると期待してます!ホントにおめでとう!


☆ Middlebrooksが卒業したのと、ドラフト組が大体契約したので、サイドバーのMy Prospect Rankingを更新しました。 新No.1はやはりBarnes。X. Bogaertsとはかなり接近していますが、この1、2パンチは文句なしでしょう。次はわずかに差があってJ. Bradley Jr.。AAに昇格したし、もう少しパワーが見せられれば、Top2に割って入るかも。 

次はNo.9のJ. Iglesias以降、Ranaudoなどの大物Prospect陣が軒並みケガや不調なので、取りあえず期待を込めて、今季のドラ1 D. MarreroをNo.8に。絶好調のShawは大きくジャンプアップ。K. De La Cruzはケガがなければ、Brittonは直近の炎上試合がなければ、それぞれもうちょっと上だったかも。 

Coyleは上がってこないですね。A. Wilsonもイマイチ。あとはDSLながらインプレッシブなスタートを切ったMargotを入れています。B. Johnsonが契約すれば、少しだけ更新するかも。


[6/24]

☆ Today's Game (Game 72 vs ATL)

YoukilisのBOSの選手としての最後の試合(このクソトレードに関しての記事はこちらの下の方にアップしています)。Buchholzが体調不良で、Cookが代役先発。5.0 IP/6 H/2 ERと彼らしい投球。その後Albersがソロを浴びたものの、A. Miller、Atchison、Melanconと、Padilla、Acevesを出すこともなく、1人がきっちり1回ずつを投げて勝利。D. Bardが割って入る余地は今のところなさそう。

打線は、また右打者を並べ、Rossの2発などで、Mike MinorをKO。Youksは6番3Bで先発し、2 H/1 RBI。お疲れさまでした。フロント(監督?)の判断が間違っていたと証明してやると意気込んでいるそう。 CWSでもガンバって。POのライバルとなりますが、Youksが活躍して、CWSがBOSを蹴落としてPOに出れば、Cherington GMがやめるかもと思うと、それでも良いような気がします。

Result : BOS 9 - 4 ATL

2012年6月19日火曜日

12' Trade Deadline for BOS

フラッグディールの季節が近づいてきました。昨年も同じような記事を書いたけど、今季も傘下から出ていきそうなかわいいProspect達について少し書いてみます。POに出れるか、現状ではかなり怪しい位置にいるし、何らかのトレードはありそうな気はする。

昨季はオフにRule 5対象になりそうな選手を多く使ってうまく動けたと思うし、今季もそういう部分はかなり考慮して動いていきたい。特にリリーフやOFは上も多少余剰が出ている状態で、こういう余剰のデプスもうまく絡めていきたいですが、GMのトレード手腕を考えれば期待はできなそう。


[12' Prospects who could be traded]

1. J. C. Linares, OF, AA : BOSでは余剰と言うしかない状態。成績的に見れば、既にAAでやることはほとんどないが、デプスの序列の関係で、AAに居座っている。特にAAはOFが豊富なクラスで、これ以上AAにいても他の選手の出番を奪うだけだし、後半戦はさらにJ. Bradley Jr.が上がってくることが決定した。KalishがMLBに上がったので、AAAに上げても良いが、成績低下するとトレード価値も下がるだろし、トレードするなら、AAで文句なしの成績を残している今だと思う。ややケガが多い点は気になるが、右打ちでOF3ポジションに対応できるし、4th OFとしては理想の人材。今季はK/BBも改善しており、年齢的にも即戦力に近い。またCubaから獲ったため、まだ保有期間も十分にあり、Rule 5まですら2年以上あるのも価値があると思う。

12' Minor League Season Memo -6/18~6/24-

最後に開幕するSS-AとGCLが今週からスタート。いよいよベースボールシーズンの最盛期に突入ですね。一方フルシーズンクラスはAll-Star期間に入ってきます。もう折り返し地点ということでもある。前記事はこちら


○ 6/18 ~SS-A and GCL Opener~

[AAA] : RHP Aaron Cookがリハブアサイン。
[A-] : RHP Raynel VeletteがGreenville (A)から移動。
[GCL] : RHP Carlos PinalesがDSLから昇格。
[GCL] : LHP Ricardo BetancourtがDSLから昇格。
[GCL] : UT Aly GonzalezがDSLから昇格。

[AAA] - Box
Cookが4.0 IP/7 H/3 ER/1 BB/3 K。A. Wilsonが0.2 IP/1 H/1 ER/2 BB/0 K。パッとしないな。Priorは1.1 IP/1 H/1 HR/2 ER/1 BB/4 K。アウトは全部三振だけど、HRを浴びた。Lavarnwayが3 H/2 2B/1 HR (7)。よしよし。Spearsが2 H/1 HR (5)。T. Thomasが2 H。Kroegerに第9号。

[AA] - Offday

[A+] - All-Star Break

[A] - All-Star Break

[A-] - Box
F. Taverasが今季も開幕投手。5.0 IP/3 H/0 ER/0 BB/9 K/5-0 GO/AO。完璧なんだけどね。W. Cuevasが1.0 IP/1 H/0 ER、Y. Ortegaが3.0 IP/2 K。Guerreroが2 H/1 2B。昨秋のFILで2Bを練習していたBettsは7番SSで開幕。1 H/1 SB。

[GCL] - Box
M. Alcantaraが開幕投手。3.0 IP/2 H/2 ER/4 BB/3 K/2-1 GO/AO。STでは92~94 mphまで出ていると聞いてたけど。Int. FAのバーナスベイビーがDSL開幕なのと、HS選手をあまりドラフトしなかった関係もあり、野手陣はここ数年でも最も見劣りがする。昨季のDSL組が多くてパッとしないが、N. Mooreはちょっと面白そう。マルチはいなかったが、Mooreは1 H/1 BB。

[DSL] - Box
Espitaのところだったけど、R. Perezが先発。3.2 IP/4 H/1 ER。Almengoが2 H/1 2B。Ra. Floresは1 H/3 BB。

