2012年7月31日火曜日

13' Draft Watch - Draft Board 6 (C-IF)

1Bと3Bのドラフト候補です。Kris Bryantは将来的に35発から、全盛期は50発を超えるHRを打てるかも。今ではTop 3は堅いと見られる。Colin Moranも評価を上げているし、カレッジは比較的1Bは豊富。一方カレッジの3Bは薄い。HSは超大物はおらず、少し薄い年かも。


[13' Draft Board (C-IF)]

Kris Bryant, 3B/1B/OF, San Diego (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-5
Weight: 215
Last Drafted: 18th round (10') by TOR
Ranking: BA #3/MLB #3/BLF #2
Projection: Likely Top 3

Comments: このクラスでトップカレッジヒッターとの呼び声も高い強打のC-IF。高校時もパワーで有名なProspectだったが、ボーナス要求かスリップして進学を選んでいた。Freshman時から良く打っており、Sophomoreの12年も並み居るJuniorの選手を上回る成績。イージーなスウィングで素晴らしい飛距離をたたき出す。パワーは20-80のスケールで80とも。3Bとして十分に肩は強く、レンジ・グラブ捌きも何とかそこに留まれるだろうとは言われているが、その打力を生かすために、1Bや両翼に移る可能性も高い。5月にScott Brasクライアントになったよう。

12' Minor League Season Memo -7/30~8/5-

いよいよフラッグディールデッドラインが今夜から明日の昼になります。今のところZack Greinke (MIL→LAA)が動いたくらいですが、明日起きれば大きな移籍が何件も起きてることでしょう。BOSがTop Prospectを出していないように願ってやみません。前記事はこちら


○ 7/30

[AAA] : RHP Daisuke Matsuzakaがリハブアサイン。
[AAA] : RHP Nelson Figueroaがロスター入り。
[AA] : C/1B Matt SpringがPawtucket (AAA)から移動。
[GCL] : RHP Luis Bastardoがロスター入り。

[AAA] - Box
松坂さんがリハブ。2.1 IP/4 H/0 ER/1 BB/3 K。A. Wilsonが1.0 IP/2 H/1 ER/0 BB/2 K。C. Linが2 H。

[AA] - Offday

[A+] - Offday

[A] - Box
Ja. Garciaが6.0 IP/2 H/0 ER/3 BB/3 K。K. De La Cruzが2 H/1 HR (16)。Weemsが2 H。

[A-] - Box
Lightが2.0 IP/1 H/0 ER/0 BB/4 K。速球は91~94 mph。コマンドも少し良くなっていたよう。Dahlstrandが5.0 IP/3 H/1 ER/2 BB/1 K。M. Miller、Betts、Perkinsが2 H。

[GCL] - Box
S. Gomezが5.0 IP/5 H/0 ER/0 BB/4 K/7-3 GO/AO。S. Williamsが2.0 IP/1 BB/1 K。Colorado、Sopilkaが2 H。

[DSL] - Box
D. Romeroが5.0 IP/4 H/2 ER/1 BB/1 K。A. Suarez、A. Peraltaが2 H。

2012年7月30日月曜日

12' Weekly Topics -7/23~7/29

[7/23]

☆ Today's Game (Game 97 @TEX)

これを力負けと言わず何と言う?Lester、Beckett → DL (F. Morales先発)、Shoppach、Aviles、Punto、Sweeney、Ross、Podsednik、Cook、松坂(可能なら)、Padilla、Albers、Atchison、Mortensenは全員売却で。あとはぼちぼちA. Baileyも帰ってきそうだし、Acevesを念願の先発にでも移してあげればいいんじゃないかな。

Result : TEX 9 - 1 BOS

2012年7月27日金曜日

13' Draft Watch - Draft Board 5 (C)

捕手です。カレッジの捕手が非常に弱い反面、HSの捕手はまずまずの層がある。BOSもそろそろ捕手が欲しいところだし、下のラウンドで、うまくスリップしてきたHS-Cをピックできれば面白い。


[13' Draft Board (C)]

☆ Reese McGuire, C, Kentwood HS, WA (HS)

B/T: L-R
Height: 6-1
Weight: 190
Commitment: San Diego
Ranking: BA #10/MLB #10/BLF #7
Projection: Early 1st round, Likely Top 14

Comments: 比較的アスレティックで、攻守に優れたポテンシャルを持つ。今では、今クラスNo.1と言われている。特に守備面の評価が非常に高い。どんなボールでもブロックできると言われるほどの捕球能力・動きの良さがあり、肩も2Bまで1.83 popと強肩。打つ方でも平均以上のスウィングスピードで、高いパワーポテンシャルがある。MINが全体#4で検討しているという噂もあるが、PITが特に彼に注目しており、PITの2つ目のピックである全体#14を越えることはなさそう。

2012年7月26日木曜日

13' Draft Watch - Draft Board 4 (College-RP)

カレッジのRPを分割しました。実力ならA. J. Vanegasだろうけどケガがち。Colby Suggsはややコマンドが不安。即戦力になりそうな選手は何人かいるけど、クローザーの期待が掛かる選手はスターターから回さない限りいないかな。


[13' Draft Board (College-RP)]

☆ A. J. Vanegas, RHP, Stanford (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 215
Last Drafted: 7th round (10') by SD
Ranking: BA #78/MLB #95/BLF #96
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: 3年前も有名な選手で、Top 50クラスだったが、Stanford大コミットを敬遠されスリップ。重い速球は最速97 mph程度と球威があり、ムーブも良い。83~85 mphのカッター(高速スライダー)も優れたピッチ。コマンドが不安定なこともあり、なかなか先発に定着できず、リリーフで起用されている。今季は臀部の手術で出遅れたが4月に復帰。復帰後はクローザーを務めている。先発で投げるスタッフを持つと言われ、プロでは一旦先発として育成しようと考えるチームも多そう。

13' Draft Watch - Draft Board 3 (LHP)

続いてLHPです。HSクラスはTrey Ballを筆頭に有望なHS-LHPが多く、今クラスの数少ない強みの一つ。一方Sean Manaeaが故障でスリップしそうなカレッジのLHPクラスは、多くがローテ下位タイプで、ドラ2~5というレンジに落ち着きそう。


[13' Draft Board (LHP)]

Sean Manaea, LHP, Indiana State (Jr.)

B/T: R-L
Height: 6-5
Weight: 235
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #18/MLB #13/BLF #18
Projection: Mid 1st round to Late 1st round, Possibly Won't Be Drafted

Comments: 12年のCape Cod LeagueでMVPと最優秀投手に選ばれた左腕。非常に優れた体格と常時92~93 mph、最速96~97 mphの速球を投げる。速球は利き腕側に鋭く変化し、多くの空振りを奪う。高校時はドラフトされなかったが、HS時代は最速86 mphだった速球の球威も急激に伸び、評価も上昇中。スライダーもコマンドが不安定だが、調子の良い時は素晴らしいピッチ。アームスロットが低く、チェンジアップは今一つ。13年は臀部のケガの影響で、肩の方にも負担が掛かっており、登板によっては速球が84~87 mphまで落ちたよう。カレッジのRegional Seriesの登板を直前回避。Scott Borasクライアントでもあり、要求額を下げることはないと言っていることから、ドラ1中位以下に落ちる可能性が高く、契約の難しさと故障リスクからドラフトされない可能性も。

13' Draft Watch - Draft Board 2 (HS-RHP)

HS-RHPです。Kohl Stewartが抜けていて、その次の層にドラフトが近くなって評価を上げたHunter Harvey、Phil Bickfordらが来るが、上位にランクされるConnor JonesやKyle Serranoは進学が濃厚と言われているし、Jordan SheffieldはTJ。若干薄い年かも。


[13' Draft Board (HS-RHP)]

Kohl Stewart, RHP, King HS, FL (HS)

B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 195
Commitment: Texas A&M
Ranking: BA #5/MLB #7/BLF #5
Projection: Possibly Top 10

Comments: アメフトのQBとしても素晴らしく、Texas A&M大に2スポーツのコミットを持つアスリート。速球は最速95 mph程度だったが、最近常時93~95 mph、最速96~97 mphに達したともレポートされている。84~86 mphと球速のあるパワースライダーを投げる。スライダーの評価は速球以上に高い。ただ80 mph前半のチェンジアップも含めて、コマンドは非常に粗い。Type Iの糖尿病持ちで、そこは各チームを少し敬遠させるかも。2月に肩を痛めたそうだが、特に問題なく試合に戻っているよう。2スポーツのコミットは高額要求につながりそうだが、カレッジ進学を諦めるに十分な金額を提示されるほど上位でピックされるのは確実で、またTexas A&M大に進学しても、QBとしてはJohnny Manzielがいて控えになるだろうことから、プロに進むこと自体は確実視されている。

2012年7月25日水曜日

13' Draft Watch - Draft Board 1 (College-RHP)

カレッジのRHP編です。Mark Appelに加えて、Jonathan Grayが急上昇してきたけど、上昇しすぎてBOSには手の届かない位置へ。逆にRyne Stanekなどは株を下げて、全体#7にはちょっとなぁ、というカンジに。投手はしっかりしたエースの期待が掛かるカレッジ投手と考えていたけど、今ではHigh CeilingなHS-OFの方を全体#7に希望しています。ランキングのところのBAはBaseball America、MLBはMLB Official (Jonathan Mayo)、BLFはBig League Futureのランキングです。


[13' Draft Board (College-RHP)]

Mark Appel, RHP, Stanford (Sr.)

