2012年7月25日水曜日

13' Draft Watch - Draft Board 1 (College-RHP)

カレッジのRHP編です。Mark Appelに加えて、Jonathan Grayが急上昇してきたけど、上昇しすぎてBOSには手の届かない位置へ。逆にRyne Stanekなどは株を下げて、全体#7にはちょっとなぁ、というカンジに。投手はしっかりしたエースの期待が掛かるカレッジ投手と考えていたけど、今ではHigh CeilingなHS-OFの方を全体#7に希望しています。ランキングのところのBAはBaseball America、MLBはMLB Official (Jonathan Mayo)、BLFはBig League Futureのランキングです。


[13' Draft Board (College-RHP)]

Mark Appel, RHP, Stanford (Sr.)

B/T: R-R
Height: 6-5
Weight: 215
Last Drafted: 1st round (12') by PIT
Ranking: BA #2/MLB #1/BLF #3
Projection: #1 or #2

Comments: 12年のドラフトでも当日の直前情報まで全体#1でHOUだろうと言われていたが、ボーナス要求額の高さから、HOUは安めで契約できるCarlos Correaへ。その後もScott Borasが付いているということで、ボーナス要求が怖がられてスリップ。最終的には全体#8でPITが特攻するも、要求額が下がることはなく契約は成立せず。最速99 mphほどまで出る速球を持ち、まだわずかに細いが、身長も投手としては理想的。Justin Verlanderに似ているそう。メカニクスはクリーンだが、やや前に屈み込み、そこから身体を持ち上げるように動くため、少しフォロースルーが乱れることも。身長の割には投げおろす感が小さい。速球は非常に球速があるが、ややフラットで、球速に拘るよりも、2シームなど、もう少しボールを動かした方が良いとも言われる。スライダーは水平に変化するクラシックなタイプのもので、コマンド、変化の安定があれば、しっかり空振りを奪えるアウトピッチになるだろう。チェンジアップも球速があり、まずまず評価が高いが、握りやアームの振りがまだはっきり定まっておらず、現状では平均以下。まずまずストライクゾーンには投げれるが、コマンドは平凡。


☆ Jonathan Gray, RHP, Oklahoma (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 240
Last Drafted: 10th round (11') by NYY
Ranking: BA #1/MLB #2/BLF #1
Projection: #1 or #2

Comments: 今季前までは、ドラ1に名前が挙がることすらなかったのが、素晴らしい球威と安定した今季の活躍で、各誌のNo.1 Prospect、そして全体#1の最有力候補に。その上昇っぷりは、HSの時にドラフトされなかったのが、入学後に評価を上げて、09年の全体#1となったStephen Strasburg (WAS)を思わせるとも。今シーズンの初登板では、常時95~97 mph、最速98 mphの速球を見せたのを皮切りに、101 mphも何度か記録している。メカニクスは非常にシンプルで、投げ下ろす角度も素晴らしい。81~88 mphのパワーブレイカーの評価も高い。チェンジアップは評価するスカウトもいるが、そもそもカレッジレベルではあまり使う必要がないため、現状ではさほど完成されていない。対UCLA戦では、相手ラインナップを圧倒し、UCLAのスタッフから、元UCLAのGerrit Cole (PIT)を髣髴とさせるとまで言わしめた。Freshman時は、Eastern Oklahoma State大でプレー。やや体重が重く、体調管理は重要になるだろう。ドラフト直前の薬物テストで陽性となったが、サスペンション等は受けないよう。


☆ Karsten Whitson, RHP, Florida (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 225
Last Drafted: 1st round (10') by SD
Ranking: -
Projection: Likely Won't Be Drafted