2012年6月14日木曜日

Former Sox Prospect Review: Michael Olmsted, RHP

今回は、NYMからリリースされた後、日本野球界、独立リーグを経て、今季はHigh-A Salemでクローザーとして活躍し、オールスターにも選ばれた、Michael Olmsted。何度かベースボールを辞めようとしたこともあるという苦労人。最近彼についての記事が出ていました。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Michael Olmsted (マイケル・オルムステッド)
Full Name: Michael Robert Olmsted
Positions: RHRP
Born: May 2, 1987
Birthplace: Cypress, California
Height: 6-7
Weight: 280
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 9th round, 2007 by New York Mets
How Acquired: (1) Contract purchased from Chico of the North America League (May 2011); (2) Minor league free agent (March 2014)
Signing Bonus: $123,300
College: Cyprus CC
High School: Marina HS (CA)
How Left: (1) Minor league free agency, signed with Milwaukee (November 2012); (2) Released (July 2014)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

非常に巨大な体格からスリークォーターで投げ込む。速球は90 mph前半から、最速で97 mph程度。これに80 mph前半のスライダー、70 mph前半のカーブなどを投げる。


[Background]

07年にNYMからドラフトされて契約後、2年間を傘下で過ごしたが、その後TJを受けた。TJからのリハブをしていた時に、NYMから突然のリリース。しばらくカレッジで練習していた時に、偶然日本人相手の打撃投手として呼ばれ、それを見たチームとトライアウトをしたが不合格。しかし福岡ソフトバンクホークスのスカウトがそれを見て、ホークスとトライアウトの結果入団。しかし母親の危篤で帰国し、そのままホークスを退団に。一時は、ベースボールを諦めて、祖父・父と同じ警官になることも考えたが、ようやく肘の状態が戻ってきたこともあり、独立リーグに入団。そこでの活躍に目を留めたBOSと契約。


[Profile]

11' : GCLでBOSデビューした後、すぐにLow-A Greenvilleに昇格。28.1 IP/1.59 ERA/17 H/44 Kと圧倒的な投球を見せた。

12' : 今季のサプライズの1人。前年もLow-Aで地味に素晴らしい数字を残していたが、12年はHigh-A Salem/AA Portlandでこれまた素晴らしい奪三振率。High-AのAll-Starゲームにも出場した。ややフライボーラー傾向はあるが、優れた体格から、安定して96~97 mphまで叩き出していた。

12' Nov. : MiLFAとなり、MLB契約でMILへ。

13' : MiLFAながら、40人枠を用意されてMIL入りしたが、STから制球難に悩まされて、AAAで不安定な投球に終始。

14' Mar. : MILからリリースされた後、BOSと契約。

14' : AAで三振は奪っていたものの、四球が多く不安定。BOSから出た後は制球を乱していた。

14' July : リリース。


[Comment]

もちろん年齢が高いという点はあるし、上のレベルで通じるかはわからないけど、やっぱりこういう選手は応援したくなる。Daniel Navaのような選手を活躍させてるBOSだし、しっかり結果を残して、チャンスを掴んで欲しい。

(12年追記)再契約で合意しているという噂もありましたが、あっさりMILへ。何故40人枠に入れず、トレードもせず、タダで流出させたのか、理解に苦しむ。AAA経験すらない選手に、40人枠をオファーするくらいだから、MILは相当買っているのでしょう。新天地での飛躍に期待しています。

Former Sox Prospect Review: Felix Sanchez, OF

今回は、傘下No.1のスピードを誇る、Felix Sanchez。12年のドラフトで、BOSはドラフトNo.1のスピードスターと言われていたD. J. Davis (TOR)に興味と言われていましたが、F. Sanchezがもっと伸びれば必要なかったはず。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Felix Sanchez (フェリックス・サンチェス)
Full Name: Felix Alberto Aguirre Sanchez
Positions: CF/RF/LF
Born: June 2, 1990
Birthplace: Santo Domingo, Dominican Republic
Height: 6-0
Weight: 165
Bats: Both
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (January 2008)
Signing Bonus: Not Announced
How Left: Released (December 2013)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

優れた痩身のアスリート。スピードのある選手も多いBOSの傘下にあっても、イージーにNo.1と言われるスピードの持ち主。プラスプラスのスピードがある。ゴロを内野安打にできる選手。一方コンタクト能力は平均以下で、パワーはほとんどなく、選球眼も悪い、とスピード以外のオフェンスのツールには欠ける。スウィングも大きく、打席でバットをせわしなく動か。スウィングのメカニクスも不安定だ。素晴らしいスピードを生かしたレンジの広さに加えて、肩もしっかりしており、守備面に関しては平均以上。


[Background]

特に無し。


[Profile]

08' : DSLでプロデビュー。DSLということもあって、24 BB/.380 OBPを残すものの、AVGは.244と平凡。

09' : DSLかと思いきや、GCLに昇格。この年に、これまでのキャリアで唯一のHRを記録している。

10' : SS-A LowellでCFのレギュラーとして起用されブレイク。AVG .318に加えて、57 Gで38 SBを決めて走力を示した。スピードに関しては、傘下で圧倒的No.1と言われるように。NYPLのAll-Starにも選ばれ、終盤にPOを控えたLow-A Greenvilleに昇格した。

11' : Low-Aで開幕CFを務めるものの、ブレイキングボールのコンタクトに苦しみ、中盤以降はHenry Ramosにレギュラーの座を奪われた。スピードに関してはこの年も素晴らしく、55 SBを決めた。

12' : High-A Salemで、スタッツはイマイチだったが、7、8月はよく打っており、何とか望みをつないだ形か。

13' : 早打ちが直らない上に、コンタクトもできておらず、徐々に機会を減らし、今季はHigh-AからLow-Aへ途中降格。それでも27 SBは決めたが。

13' Dec. : リリース。

14' : 独立リーグでプレー。


[Comment]