B/T: R-R
Height: 6-5
Weight: 215
Last Drafted: 1st round (12') by PIT
Ranking: BA #2/MLB #1/BLF #3
Projection: #1 or #2

Comments: 12年のドラフトでも当日の直前情報まで全体#1でHOUだろうと言われていたが、ボーナス要求額の高さから、HOUは安めで契約できるCarlos Correaへ。その後もScott Borasが付いているということで、ボーナス要求が怖がられてスリップ。最終的には全体#8でPITが特攻するも、要求額が下がることはなく契約は成立せず。最速99 mphほどまで出る速球を持ち、まだわずかに細いが、身長も投手としては理想的。Justin Verlanderに似ているそう。メカニクスはクリーンだが、やや前に屈み込み、そこから身体を持ち上げるように動くため、少しフォロースルーが乱れることも。身長の割には投げおろす感が小さい。速球は非常に球速があるが、ややフラットで、球速に拘るよりも、2シームなど、もう少しボールを動かした方が良いとも言われる。スライダーは水平に変化するクラシックなタイプのもので、コマンド、変化の安定があれば、しっかり空振りを奪えるアウトピッチになるだろう。チェンジアップも球速があり、まずまず評価が高いが、握りやアームの振りがまだはっきり定まっておらず、現状では平均以下。まずまずストライクゾーンには投げれるが、コマンドは平凡。

2012年7月24日火曜日

Former Sox Prospect Review: Brian Johnson, LHP

今回は、12年ドラフト組のトリを飾ってもらう、Brian Johnson。しっかりとしたスタッフを持つ左腕ですが、伸びしろという面で欠けており、BOSファンからは非難ごうごう(自分もですが)。とは言え、春までは、ドラフトでも最高の左腕と言われていたし、ビッグプログラムのFlorida大出身の経験値は悪くない。下位スターターとして早めに戦力になってくれるのなら、最低限は納得できるかな。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Brian Johnson (ブライアン・ジョンソン)
Full Name: Christopher Brian Johnson
Position: LHSP/(1B)
Born: December 7, 1990
Birthplace: Cocoa Beach, Florida
Height: 6-3
Weight: 235
Bats: Left
Throws: Left
Drafted: 1st round, 2012; 27th round, 2009 by Los Angeles Angels
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $1,575,000
College: Florida
High School: Cocoa Beach HS (FL)
MLB Debut: July 21, 2015 (Boston)
How Left: Released (August 2020)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

やや太めで"Bad Body"と言われることもあるが、どっしりとしたワークホースタイプの身体だ。体格とポジションの割にはアスレティックとも。ボールを隠すフォームから常時88~92 mph、最速94 mphの速球を投げる。スライダーとチェンジアップも飛び抜けた球種ではないが、三球種をしっかり使いこなし、ストライクを奪えるという点ではカレッジ投手の中でも卓越した能力を持つ。カーブも投げる。カレッジ時代は1Bとしてもトップクラスと言われており、優れたパワーを誇る。


[Background]

ドラフトのシーズン前は、BAのランキングで全体#11とされており、トップクラスのカレッジ投手と見られていた。またこのクラスでベスト2wayプレイヤーと言われ、1Bとして注目しているチームもあるとも。ジュニアー時の成績は悪くなかったものの、投手としても野手としても飛び抜けた成績を残せず、他の選手の伸びに追い越された形に。ドラフト時のランキングはBA #39/PG #37。Florida大の2人の同僚投手と共にBOSへ。


[Profile]

12' : SS-A Lowellでプロデビュー。FaFで先発も、ピッチャーライナーを顔面に受け骨折。今季終了となった。

13' : Low-A Greenvilleで、序盤ピリッとした投球ができずだったが、DLから復帰後はLow-Aをドミネイト。顔見せ程度にHigh-A Salemに昇格した。一応ここまではしっかり三振を奪えているし、被打率、ゴロ率もしっかりしている。

14' : 開幕はHigh-Aに戻るも5試合でAA Portlandへ。昇格後から安定した投球を見せ、一度だけ炎上したが、特に後半戦は毎試合ドミナントピッチでBAのHot Sheetに選ばれるような活躍。リーグのオールスターゲームの出場者に選ばれるも出場せず。Eastern Leagueで最優秀防御率に輝いた。POではAAが敗退後AAA Pawtucketに昇格。またBAからシーズンのオールスターセカンドチームに選出。

15' : AAAではほぼ無双状態で文句なし。被打率、ゴロ率が優秀で、三振も十分に奪った。満を持してMLBにコールアップされたが、オールスター前後で若干登板間隔が空いてしまったことも影響してか、本来の制球・コマンドを見せられなかった。マイナーに送り返された後、肘の痛みでシャットダウン。AAAのオールスターゲーム出場者に選ばれたが投げられず。

16' : MLBの薄い先発投手デプスにあって、Henry Owensと共に期待を受けていたが、鬱病気味となって一時チームを離脱。中盤戦以降復帰してそれなりに投げているものの、MLBでの戦力の一部としてカウントされていながら、その役目を全く果たせなかった罪は重い。

17' : 前年の鬱病から復帰し、中盤戦にMLBのスポットスタートでは、完封勝ちを記録するなど、少しポジティブな内容だったが、終盤戦はMLBでケガ人が出た時に自身もケガ、とタイミングの悪さが目立った。

18' : マイナーオプション切れで扱いにくいながらも貴重な先発デプスということもあり、チームに一年間帯同。リリーフでよりも、先発時の方が良い投球を見せた。

19' : 先発陣の不調とケガもあり、序盤は先発でも起用されるなど十分にチャンスをもらったが、結局光る投球は見せられず。オフにDFAされて40人枠を外された。

20' Aug. : 60人のMLB候補選手には入っていたが、開幕ベンチには入らず。そのまま声が掛からず8月になって本人希望でリリース。

21 : LAAとマイナー契約でAAAで投げるも力不足気味。


[Comment]

決して悪くはない選手なんだけど、あまり良い印象がないのは、Ben Cherington GMのせいと言っても過言ではない。多少オーバードラフト気味な割に、スロットの同額の$1.575Mで合意。この額は11年のトップカレッジ投手の1人だったMatt Barnesとほぼ同額であり、果たしてそこまで出す必要があったのかと。ドラ1s後半からドラ2で、$800~$1Mなら何も文句は言わなかったと思うのだが。

Former Sox Prospect Review: Leandro Marin, RHP

今回は、先日リリースされた小柄な右腕、Leandro Marin。Low-Aで20歳で素晴らしい成績を残した時には面白そうなリリーフと思ってたんですが、ケガに泣いた。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Leandro Marin (レアンドロ・マリーン)
Full Name: Leandro Jose Marin
Position: RHRP
Born: November 9, 1988
Birthplace: Valencia, Venezuela
Height: 5-11
Weight: 165
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (July 2005)
Signing Bonus: Not Announced
How Left: Released (July 2012)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

小柄な選手。やや変わったフォームから90 mph前半の速球を投げる。セカンドピッチ以降はあまり発展していない。


[Profile]

06' : デビュー前にいきなりTJ。

07' : TJから復帰し、DSLでプロデビュー。試運転で少し投げただけ。

08' : GCLでまずまずのプロデビュー。VWLに参加。

09' : Low-A Greenvilleで20歳にして、43.2 IP/2.89 ERA/31 H/28 BB/56 Kと素晴らしい成績。再びVWLへ。

10' : High-A Salemに昇格するも、3試合のみで再びケガ。

11' : ケガで全休。

12' : SS-A Lowellで復帰するも、ケガ以前からは程遠い状態。

12' July : リリース。


[Comment]

二度の大ケガでキャリアが閉ざされてしまった。残念なことです。

Former Sox Prospect Review: Stephen Williams, RHP

今回は、ドラフト契約最終日に契約した、Stephen Williams。長身で、しっかりした球威があり、リリーフのProspectとしては面白そう。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Stephen Williams (スティーブン・ウィリアムズ)
Full Name: Stephen P. Williams
Position: RHRP
Born: August 10, 1992
Birthplace: Piedmont, Oklahoma
Height: 6-5
Weight: 210
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 16th round, 2012
How Acquired: Draft
Signing Bonus: Not Announced
College: Seminole State
High School: Piedmont HS (OK)
How Left: Released (December 2013)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

長身で素晴らしい投手体型をしている。体格的にも完成に近い。リラックスしたメカニクスから、常時90 mph前半、最速95 mphの速球を投げる。カーブとチェンジアップも持つ。やや制球に難あり。


[Profile]

12' : GCLでプロデビュー。2 G/3.0 IPに登板したのみ。

13' : JuCo出身ながらGCLで2年目を迎えた。序盤戦はケガだったのか、あまり投げなかったが、後半はボチボチ投げた。

13' Dec. : リリース。


[Comment]

年齢的にも若いし、体格・球威から、下位ラウンドで$100K以下で獲るには悪くない選手でしょう。とにかくコマンドを。

12' Minor League Season Memo -7/23~7/29-

Ichiro SuzukiがNYYにトレードされました。かなり意外なトレードではあるけど、今年もデッドラインが近づいてきたなと。BOSはレンタルのためにProspectは出さないと、Cherington GMは言っていますが...。MIAのJosh Johnsonを狙ってるという噂もあり、残り数年の選手を得る可能性はあるか。オーバーペイはいい加減にしてもらいたいんですけどね。前記事はこちら


○ 7/23

[AAA] - Box
Bucknerが7.0 IP/4 H/0 ER。D. Bardが1.0 IP/1 K。だいぶ落ち着いてきたかな。Carpenterは1.0 IP/1 BB。100 mphを記録したそうです。A. LaRoche、Hassanが3 H、Podsednik、Mi. Rivera、Spears。PodsednikはMinorの肥やしにするくらいなら、価値が高かった時に売っておけば良かったのに。

[AA] - Box
Kehrtが5.1 IP/6 H/3 ER。Brentzが3 H/1 2B、Butler、Hissey、Gibsonが2 H。J. Bradley Jr. (3)、Hazelbaker (16)が先頭打者からBack-to-BackでHR。Hisseyに第1号サヨナラ3ランHR。

[A+] - Box
Castilloが5.0 IP/7 H/4 ER/3 BB/1 K。打線は元BOSのRoman Mendezを4.0 IP/9 H/7 R/0 BB/3 Kと打ち崩した。Jacobs (9)、Almanzar (9)が3 H/1 HR。Meneses、C. Vazquez、Coyleが2 H。

[A] - Box
McCarthyが6.0 IP/1 H/0 ER。2番に戻ったSwihartに第6号。

[A-] - Postponed (Rain)

