2023年1月31日火曜日

23' Today's Topics - 1/30

[Today's Topics]

Matt Barnesを放出して、左腕のBleierを獲得。トレードに関する雑感はTransactionの欄に記載しましたが、これで投手陣の顔ぶれは基本的には出揃った形か。

6人ローテなのか、誰かがリリーフに回るのか不明だが、先発候補がC. Sale、Bello、Pivetta、KluberにWhitlock、Paxton。

加えてブルペンが、Jansen、C. Martin、Houck、Schreiber、J. Rodriguez、Bleierの7人に、現状だとBrasier。Z. Kelly、Ort、W. Millsといったボーダーのリリーフデプスに加えて、Crawford、Winckowskiは基本マイナースタートか。

Winckowskiはまだしも、CrawfordはMLBで使って行って欲しい段階なんですがね。まぁ昨年はブルペンではイマイチだったりしたので、育成という要素を省くならマイナースタートでも仕方ないのかもしれないが、23年の見通しが暗い中では、中途半端なブリッジのベテランよりも若手を優先して欲しい気持ちもある。

とは言え、全員が健康で1年期待通りのパフォーマンスを見せるはずがないので、いずれにしても若手の突き上げは必須。

投手で言えば、CrawfordやWinckowskiも勿論だが、Mata、Walter、C. MurphyのMLBデビューはノルマだと言えよう。何度か書いているかと思うが、いずれもブルペンでもウェポンになる可能性のあるタイプだし、理想的にはチームの秋のPOレースをそちらから後押ししてくれると良いですね。

2023年1月26日木曜日

23' Today's Topics - 1/25

[Today's Topics]

2件の動きが。一つはJosh Taylorを放出して、KCからMondesiを獲得。E. Hernandezを内野メインで使うことを含めて、2B/SSがHernandez、Mondesi、Arroyoの3枚という体制に。頭数は一応足りる形にはなった。

Taylorも以前の輝きを取り戻せば有用になる可能性はあったものの、ロスター枠のことも考えると、現状浮いているのは間違いなく、ロスター整理を兼ねて有望株を出さずに必要な箇所に選手を足せたのは良かった。とは言え、Mondesiの打つ方に現状何かの期待をかけるのは難しいが。

期待値が低すぎて、それを上回る可能性もなくはないが、補強と言って良いのか、ちょっと悩ましい気も。まだもう一枚獲ってそれこそ完全な控え扱いで使うなら、守備や走塁まで含めるとまずまずなのかもしれない。+$2MほどCBTのラインを圧迫してまで、打てない控えIFを補強と考えると微妙感もあるが。

またその上で、HernandezをSSメインで起用するという方針には疑問。フルタイムのSSをプレーできるのか不安はある。もしSSとしてしっかりプレーできるなら、それこそ来オフにQOを仕掛けても良いくらいの価値は出て来るかもしれないが。

もう一方は、Duvallの枠を空けるのに、BarnesをDFA。粘着剤の使用による成績水増しがあった可能性は高いし、契約延長は詐欺にあってしまったと言えなくはない。個人的には、あの時の状況では契約延長は判断としては正しかったと思うし、不運な結果にはなってしまったと思う。こればっかりは責任問題を言うのはBloomさんには少し申し訳ない。

一方でここでDFAという判断は意見が分かれるところか。昨年終盤は少し盛り返したとは言え、粘着剤禁止以降の投球は勝ちパターンはおろか、ミドルリリーフですら落第点である一方で、リリーフの序列的なところから考えると、少なくともW. MillsやOrtの期待値よりは上のような気もするが。

そもそもコスパからすると、Brasierにテンダーしないという選択肢もあったと思うが、それをしなかった現状で、BarnesよりはBrasierの方が少し上という意見自体は頷けるものもある。

しかしMLBで実績ゼロで、年齢的にも絶対的な伸びしろがあるとも言いづらい上の2人を残して先にBarnesをカットというのは保有期間くらいしか理由がつけづらいのだが。マイナーオプション持ちということでは、Z. KellyやF. Germanもいる訳で。

まぁこちらもまだ左腕リリーフあたりを獲る可能性もあるし、そこまで踏まえての動きなら一応理解もできる。まぁ野手の状態からしていくらブルペンにコストを掛けようと、POへの道はまだ霞んだままなのだが。