何とか当てさえすれば、価値のある選手なのだが。パワーがないのは仕方ないとしても、そのタイプの選手にしては、三振が多すぎる。コンパクトにスウィングを整え、しっかり見て、ボールを転がせるようになってもらいたい。

(13年追記)結局コンタクトが上向くことなくリリースとなりました。スピードではイージーに傘下のNo.1と言われていたこともあったし、当てれさえすれば上に行けたんですがね。

Former Sox Prospect Review: Dylan Chavez, LHP

今回は、12年のドラフト組のトップをきって、Dylan Chavez。先発かリリーフかまだわかりませんが、将来的には左のリリーフとして期待したい選手。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Dylan Chavez (ディラン・チャベス)
Full Name: Dylan Scott Chavez
Positions: LHRP
Born: April 16, 1991
Birthplace: Rancho Murieta, California
Height: 6-3
Weight: 190
Bats: Left
Throws: Left
Drafted: 14th round, 2012; 32nd round, 2011 by Minnesota
How Acquired: Draft
Signing Bonus: Not Announced
College: Mississippi
High School: Pleasant Grove HS (CA)
How Left: Released (December 2013)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

身長は比較的高く、やや細身。速球は大体88~91 mphで、最速92 mph。球威面で飛び抜けた選手ではないが、スライダーの評価が高く、三振を奪えるアウトピッチだ。制球面にも優れている。


[Background]

高校時代のコーチはDustin Pedroiaと同じRob Rinaldiさんだそうです。カレッジは毎年変わっている。Mississippi大に移ったジュニアーのシーズンに、メカニクス・コマンドに焦点を当てて鍛えたことで、評価を上げてきた。ドラフト時のランキングはBA #339/PG #227。


[Profile]

12' : SS-A Lowellでプロデビュー後、Low-A Greenvilleに昇格。12年のドラフト組で最初にフルシーズンクラスにデビュー。そちらでは打ちこまれた。

13' : SS-Aで、ケガが多いのか、あまり継続して試合に出れていない。しっかり三振は奪えているし、ゴロ率も高く、K/BBは良い。

13' Dec. : 結局目立たないままリリース。

14' : CWSに拾われて、傘下のLow-Aで投げた。年齢は高めだが、ゴロを打たせており、まずまず。

15' : 独立リーグでプレー。


[Comment]

BA/PGのランキングに入っていたし、契約は少し難航するかと思ったけど、すんなり契約した。左投手だし、やはりリリーフで取りあえずは期待したい。スライダーと制球の良さで、良い対左リリーフになれると思う。

12' GCL Red Sox (Rk) Opening Roster

最後に開幕するRkのGCL Red Soxのロスターです。投手陣は100 mph右腕のMontasを始めとして楽しみな面子。一方野手陣はやや地味。DSLに行ったMargotやRa. Floresがいればもっと面白いのに。


[Pitchers]

RHP Mario Alcantara
RHP Sergio Gomez
RHP Jeffry Fernandez
RHP Frank Montas
RHP Jonathan Aro

RHP Elis Jimenez
RHP Gerardo Olivares
LHP Pedro Reyes
RHP Oscar Melendez
RHP Carlos Pinales
LHP Ricardo Betancourt
RHP Brenden Shepard
RHP Matt Spalding
RHP Jamie Callahan
*LHP Cody Kukuk (Restricted List)

先発予想で名前の挙げた上4人に加えて、今季ドラ2のCallahanも準備が整えば、ここで先発で投げるだろうし、リリーフ予想にしている、J. Fernandez、P. Reyes辺りも先発の可能性がある。S. Gomez、M. Alcantara、Kukukは、SS-Aに行かせるべきなんじゃないかと。


[Hitters]

C David Sopilka
1B Jake Davies
2B Deiner Lopez
3B Nick Moore
SS Cleuluis Rondon
LF Ynoel Aguero
CF Jeremias Pineda
RF Jose Corolado

C Beau Bishop
C Miguel Rodriguez
C Carlos Coste
C/IF Roberto Reyes
IF Kevin Mager
OF Shaq Thompson
OF Jesus Loya
UT Aly Gonzalez

すごく期待度の高い選手は少ないが、3BのN. MooreにDSLからの昇格の二遊間(D. Lopez、Rondon)辺りがまずまず面白いか。S. Thompsonもどの程度やるのか見たい。あとはLoyaは個人的にちょっと注目しているOF。

2012年6月13日水曜日

12' Weekly Topics -6/11~6/17

[6/11]

☆ Today's Game (Game 61 @MIA) 

またも弱いSoxに逆戻り。Podsednik(そういや彼よりByrdが先に切られたんですね)は3安打と気を吐いたものの、前半戦好調だったSweeney、Avilesら脇役陣も少し落ちてきたし、そろそろ主軸が打ってくれんと...。

 ルーキー2人が抜けると得点力が下がってどうする(怒)。Youksは個人的にはこれまで擁護派だったけど、このままじゃ、Middlebrooksの機会を奪って逆に悪影響になる気がする。現状だと見返りは小さいだろうが、出すことを考えても良いかもしれない。

投手はBeckettが7.0 IP/6 H/4 ER/1 BB/5 K。序盤に失点したけど、イニングも稼いだし、最終的なラインはまずまず。ただこのところ各先発が、大量失点じゃなくて、コツコツ安打を集められて失点するケースが増えてますね。 どの投手もドミナントとレベルではないということだろうし、BOSはエースを獲るべきだ、という意見が出ているのも頷ける。AAAから帰ってきたMelanconが取りあえず1回無失点。

Result : MIA 4 - 1 BOS


☆ Dr. James Andrewsに診察してもらったHillですが、TJを行った靭帯は問題ないものの、屈筋(?)を痛めて、1ヶ月ほどの離脱となるようです。F. Moralesを先発で試してもらいたかったけど、当面はリリーフかな。