[GCL] - Box
珍しくナイトゲーム(今季初)。Spaldingが3.0 IP/1 H/0 ER/0 BB/4 K。なかなか良いカンジ。Pinedaが2 H。

[DSL] - Box
R. Perezが6.0 IP/5 H/1 ER/1 BB/4 K。安定してるな。

2012年7月18日水曜日

12' Weekly Topics -7/16~7/22

[7/16]

☆ Today's Game (Game 90 vs CWS)

Kevin YoukilisのFenway凱旋試合。Cookが7.0 IP/5 H/1 R/1 ER/0 BB/0 K。これだけボールをグラウンドに飛ばされて1失点とは。主砲が久しぶりにチームを引っ張る働き。1回裏に同点タイムリー、8回に勝負を決める3ラン。この調子でお願いします。

Result : BOS 5 - 1 CWS

2012年7月17日火曜日

12' Draft Results

12年のドラフトの最終契約結果です。投手を多く指名し、ソリッドではあるけど、一方でさほど興奮するようなピックもなかったし、二つの補償ピックがあった割にはイマイチという印象を受ける。来季のドラフトはできればCherington GMではないGM下でのそれだと良いなと。


[12' Draft Signing Information]

1 (#24). Deven Marrero, SS ($2.05M)
1 (#31). Brian Johnson, LHP/1B ($1.575M)
1s (#37). Pat Light, RHP ($1M)
2 (#87). Jamie Callahan, RHP ($600K)
3 (#118). Austin Maddox, RHP ($350K)
4. Ty Buttrey, RHP ($1.3M)
5. Mike Augliera, RHP ($25K)
6. Justin Haley, RHP ($125K)
7. Kyle Kraus, RHP ($1K)
8. Nathan Minnich, 1B ($10K)
9. Mike Miller, SS/2B ($5K)
10. J. T. Watkins, C ($1K)
11. Jamal Martin, CF
12. Mike Meyers, 2B/SS
13. J. B. Wendelken, RHP ($100K)
14. Dylan Chavez, LHP (Below $100K)
15. Carson Fulmer, RHP
16. Stephen Williams, RHP
17. Willie Ethington, RHP ($200K)
18. Shaq Thompson, OF ($100K)
19. Iseha Conklin, SS/OF
20. Greg Larson, RHP
21. Jake Davies, 1B
22. Joe Greenfield, RHP
23. Brandon Magee, OF
24. Keaton Briscoe, 2B
25. Khiry Cooper, OF
26. Jacob Nelson, RHP
27. Quinn Carpenter, RHP
28. Wes Rogers, OF
29. Alex Bregman, 2B
30. Justin Taylor, RHP
31. Austin Davis, RHP
32. Hunter Wood, RHP
33. Chris Carlson, OF
34. Xavier Turner, 3B
35. Pat Delano, RHP
36. Miguel Rodriguez, C
37. Jonathan Dziedzic, LHP
38. Donald Smith, C
39. Kurt Scluter, RHP
40. Kevin Heller, OF
UD. Kevin Mager, IF

12' Minor League Season Memo -7/16~7/22-

日本も本格的に暑くなってきました。ドラフト組の契約も終了。あとはシーズン終了まで突っ走るだけですね。前記事はこちら


○ 7/16

[AAA] : LF Carl Crawfordのリハブが終了。
[AAA] : RHP Chris CarpenterがPortland (AA)から移動。
[AAA] : LHP Will LatimerがPortland (AA)から移動。
[AA] : UT Ryan DentがPawtucket (AAA)から移動。
[A+] : OF Matty JohnsonがDL入り。
[A+] : OF Felix SanchezがDLから復帰。

[AAA] - Box
T. Pena Jr.が5.0 IP/5 H/0 ER。D. Bardは1.0 IP/2 H/2 ER/1 BB/1 K。M. Gomezが3 H/2 2B/1 HR (20)。第20号一番乗り。Minorでは無双。Linares (2)、Mi. Rivera (3)は2 H/1 HR。

[AA] - Box
Brittonが3.2 IP/9 H/8 ER/4 BB/2 K。J. Bradler Jr.、M. Smithが2 H。

[A+] - Box
Workmanは6.0 IP/9 H/2 HR/5 ER/2 BB/10 K。ややワイルドな投球。Almanzarが2 H/1 HR (6)。Jacobs、C. Vazquezが2 H。

[A] - Box
L. Diazが6.0 IP/5 H/1 ER/0 BB/3 K。K. De La Cruzが2 H。

[A-] - Box
Veletteが5.0 IP/4 H/2 ER/1 BB/6 K。Gedman、Perkins、A. Tavarezが3 H、M. Miller、Chester、Bettsが2 H。

[GCL (Game1)] - Box
M. Alcantaraが3.0 IP/3 H/3 ER/5 BB/7 K。BB多過ぎ。Meyersが2 H。Coloradoに第1号。

[GCL (Game2)] - Box
Aroが5.0 IP/2 H/2 ER。Wendelkenが2.0 IP/2 H/0 ER/0 BB/1 K。マルチなし。

[DSL] - Box
E. Garciaが4.0 IP/2 H/0 ER/3 BB/2 K。A. Garcia、A. Suarezが2 H。

2012年7月14日土曜日

12' Weekly Topics -7/9~7/15

[7/13]

☆ 脳の手術から復帰を目指していたWestyですが、再び血腫ができていたようで、二度目の脳の手術を行いました。ただ前回ほど大変な手術ではなく、術後の状態も良いそう。早く帰ってきてもらいたいですが、急がずまずはきっちり病気を治してもらたいですね。ガンバれRyan !

12/07/13 Game87 @Tampabay Rays

後半戦初戦、同地区でPO争いのライバルTB、ここまでW43-43Lのイーブンと3つの意味で、負けは許されない試合。前回NYYに崩されたエースF. Moralesが5回を2安打無失点に抑えて勝利。


F. Morales: 速球は大体が93~95 mphと今日もしっかり出ていた。ただこの前のNYYを見ても思ったけど、右打者外角に投げると、少し利き腕側にムーブするが、基本的には割とフラットな球質。とは言え、左腕で球威があり、ある程度当てられはするが、完璧に捉えられた打球は、1回のBen Zobristのツーベースくらいだったと思う。どちらかと言うと、この前のNYYのようにギリギリを狙って逆にカウントを悪くする方が苦しい。4回の2死満塁で2-2からLuke Scottへのハイヒーターは素晴らしかったが、もう少しあれを使うと良いと思う。

また今日はカーブを比較的よく使っていた。見る角度なのかもしれないけど、この前のNYYよりはもう少し落差があったようにも。コマンドは利き腕側に抜けることも多いし、変化もさほど鋭い訳ではないが、速球の球速差もあり、打者が手を出しづらそうなボールでいくつか見逃しを奪っていた。スプリッターはやや少なめだったが、こちらもソリッドなコンタクトは少なかったように思う。

牽制のうまさはさすがで、1回はエラーで2死1、3塁になったが、Justin Uptonを誘い出し切り抜けた。M. Gomezと呼吸が合わなかったのか、ボークもあったが、フルタイムで先発すれば、かなりの数のアウトを牽制で稼ぎそう。100球にいってなかったし、6回も出てくるかと思ったけど、リリーフ陣も休養十分だし、先発に戻って日が浅いこともありムリはさせなかったのだろう。


Atchison: Avilesのエラーがなければ普通に1回を投げていた気がするが。今日は低めにしっかり制球していたし、特に悪いということもなかったと思う。


A. Miller: 対左のワンポイントで出てきて代打のBrooks Conradに安打を浴びる。昇格直後よりカウントを悪くする場面が目立つ。個人的にはワンポイントで悪いとそのイメージを引きずって次回登板になるし、もう少し長く投げさせたいと思うのだが。


Albers: 2点差に縮められ、なおも2死1、3塁の場面で、Desmond Jenningsに完璧な3球で手も足も出させず。7回も2 Kと完璧。


Padilla: 得意の緩いカーブを2球続けてZobristにツーベースを浴びるが、その後インテリジェンスで知られるZobristにしてはややチョンボと言えるようなタッチアップの失敗(まぁSweeneyの素早い送球も良かったですが)で事なきを得る。


Aceves: 酷使が足りないのか、速球は大体94 mph。まだ少しカウントを悪くする場面が目立つが無難に3人でしめて20 SV到達。


Ellsbury: まだ感覚は今一歩戻っていない印象だが、まぁ取りあえず痛みがなさそうなのは良いことだし、1本出たのは大きい。第3打席に左腕のJ. P. Howellのボールをしっかり見極め、良い当たりではなかったけどゴロでライト前へ。


Ortiz: 初回の先制弾は充実を感じる。外角のボールを悠然と見逃し、内角からやや中央に入った浮いた甘い速球を一発で完璧に仕留め、打った瞬間それとわかる弾丸ライナー。個人的には今まで年齢も年齢だし、FA流出もやむなしのスタンスだったけど、再契約を考えても良い気がしてきた。この年でまだ進化を続けている気がする。


Middlebrooks: 初回の送球エラーはいただけない。まだ自然に身体が動かないのだろうが、少しランナーを見て送球を焦ったように見えた。守備固めを送られるのは残念(ケガ予防のための交代だそう)。打席でもHelicksonのチェンジアップに翻弄され、どのボールを打つべきなのかの判断が全くできていなかった。リラックスした構えから、ややフォロースルーが大きいが、非常に鋭いスウィングを見せており、素質は感じる。少し引っ張りに掛かっているようなので、昇格直後の逆方向への意識を思い出して欲しい。


Ciriaco: 乗っている選手とはこういうものなのかと。貴重な2打点を叩き出した2回のタイムリーに第2打席は当たり損ねが内野安打。第3打席は外野にポトリ。ひょろひょろの体格の割にスウィングが大きく、長期間打率を維持するようには見えないが、スピードもあり、J. Iglesias次第では、来季のUT候補をPuntoと争うかも。