Comments: 10年のドラフトではJamson Taillon (PIT)に次ぐ、No.2の高校生投手と見られていて、SDが全体#9で指名するも契約に失敗。Florida大に進学している。高校生時から最速 95~96 mphを投げていた選手で、加えて85~86 mphの素晴らしいスライダーを投げていた。高校生としては比較的ポリッシュな選手という印象だったが、カレッジ進学後は最速97~98 mphと球威はあるものの、やや制球に苦しんでおり、未完成な選手というカンジになっている。チェンジアップもまだ磨かれていない。Freshmanでの デビューは良かったが、Sophomoreだった12年はケガにも悩まされた。肩の倦怠感で13年を全休することに。恐らくカレッジに戻り、Seniorイヤーで再度ドラフト上位を目指すことになるだろう。ドラ1中盤ですら契約できない可能性が高く、恐らく指名もないものと思われる。


☆ Braden Shipley, RHP, Nevada (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 190
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #8/MLB #9/BLF #8
Projection: Top 10, Likely Top 8

Comments: ややマイナーなチームで投げており注目度が低いが、非常にアスレティックで素質のある選手。カレッジのFreshmanまでは、SSとしてプレーしていた ため、やや磨かれていないが、腕の消耗と言う点では大きなアドバンテージがある。速球は最速97 mphに達し、今季は常時93~95 mphと高いレベルで安定している。セカンドピッチはチェンジアップが非常に素晴らしく、プラスからプラスプラスと見るスカウトも。一方、カーブは発展途上。今季はカレッジ投手全体の中でも安定した成績を残しており、Ryne Stanekの不調やSean Manaeaの故障もあり、Mark Appel、Jonathan Grayに次ぐNo.3のカレッジ投手という確固たる地位を確立。MIAやBOSなども候補だが、落ちたとしても、カレッジ投手を熱望しているKC-#8までだろう。


Ryne Stanek, RHP, Arkansas (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 190
Last Drafted: 3rd round (10') by SEA
Ranking: BA #13/MLB #12/BLF #9
Projection: Possibly Top 10, Likely Between #8 to #17

Comments: 優れた体格と、97~98 mphに達する速球を持つ上限の高い右腕。10年も球威で有名な選手で、ドラ3と比較的上位でSEAに指名されたが、拒否して進学していた。素晴らしい腕の強さがあるが、一方で腕の力に頼って投げている印象が強く、肘への負担を気に掛けるスカウトも多い。一旦沈みこむようなメカニクスで、あまり評判は良くない。セカンドピッチは80 mph中盤に達するスライダー。プラスの変化をすることも。チェンジアップも進歩しており、カーブも投げる。コマンドは基本的に不安定でBBは多い。優れた球威で春先は投手のTop 3として、全体#1の有力候補にも挙がっていたが、13年は序盤コマンドが非常に悪く、良くない登板が続き、評価を下げた。少しずつ良くなっているが、あまり三振も奪えておらず、Top 10からは漏れそう。


Alex Gonzalez, RHP, Oral Roberts (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 200
Last Drafted: 11th round (10') by BAL
Ranking: BA #19/MLB #31/BLF #25
Projection: Mid 1st round

Comments: 両親はキューバから亡命した。速球は最速94 mph。高校時代は3Bとしても多くプレーしており、投手経験はやや浅い。カレッジ投手の中では最大の"Late Riser"で、ドラフト直前になって、いくつかのチームが、Braden Shipleyに次ぐ、No.4のカレッジ投手と見ているとも。スモールスクールでプレーしている点は少し差し引く必要があるが、それを踏まえても、素晴らしい奪三振率を誇り、与四死球率やゴロ率も優秀。


Alex Balog, RHP, San Francisco (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-5
Weight: 210
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #32/MLB #44/BLF #43
Projection: Late 1st round to 2nd round

Comments: San Francisco大というマイナープログラムながら、12年はKyle Zimmerが同じチームで投げていたこともあり、スカウトの目に留まるようになった。90 mph中盤の速球とカーブを主に投げる。"Late Riser"の1人で、ドラ1に食い込んで来るかも。


☆ Bobby Wahl, RHP, Mississippi (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 210
Last Drafted: 39th round (10') by CLE
Ranking: BA #36/MLB #30/BLF #37
Projection: Late 1st round to 2nd round