☆ キューバFA最大の大物、Jorge Soler (OF)がCHCと9年$30Mで契約。FA資格を得る前からCHCと既に合意とか噂も出ていたけど、やっぱりというカンジ。近年のTheoさんのキューバへの入れ込みようを考えれば頷ける。


[6/12]

☆ Today's Game (Game 62 @MIA) 

Buchholzが7.0 IP/5 H/1 HR/1 ER/2 BB/9 K。もう心配いらなそう。今先発陣で一番安定している。ERAもあっという間に5.38まで下がってきた。 しかし今日も貧打ですな。MIAよりも少ないたった6 H。Pedroia、Youks、A-Gonノーヒット。

貴重な先制打を放った、Shoppachはここまで予想外にバットでガンバっている。 Lavarnwayも多少パワーは落ちてるにせよ、AAAで良くやっているので、Shoppachをトレードという噂もちらほら出ていますが。今までのBOSならトレードしなそうだけど、自分的にはOFやブルペン、Shoppachなど多少の余剰どころはうまくトレードした方が良いと思うんですが。

Result : MIA 1 - 2 BOS


[6/13]

☆ Today's Game (Game 63 @MIA) 

今日はDoubrontに尽きますね。前回、今季初めてだったと思うけど、少しノックアウト気味に降りましたが、今日は5回までをノーヒッター(1 BB)に抑える完璧な投球。 Jose ReyesにHRを浴びた6回も3 Kと打者を圧倒。極め付けは、ノーアウト2、3塁のピンチをゴロの間の1失点で乗り切っています。最終的には99球で、7.0 IP/3 H/1 HR/2 ER/1 BB/9 K。素晴らしい。

リリーフは、明日休みということもあるのだろうけど、8点差の8回に勝ちパターンのPadillaを連投。しかも最初の打者に安打を打たれると、A. Millerにスィッチ。これは若干微妙にも思える継投でした。 確かにMillerは少し登板間隔が空いてたから投げさせるのは構わないけど、それならPadillaではなく、8回の頭から行かせるべきだったのでは? 

そのMillerもリズムが狂ったのか、2 BBで満塁としましたが、AlbersがGiancarlo Stantonをゴロに打ち取った。Albersもここのところ良いですね。 良いリリーフが多くて、登板間隔が空いてしまう投手がいるのがもったいない。あとこんな点差の時にMelanconを使わずにどうするんだ、って気がしますけどね。もうモップアップだけで使うつもりなのか? 

打線は、HRはPapiのソロのみながら10得点。今日はPedroia、A-Gonにも当たりが出たし良かった。8回には、今季ここまで0.48 ERAだったRandy Choateから一挙4得点。

Result : MIA 2 - 10 BOS


☆ Today's Game (Game 66 @CHC) 

ロングリリーフで結果を残していたF. Moralesが肩を痛めたBeckettに代わって今季初先発。80球で、5.0 IP/4 H/2 ER/0 BB/9 Kと予想のはるか上を行く素晴らしい投球を見せました。2点目も半分エラーみたいなもんだし、何より0 BBというのが良い。

元々は先発で期待されていたSuper Prospectだったし、しばらく先発の機会をあげたいですね。もしBeckettが帰ってくるまで良かったら、何とか松坂さんを出したい。しかし、STでは先発候補ですらなかった選手が先発って、何のためのデプスなんだ? 

リリーフは、6回Albersがクソ守備が重なり、Moralesの勝ちを消したけど、Albers自体はゴロを打たせて、満塁のピンチをしのぐなど、しっかりと投げた。A. Millerがここのところ、ちょっとBBが増えてますが、上がってきた時よりも登板間隔がまちまちなのもあるのかも。

Melanconは相変わらずパっとしない。8回Atchisonは貫禄の3凡で、Padillaを使わずに済んだかと思いきや、9回のAcevesが無死満塁のピンチで投球練習をさせることに。Acevesはアドレナリン不足と思われ。 

打線は、今日は対左要員のBackup陣を多く送り出したが、Paul Maholmを崩し切るところまでは行かなかった。リハブを終えたKalishはSweeneyの代わりに上がってきて、左ながら先発し、1 for 4。しばらくはCF/RFで多く機会をもらいそう。Podsednikも相変わらず好調だし、OF陣のやり繰りは嬉しい悲鳴かな。

Result : CHC 4 - 7 BOS


☆ OF陣について少し。SweeneyがDL入りして、Kalishが上がってきたOF陣ですが、現在の陣容は、LFがNava(BHH)、Podsednik (LHH)、CFがKalish (LHH)、Podsednik、McDonald (RHH)、RFがMcDonald (RHH)、Kalishとなっています。現状では、Podsednikが絶好調で、Navaもややケガに悩まされているが、一応試合に出始めた状態。

DLでは、Kalishと入れ替わりのSweeneyにRoss、Crawfordとそこまで遠くないうちに戻ってくるはずで、Ellsburyも今季中の復帰が見込まれる。 まず戻ってくるのはRossでしょうが、これは素直にMcDonaldを切るか?RHHが少ないし、デプスとしては悪くないから、もしかしたら理由を付けてDL送りになるかもだが。 

Sweeneyが重くないなら、次に帰ってくるでしょう。Kalishのオプションが消費されないうちに上で見たいというのもあっただろうから、Kalish次第ではありますが、Kalishが良ければトレードを考えるかも。Kalishがイマイチなら素直にKalishをMinorに戻すでしょう。 

Crawfordは正直、今の状態だと戻ってきてもらわなくても良いのですが、使わざるを得ないし仕方ない。選手タイプ的にはPodsednikと被るし、同じLHHではあるが、PodsednikはCFを守れるのに対し、NavaはLF専門。Navaがオプションを残していることを考えれば、Podsednikがこのまま好調ならNavaを一度Minorに戻すかも。

11'-12' International FA - BOS Signing Information

BOSのInt. FAの契約情報まとめです。


[11'-12' BOS International FA Signing]

☆ OF Manuel Marcosと契約。BAの#16。5ツールのBOSが好むタイプ。Ronald Guzmanが欲しかったけど、この額で獲ること自体は悪くないと思う。相変わらず一点集中はしませんね。