Jeremy Helickson (TB): TVで見るのは初めて。シンプルなフォームから、速球は大体92 mphで左打者の外角によく制球している。沈みもあるし、しっかりしたボールに見える。左打者内角に投げる場合はカッター気味に投げていることもあるか?浮くと沈みも小さく、甘いボールとなるし、Papiには完璧に捉えられた。チェンジアップは左打者外角、右打者内角から手元で沈む。左打者相手には、やや落ちが小さく、逃げるように変化をさせている印象。MiddlebrooksやM. Gomezのような経験の少ない打者はこれだけで翻弄された。カーブはチェンジアップほど自信がないのだろうが、あまり投げない。ソリッドな印象だけど、スペシャルというカンジはしない。Papiのような選球眼の良い打者相手に外角だけでは苦しい投球になりそう。


Jake McGee (TB): こちらも見るのは初めて。著名なProspectだったが、制球難とケガによる昇格の遅れでリリーフに移っている。95~98 mphの速球だけで、Ellsburyから空振りを3つ。ムーブはそれほど大きくないが、手元で伸びる印象。コマンドはアバウトだが、左腕でボールを隠すし、ストライク先行で来ているときは簡単には崩せないだろう。

12'-13' International FA - Int'l FA Board

いよいよ7/2から、今年16歳になる海外FAの契約が解禁になります。新CBAが施行され、今季は各チーム$2.9Mまでしか使えません。昨年までのようにTOR、TEX、KC、SEA辺りの独占はなくなるはず。今季はドラフトの契約期限も7月だし、2週間くらいTwitterチェックは大忙しになりそう。BOSは下のBAのTop 20では、No.3のJose MujicaとNo.17のJose Almonteに力を入れてるそう。


[12'-13' International FA Board Link]

Baseball America: International FA Top 20 (Ben Badler)

Perfect Game: DPL Prospect Board

MLB.com: Top 20 to Watch (Jonathan Mayo)

Minor League Ball: International FA Top 50 (Matt Garrioch)

ESPN: International FA Top 20 (Enrique Rojas)


[12'-13' International FA Board]

1. Franklin Barreto, SS/CF, Venezuela → TOR ($1.45M) : 小柄だが、Rafael Furcalに似ていると言われるM-IF。守備のツールはしっかりしているが、サイズや肩などで、将来的には2Bの方が有力と言われている。スピードは平均以上。打撃はパワーは平凡だが、コンタクト能力はしっかりしている。TORがフロントランナー。(7/2追記)予想通りTORへ。(7/6追記)$2Mではなく、$1.45Mだそう。

2012年7月13日金曜日

Former Sox Prospect Review: Willie Ethington, RHP

今回は、新CBA下での初ドラフトとなった12年のドラフト組で、11巡目以降ながら、$100Kを超える金額で契約した、Willie Ethingtonくん。非常に体格が良くて楽しみです。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Willie Ethington (ウィリー・エジントン)
Full Name: Willie Porter Ethington
Position: RHSP/(SS)
Born: December 8, 1993
Birthplace: Mesa, Arizona
Height: 6-3
Weight: 190
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 17th round, 2012
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $200,000
High School: Mountain View HS (AZ)
How Left: Released (March 2015)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

長身で素晴らしい投手体格をしている。まだ筋肉の付く余地はあるだろう。速球は大体89~92 mphで、最速は94 mph。エクセレントなムーブをするとも。カーブ、チェンジアップも高卒としては比較的磨かれている。


[Background]

元々はSSだったそう。11年秋に94 mphを出し、評価を上げたが、12年の春は不安定なパフォーマンスで評価を落とした。ASUのコミットがあったが、新CBA下での11巡目以降のスロットである$100Kを超える$200Kで契約に成功した。ドラフト時のランキングPG #479。BAからはドラフトで#75の高校生投手とされている。


[Profile]

12' : GCLでプロデビュー。被打率は高かったが、2.89 ERAとまずまずのデビュー。

13' : 再びGCLでローテの1人として開幕。良い投球を見せていたが、途中で一旦ケガで離脱。K/BBなどは悪くない成績を残した。

14' : SS-A Lowellで投げるもケガで途中離脱。

15' Mar. : リリース。


[Comment]

体格と腕の強さは持っている。他の高校生と同じく、メカニクスをしっかり固めて、安定して球速を出せるように成長してもらいたい。

2012年7月11日水曜日

Former Sox Prospect Review: Austin Maddox, RHP

今回は、12年ドラフトのFlorida大出身三人衆の1人、Austin Maddoxくん。高校の時は、Wil Myers (KC)、Luke Bailey (TB)、Max Stassi (OAK)、Tommy Joseph (SF)らと並んで有名な捕手で、09年のドラフトでは個人的に指名して欲しかった選手でした。スリップして最終的にはTBが指名しましたが、ダメ元で指名して欲しかったなと思ってましたが、3年後に投手として入団してくることになろうとは。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Austin Maddox (オースティン・マドックス)
Full Name: Austin Dean Maddox
Position: RHRP/(C/1B/3B)
Born: May 13, 1991
Birthplace: Jacksonville, Florida
Height: 6-2
Weight: 220
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 3rd round, 2012; 37th round, 2009 by Tampa Bay
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $350,000
College: Florida
High School: Eagle's View Academy (FL)
MLB Debut: June 17, 2017 (Boston)
How Left: Retired (January 2020)
Player Link: MLB,com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

元捕手だけあって、がっしりした幅広の体格をしている。捕手時代から肩の評価は高く、高校の頃も投手としても非常に評価の高い選手だった。速球は常時92~94 mph、最速96 mphまで出る。沈みながら、利き腕側に大きく変化する。セカンドピッチはスライダーで、球速はあるが、まだ変化のタイトさは今一つで、ややスラーブに近い。リリーフがメインだっただけにチェンジアップも見せ球程度だ。ストライクを投げれる選手だが、コマンドは平凡。精神的にタフでリリーフに向いている。打者としてはパワーがあるが、コンタクトに難あり。


[Background]

HS時代から、捕手兼投手として有名な選手だった。捕手兼1BとしてFlorida大に入学したが、同期にMike Zunino (SEA)がいたため、フレッシュマン時は1Bや3Bでの出場が多かった。この年は、カンファレンスの最優秀新人賞に輝いている。ソフモアになり、コンタクトに苦しむように。リリーフとしても登板しており、そちらの方が評価が高くなった。ジュニアーのシーズンは時折1B/DHで出場するものの、ほとんどリリーフで過ごし、クローザーを務めた。ドラフト全体でもトップレベルのカレッジリリーフと見なされるように。ドラフト時のランキングはBA #119/PG #76。カレッジで同僚だったBrian Johnson、Greg Larsonと共にBOS入り。


[Profile]

12' : Florida大というトップカレッジからドラフトしたにも関わらず、GCLでプロデビュー。3 G/5.0 IPに投げた後、SS-A Lowellで1試合先発。

13' : Low-A Greenvilleで開幕当初は先発で起用されたがボロボロ。まともだった後半戦もさほど奪三振率は良くない。8、9月は無失点、All-Star後の後半戦に限ればしっかり投げたが、カレッジのトップリリーフで、即戦力との期待でドラ3と高順位で指名された選手としては落第点。

14' : 被弾の多さは気になるものの、High-A Salemでリリーフに専念し、優秀なK/BBとゴロ率を残していたが、5月中旬以降Inactive Listに入ったままシーズンを終えた。理由は不明で、終盤SS-Aにアサインされ直したが、結局出場無し。

15' : High-Aでチームのクローザーとして投げていたが、7月以降ケガでDL入りし、シーズンを終えた。フライボーラーな点を除けば、三振は取れているし、制球も良い。

16' : ようやくフルシーズン投げた。High-Aでスタートしたが、しばらくしてAA Portlandへ。何度かAAA Pawtucketでも登板機会を得た。内容的にもしっかりした投球を見せているが、今一つドミナンスは感じない。

17' : STで最後まで開幕ロスター入りを争うと、AA開幕からさっさとAAA昇格。何度かコールアップを経て、9月はMLBでも安定した投球を見せている。球速が大きく向上したのもあるが、さすがの経験なのか、初経験の大舞台でも乱れることなく投げているのが頼もしい。

18' : Tからケガで出遅れ、何度かマイナーでリハブするもまともに投げられず、結局そのまま1年を終えた。

19' : ケガが癒えず全休。40人枠を外れ、MiLFAになるところだったが、マイナー契約で再契約。

20' Jan. : 結局引退。


[Comment]

セカンド/サードピッチ、コマンド等を磨くために、来季はスターターで開幕するでしょうが、1、2年でリリーフに戻るはず。早めにリリーフでしっかり戦力になってもらいたい選手です。

Former Sox Prospect Review: Oscar Perez, C/RHP

今回は、08年の海外FAで、田澤純一を除けば最も高額ボーナスで契約した、Oscar Perez。今年でショートシーズン4年目になりますが、さっぱり伸びてない。

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[Player Data]

Name: Oscar Perez (オスカー・ペレス)
Full Name: Oscar Andres Bolivar Perez
Position: C/RHRP
Born: November 9, 1991
Birthplace: Caracas, Venezuela
Height: 6-1
Weight: 185
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (July 2008)
Signing Bonus: $712,500
How Left: Released (January 2015)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

身長はあまり高くないが、下半身ががっしりした捕手体型の選手。基本的には守備面に優れた選手で、一方オフェンス面はあまり進歩していない。スウィングは滑らかさに欠け、スウィングスピード自体も平凡。選球眼も未熟。本来のパワーはまずまずあるが、そもそもコンタクトできていない。守備に関しては、年齢の割に進歩しており、プレートの後ろでの反応は良い。ブロッキングスキルはまだ習練が必要だが、伸びる余地はある。送球はリリースが不安定だが、地肩は強い。13年に野手に見切りをつけて投手転向。


[Profile]

09' : 当初GCLでプレーする予定だったが、DSLの正捕手Aly Gonzalezのケガ(?)で急遽DSLへ。

10' : GCLでUSデビュー。$713Kのボーナスベイビーということで期待されたが、AVG .250と平凡。

11' : GCLとSS-A Lowellでプレー。AVG1割台と成長が見られなかった。オフはVWLでプレー。

12' : SS-Aで開幕スターターを務めたが、今季も成長なし。そろそろリリースでもおかしくない。

13' : 期待度の高い捕手だったが、さっぱり打てずで、STで投手転向。奪三振率こそ低めだが、チームトップの8 SVを挙げるなど、転向1年目としてはまずまずよく投げた。