2023年1月23日月曜日

Former Sox Prospect Review: Lyonell James, 3B/1B

今回は、22年にUSデビューした中でも特に優れた打撃を見せた、Lyonell James。まだポジションの割にパワーを見せらせていないものの、その辺りが成長すれば大きく飛躍するかも。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Bryan Green

[Player Data]

Name: Lyonell James (リオネル・ジェームズ)
Full Name: Lyonell Andres James
Position: 3B/1B/(SS)
Born: October 14, 2002
Birthplace: San Pedro de Macoris, Dominican Republic
Height: 6-3
Weight: 165
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (July 2019)
Signing Bonus: $440,000
How Left: Released (March 2024)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

長身だが、まだ線が細く身体的に未成熟。パワーアップが求められる。優れたバットスキル。身体が向上すればパワーが伸びる余地があるだろう。他の選手との兼ね合いで1Bを守ることもあるが、3Bでプレーできるツールは持っている。


[Background]

既にリリースされているが、兄のAxel Jamesも元BOS傘下のマイナーリーガー。弟の方が有望株としての評価は高い。


[Profile]

21' : DSLでボーナス額の期待に恥じない、安定した打撃を披露。三振が少なく、バットコントロールは期待できそう。パワーはあまり発揮できなかった。

22' : FCLで、優れたバットコントロールを見せ、アベレージの見た目だけでなく、BB/SOがほぼ1と、簡単に空振りしない確かな才能を見せた。他の選手との共存のために1Bが多くなったが、3Bを守る力はある。気になるのはパワー面の向上。ポジションと打率に反して、下位を打つことが多かった。

23' : Low-A Salemでブレイクに期待していたが、低空飛行が続いた。ポジションの割にパワーが無いのが厳しい。

24' Mar. : あっさりリリース。


[Comment]

海外FAの3Bはこれまではやや育成が上手く行っていないが、それらの選手に比べてコンタクト面は明らかに上回っている。身体が成長することを期待したい。

Prospect Profile: Angel Bastardo, RHP

今回は、昨年Low-Aで先発に台頭した、Angel Bastardoくん。2年前までは平凡なロスターフィラー止まりの投手のように見えたけど、球速の向上があって期待度を増しているようです。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Bryan Green

[Player Data]

Name: Angel Bastardo (アンヘル・バスタルド)
Full Name: Angel Jose Bastardo
Position: RHSP/RHRP
Born: June 18, 2002
Birthplace: Moron, Venezuela
Height: 6-1
Weight: 175
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: Not drafted
How Acquired: International free agent (July 2018)
Signing Bonus: $35,000
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

投手としては大柄ではないが、まだ成長の余地がある。速球は向上しており、現在は常時93~95 mph、最速97 mph。カーブとチェンジアップはまだ不安定だが、変化は悪くない。


[Profile]

19' : DSLのローテでプロデビュー。奪三振率はあまり高くないが、被打率が優秀で、制球も良い。あまり支配力は無さそうだが、17歳の1年目としては合格点。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

21' : FCLで、終盤戦多く先発で起用されたが、被打率が悪く、ノーインプレッション。

22' : Low-A Salemで、常時90 mph中盤と球威が伸び、多士済々のチームでローテに座り続けた。制球、コマンド等、まだまだ粗削り感があるが、ゴロ率も高く、力はある印象。

23' : 序盤はHigh-A Greenvilleで、マイナー全体でも最も優秀な部類の空振り率を記録。中盤以降やや捉えられる試合が増えたが、顔見せのAA Portlandでの登板も含め成長を見せ、Rule 5ドラフトのプロテクト候補にも名前が挙がるところまで来た。


[Comment]

もう少し先発で育成する可能性が高いけど、体格と球威的にリリーフに移して一気にマイナーの階段を駆け上がらせることも考えたい選手という印象。

Former Sox Prospect Review: Devlin Granberg, 1B/OF

今回は、傘下上層の1B/OF、Devlin Granberg。年齢的な部分も含め、そろそろProspectとは呼びづらい立ち位置ですが、右打ちの1B/OFはTriston Casasと補完性が良く、Pedro CastellanosがMiLFAで出て行ったのでライバルが減ったし、チャンスがあれば。

Photo from SoxProspect.com, Credited to Kelly O'Connor

[Player Data]