☆ BOSは7/2近辺で5人のInt. FAと契約したみたい。

☆ SS Raimel Floresと契約。BAではMarcosのすぐ下の#17にランク。非常に守備が良いタイプで、アプローチも年齢の割には良いと評判。ただVinicioが失敗気味だし、J. Iglesiasもあの通りだから、打撃力のポテンシャルがやや低めな選手を選ぶ傾向にはやや疑問もある。まぁドミニカのSSは好きだし、今市場で選ぶなら彼は良いセレクトだと思うけど。

☆ RHP Dioscar Romeroとも契約。BAのTop 40には入っていないけど、DPLでもNo.1の投手みたいで$600Kとまずまずの額をかけた。6' 3"と身長が高く、BOSの好きそうなタイプ。

☆ LHP Daniel McGrathと契約。オーストラリアでNo.1のProspect。17歳の左腕で、体格が良く、最速91 mphの速球を持つ。Doncasterというチームで投げていたそう。$400Kだそう。

☆ RHP Simon Mercedesと契約(3/16)。昨年Jeffrey Tapiaという名前で16歳と偽って、SFと$400Kと契約したけど、バレて1年間の契約禁止を言い渡されていた。実際はすでに20歳になる選手で年齢は高めだが、6' 4"/220 lbsの恵まれた体格を持ち、92~96 mphまで投げるパワーアーム。ブレイキングボールも平均からそれ以上になるだろうと。

☆ RHP Victor Ramirez、RHP Keivin Herasと契約(3/24)。Herasは17歳、V. Ramirezは16歳で、共に6ケタのボーナスだそうなので、まずまずの選手かと。HerasはドミニカのLa LigaのBOSのチームでプレーしていたようで、80 mph中盤の速球を積極的にゾーンに投げる選手。V. Ramirezは最速91 mphの速球が売りで、ワールドユースの試合でベネズエラの代表として投げたそう。

☆ LHP Carlos Garcia、LHP Jervis Torrealba、C Kevin Segoviaと契約(3/26)。いずれもベネズエラ出身で、Torrealbaは16歳、あとの2人は17歳。C. Garciaはカーブの完成度の高いレフティで、速球は87~88 mphだそう。

☆ C Pablo Murenaと契約。パナマ出身の17歳で数ヶ月前に捕手になったところだけど、BOSは肩の強さに強い印象を受けたそうです。

☆ 数日前から噂になっていた、台湾人のTzu-Wei Linとほぼ合意したようです。Borasクライアントで、ボーナスは$2.05M。小柄な左打ちのSSでHak-Ju Lee (TB)に似ているそう。2年前にNYYが$350K程度で合意したそうだけど、年齢の関係でMLBから許可が下りなかった。今回も数チームとの競合があったそう。MLB.comでNo.18のInt. FA Prospectとなっている。(6/12)

12' Lowell Spinners (SS-A) Opening Roster

SS-AのLowell Spinnersのロスターです。今季から契約期限は早まったんですが、ドラフト上位のカレッジ組も、College World Seriesがある等で、どこまで出れるかわからないし、投手・野手共にややパッとしないクラスです。


[Pitchers]

LHP Francisco Taveras
LHP Zach Good
RHP Jacob Dahlstrand
RHP Raynel Velette
RHP Mike Augliera

RHP William Cuevas
RHP Yunior Ortega
RHP Leandro Marin
RHP Kyle Kraus
RHP Jadd Schmeltzer
RHP Tyler Wilson
LHP Kevin Brahney
RHP Braden Kapteyn
RHP Pat Light
LHP Dylan Chavez
RHP Justin Haley

先発陣は読めないが、Light、Good、Haley、F. Taveras辺りは有力か?カレッジ上位ピックでは、カレッジで多くのイニングを投げている、Brian Johnsonはロスター入りしてもイニング制限からあまり投げないだろうし。Kukuk、S. Gomez、M. Alcantaraなどが全員GCLみたいで寂しい。

一方リリーフはCWSが終われば、Austin Maddoxが入るだろうし、多分リリーフのD. ChavezもBAでTop500に入る選手。Kapteyn、Dahlstrand、Y. Ortegaなどもまずまず期待している。


[Hitters]

C Oscar Perez
1B David Chester
2B Dreily Guerrero
3B Matt Gedman
SS Mookie Betts
LF Seth Schwindenhammer
CF Williams Jerez
RF Kendrick Perkins

C Tim Roberson
1B Nathan Minnich
2B/3B Jason Thompson
2B/OF Aneury Tavarez
IF Mike Miller
OF/1B Zach Kapstein

野手もパッとしない。最近は上が詰まっていることもあり、多くの選手がショートシーズンクラスで複数年過ごしているし、Perkinsなんて数100Kのボーナスをもらいながら、ショートシーズン3年目。Schwindenhammerなんて4年目だ。一応昨季ドラフト上位のBetts、Jerezは期待しているが、大物というほどではないし。

2012年6月12日火曜日

12' BOS Shadow Draft

昨年の予告通り、今季はリアルタイムでShadow Draftやります。ルールは昨季の投稿参照していただければ良いですが、基本的には実際にピックされる前に残っている選手から自分の好みで妄想ドラフトしてみようってことです。今季はDay2のドラ15までにしとこうかなと(それ以下は良い選手は契約できそうにないですしね)。BOSファン以外には何の意味もなし(笑)。

(追記)結局ドラ4から寝てしまったこともあり、それ以降は後から振り返っての仮想ピックになりました。また、当日これをやっていた時は、あまりにも時間がなかったし、ニーズやボーナスの割り振りをゆっくり考える時間もなかったので、当日の仮想ピックはそれとして(Draft Day My Pickとして残しています)、後から色々考えてもう一度Shadow Draftしてみました。


[12' BOS Shadow Draft]

1 (#24). Deven Marrero, SS

Draft Day My Pick: Ty Hensley, RHP (NYY-Round 1 (#30))