14' : リリーフ転向2年目は、SS-A Lowellではまずまずも、Low-A Greenvile昇格後は打ち込まれた。

15' Jan. : リリース。


[Comment]

まだ期待を掛けているのかよくわからない。何やかんやで毎年、レギュラー待遇を受けているのですが。成績的にはいつリリースされてもおかしくない。

Former Sox Prospect Review: Greg Larson, RHP

今回は、6'8"と非常に長身のリリーフ、Greg Larson。球威はあまりありませんが、その体格と強豪Florida大で安定して投げてきた実績・経験は魅力です。

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[Player Data]

Name: Greg Larson (グレッグ・ラーソン)
Full Name: Gregory David Larson
Positions: RHRP
Born: September 25, 1989
Birthplace: West Palm Beach, Florida
Height: 6-8
Weight: 235
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 20th round, 2012; 29th round, 2011 by Los Angeles Angels
How Acquired: Draft
Signing Bonus: Not Announced
College: Florida
High School: Lake Brantley HS (FL)
How Left: Retired (February 2014)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

6'8"/235 lbsと非常に大柄。速球は大体87~88 mphで最速でも90 mph前後と平均以下。長身から投げ下ろすことでアドバンテージを得ている。セカンドピッチは80 mph前半のスライダー。


[Background]

Florida大に入学以降、毎年30試合前後に投げて、安定した活躍をしていた。11年は、LAAからドラフトされるも、カレッジに戻っている。12年のドラフトで、同僚のBrian Johnson、Austin Maddoxと共にBOSに指名され契約。


[Profile]

12' : SS-A Lowellでプロデビュー。まずまず投げたが、年齢を考えればやや平凡。

13' : Low-A Greenvilleで打ち込まれて、SS-Aへ降格。

14' : プロでは通じずで引退。


[Comment]

スタッフ的には、マイナー止まりの可能性が高そうな選手だけど、取りあえずSS-A Lowellでは文句なしのデビューを飾っている。上のクラスで通じるか見てみたい。

2012年7月10日火曜日

Former Sox Prospect Review: Pat Light, RHP

今回は、New Jersey出身で今季のドラ1s、Pat Light。本日SS-A Lowellでプロデビューしました。長身と球威は魅力だし、北東部出身ということでファン受けは良いけど、やや粗削り。ドラ1なんだし、早めの戦力化を期待したいのですが。

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[Player Data]

Name: Pat Light (パット・ライト)
Full Name: Patrick James Light
Positions: RHRP/RHSP
Born: March 29, 1991
Birthplace: Colts Neck, New Jersey
Height: 6-5
Weight: 220
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Supplemental 1st round, 2012; 28th round, 2009 by Minnesota
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $1,000,000
College: Monmouth
High School: Christian Brothers Academy (NJ)
MLB Debut: April 26, 2016 (Boston)
How Left: Traded to Minnesota for Fernando Abad (August 2016)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

6'6"と素晴らしい長身で、まだ筋肉を付ける余地もある。速球は90 mphから先発でも最速で97~98 mphまで出る。リリーフに転向した15年には常時96~98 mph、最速102 mphを記録。セカンドピッチは、カレッジ時代はスライダーと言われていたが、特にリリーフ転向後はスプリッターを好んで投げている。やや身体の開きが早いのか、球速の割には空振りを取れない。コマンド・制球の悪さもある。カレッジ時代のコーチによると、クローザーをやるために生まれてきた選手という評価で、マウンドでの威圧感がある。


[Background]

北東部New Jersey州出身。Monmouth大という、ビッグプログラムではないカレッジ出身だが、体格・球威とスライダーの向上で、もしかしたらサンドイッチピックでもとも名前が挙がるところまで伸びてきた。ドラフト時のランキングはBA #81/PG #64。


[Profile]

12' : SS-A Lowellでプロデビュー。予想ではもっと粗削りなカンジかと思っていたが、制球等悪くはなかった。

13' : Low-A Greenvilleでまさに最悪の投球。ケガで多くの時間もムダにした。

14' : Low-Aをリピートしたが、3試合に投げてHigh-A昇格。やっと期待できるかと思ったが、昇格以降はまたもドラ1には到底見えない投球。後半戦は特に7月は被打率が下がってまずまずだったが、8月はまだ逆戻り。

15' : 元々リリーフ向きとも見られていたが、先発で結果を残せず、AA Portlandでリリーフに転向。これが吉と出て、前半戦はAAで圧倒的な投球。99 mphに達する速球とスプリッターで、被打率や奪三振率はもちろん、ゴロ率も非常に優秀だった。AAA Pawtucket昇格後はやや粗さを露呈。最終的には防御率以外、そこまで悪い数字でもないが、安定感を欠く試合も多かった。

16' : 前年苦戦したAAAをしっかりと試合し、4月に早くもスポットながらMLBへ。しかし、MLBでは90 mph後半のボールもあっさり打たれるなど、コマンド、ボールのムーブ等に課題を感じた。

16' Aug. : デッドラインのリリーフ補強の見返りにMINへ。

16' : MINでは多少マシな投球だが、制球はやはりまだまだ。

17' : AAAでもコマンドに悩み、不安定な内容。シーズン中のDFA後にPITへ移っている。

18' : SEA-AAAの3試合で打ち込まれた。


[Comment]

カレッジ出身の選手にしては粗削りで、球威・体格などハイシーリングではあるが、その分ローフロアーでもある。正直、セカンドピッチ、サードピッチ、コマンドの全てが進歩してスターターになる姿をあまり想像はできないのだが。リリーフになるなら、最低限セットアップにはなってもらいたい。

Former Sox Prospect Review: Francisco Taveras, LHP

今回は、今季でショートシーズン4年目を迎える、Francisco Taveras。BOSにはキャラの濃いJulian Tavarezがいたので、何かとTavarezと勘違いする。

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[Player Data]

Name: Francisco Taveras (フランシスコ・タベラス)
Full Name: Francisco Taveras
Positions: LHSP/LHRP
Born: May 23, 1990
Birthplace: Altos de los Rojas, Dominican Republic
Height: 6-0
Weight: 170
Bats: Left
Throws: Left
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (April 2009)
Signing Bonus: Not Announced
How Left: Released (March 2014)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

やや小柄な左腕。89~91 mphの平凡な速球に、カーブを投げる。年齢の割には投球術に優れていると言われていたけど、上のクラスでは平凡になりつつある。


[Profile]

09' : DSLでプロデビュー。年齢が高めではあったが、1.71 ERA/58.0 IP/71 Kと素晴らしい奪三振率を残した。

10' : GCLでUSデビュー。被打率が上がり、平凡な成績に。

11' : 再びGCLへ。開幕投手を務め、ERAは改善するものの、内容は今一つ。

12' : SS-A Lowellで開幕投手を務めた後、Piggy-Backで良く投げ、SS-AのAll-Star Gameにも出場。

13' : Low-A Greenvilleで6.69 ERAと打たれた。ショートシーズンクラスでは成績を残してきたが、フルシーズンクラスの壁に跳ね返された。売りだった奪三振率も低下。

14' Mar. : 左投手だし、もう1年くらいスウィングマンで使うかと思ったけどリリース。


[Comment]

DSLでイニングを大きく上回る奪三振を奪った時は、左腕ということもあり、スタッフは平凡でもリリーフで使えないかなとちょっと思ったんですけどね。

Former Sox Prospect Review: Jason Thompson, 2B/3B

今回は、下層のIF、Jason Thompson。とっくに紹介したつもりだったんだけど漏れていたようです。個人的には割と好きな選手なんですが、ケガがちなのか、あまり多くの試合に出れておらず、成長も遅めです。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Jason Thompson (ジェイソン・トンプソン)
Full Name: Jason Wendell Thompson
Positions: 2B/3B/SS
Born: July 3, 1990
Birthplace: Germantown, Tennessee
Height: 6-0
Weight: 205
Bats: Both
Throws: Right
Drafted: 11th round, 2009
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $300,000
High School: Germantown HS (TN)
How Left: Released (July 2012)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

体格的には平均的で、アスレティックな選手。左打席では、やや身体が早く開く。スウィングがぶれる傾向があり、バットスピードに関してもイマイチ。パワーは平凡だし、大きく向上することはないだろう。非常にボールをよく見る。平均的なスピードに、グラブ捌きは良いが、読みや反応もまだまだだ。HS時代はSSだったが、BOSでは2Bと3Bでプレーしている。ケガが多く、あまり伸びていない。


[Background]

Louiville大にコミット。


[Profile]

09' : GCLでプロデビューするが、最初の打席でBBを選んだ後交代し、この年はそれで終了。

10' : 再びGCLでプレー。序盤好調で、選球眼に5 HRとなかなか良いかもと思ったが徐々に失速。

11' : Low-A Greenvilleで開幕し、2B/3Bの控えを務めるが、Sean Coyle、David Renfroeの前に、あまり機会をもらえず。SS-A Lowellに降格したが、ケガもあり、あまりプレーできず。

12' : SS-Aで開幕もやはり継続して試合に出れず。

12' July : シーズン中にリリース。

12' : 独立リーグでプレー。


[Comment]

今のままじゃ、遠からずリリースされそう。才能はあると思ってるんですがね。

(12年追記)記事にした数日後のリリースが現実になってしまいました。

12' Minor League Season Memo -7/9~7/15-

MLBのオフェンスが弱すぎます。長期離脱で響いているのはEllsburyのみ(Crawfordは別にいいんだけど)。あとはMiddlebrooksが数日戦列を離れてるくらいなんですがね。A-Gonの不振とKevin Youkilisの放出で中軸と言える選手がいなくて、AAAから上がってくる選手が日替わりでヒーローになってる状態。LavarnwayやLarsも後半戦は貢献できるよう、しっかり調子を上げてもらいたい。前記事はこちら