Name: Devlin Granberg (デブリン・グランバーグ)
Full Name: Devlin Granberg
Position: 1B/RF/LF/CF/(2B)
Born: September 8, 1995
Birthplace: Hudson, Colorado
Height: 6-2
Weight: 225
Bats: Right
Throws: Right
Drafted: 6th round, 2018
How Acquired: Draft
Signing Bonus: $40,000
College: Dallas Baptist
High School: Holy Family HS (CO)
How Left: Retired (July 2023)
Player Link: MiLB.com, Fan Graphs, Baseball Reference, SP.com, Youtube


[Scouting Report]

スウィングスピードは平均的だが、コンパクトなスウィングで優れたコンタクト能力を見せている。積極的に深いカウントまで持ち込むタイプではないが、選球眼自体はまずまず。1Bでも多くプレーする選手としてはパワーは平凡。また本人もHRヒッターではなく、アベレージヒッターという認識で、レベルに近いスウィングでギャップに打つ。スピード、肩は平凡だが、CFもそれなりに守り、1Bとしては優れた守備者だ。


[Background]

シニアーながら、ドラフト時のランキングはBA #245/PG #408。


[Profile]

18' : SS-A Lowellでプロデビュー。良い打撃を見せた。パワーはポジションに割にはもう一歩な感じだが、コンタクト、選球眼と安定している。

19' : 前半戦はCasasと1B/DHで併用されながら、Low-A Greenvilleで良い打撃。序盤パワー面がイマイチだったが、徐々にHRも増えた。Casasより一足先にHigh-A Salemに来て、P. Castellanosがいることもあり、LFでの起用も増えたが、打撃は適応に苦しんだ。

20' : COVID-19によりシーズンキャンセル。

21' : 序盤High-A Greenvilleで圧巻の打撃を見せ、早々にAA Portlandへ。昇格直後は好調で、8月に突如絶不調に陥ったが、最後は復調してシーズンを終えている。

22' : 出遅れの後、AAでは猛打を見せて早々にAAA Worcesterへ。ただ終盤戦はケガに泣いた。前年17 HRのパワーがは大きく後退。

23' : 背中のケガで開幕からマイナーの60日ILに。

23' July : 引退。


[Comment]

もう少しパワーがあれば一度試してみたい選手。現状でもコンタクト能力は見せているので、他の選手次第ではチャンスがあるかも。

2023年1月21日土曜日

23' Vanderbilt Commodores Roster

昨年は久しぶりに下位に低迷したVandyの23年シーズンがもうすぐ開幕。投打とも軸が細い感はありますが、All-AmericanのCarter Holton (So.-LHP)とEnrique Bradfield (Jr.-OF)という投打の軸を中心に経験を蓄える年にしたい。


[Pitchers]

Jack Anderson, RHRP, Sr.
Greysen Carter, RHSP/RP, So.
Bryce Cunningham, RHRP/SP, So.
Michael Doolin, RHP, Sr.
Andrew Dutkanych, RHRP/SP, Fr.
Devin Futrell, LHSP/RP, So.
Ryan Ginther, LHRP/SP, So.
Sam Hliboki, RHRP/SP, Sr.
Carter Holton, LHSP, So.
David Horn, RHRP, Fr.
Nick Maldonado, RHRP, Sr
Grayson Moore, RHRP/SP, Jr.
Hunter Owen, LHSP, Jr.
Colton Regen, RHRP, So.
Patrick Reilly, RHRP/SP, Jr.
Tomas Schultz, RHRP/SP, Sr.
J.D. Thompson, LHRP/SP, Fr.

2023年1月19日木曜日

23' Today's Topics - 1/18

[Today's Topics]

Duvallと契約。額と右打ち、また手薄なCFをそこそこ守れるという点で、ロスターにはフィットした存在。ただ彼を控えではなく、ある程度レギュラーで使って行くという構想は、今季はブリッジイヤーと言っているようなもんだし、それなりの額をはたいてJansenあたりと契約したのもちょっと微妙な印象になりますが。

それに、今のままだと、E. Hernandezを2BもしくはSSで常時使うような布陣になりますが、彼の持ち味であるCF守備やUT性を取り去ってしまうと、わざわざ延長したのもどうなのかな~という感も受けます。まぁ全てが自分たちの思い通りに動くはずがないので、当初の目論見がズレてしまうのも多少は仕方ないのでしょうが。

まぁでも取りあえずJosh Harrisonの契約は反対かな。右打ちかつ手薄なSSにほぼ対応できない選手を更に加えるよりは、SSを守れるJose Iglesiasや左打ちのE. Valdezを使う方がよっぽど理にかなっているかと。どうせ打撃はどんぐりの背比べでしょうし。