Comments: Gavin Cecchiniが#12であっさりNYMへ。Chris Stratton (SF-Round 1 (#20))のような堅実な投手もすでに消えていた。残っている中でBAランキングが最も高いのはLance McCullers Jr. (HOU-Round 1s (#41))だったけど、要求の高さとリリーフの可能性から個人的にはパス。それ以外では、パワーヒッターのVictor Roache (MIL-Round 1 (#28))、SSに拘るならDeven Marrero、伸びしろを重視すればTy Hensley (NYY-Round 1 (#30))という3人が個人的には好みの選手。ドラフト当日は、Marreroは#31でも残ってるかなとも思ったし、RoacheとHensleyでもRoacheの方が#31に残る可能性があるかなと思って、Hensleyにしたけど、今ドラフトの野手の薄さを考えれば最終的には現実通りMarreroを推す。ここでヒッターを獲って、後は投手中心という現実ピックでの路線は自体は悪くないとも思うし。そうであればポジションのプレミアム度を考えてもSSだろう。どちらかと言えば高卒と思っていたけど、台湾人のTzu-Wei Linと契約するようなので、それを予定していたのならカレッジでも良い。Vinicioと昇格ペースが被るが、トレード価値も申し分ないし。

12' Minor League Season Memo -6/11~6/17-

あっという間にドラフトが終了。他のチームの比べて契約が進んでないですが、College World Seriesに出場している選手も多いので仕方ないか。前記事はこちら


○ 6/11

[AA] : RHP Marco DuarteがPawtucket (AAA)から移動。
[A+] : IF James KangがDL入り。
[A+] : OF Felix SanchezがDL入り。
[A] : OF Keury De La CruzがDL入り。
[A] : OF Cody KobackがDLから復帰。
[A] : OF Jason Repkoがリハブアサイン。

[AAA] - Box
Bucknerが4.2 IP/9 H/7 ER。D. Bardは今日はリリーフで1.0 IP/1 H/1 ER/1 BB/2 K。う~ん。Larsが3 H/1 HR (8)。Hassanも3 H、Kalish、Lavarnway、M. Gomezが2 H。

[AA] - Offday

[A+] - Box
Celestinoが7.0 IP/3 H/0 ER/2 BB/5 K/12-1 GO/AO。最近とても良いですね。J. Bradley Jr.、Menesesが2 H。X. Bogaerts、J. Bradley Jr.、Shaw、OlmestedがCarolina LeagueのAll-Starに選ばれました。Barnesは選出されず(規定登板数に達していないから?)。

[A] - Box
Castilloが3.0 IP/4 H/2 ER/5 BB/3 K。リリーフに移すなりした方が良いと思う。Turocy、H. Ramosが2 H。Jo. Garciaに第3号。

[DSL] - Box
前回1アウトしか取れなかったE. Garciaは3.1 IP/3 H/2 ER/3 BB/3 K。制球良くない。A. Garciaが3 H。

2012年6月7日木曜日

12' Draft Signing Rumor

契約の噂で最新のもの以外は、こちらに移していきます。


[12' Draft Signing Rumor]

☆ Jamie Callahan (RHP, Round 2)とは既に合意。Bostonに飛んでメディカルを受け、GCLに向かうだろうとのこと。ボーナスは明らかになっていない。(6/5) 

☆ Mike Augliera (RHP, Round 5)と契約。Seniorの選手で、スロット($218K)以下の契約なのは間違いない。(6/5)

☆ Justin Haley (RHP, Round 6)とスロット($163K)付近で合意。(6/5)

2012年6月6日水曜日

12' Draft Results - Day 3

Day 2は何人かハイシーリングな高校生投手を指名し、個人的にはわずかに評価を上げましたが、それでも上位でカレッジ選手を多くピックし、多少ボーナスをセーブできるだろうと見られているチームにしては、コンサーバティブというしかないカレッジからのピックが多かった。TORやHOUなどと比べれば、攻めの姿勢が足りなかったのは明らか。

昨日の流れから言うと、今日もぼちぼちと落ちてきた大物高校生などをダメ元でピックしておくだろう。契約は難しいだろうけど、ダメ元でどうせ振られるピックも多いのだから、取りあえず地元Massachusetts最高の選手であるRhett Wisemanは取りあえず形だけでも指名しておいて欲しい。

あとは、Round 11以降はBelow Slot (と言っても$100Kだが)である必要はないので、カレッジのジュニアーも残ってるのはぼちぼち指名してみても良いのでは?どのみち新CBA下で、来季シニアーになればBelow Slotを提示されるのは見えてるのだし、そういった意味ではシニアーと同様に多少足元を見れると思うのだが。M-IFでロスターフィラーも兼ねてTommy Coyleは指名してみて欲しいな。


[12' Draft Day 3 Results (June 6, 2012)]

16. Stephen Williams, RHP, Seminole State, OK (JC-So.)

B/T: R-R
Height: 6-5
Weight: 210
Ranking: None
Last Drafted: Never Drafted

Comments: 長身に、最速95 mphの速球を持つリリーフ。28.2 IP/11 H/20 BB/40 Kと三振も獲れるが、制球面は難あり。すでに契約書に目を通しているそうで、契約すると見られている。

2012年6月5日火曜日

12' Draft Results - Day 2

Day 1は正直微妙でした。カレッジのハイフロアー/ローシーリングな選手が3人。少なくともドラ1sは高校生の良いのに特攻してもらいたかったですが。今日Day 2はRound 2~15まで。できる限り追っていきたいけど。

SSは獲ったし、カレッジのセーフティーな先発も獲ったので、今日必要なのはHSのアーム、HSのCF、パワーバット(できれば左打ち)、それに下位でリリーフですね。それぞれ、Edwin Diaz、Rhett Wiseman or Jamie Jarmon、Adam Brett-Walker (あんまし好みじゃないけど)、Branden Kline辺りが希望。リリーフではもう1人気になってるのが、ニューイングランドMaine大のJeff Gibbs。あとはカレッジ先発だけど、Chris Beckも気になる選手。