Comments: Ole Missのエース。高めのスリークォーターから、速球は常時は92~93 mphで最速95~96 mph。97 mphに達したというレポートも。利き腕側にムーブする。82~84 mphのスライダーはプラスのポテンシャル。手元で変化する78~80 mphのチェンジアップもまずまず。12年はTeam USAでクローザーとして活躍。13年は指の豆にも悩まされ、コマンドが悪化しており、三振も奪えていないことから評価を落としている。BOSのドラ2-#45に残っているなら、欲しいと思っている選手の1人。


☆ Jonathan Crawford, RHP, Florida (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 205
Last Drafted: 42nd round (10') by FLA
Ranking: BA #24/MLB #17/BLF #35
Projection: Late 1st round to 2nd round

Comments: やや小柄だが、インプレッシブな腕の強さを誇る右腕。高めのスリークォーターから、常時90 mph前半から中盤の速球を投げ、最速は97~98 mphにも達する。手元で沈む良いボールだ。スライダーは少し安定感を欠くが優れたアウトピッチでプラスのポテンシャル。カーブとチェンジアップも投げる。元々コマンドにはやや難があるタイプの選手だが、12年はこの面で成長を見せた。12年は、層の厚いFlorida大で、リリーフからスタートしたが、同期のKarsten Whitsonがケガと制球難で離脱している間に先発の座を奪い、ポストシーズンでノーヒッターを達成するなど、先発として活躍し、株を上げた。しかし13年はコマンドに苦しみ不調。


☆ Chris Anderson, RHP, Jacksonville (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 225
Last Drafted: 35th round (10') by CHC
Ranking: BA #45/MLB #16/BLF #24
Projection: Late 1st round to 2nd round

Comments: 3月初めの登板で97 mphの速球を投げていたと言われて一気に注目され、一時期はTop 10の候補とも言われていたが、そこから少し評価を落としている。


☆ Ryan Eades, RHP, Louisiana State (Jr.)

B/T: S-R
Height: 6-3
Weight: 200
Last Drafted: 19th round (10') by COL
Ranking: BA #37/MLB #29/BLF #42
Projection: Late 1st round to 2nd round

Comments: 11年のCape Cod LeagueでFreshmanながらPitcher of the Yearに選ばれた右腕。12年はLSUでKevin Gausman (BAL)に続く2番手として投げたが、やや不調に終わった。才能はあるが、思ったように成績を残せていない選手。スリークォーターから、足を大きく蹴り上げるフォームで投げる。メカニクスはクリーンでルーズと言われており、速球は常時91~93 mph、最速で95 mph程度。カーブ、スライダー、チェンジアップの3球種を投げるが、カーブはプラスのポテンシャルがある。インコースに積極的に投げる選手だが、コマンドはイマイチで、ゾーン高めに浮くことも多い。


☆ Andrew Thurman, RHP, UC Irvine (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 205
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #44/MLB #42/BLF #33
Projection: Late 1st round to 2nd round

Comments: 90 mph前半の速球に、スライダー、カーブ、チェンジアップの4球種でストライクを積極的に投げる右腕。スモールスクールで、多少地味な存在だが、実力は高い。


Aaron Blair, RHP, Marshall (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-5
Weight: 220
Last Drafted: 21st round (10') by HOU
Ranking: BA #41/MLB #35/BLF #34
Projection: Late 1st round to 2nd round

Comments: 優れた体格から安定して92~94 mphの速球を投げる。77~79 mphのナックルカーブと、84~86 mphのチェンジアップも持つ。平均球速というところではかなり魅力的な選手。ドラフト直前の薬物テストで陽性となったが、サスペンション等は受けないよう。