○ 7/9

[AAA] : OF Jason RepkoがDL入り。
[AA] : LHP Will LatimerがPawtucket (AAA)から移動。

[AAA] - All-Star Break

[AA] - Box
S. Pimentelがスキップ。ケガとかではないそうですが。Clayが久しぶりの先発で2.1 IP/4 H/2 HR/2 ER/1 BB/1 K。NYYのProspect David Phelpsの前に、Hazelbakerの1 Hのみ。6.2 IP/0 R/1 BB/11 K...。

[A+] - Box
Workmanが6.0 IP/1 H/0 ER/2 BB/9 K/7-3 GO/AO。突然のドミナントピッチ。Shaw (13)、C. Vazquez (5)が2 H/1 HR。Meneses、S. Wilkersonが2 H。Almanzarに第5号。HRが少ないので目立たないけど、何気.297/.342/.428と良く打ってるし、左右のスプリットもない。

[A] - Offday

[A-] - Box
今季ドラ1sのLightがプロデビュー。2.0 IP/5 H/2 ER/1 BB/1 K/1-1 GO/AO。カレッジのドラ1にこういうデビューされると白けるわ。Goodが2.2 IP/3 H/2 ER/3 BB/0 K。Chesterに第3号。

[GCL] - Box
Montasが4.0 IP/0 H/0 ER/2 BB/4 K/5-3 GO/AO。素晴らしい。62球を投げ、速球のほとんどが97 mph以上。居合わせたスカウト達のスピードガンで8球ほど100 mphを記録したそうです。セカンドピッチもずいぶん使えるようになっているそう。またJosh Reddickの後輩Wendelkenがプロデビュー。1.0 IP/2 K/1-0 GO/AOと完璧なデビューです。打線は今日もマルチなし。Meyersにプロ初ヒット。T. Linが初めてSSの守備に就いています。

[DSL] - Box
Herasが3.0 IP/1 H/1 ER/3 BB/2 K。A. Garcia、A. Suarez、Duncanが2 H。

2012年7月9日月曜日

Former Sox Prospect Review: Miguel Gonzalez, RHP

今回は、先日BALで初勝利を挙げた、Miguel Gonzalez。LAA時代の同僚で、初勝利を挙げた夜に飲酒運転の車により生命を絶たれた故Nick Adenhart (元LAA)のグローブを付けて初勝利を飾ったそうです。

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[Player Data]

Name: Miguel Gonzalez (ミゲル・ゴンザレス)
Full Name: Miguel Angel Martin Gonzalez
Positions: RHSP/RHRP
Born: May 27, 1984
Birthplace: Guadalajara, Mexico
Height: 6-1
Weight: 170
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: Selected from Los Angeles Angels in Rule 5 Draft (December 2008)
College: Mission College
High School: San Fernando HS (CA)
MLB Debut: May 29, 2012 (Baltimore)
How Left: Released (December 2011)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

やや小柄で細身な選手。真上から投げ、速球は、BOSにいた頃は87~91 mphとなっていたけど、MLBではリリーフで何試合か投げたこともあり、フォーシームの平均が92 mph、ツーシームが90 mph程度となっている。利き腕側にムーブする。スライダー、カーブに加えてスプリッターを持つが、MLB昇格後はスライダーをセカンドピッチとしている。ブレイキングボールはまずまずタイトだし、スプリッターも比較的低めによくコントロールできるよう。


[Background]

05年にUDFAでLAAに入団。傘下のHigh-A~AAあたりで、Adenhartと同僚だったそう。膝のケガで08年を棒に振った後、メキシコのウィンターリーグでインプレッシブな復帰を飾り、それに目を留めたBOSがRule 5ドラフトでピック。


[Profile]

09' : 3月にTJを受け全休。

10' : 25人枠から外し、Rule 5に則って、LAAにリターンをオファーするもLAAが拒否。正式にBOS傘下の選手となった。High-A Salemでローテを担うが、あまり三振を奪えず平凡。オフは故郷MWLでプレー。

11' : 他の選手の移動に合わせて、High-A、AA Portland、AAA Pautucketでスウィングマン的に投げた。オフにリリース。

12' : BALに拾われ、5/29にMLBデビュー。リリーフで数試合投げた後、開幕時のローテ選手が相次いで不調でマイナー送りになったことを受け、先発起用。前述のように感動的な初勝利を挙げています。

13' : 前年に引き続き、BALでガッチリローテを守っている。きっちりとしたMLBのスターターへ完全開花したようですね。

14' : 何試合か先発をスキップしたが、地区首位を走るBALで安定した投球を披露。これだけ良い先発になったのに何で出してしまった。

15' : 内容的には前年とほぼ変わらずも、防御率がやや悪化。

16' : CWSで、ケガがあり、フルシーズンでは投げられなかったものの、内容は前年より回復。

17' : CWSで平凡ながらローテで投げており、シーズン途中でTEXへ。TEXでは少し打ち込まれた。

18' : CWSで3試合に投げたが打たれている。


[Comment]

Rule 5ドラフトでBOSに来た後、ケガもあり、マイナーの便利屋(スウィングマン)程度にしか思われていなかった選手がチャンスを得てガンバってて嬉しい。Adenhartのためにも(BOS戦以外で)、これからもガンバって欲しいです。

Former Sox Prospect Review: Justin Haley, RHP

今回は、今季のドラ6、Justin Haley。各誌のランキングに載るようなメジャーなProspectではなくちょっとがっかりしたのは事実だけど、体格が非常に良く、うまく磨けばリリーフで使えるかも。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Justin Haley (ジャスティン・ヘイリー)
Full Name: Justin Haley
Positions: RHSP/RHRP
Born: June 16, 1991
Birthplace: Orangevale, California
Height: 6-5
Weight: 230
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 6th round, 2012; 46th round 2010 by Cleveland
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $125,000
College: Fresno State
High School: Bella Vista HS (CA)
MLB Debut: April 5, 2017 (Minnesota)
How Left: Minor league free agency (November 2018)
Player Link: MLB,com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

6'5"と素晴らしい投手体格で、筋肉もバランス良く、しっかり付いている。速球は大体が91~93 mph、最速で95 mph。沈む動きも大きく、しっかりしたボールだ。カーブもしっかりしたボールだが、チェンジアップは今一つ。


[Background]

各誌のTop 500等からは漏れているが、BAのState by StateのランキングでCaliforniaの#156のProspectとされていたそう。


[Profile]

12' : SS-A Lowellでプロデビュー。目を見張る登板は少なかったものの、安定度は非常に高かった。

13' : Low-A Greenvilleで開幕。序盤酷い制球難で、2試合ほどブルペンに移ったが、ローテに戻った後は、制球も少し落ち着き、シーズン終了までローテを守った。8月のK/BBはまずまず。被打率が低く、奪三振率も良いが、ゴロ率・被HR率も平凡。

14' : High-A Salemでしっかり投げた後、AA Portlandに昇格して追い付いた。奪三振率はさすがに落ちているが、昨年は悩まされた制球も大きく改善。ゴロ率も高く、内容も伴っている。

15' : AAで4月が酷かったが、他の月も良いと言える月はあまり無い。ズバ抜けて悪いスタッツは無いが、ゴロ率が少し良い以外は平凡。

16' : 傘下上層で輝きを放った数少ない投手Prospectとなった。AAで被打率、K/BBと向上を見せると、後半戦はAAA Pawtucketに昇格し、そこでもしっかりとした成績を残した。先発が毀滅状態だった時には、MLB昇格も少し話題になったが、チャンスは訪れず。冬はドミニカのリーグで好投。

16' Dec. : Rule 5ドラフトでLAAに指名後、MINへトレード。

17' : MINでSTを過ごし、開幕ロスター入り。10試合に投げたが、やや打ち込まれた。

17' July : DL入りしていたがロスター枠の必要に迫られたMINがBOSへリターン。

17' : MLBを経験したことで自信が付いたか、AAAでは安定した投球を見せた。

18' : 同僚のWilliam Cuevasとほぼ同じで、AAAで先発、MLBでスポットの穴埋めに、という形。ただMLBに先に呼ばれたが、MLBであまり良くなかったため、ロスターに残りながらもセプテンバーコールアップを受けず。

18' Nov. : シーズン終了後に40人枠を外れFAに。

19' : 韓国に行ったものの平凡な投球で輝けず、USに戻って来てSF傘下で少し投げた。


[Comment]

BOSが好む、体格があって、比較的完成度も高いカレッジ投手というイメージ。大体このタイプはHigh-Aくらいまではしっかり投げるけど、AAで壁に当たり、リリーフ転向ということが多い。ビッグプログラム出身だし、リリーフにうまくハマってくれると嬉しいですね。

2012年7月7日土曜日

12/07/07 Game83 vs New York Yankees

初回アウトが取れる気がしなかったBeckettを見て、終わったかと思いきや、安定感抜群のNYY 黒田博樹がお付き合いで、5点のビハインドを1回の裏に追いつく展開。打線はFenwayに戻ると別人(達)。打線は良く追いついたと思うけど、もう一歩中押しがあれば。NYY相手に、6回以降継投で1点を凌ぎきるのはムリがあった。2点差なら、90球だったし、Beckettをもう1回行かせたんじゃないかな。


Beckett: 初回はカーブ、4シームが全く制球できず、打ち頃のど真ん中2シームを立て続けに弾き返され、あっさり5失点。MLBに上がりたてのMinor Leaguerかと、怒りで頭に血が上ったが、2回以降は立ち直り。2回は最後、Mark Teixeiraを外から曲げるカーブで見逃し。

3回は、Nick Swisherには素晴らしい縦のカーブで空振り、Raul Ibanezに腰を引かせての内角2シームで見逃し、Eric Chavezには外の速球で見逃しと圧巻の三者三振。下位打線とは言え、嫌らしいこの3人にこれだけの投球ができるなら、初回からやってくれよと。Ibanezへのカッターも切れてましたね。やはりBeckettの生命線はカーブだよなぁ。


Albers: 1点勝ち越した後の重要なイニングで、いきなりChavezにGreen Monster直撃安打を浴びるが、Navaの好守に助けられる。最後はJeterを投ゴロでDP。やはりゴロピッチャーはこれが良いところ。