2023年1月16日月曜日

23' International FA - BOS Signing Information

BOSの海外FA契約情報です。今季はランキングTop 10レベルの上位選手は1人だけでボーナスプールを使い切るくらいまで高騰。BOSはここ数年同様に最大でも$1.5M程度の選手までしか追わずに分散契約。一本釣りはリスク高いし、良いかと。太字は契約確定選手(斜字は確定前だが契約予定と見られている選手)。


[23' BOS International FA Signing]

Yoeilin Cespedes, SS, Dominican Republic ($1.4M) : MLB #25。17歳。Howie Kendrickに似ていると言われ、オフェンス型の選手。優れたコンタクトにパワーも平均以上になりそう。守備のツールは飛び抜けておらず、2Bや3B向きとも。(1/15)

2023年1月14日土曜日

23' Today's Topics - 1/13

[Today's Topics]

正月休みも完全に終了し、Storyのことがあって、週末の今日くらいに何らかを動きを見せるかと思いましたが、調停回避等で忙しかったのか今のところ動きなし。

MIAはMiguel Rojasを出してしまったので、Joey WendelはMIAの余剰の先発とパッケージでそれなりの有望株を出さないと出てこなそうな印象。MIAの先発獲得にCOLがBrendan Rogersを出すかもなんて話もあり、M-IFを必要とするチームはCOLに注目するのでは、とも。

BOSの方では、ソースは確かかわかりませんが、Jose Iglesias、Adam Duvallに興味とか。後者はポジション的にはフィットしているし、パワーもあるんですがね~。右打者なので、Fenwayで無理に振り回さずにGreen Monsterに、という打撃にマイナーチェンジできるなら多少は底上げされるのかもですが。

Pitchers and Catchers reportまであと1ヶ月かな?現状だとSS/2Bは、Arroyo、E. Valdez + E. Hernandezで迎えるので、さすがにそこまでには何かあるとは思いますが。

2023年1月11日水曜日

23' Today's Topics - 1/10

[Today's Topics]

Storyが右ひじ腱の手術で半年強のアウト。オフに痛める訳でもないだろうし、シーズン終わってすぐに対処していれば、5月頃には戻れる可能性もあった気もしますが。昨年肘を痛めたなんて話がありましたっけ?

COL時代のケガにより送球が落ちてることもあって、SSよりも2Bと言われている状況で、証拠なく文句を言っても仕方ないですが、古傷の可能性もあるし、契約時のメディカルチェックは機能していたのか疑問も。言いたかないですが、セールになったからといって飛びついた判断も現状失敗気味に。

CBTのリミットも近い中、BloomさんはUp-the-Middle (E. Hernandezの2B/SS起用の可能性も踏まえてでしょう)に2枚以上、あとは投手のアップグレードを考えているとか。今の足元を見られる状況で、全部トレードで、というのもこれまでの手腕からして不安が拭えませんがどうか。

(追記)Storyのケガは12月のスローイングプログラムでのことと。肩のケガ等をかばって投げていたダメージ等があったところに、SSに戻る可能性も含めて強く投げてダメージということなのかもですね。また、Deversの延長は1年契約合意後ということで、23年のCBTは$17.5Mで計算とのことです。贅沢税までは約$20Mくらいのよう。

2023年1月8日日曜日

23' Today's Topics - 1/7

[Today's Topics]

J. Turnerと年を跨いで正式契約。あとはKluberの正式発表を控えており、加えて最低限もう1枚は野手が必要。Turnerの枠確保にD. HernandezをDFAしたところですが、残り2枠の40人枠確保が必須。

元有望株であっても、Jeter DownsやR. Hernandezのように枠を外される選手も出て来ざるを得ない状況で、Seaboldあたりはそろそろボーダーラインか。あとはやはりブルペンのカードが整理対象になって来るでしょう。

ホントかどうか不明ですが、Brasierには数チームが興味とも。あとはJ. Taylor、Ort、W. Millsあたりは開幕ロスターに食い込める可能性が低めなので、DFAからのクレームもあるか(Millsはわざわざトレードで獲得しているので最後の最後かと思いますが)。

この前、MLB Trade Valueの記事を書きましたが、Houck、Schreiberは比較的価値が高いことになっており、特にSchreiberはSell Highになる可能性もあるので、どちらかとミッドレベルの有望株を絡めて上手く野手の穴埋めに動いて欲しいところです。

22'-23' Offseason Boston Red Sox -Jan.-

1月です。Deversとも延長でき、また年末のJ. Turner、Kluberの契約である程度は戦力が揃って来たものの、残り予算を踏まえて野手の残りピースをどう動くのかな(前記事はこちら)。


[Transaction]

〇 1/3
Signed 3B Rafael Devers to a one-year contract, avoiding arbitration.