[12' Draft Day 2 Results (June 5, 2012)]

2 (#87). Jamie Callahan, RHP, Dillon HS, SC (HS)

B/T: R-R
Height: 6-2
Weight: 190
Ranking: BA #144/PG #149
Commitment: South Carolina

Comments: 8月まで18歳にもならない、このクラスでも最も若い選手の1人。速球は常時88~92 mph、最速94 mphでややフラット。大きな12-to-6のカーブに、高校生としてはチェンジアップもコンスタントなリリースポイントで投げるそう。カーブの方が良いピッチ。制球も良く、比較的ポリッシュな投手。ただ速球が球威、ムーブ共に平凡だし、体格も平均的だから、伸びしろは小さ目かも。SC大でコミットも強そう。(追記)額は明らかになっていないが、すでに契約に合意し、BOSでフィジカルを受ける予定だそうです。開幕からGCLで投げそう。

2012年6月4日月曜日

12' Draft Results - Day 1

今年も1年で最も楽しみなこの日がやってきました。第1日目の今日は、1st roundおよびSupplemental 1st roundです。BOSのピックは#24、#31、#37の3つ。#24はできればGavin Cecchini希望。あとはPierce JohnsonとかZach Eflinみたいな良い投手が欲しい。当日BOSのピックはリアルタイムで更新していきますが、例年通り、ピック1つごとに、bmbさんのブログ赤い靴下と緑のモンスター(左のリンク参照)で騒いでると思います。


[12' Draft Day 1 Results (June 4, 2012)]

1 (#24). Deven Marrero, SS, Arizona State (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 180
Ranking: BA #14/PG #14
Last Drafted: Round 17 (09') by CIN

Comments: ドラフト全体でもNo.1のSS守備は、レンジ、グラブ捌き、フットワークと、SSに確実に残れると言われているし、肩も平均以上。近年はドラフトで獲ったSSがほとんど2Bや3Bに移っていたし、SSとして絶対的に計算できるのは魅力。一方打力は、バットスピード、コンタクト的なツールは持っているけど、カレッジレベルでもバットの変更以降さほど打てていないし、パワーや選球眼は平凡。今季は踵のケガがあったそうだけど、それを差し引いても、打力面で大きなアドバンテージが稼げる選手になる期待は小さい。SS獲るならSSに残れる選手とは思っていたけど、現実になるとやっぱり打力への不安が大きい。いくら守備が良くてもパワーも選球眼も平凡では、J. Iglesias、Vinicioからそんなにアップグレードになるだろうか。Arizona State大で、Pedroiaの後輩になる。WASのChris Marreroは従兄弟だそうです。

12' Draft Watch - My Mock Draft ver.3


個人的な最終Mockです。昨年も無理だろうなと思いつつ、わずかな希望を込めてBarnesをBOSにMockしたら、見事に#19まで残ってピックすることができました。ってなわけで、今季もゲンを担いで個人的な第1希望であるGavin CecchiniをBOS-#24でMockしています。BOSファンということで、他のチームのファンの方は多めに見てやってください。


[12' My Mock Draft ver.3]

1. Houston Astros - Mark Appel, RHP : BAなどでは、Byron BuxtonがNo.1タレントということで一致しているが、マイナーの薄いチームだし、CFには昨季ドラ1のGeorge Springerがいる状態で、リスクの大きいHS-OFを選択する可能性は低そう。野手で言えば、他に可能性があるのはMike ZuninoかCarlos Correaのみだろう。Zuninoも悪くないし、フィットしなくもないが、ホントのスーパースターになるような選手かと言えば疑問符も付く。Correaも才能は間違いないが、SSならともかく、3Bとしてどこまで育つかフロアーが読めないし、それなら投手と言う気がする。Lucas Giolitoも魅力だが、肘を痛めたし、全体#1でケガの懸念のある選手は指名しづらい。スタッフを持つカレッジの投手がいれば、リスクの大きさ的にも、そちらを選ぶのが自然か。Appel、Kevin Gausman、Kyle Zimmerだが、何やかんやでも最終的にはやはりAppelか。地元Houston出身というのも、この三人の間でセレクトするなら少しは加味されると思うし。

12' Top 500 Draft Prospect Ranking by Perfect Game USA

PGの方もランキングが出てました。No.1はBAと異なりMark Appel。BAよりももう少し保守的なランキングに見える。ちなみにStateはBAは現在の居住(?)を元にしているけど、PGのこのランキングでは、出身地(?)になっているみたい。BAではニューイングランド出身はMAのRhett Wiseman、CTのL. J. Mazzilli、MEのJeff Gibbsの3人だったけど、こちらでは、Dan LangfieldやEvan Marzilliなんかも含まれている。


[PG: 12' Draft Top 500 Prospects]

1. Mark Appel, RHP, Stanford
2. Byron Buxton, OF, Appling County
3. Kevin Gausman, RHP, Louisiana State
4. Kyle Zimmer, RHP, San Francisco
5. Mike Zunino, C, Florida
6. Carlos Correa, SS, PR Baseball Academy
7. Albert Almora, OF, Mater Christian
8. Max Fried, LHP, Harvard-Westlake
9. Lucas Giolito, RHP, Harvard-Westlake
10. Michael Wacha, RHP, Texas A&M
11. Chris Stratton, RHP, Mississippi State
12. Lance McCullers, RHP, Tampa Jesuit
13. Courtney Hawkins, OF, Carroll
14. Deven Marrero, SS, Arizona State
15. Richie Shaffer, 1B/3B, Clemson
16. Andrew Heaney, LHP, Oklahoma State
17. David Dahl, OF, Oak Mountain
18. Stephen Piscotty, 3B/1B, Stanford
19. Marcus Stroman, RHP/SS, Duke
20. Tyler Naquin, OF, Texas A&M

12' Weekly Topics -6/4~6/10

[6/5]