A. Miller: 聞いてはいたけど、フォームをかつてのものに戻したそうで、スロットもさらに低くなったかな?ひょろっとした長身といい、何となくRandy Johnsonを思わせる。Curtis GrandersonへのBBはもったいなかったが、Avilesのエラーのあと、3-2からRobinson Canoを速球で三振に仕留めたのは成長を感じる。


Padilla: 今季、塁上のランナーを返さない投球を続けていたPadillaを7回1死1、2塁の場面で1点差を守り切ろうと投入したが、Teixeiraに3-2からスリーベースを浴びる。その前のボールで集中して投球動作に入った瞬間に審判が間合いを嫌ってタイムをかけたのが悪い方に出たのかなともちょっと思うが。打たれたのは、真ん中とは言え、しっかり低めに制球した悪くないボールだったが、スローカーブを1球も使わず、目も慣れていただろうし、どこかで1球タイミングをずらしたかった感はある。


Atchison: できれば傷口を広げずに終わって欲しかったが。 多少不運ではあったが、高めの速球が多かった気はする。


Melancon: 速球、変化球、コマンドと悪いほどではないけど、終盤を任せるような選手にも見えない。平凡なミドルリリーフという印象しかない。カーブは変化は大きいけど、シャープでもないし、コマンドも今一つ。


Nava: 意気消沈しかけた初回に反撃の口火となるツーベース。6回は代わり端のAlbersがMonster直撃の安打を浴びるが、好送球で二塁で刺した。マジでCrawford帰ってきて欲しくない。


Kalish: 打席もそうだけど守備がちょっと気になる。初回も身体で止めたけど、何気ないセンター前のヒットがグラブに入っていなかった。まだ地に足が着いてないというか、自信を持ってプレーできてない印象。打席では、全く見えていない訳ではないのかもしれないけど、ちょっと打ち気に逸っているのかも。長欠していたし、Minorで一度落ち着いてまとまった機会を与えた方がいいかもしれないですね。


Saltalamacchia: 初回の同点3ランはお見事。相変わらず豪快な空振りは多いけど、相手の投手にすれば、ボールゾーンに外しても、当たると持って行かれるという点でやっかいな打者になってきたかも。ただ右打席はスウィングスピードも左打席には劣るな。捕球は以前に比べてかなり上達している気がする。


M. Gomez: 初めて見たけど、かなりフリースウィンガーだった。1回のRussell Martinのサードゴロはしばらく3Bを守っていなかった選手にしては意外と軽快に捌いたように見えたが。5回は真ん中の甘いスライダーを弾き返し、貴重な勝ち越し点を叩き出す(MLB初打点)。甘い所はしっかり打てるタイプなんでしょうか。


Aviles: 1点差でムダなエラーすんなよ(怒)。打席でもただ当てにいくだけのようなスウィングが多く、状態は良いようには見えない。


Punto: ホームで刺したプレーは素晴らしかったけど、やはり打撃がダメ。7回の二死1、2塁では代打を出したかったけど、ベンチはShoppach、Ciriaco、Lillibridgeだもんな...。

12'-13' International FA - BOS Signing Information

BOSのInt. FAの契約情報まとめです。来季のDSLの正SS候補はまだいないけど、最近下のクラスに多くのSSを獲ったから、今季はそこまで重視しなくても大丈夫かも。投手で球威のあるパワーアームは当然欲しいし、捕手で良いのがいれば欲しいかも。あとはC-IFでパワーがある選手も最近はドラフト獲れてないから獲れると嬉しい。BOSはBA #3のJose Mujica、#17 Jose Almonteの2人の右腕に興味を持っているそう。


[12'-13' BOS International FA Signing]

Jose Almonte, RHP, Dominican Republic ($610K) : BAの#17。過去の最速は91 mphも、直近でやや球威を落とし、最速89 mphだったそう。タイトに変化するカーブもまずまずと言われる。ルーズな腕の振りと体格が魅力。(7/2)

2012年7月6日金曜日

Former Sox Prospect Review: Ty Buttrey, RHP

今回は、12年のドラフト組の中でも、上限という意味ではNo.1と言える右腕、Ty Buttrey。素晴らしい体格のアームの強さを兼ね備えた選手で、絶対にうまく磨いてもらいたい。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Ty Buttrey (タイ・バットリー)
Full Name: Ty Douglas Buttrey
Positions: RHRP/RHSP
Born: March 31, 1993
Birthplace: Charlotte, North Carolina
Height: 6-5
Weight: 205
Bats: Left
Throws: Right
Drafted: 4th round, 2012
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $1,300,000
High School: Providence HS (NC)
MLB Debut: August 16, 2018 (Los Angeles Angels)
How Left: Traded to Los Angeles Angels with Williams Jerez for Ian Kinsler (July 2018)
Player Link: MLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

筋肉の付いた、素晴らしい体格を持つ。メカニクスもルーズだと評価が高い。腕の強さが素晴らしく、速球は最速96~97 mphに達する。リリーフに移った18年には100 mphも記録。ややフラットとも言われるが、その長身もあり、十分な威力がある。77~79 mphのナックルカーブを以前は投げていたが、スライダーへと変えている。チェンジアップはリリーフに移って、スプリット気味に投げるようになり、効果を発揮し出した。


[Background]

ドラフト時のランキングはBA #38/PG #60。12年の春に速球が96 mphに達したとレポートされ、一気に評価を上げ、一時はドラ1後半の有力候補だった。ただ、高校の試合で、先発の登板間にもリリーフで登板していたことも関係したのか、徐々に球威がダウン。それでも90~93 mphと悪くはなかったが、Arkansas大コミットもあり、ドラフトではスリップ。


[Profile]

12' : GCLでプロデビュー。試運転で、4 G/5.0 IPに投げたのみ。

13' : 年齢の高さとボーナス額から、Low-A行きも期待されていたが、結果的にはSS-A Lowellでさほどインプレッシブではないシーズンを過ごした。被打率は悪くないが、あまり三振が奪えず。K/BB、ゴロ率などもイマイチ。

14' : 最後の方はまずまずの投球を見せたが、言い訳のできない失敗シーズンに。同期で年下のJamie Callahanが開幕からローテに入ったのに対し、XSTでスタート。Low-A Greenvilleにアサイン後はボロボロで、一旦DLに入った後、終盤復帰した。

15' : Low-Aで開幕したが、成長の跡を見せてHigh-A Salemへ昇格。完全な失敗と思われた過去2年に比べて、明らかに向上はしたが、支配力という点では今一つ。ある程度イニングを稼ぐ能力は見せているし、ゴロも打たせているが、三振が少ない。

16' : AA Portlandで先発失格となり、途中でリリーフへ。まずまず投げるも、K/BBが悪い。

17' : 序盤同期のCallahanと共に、AAで素晴らしい投球を見せ、AAA Pawtucketへ昇格したものの、Callahanとは異なり、AAAでの適応に失敗。ロスター枠の都合もあり、AAへ降格後は調子が崩れたか、前半のような投球は見せられず。ただAFLでは好投し、評価上昇。

18' : AAAで開幕。リリーフの水にも慣れたか、 開幕から圧倒的な投球。制球も向上し、奪三振率、被安打共に文句無し。ただ40人枠内にも関わらずなかなかでばんが来ないことにストレスを貯めていたよう。

18' July : 日本行きなどの噂も出たが、チームもそれを考慮してか、LAAへトレード。

18' : Williams Jerezと共にLAA移籍後、AAAで少し投げて、MLBデビュー。すると90 mph後半の速球でMLBでも一躍注目の若手リリーフになった。終盤はクローザーとして起用されている。

19' : 序盤素晴らしい出足でMLB全体でも注目の若手リリーフとなったが、クローザーでは何度か試されたものの定着できず。それでも平均97 mphを超える速球で70試合以上に投げて安定した内容。制球も良く、完全に失敗トレードとなった。

20' : K/BBが悪化し、やや不安定な内容。

21' : ST終了後、開幕ロスター入りを巡ってチームの方針を批判し、現時点での引退を表明。

22' : 機嫌を直したのかLAA-AAAで復帰もかつてのような輝きは感じられず。

23' : HOU傘下に移るも制球が改善せず不安定な内容に終始。


[Comment]

12年のドラフトでも上位指名候補の高校生アームは多かったが、球威と体格の両方を備えた選手はそう多くはなかった。ドラ4と下位で指名し、契約にも成功したのは非常に大きい。ルーズなメカニクスや体格は教えられるものではないし、偉大な投手になるバックグラウンドはある。プロでの先発ルーティンに慣れ、最速だけでなく、常時で90 mph中盤程度を投げれるようになって欲しい。

Former Sox Prospect Review: Mike Meyers, LF

今回は、ドラ12ながら高卒でBOSへ入団した、Mike Meyers。ドラ11以降で、$100K以上を使うことが難しくなった新CBA下では、こういう選手の情報をしっかりキャッチしてうまく指名していきたい。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Mike Meyers (マイク・マイヤーズ)
Full Name: Michael Meyers
Positions: LF/RF/2B/CF/SS
Born: December 28, 1993
Birth Place: Las Vegas, Nevada
Height: 6-1
Weight: 190
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 12th round, 2012
How Acquired: Draft
Signing Bonus: Not Announced
High School: Silverado HS (NV)
How Left: Released (January 2018)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

平均的な体格。元々M-IFだったが、入団2年目からはOFでプレー。OFとしてはLFがナチュラルポジションだが、元々M-IFということもあり、コーナーポジションに相応しいパワーは無い。ヒッティングスキルは良いものを持っているが、パワー面が伸びないと難しい。


[Background]

Nevada州の州選抜に選ばれた選手で、シニアー時の59 Rはチーム史上2番目の記録。Nevada大Las Vegas校にコミットがあり、Las Vegasの地元っ子。2Bとして指名したとも聞いていたけど、取りあえずはSSでプレーするよう。


[Profile]