Deversと調停回避の$16.9Mで合意。ボーナスが$600Kほど付くよう。Deversも来年FAで大型契約を手にするのはほぼ確実だし、あまりごねてもという感じなんでしょうかね。

2023年1月5日木曜日

23' Today's Topics - 1/4

[Today's Topics]

Deversと契約延長に成功。Xander Bogaertsの引き留めと同等か恐らくそれ以上に今オフ最大のタスクだっただけに、額や年数がどうこうと言う前にひとまず素晴らしい戦果と喜びましょう。

多少の問題としては、やや情報が錯綜しているものの、23年は$17.5Mサラリーながら、11年分のAAVの約$30MをカウントするとCBTが$224Mとなり、贅沢税リミットまで$9Mとなってしまったことか。

せっかくDeversと延長したものの、23年を無駄にしないつもりなら、残り$9MでM-IFとできれば右打ちOFも欲しいけど、夏に多少出入りがあるとして、これだとElvis Andrusあたりも難しそうですね。

少なくともM-IFは欲しいところですが、Jose Iglesiasに帰って来てもらうか、もしくは有望株を消費して、恐らく帯に短しレベルの選手が関の山でしょうが、トレードを画策するか。

2023年1月4日水曜日

23' Today's Topics - 1/3

[Today's Topics]

MLBTRのMIAとのトレードに関してコメントくださる方が多かったので、ご存じの方も多いかもしれませんが、"MLB Trade Value"というサイトでトレードのつり合いに関して一定の情報が得られるので、それを参考に考察を。

Surplus (選手の価値からサラリーを引いたトレード価値的な数値)が、MIAがトレードのコマにして来そうな先発で言うと、Pablo Lopezが38.7、Edward Cabreraが14.8、Jesus Luzardoが28.0。M-IFではJoey Wendelが3.1、Miguel Rojasが4.9です。ちなみにCy YoungのSandy Alcantaraは144ですね。

対するBOSのSurplusの高い方から言うと、Mayer (55.4)、Casas (41.3)、Devers (36.4)、Whitlock (34.4)、Bello (33.2)、Schreiber (19.0)、Houck (18.5)、Rafaela (15.1)、Bleis (13.6)、Romero (8.7)、Yorke (8.0)となります。

WendelやRojas単独であれば、Jordan (5.0)でもお釣りが来るということになり、そりゃMIAは欲しいかもしれませんが、さすがに単独でCasasを要求はあり得ないでしょうから、CabreraかLuzardo込みでどう?という提案なのでしょう。

若い先発がいらないとは言いませんが、1Bの再補強も必要になるだろうし、まぁあり得ない一方的な提案だとは思います。一方でSDのHa-Seong Kimは18.4なので、SchreiberかHouckを出せば対等となるので、これはありかなと。(もう少し要求しては来るでしょうが。)

2023年1月1日日曜日

23' BOS My Top 50 Prospect Ranking

皆様明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。Brayan Belloの卒業がありながらも、Top 7の有望株は全体のTop 150~200の候補に名前が挙がりそうな選手たちだし、全体的に層はかなり充実して来ている。

一方でランキングを作成し始めた頃からでも、Thaddeus Ward、Noah Song、Andrew Politi、Jeter Downsと4人も選手をタダで失っており、40人枠/Rule 5ドラフトの管理が難しくなってきている。各ポジションの将来像をイメージしながら動いていく必要がある。

*26歳以下の選手が対象。( )内は昨季のランキング。NRは昨季のTop 30圏外だった選手、Newは今年度からの新加入選手。


[23' BOS My Top 50 Prospects]

1 (2). Triston Casas, 1B : Rank A。AAAではケガもあり100点満点のシーズンではなかったが、最終盤にMLBの投手を相手にしっかりとした対応を見せたことを評価してNo.1とした。23年は開幕から1Bを務めてくれるよう、しっかりとオフを過ごして欲しい。