☆ Today's Game (Game 55 @BAL) 

Lesterは今日も被打が多く、6.0 IP/8 H/4 R/2 ER/1 BB/5 K。もう一歩エースに相応しいレベルの投球を。また今日は神様、仏様、Atchison様も打たれた。 

9回に2アウトからSaltyの2ランで追いついたものの、Acevesが打たれて終了。Acevesは連投した方が調子良さそう。主砲はいい加減調子上げてもらいたいが。またD. BardがAAAへ。だから素直にリリーフで...(以下略)。

Result : BAL 8 - 6 BOS


☆ Today's Game (Game 56 @BAL)

土曜日に松坂さんの登板が決まったそうです。速球は最速94 mphまで戻ってるそうですが、AAAでの登板を見る限り、上で通じるかは疑問。 

今日はBeckettが8.0 IP/5 H/2 ER/0 BB/5 K。悪くなかったんですが、肝心なところで粘り切れなかった。まぁ今日も打てずに引っ込められた主砲を始めとする打線の方が敗戦の責任は重いですが。再び5割まで落ちてきた。

Result : BAL 2 - 1 BOS


[6/7]

☆ Today's Game (Game 57 @BAL)

Buchholzが今季チーム初の完投・完封。9.0 IP/4 H/0 ER/1 BB/2 HBP/6 K。やっと本来のBuchが帰ってきたカンジが。スプリッターを少し試していて、それと同時にチェンジアップのフィーリングも戻ってきたそう。 

打線は前回崩せなかったBrian Matuszを2.0 IPでノックアウト。やっぱり1番Navaのラインナップが一番機能しているような。昨日から6番に下がっている主砲も良いところでやっと先制打を放った。

Result : BAL 0 - 7 BOS


[6/10]

☆ Today's Game (Game 60 vs WAS) 

WASに3連敗でまたも5割以下に。WAS見てたら、やっぱり先発だよな~と思える。ウチも先発はまずまずガンバってたんですが、リリーフと共に、粘り切れなかった。 

Acevesはやっぱり四球がなぁ...。A. Baileyが完全な状態に戻れば、8回Acevesという形の方が良いかもしれない。 

打線もPedroiaやYouksがまだケガ以降完全な状態には戻ってないし、Ellsburyなど、離脱者の影響も見られる。

Result : BOS 3 - 4 WAS


☆ 台湾のSS Tzu-Wei LinがBOSと契約したというニュースが現地ソースで出ています。現在18歳で、ボーナス$2.05Mという話。16歳の時、NYYが契約したという噂もあり、まだ本当なのかはっきりとしない。Chin-Lung Hu (元LAD)、Hak-Ju Lee (TB)などに似た、攻守でパワーレスのSS。

12' Minor League Season Memo -6/4~6/10-

ドラフトが始まりました。BOSのピックは...微妙。今季は契約が7月始めまでだし、上位ピックはカレッジの選手ばかりなので、今季中に結構見られそうです。なんやかんやでDeven Marreroはちょっと楽しみ。前記事はこちら


○ 6/4

[AAA] -Postponed (Rain)

[AA] - Offday

[A+] - Box
Barnesは6.0 IP/4 H/0 ER/1 BB/3 K/5-9 GO/AO。ソリッドに投げてるけど、三振、ゴロが少なかった。カーブが不安定なようですね。チェンジアップは割と良さそうだし、しっかりカーブを磨いて、また圧倒的な投球を期待したいです。J. Bradley Jr.が4 H/1 2B。Hedmanが3 H、X. Bogaertsが2 H。Shawに第7号。

[A] - Offday

[DSL] - Box
Herasが初先発でプロデビュー。3.0 IP/2 H/0 ER/3 BB/0 K。マルチはなしですが、Margotが2戦連発の第2号。彼は良さそうですね。Duncanに第1号。

2012年6月2日土曜日

12' DSL Red Sox (Rk) Opening Roster

Short Seasonクラスの開幕です。まずはドミニカで行われるDSLRed Soxのロスターです。近年はあまり大物と言えるほどの選手を送ってないけど、今季はD. Romero、Ra. Flores、Margotら何人か、そこそこの額で獲った選手がいて面白そう。


[Pitchers]

RHP Dioscar Romero
RHP Keivin Heras
RHP Edwar Garcia
RHP Jose Espitia
LHP Luis Ortega

RHP Edinxon Pacheco
RHP German Taveras
RHP Sully Bonnelly
RHP Carlos Pinales
LHP Randy Perez
LHP Ricardo Betancourt
RHP Wildyn Florian
LHP Jervis Torrealba
RHP William Abreu
RHP Leonel Vasquez
RHP Victor Ramirez
LHP Carlos Garcia
RHP Enfember Martinez
RHP William Gonzalez
RHP Yankory Pimentel
RHP Edwin Osorio

先発はまだよくわからないけど、E. GarciaはGCLで投げて欲しかっただけにちょっと残念。しかし今季は途中昇格を勝ち取るくらいの活躍に期待。あとはやはりボーナスベイビーのD. Romeroか。体格も比較的完成に近く、圧倒的な活躍を期待したい。一度、名前の詐称があって、まだ正式に契約の許可おりていないSimon Mercedesはやはりロスターに入らず。


[Hitters]

C Alixon Suarez
1B Roberto Duncan
2B Andres Garcia
3B Aneudis Peralta
SS Raymel Flores
LF Roberto Del Rosario
CF Manuel Margot
RF Osvaldo Almengo

C Kevin Segovia
C/1B Pablo Urena
IF Junior Estrella
OF Anthony Amaya
UT Aly Gonzalez

なんといっても、ボーナスベイビーのRa. FloresとMargotが気になる。近年はProspect層の充実もあって、よっぽどのことがない限りGCLスタートにしていないけど、BAのInt. FAのランキングでもかなり上位にランクされていただけに期待が高まる。DSL2年目ではあるが、A. SuarezやA. Peraltaも成績UPを期待したい。