☆ Trevor Williams, RHP, Arizona State (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 230
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #74/MLB #51/BLF #62
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: 完成度の高い即戦力右腕。速球は90 mph前半で、短めのイニングでは最速95 mphに達する。オフスピードピッチはいずれもプラスというほどではないが、しっかりしており、いずれも平均以上になりうる。その中でも80~82 mphのスライダーが最も優れたピッチ。75~77 mphの12-to-6のカーブに、80 mph前後のチェンジアップも投げる。非常に優れたコマンド・制球力を持ち、High Floorな選手だが、今季は異様なほど三振が獲れていない。


Tyler Skulina, RHP, Kent State (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-6
Weight: 225
Last Drafted: 46th round (10') by OAK
Ranking: BA #73/BLF #93
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: 非常に巨大な体格と、ややカットボール気味に変化する、最速95~96 mphの速球が持ち味。磨かれ切ってはいないが、その分上限は高め。


☆ Trey Masek, RHP, Texas State (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 195
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #49/MLB #67/BLF #136
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: Texas Tech大のエースで、13年は開幕から3月中旬まで無失点を続けた。速球は90 mph前半。60ヤードで6.69 sと非常にアスレティックな選手。


☆ Jason Hursh, RHP, Oklahoma State (rSo.)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 200
Last Drafted: 6th round (10') by PIT
Ranking: BA #46/MLB #41/BLF #49
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: Redshirt Sophomoreでカレッジ3年目。12年シーズンはTJで全休したが、12年のサマーリーグでは90 mph後半の速球を投げており、100 mphに達したというレポートも。カーブも進歩しているようだが、体格が小さめでやや力の入ったフォームで投げることから、リリーフになりそうな選手。


☆ Teddy Stankiewicz, RHP, Seminole State (JC-Fr.)

B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 215
Last Drafted: 2nd round (12') by NYM
Ranking: BA #77/MLB #88/BLF #72
Projection: Supplemental 1st round to 3rd round

Comments: 12年も比較的上位のHS右腕だったが、直前で少し株を落し、NYMのドラ2を蹴っている。Arkansas大にコミットがあったが、取りやめてJuCoに進学し、13年もドラフトに臨む。優れた体格から、最速で93 mph程度の速球を投げる。


☆ Buck Farmer, RHP, Georgia Tech (Sr.)


B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 225
Last Drafted: 15th round (12') by MIL
Ranking: BA #98/MLB #100/BLF #124
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: 12年のドラフトでは、ドラ3くらいまでに指名されるかと思っていたが、MILのRound 15までスリップ。ただ要求額は下がることがなかったようで、同僚のBrandon Thomasと共に、カレッジに戻り、Seniorとして再びドラフトに打って出る。体格的に完成された右腕で、最速94 mphの速球を投げる。アームスロットを変えて投げることもあり、ムーブは小さい。アームスピードが速く、闘争心も旺盛。ショートアーム気味のモーション で、やや投げ急ぐ傾向もある。メカニクスも安定していない。スライダーは時折鋭く変化するが、安定感に欠け、また速球より小さいフォロースルーで投げる。 一方チェンジアップは速球と同じ振りから安定して投げられる。12年は、試合ごとに波があり、スリップする原因となったが、13年は開幕から安定して好投 を続けている。


☆ Dylan Covey, RHP, San Diego (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-2
Weight: 200
Last Drafted: 1st round (10') by MIL
Ranking: BA #133/MLB #68/BLF #139
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: こちらも3年前のドラ1で契約しなかった投手。MILが指名後、Type Iの糖尿病が発覚し、それもあってか額で折り合わず進学。最速95 mph程度の速球はよく沈み、12-to-6のカーブは3年前もトップクラスと言われていたボール。制球がバラついており、成績を残せていない。


☆ Dace Kime, RHP, Louisville (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-5
Weight: 220
Last Drafted: 8th round (10') by PIT
Ranking: BA #92/BLF #153
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: 非常に大柄な体格から90 mph前半の速球、カーブ、チェンジアップを投げる。Louisville大では、Sophomoreまではリリーフだったが、13年はカレッジ全体でもトップク ラスのファイヤーボーラ―のNick Burdiの存在もあり、今季はスターターに。一時期リリーフに降格となっていたが、最近は調子を戻して先発に復帰している。


☆ Austin Kubitza, RHP, Rice (Jr.)