12' : GCLでプロデビュー。デビュー直後は苦しんだものの、後半戦は完璧にアジャストして打ちまくった。FILでOFへ転向。

13' : GCLで、やや尻すぼみで終わったが、まずまずコンタクト能力は示した。GCLのシーズン終了後にSS-A Lowellへ昇格。

14' : SS-A Lowellで三塁打のチーム記録を更新したが、悲惨なK/BBでアベレージを伸ばせなかった。

15' : Low-A Greenvilleで開幕から安定した打撃を披露。パワー・選球眼も飛び抜けてはいないが、それなりのスタッツを残している。ただHigh-A Salem昇格後は明らかにオーバーマッチ。

16' : High-Aでプレーした多くの選手同様に、パワー面で数字を残せていない。足で長打を稼ぐ能力も高いが、LF専門としてはもう少しパワー、出塁で結果を残せないと厳しい。

17' : 終盤、AAAへ行ったBarfieldの代わりにAA Portlandへ。メインは今年もHigh-Aでのプレーだった。コンタクトに優れた選手だが、High-Aでも成績下降。パワー、スピード、選球眼もむしろ後退した。

18' Jan. : リリース。


[Comment]

昨季のMookie Bettsもそうだったけど、もうGCLの試合が始まっているので、取りあえず1年目は高校のポジションであるSSで行き、FILで2Bの練習も積むのかと思います。守備の良いSSの選手を多く獲ったし、ライバルは多いですが、しっかりアピールしてチャンスを掴んでもらいたい。

Former Sox Prospect Review: Shaq Thompson, CF

今回は、12年のドラフトで多く指名した、「フットボールプレイヤー」、Shaq Thompson。プレミアムアスリートで、フットボールをプレーしても良い、という条件を付けることで、ドラ10以降の基本額である$100K程度で契約しましたが、やはり凄まじく粗削りで、16 AB/16 Kという噂に違わぬデビューとなっています。

Photo from SoxProspect.com

[Player Data]

Name: Shaq Thompson (シャック・トンプソン)
Full Name: Shaquille "Green" Thompson
Positions: CF
Born: April 21, 1994
Birth Place: Sacramento, California
Height: 6-2
Weight: 225
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 18th round, 2012
How Acquired: Draft
Signing Bonus: Not Announced
College: Washington
High School: Grant HS (CA)
How Left : Retired (June 2013)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com


[Scouting Report]

フットボールをメインにプレーするだけあって、身長もあるが、何よりがっちりした体格。凄まじいアスリートで、フットボールのFive-Starプレイヤーと見られている。身体系ツールは持っており、特に素晴らしいバットスピードを誇るが、選球眼を含め、あまりにも粗削り。


[Background]

兄はNFLでプレーするSyd'Quan Thompson。元々はCalifornia大にコミットを持っていたが、フットボールだけでなくベースボールもプレーしたいからという理由でWashington大に移っている。親がケガも多いフットボール一筋よりもベースボールをやっていた方が安心と考えているのもあるらしい。BOSと契約し入団したが、同時にWashington大への進学も許可されており、オフシーズンはカレッジでフットボールをプレーすることになる。


[Profile]

12' : GCLでプロデビューも、バットにボールが全く当たらず。最終的には39 AB/8 BB/37 Kという凄まじい成績。

13' : フットボールのオフシーズンということもあり、STに参加。春の時点では、まだベースボールを続けるつもりと語っていた。

13' Jun. : フルタイムでフットボールをプレーすることを決断。フットボールのドラフト上位候補らしく、ベースボールのキャリアは恐らく終了。


[Comment]

新CBAの影響もあり、ツールのある選手を確保するための、Cherington GMの作戦を象徴する選手と言える。ツールはあれば、あまりにも粗削りだし、宝くじ以下の当たり率にはなると思うけど、10巡目以降のピックで$100K以下で、宝くじを買えるなら、外れてもほとんど痛くないという点では賭けとしては悪くない。ただある程度真剣にベースボールに取り組む選手であって欲しいと思うが。

12' Midseason Prospect Ranking by Baseball America

BAからも中間ランキングが出ました。Top 50の発表で、No.1はDylan Bundy (BAL)。ランキング作成開始時点では、Jurickson Profar (TEX)をNo.1としていたようですが、スカウトからレポートを聞いてBundyになったとのこと。BAはMike Trout (LAA)、Bryce Harper (WAS)卒業後、この2人が抜けているという考えです。


[BA: 12' Midseason Top 50 Prospects]

1. Dylan Bundy, rhp, Orioles
2. Jurickson Profar, ss, Rangers
3. Wil Myers, of, Royals
4. Taijuan Walker, rhp, Mariners
5. Danny Hultzen, lhp, Mariners
6. Gerrit Cole, rhp, Pirates
7. Tyler Skaggs, lhp, Diamondbacks
8. Jose Fernandez, rhp, Marlins
9. Manny Machado, ss, Orioles
10. Zack Wheeler, rhp, Mets

2012年7月4日水曜日

12' Weekly Topics -7/2~7/8

[7/2]

☆ Today's Game (Game 80 @OAK)

松坂さんが2回は1死も取れず、4 H/2 HR/5 ER/2 BB/0 Kでぶち壊し。Josh Reddick、Brandon Mossの元BOS選手にいずれも甘い初球で被弾。肩から首の張りで登板間の投球練習ができなかったそうですが。現状では、F. Morales、Cookに大きく水をあけられた形。

Mortensenは5.0 IP/2 H/1 ER。お疲れです。上でのモップアップではここまでとても良い仕事をしている。Melanconは2.0 IP/2 Kパーフェクトで、ERAが1ケタ突入。打線はまたも初物を打てず。いい加減にせえよ。

Result : OAK 6 - 1 BOS

2012年7月3日火曜日

12' Midseason Prospect Ranking by John Sickels

もうMinorシーズンは折り返し。各誌からシーズン中間のランキングが出てくる頃です。まずはJohn Sickelsさんのランキング。12年ドラフト組は除外してます。Mike Trout (LAA)とBryce Harper (WAS)が卒業。X. Bogaertsと同年齢でAAでよく打っているJurickson Profar (TEX)がやはり強し。


[JS: 12' Midseason Top120 Prospects]

1. Jurickson Profar, SS, Texas Rangers
2. Wil Myers, OF, Kansas City Royals
3. Trevor Bauer, RHP, Arizona Diamondbacks
4. Dylan Bundy, RHP, Baltimore Orioles
5. Taijuan Walker, RHP, Seattle Mariners
6. Gerrit Cole, RHP, Pittsburgh Pirates
7. Danny Hultzen, LHP, Seattle Mariners
8. Manny Machado, SS, Baltimore Orioles
9. Oscar Taveras, OF, St. Louis Cardinals
10. Jameson Taillon, RHP, Pittsburgh Pirates

12' Season Boston Red Sox -July-

7月です。Kevin Youkilisを出した瞬間にMiddlebrooksがケガ。こういう時のデプスとして残すメリット以上に放出せざるを得ない状況ではあったんでしょうが、Brandon Ingeやらのトレード話が出てくるとげんなりするし、Youksがいればと思ってしまう。リリーフは相変わらず良いし、先発もほどほどには投げているので、野手陣は奮起して欲しい。あとはInt. FAですね(前記事はこちら)。


[Transaction]

○ 7/2
Signed international free agent RHP Jose Almonte and SS Javier Guerra.

AlmonteはBAの#17。$610Kだそうです。Guerraは守備型のSS。詳細はInt. FAの記事の方に。


Placed RHP Chris Carpenter in the GCL on rehab assignment.

Carpenterがリハブ開始。

12' Minor League Season Memo -7/2~7/8-

投手がパッとしません。いや野手も最近はHRがあまり出ず、良い状態とも言えないですが。Barnesもここ2試合は不調。暑くなってきて、苦しい時期なのは確かなんですがね。今週はInt. FAの契約開始。前記事はこちら


○ 7/2

[GCL] : RHP Chris Carpenterがリハブアサイン。
[GCL] : RHP Pete Ruizがリハブアサイン。

[AAA] - Box
Stewartが6.0 IP/5 H/1 ER/0 BB/1 K。最速は93 mphが1球ほどあったよう。雨で開始が遅れたけど、初球は87 mph。D. Bardが今季初の連投。1.0 IP/3 GO。A. Wilsonが2.0 IP/0 H/1 BB/2 Kでプロ初セーブ。だいぶ良くなってきた。Larsが2 H。

[AA (Game1)] - Box
C. Martinが2.2 IP/7 H/5 ER/2 BB/2 K。Hisseyが2 H。Hedmanに第2号。

[AA (Game2)] - Box
Kehrtが6.1 IP/7 H/5 ER。Hedmanが2 H。

[A+] - Box
Couchが6.1 IP/5 H/4 ER/1 BB/5 K。ピリッとしない登板も多いけど、何やかんやで良くやってると思う。Shawが3 for 3/3 2B。このところ少し当たりが止まっていたけど、AAに向けてアピールして欲しい。S. Wilkersonが2 H。

[A] - Box
Ja. Garciaが4.0 IP/3 H/4 ER/6 BB/3 K。K. De La Cruzが3 H/1 2B。Cecchiniが2 Hに待望の第4号。Renfroe、Turocyが2 H。

[A-] - Box
ドラ6のHaleyがプロデビュー。2.0 IP/1 H/1 ER/2 BB/2 K。大体89~92 mph、最速93 mph。Cuevasが5.1 IP/4 H/1 ER/3 BB/6 K。先発したりしなかったりだけど、今年結構良い。マルチなし。D. Marreroは今日も4タコ。AVG .250まで落ちてきた。

[GCL] - Box
Carpenterがリハブで、BOS傘下デビュー。1.0 IP/1 H/0 ER/0 BB/0 K。球速が気になりますね。S. Gomezが5.0 IP/3 H/1 HR/1 ER/1 BB/3 K/7-3 GO/AO。ここまで3 GS/12.0 IP/9 H/4 ER/4 BB/15 K。マルチなしも、Ellsburyは1 for 2/1 HR (1)/1 BB。

[DSL] - Box
D. Romeroは2.2 IP/3 H/0 ER/2 BB/4 K。マルチなし。どこもかしこも打てんな。