B/T: L-R
Height: 6-5
Weight: 200
Last Drafted: 7th round (10') by PIT
Ranking: BA #122/BLF #108
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: 長身から88~92 mphの速球を投げる。高校生時は急に身長が伸びたことで、やや制球難に陥っていたが、Rice大では、Freshmanの頃からローテで投げ、安定した成績を残している。Sophomoreシーズンからはエースに。今季は素晴らしい奪三振率を残しているが、スライダーをかなり多投しているという面も強く、プロではそのスタイルで成績を残せるかは疑問視されている。


☆ Scott Frazier, RHP, Pepperdine (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-7
Weight: 230
Last Drafted: 5th round (10') by PHI
Ranking: BA #160/MLB #77/BLF #87
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: 常時91~94 mph、最速95 mphを頻繁に記録する速球に、カーブ・チェンジアップを持つ。非常に優れた体格を持ち、カレッジの選手としては磨かれていないがHigh Ceilingな選手。


☆ Ben Lively, RHP, Central Florida (Jr.)

B/T: S-R
Height: 6-4
Weight: 210
Last Drafted: 26th round (10') by CLE
Ranking: BA #127/BLF #123
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: 速球は90 mph前後で最速93 mph程度。割と四死球は多いが、スライダー・カーブのどちらもまずまずのピッチで三振を奪える。70 mph後半のチェンジアップも投げる。体格は良いが、少し力の入ったフォームで投げる選手でもあり、リリーフという選択肢もある。一方リリーフに専念するなら、13年ドラフトの選手の中でも最初にMLBに上がって来れる可能性があるとも。


☆ Adam Plutko, RHP, UCLA (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 190
Last Drafted: 6th round (10') by HOU
Ranking: BA #179/BLF #196
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: 11年はGerrit Cole (PIT)、Trevor Bauer (CLE)とローテを組んでいて、彼らが抜けた12年からエースを張っている。常時88~92 mph、最速で90 mph中盤にかかる速球に、チェンジアップがとても良い。カーブも平均から平均以上。コマンドも高く評価される。高めのアームスロットとトルネードタイプ の捻りこむモーションで投げる。そのフォームからJered Weaver (LAA)と比較されるし、Bauerとも少し被る。ワークホースタイプの先発になりそう。


☆ Barrett Astin, RHP, Arkansas (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 200
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #126/BLF #180
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: 13年はチーム状況に合わせて、先発とリリーフの両方を務めているが、球種豊富で先発に適応できるだろう。平均的な体格で、速球は90 mph前半だが、リリーフなら最速95 mphに達する。消えるように落ちるスプリットチェンジがアウトピッチだが、新たに身に付けた87~90 mphのカッターも素晴らしいそう。


Myles Smith, RHP/SS, Lee (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 170
Last Drafted: 16th round (12') by NYM
Ranking: BA #108/BLF #55
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: 昨季はMiami-Dade JuCoからNYMにピックされたが、契約せずに進学している。SSも務める非常に運動能力の高い選手で、速球が昨季の最速93 mphから、最速97 mphまで出るようになり注目されている。チェンジアップも素晴らしいアウトピッチで、スライダーにも進歩が見られる。


☆ Nick Petree, RHP, Missouri State (rJr.)

B/T: R-R
Height: 6-1
Weight: 195
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #259
Projection: 3rd round to 10th round

Comments: 10年にTJを受け、1年間プレーせずRedshirtとなっている。12年はRedshirt Sophomoreとして、12年のドラ1でCHCにピックされたPierce Johnsonを抑えて、エースとして投げた。5月中旬まで73.0 IPの無失点記録を続けるなど出色の出来。80 mph後半から90 mph前半の速球に、チェンジアップが素晴らしく、カッターやカーブも交える。支配的な選手ではないが、非常に優れたコマンドを持ち、多少大げさだろうがGregg Madduxタイプとも。


☆ Mike Mayers, RHP, Mississippi (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 205
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #188/BLF #215
Projection: 3rd round to 10th round

Comments: Ole Missで、Bobby Wahlと共にローテを務める。12年のCape Cod Leagueで活躍し、BAからリーグのNo.17 Prospectとされた。速球は大抵88~92 mphで最速95 mph。スライダーは平均以上で、チェンジアップも投げる。


Dan Child, RHP, Oregon State (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-5
Weight: 225
Last Drafted: 48th round (10') by PIT
Ranking: BA #275/BLF #157
Projection: 3rd round to 10th round

Comments: 優れた体格から92~96 mphの沈む速球を投げ、ハードスライダーも良いと言われるが、コマンドが不安定でやや結果が伴っていない。チェンジアップは発展途上。13年はMatt Boyd、Ben Wetzlerらと強力ローテを組むと見られていたが、コマンドがさっぱりでウィークデイローテへ降格。


☆ Nick Vander Tuig, RHP, UCLA (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 195
Last Drafted: 39th round (10') by TOR
Ranking: BA #145/BLF #189
Projection: 3rd round to 10th round

Comments: UCLAでAdam Pultkoと二枚看板を組む。11年にPlutkoがGerrit Cole (PIT)やTrevor Bauer (CLE)とローテを組んでいた時はチームのクローザーだったそう。速球は90 mph前後で、チェンジアップが良く、イニングを稼ぐ、ワークホースタイプという点で、Pultkoとよく似ているが、コマンド面では少し劣る。ただ今季はPlutkoを上回るパフォーマンスで、BAのランキングでもPlutkoより上位にランクされている。


☆ John Simms, RHP, Rice (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-3
Weight: 210
Last Drafted: 39th round (10') by WAS
Ranking: BA #377/BLF #235
Projection: 3rd round to 10th round

Comments: スリークォーターからの沈む速球は大体88~92 mph。ポテンシャルのあるカーブにチェンジアップも投げる。体格は悪くないがスタッフへ平凡。13年は先発をメインに務めているが、リリーフ歴の長い投手で、将来的にはロングリリーフやモップアップに移りそう。


☆ Konner Wade, RHP, Arizona (Jr.)

B/T: L-R
Height: 6-3
Weight: 190
Last Drafted: 35th round (10') by ARI
Ranking: BA #403
Projection: 2nd round to 5th round

Comments: Arizona州生まれで、Arizona大、10年にはARIにドラフトされている。90 mph前半の速球とカーブを投げる。12年のSTではストライクすら投げられない状態だったが、そこから調子を上げ、College World Seriesで好投。


☆ C. K. Irby, RHP/1B, Samford (Jr.)

B/T: R-R
Height: 6-2
Weight: 190
Last Drafted: Never Drafted
Ranking: BA #237
Projection: 3rd round to 10th round

Comments: 12年のCape Cod Leagueで、カレッジの同僚のPhillip Ervinと共に活躍して注目された。元々は打者としての方が有名だったが、今季は投手としても安定した活躍を続けており、投手としてドラフトされそう。速球は91~92 mphがメインで、カッターと80 mph前半のチェンジアップを投げる。体格的にさほど大柄でなく、やや力の入ったフォームで投げるため、将来的にはリリーフと見られる。


Tony Rizzotti, RHP, Tulane (rSo.)

B/T: R-R
Height: 6-4
Weight: 225
Last Drafted: 28th round (10') by COL
Ranking: BA #180/MLB #96/BLF #246
Projection: 3rd round to 10th round

Comments: Freshman時はTCUでプレー。SophomoreのシーズンはGrayson大に転校するが、両膝のケガで1年間プレーせず。今季はRedshirt SophomoreとしてTulane大のエースを務める。速球は最速95 mph。スライダーがアウトピッチでスプリッターも投げる。

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